オタクにならないネルシャツの選び方ガイド

ネルシャツ=アメカジの定番ですが、一方でオタクファッションの定番でもあります(笑)。ここではオタクっぽく見せないための3つのポイントを解説していきましょう。

オタクにならないネルシャツの選び方ガイド

当たり前のように言葉にしているけど、そもそもネルシャツとは

ネルシャツとは、「フランネル」と「シャツ」をあわせた造語。フランネルは、縦糸・横糸とも紡毛糸を用いて平織りまたは綾織りしたソフトで軽い織物のことで、製織後に軽く縮絨されているのでやや毛羽立ちがあり、素朴な雰囲気が特徴です。イギリスのウェールズ地方でつくられたのが始まりとされており、名称はウェールズ語でウールを意味する「グラネン」から。もともとはウール生地のそれを指しますが、日本ではコットンや化学繊維のことも含めて日本ではフランネルと呼ばれることが多いです。ちなみに厚手のフランネルはフラノと俗称され、手触りがソフトで霜降りのモノが多い。

オタクっぽさを回避するには柄・色・形の3つを意識しましょう

オタクっぽさを回避するには柄・色・形の3つを意識しましょう

ネルシャツは、何の考えもなしに着ると、「あの人オタクっぽい…」と思われてしまう危険性を有しています。アメカジ好きの大人が注意すべきは柄の大きさ・色合い・シルエットの3要素です。そのどれかひとつでも後述するポイントに当てはまれば、オタクっぽさは簡単に回避できます。

柄編:大ぶりすぎない柄、もしくは少しボケ感のある柄が大人には似合います

格子柄が大きく、主張あるネルシャツはきわめてポピュラーですが、その分“オタクっぽさ”もやや強め。大柄すぎない、小ぶりから中ぶり程度のチェック柄のほうがこなれて見えるのは確実です。また、少しボケ感を保たせたチェック(=オンブレチェック)も、柄のアピール度が控えめなのでスマートに着こなせるはずです。

チェック柄のなかでも特にポップなブロックチェックながら、これくらい控えめなサイズの格子柄なら大人カジュアルにもマッチ。アウターと足元の黒でトーンを落ち着かせたのもキー。

カラフルな配色で彩られた『カトー』のネルシャツですが、チェックが大柄ではないためシャープな見栄えです。ヌケ感のあるベイカーパンツとのコンビで肩の力を抜いた装いに。

今ドキっぽいコンパクトなチェック柄のおかげで、オタク感は皆無。ボトムスにはカーキパンツを持ってきて、ミリタリー×アメカジの異テイストミックススタイルを形成しています。

ぼやけた表情のオンブレチェックシャツは、ひと味違うあか抜けたアメカジテイストを演出してくれる存在。中からチラッとのぞかせれば、シンプルコーデの好スパイスとなります。

ミディアムサイズの上品な格子柄が採用された『アーバンリサーチ』の一枚をリブデニムにオン。さらに、落ち着いたトーンのMA-1を羽織って今日的なムードを加速しています。

カラー編:ダークトーン基調のネルシャツならシックに着られます

続いてのチェックポイントはネルシャツのカラーです。ネルシャツと言うと刺激的な原色系が頭に浮かぶと思いますが、それはこなれた男の選択肢として100点ではありません。もっともおすすめしたいのは、シック&クールな印象をまとったダークトーン基調のモデル。驚くぐらい簡単に大人アメカジが実現できるでしょう!

主役は『シップス』の濃紺ネルシャツ。通常は存在感の強いウィンドペンチェックですが、こちらはうっすらとした色合いで都会的な表情です。ベージュチノ&ローファーでモダンアメカジに。

地の色もペーンもダークカラーの大人顔シャツだから、薄色デニムと合わせてもやんちゃっぽさはゼロ。本来ネルシャツとは合わせにくいきれいめチェスターとも好相性を見せます。

『ボヘミアンズ』のシャツを羽織って、インナーにはロゴT、ボトムスはデニムとかなりカジュアル志向。しかしながら、色みを抑えたおかげでその仕上がりにはシックさが漂います。

オタクっぽく見える懸念のあるチェックネルシャツも、これくらい抑えたカラーならスマート。ニット調のダウンJKTをオンして、あたたかみのあるアメカジをメイクしています。

同系色の落ち着きあるネルシャツ&ベストの重ね着によって一体感を出せば、ハードなクラッシュデニムも子どもっぽく見えないという好例。大人のアメカジには引き算が大事なんです。

シルエット編:おしゃれに装うならジャスト〜タイトめのシルエットを厳守

3つめのキーポイントはシルエットです。ネルシャツはカジュアル&リラックスなイメージが強いこともあり、ルーズフォルムの子どもっぽいモデルではあか抜けた雰囲気は出せません。ジャストサイズorナローに昇華された、今日的な一枚をチョイスすると着こなしがうまくまとまりす。また、着丈も短めのほうがより洗練された雰囲気です。

最低限のアイテムでまとめた、いたってシンプルなアメカジなのにオシャレに見えるのは、サイズバランスの賜物です。足元のウイングチップで品のよさを加えるテクニックも真似したいところ。

ボトムスのスウェットパンツがスポーティーな分、チェックシャツは細身&モノトーンの洗練されたモデルをピックアップ。今日的なスポーツアメカジスタイルを築き上げています。

タイトフォルム&ショート丈の現代的なネルシャツは『サイコバニー』。シャツと同じく起毛感のあるウールパンツを持ってきて、ベーシックながら表情豊かなコーデを実現しました。

モダナイズされたネルシャツならば、上品なテーラードジャケットともこの通りベストマッチ。ハイテク感あるポンプフューリーで足元を外すあたりもニクいテクニックです。

シャツ、パンツともに『ビューティー&ユース』を着用。ナローなサイズ感で統一すれば、このように発色明るめのスタイリングでもアーバンなムードに振ることができるんです。

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