これ見よがしにならない。柄ネクタイの組み合わせ方

ネクタイといえば、一般的には斜めのストライプや小紋柄や水玉模様などの柄モノが多いですよね。柄はもちろん色によって、合わせ方にルールがあるんです!

これ見よがしにならない。柄ネクタイの組み合わせ方

スーツスタイルがワンランク上がる! Vゾーンメイクの5つのヒント

実は長いこと「無地のネクタイ」をおすすめしてきたのですが、実際のところは皆さん柄ネクタイが多いのが現実です。そこでストライプタイや小紋タイ、ドット柄など、おそらく誰もがお手持ちの柄ネクタイを、上手に着こなすためのヒントをご紹介しましょう。「スーツ姿がなんだかキマらない」という方、必見です!

ヒント1

”ストライプタイ”は、ストライプのスーツ&シャツと合わせないのが基本

ストライプ柄のネクタイは、白無地もしくは白地に同色の織柄シャツにのみ合わせます。ストライプシャツと合わせてはいけません。縞地に縞を重ねるのは非常に高度なテクニックなので、素人がやると「なんだかスーツ姿がキマらない……」に陥ります。慣れてきたら、幅の異なるストライプタイとストライプシャツ&スーツを合わせられるようになるのですが、自分がスーツ上級者だと思えるようになるまでは敬遠するのが無難です。

ヒント2

“小紋柄”のネクタイは、柄の中にスーツあるいはシャツの色を拾う

小紋柄のタイはたいてい多色使いです。合わせ方の基本は、ネイビースーツには、ネクタイの地色、もしくは小紋柄にどこかネイビーを使っていること。まったく1色もリンクしないネクタイは、どうしてもVゾーンだけが浮いてしまいがちです。ほんの1色合わせているだけで、驚くほどVゾーンは安定します。グレーのスーツを着るときは、スーツに近いグレーの色を、ネクタイの地もしくは柄に使っているものを選びます。

ヒント3

“ドット柄”は、小さければ小さいほど上品に見えます

ドット柄は世界で初めてのネクタイ柄といわれていまして、丸い玉が等間隔で並ぶ様子から、秩序・安定・整然を表すとされますので、まさにビジネスマンに最適な柄なのです。ドットの大きさによって、ピンドット(水玉の径が5mm以下)、ポルカドット(水玉の径は10mm前後)、コインドット(水玉の径が20mm前後)などと呼称も変わりますが、ドットの径は小さければ小さいほどドレッシーとされます。そのため、ビジネスタイルにはせめて5mm以下をおすすめします。大きくなるほどポップになり、大きすぎると芸人さんの舞台衣装みたいになるのでご注意ください。

ヒント4

“ペイズリータイ”は、単色柄を選んでチーフで分散させる

ペイズリー柄はクラシックなスーツにふさわしい柄タイです。とはいえ30代には手を出しにくいかもしれませんよね。そんなときは単色のペイズリータイがおすすめです。多色使いのものならどこか1色にスーツの色とリンクさせますが、単色ペイズリーの場合は、ポケットチーフにネクタイの色を使って分散させると収まりよくまとまります。

ヒント5

スーツとネクタイのトーンを合わせる

実はこれが一番簡単そうで難しいのですが、ネクタイコーディネートの要となります。つまり、ダークネイビーのスーツには同じトーンのダーク系のタイを合わせるということです。ネイビーが明るめならば、ネクタイのトーンも明るめのものを合わせます。グレースーツの場合も同様で、チャコールグレーにはダーク系、ライトグレーには淡色のネクタイといった具合。もちろんあえてコントラストをつける合わせ方もあるのですが、このトーン合わせが中途半端だと「なんだかキマらない……」になってしまいますので、まずは基本のキとして「スーツとタイのトーンを合わせる」を覚えておいてください。

ZOZOTOWNから厳選。ライターが選ぶネクタイ指名買いショップ&リスト

ネクタイのイロハを学んだら新調したくなるのは当たり前のこと。そこで、ZOZOTOWNの人気3ショップから、大人向けのアイテムを厳選しました。紹介したヒントと合わせて、ぜひおしゃれにコーディネートしてみましょう!

ショップ1:ビームス メン

1976年創業の日本のセレクトショップの草分け的存在ですが、ネクタイを買うならビームスメンへ。こちらのセレクトは、単にメーカーやブランドの打ち出しをそのままもってくるのではなく、世界的なファッション業界人やビジネスマンの傾向から導き出した「今何を着ていたらおしゃれなのか」を提案していますので、間違いのない「流行」が揃っています。

『ドレイクス』ウールチェックネクタイ

柄はグレンチェック、素材はウールのネクタイです。おそらく皆さんのクローゼットに一番多いのはシルクのつるつるとした素材のネクタイだと思います。夏場の梳毛系のスーツにはともかく冬場の起毛感あるスーツには、こんなウールのタイが似合います。そのうえこの英国的なグレンチェック。今まさにトレンドの「英国調」をど真ん中でいく色柄ですね。グレンチェックのスーツで出勤するのは気合いが入りますが、グレーのスーツにグレンチェックのネクタイなんておしゃれですよ。

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『ドレイクス』シルクウールレジメンタル

こちらもウールタイですが、斜めに走るストライプにはレップ織りのシルクが使われています。こちら柄としてはストライプなのですが、柄が目立たず無地っぽく見えるところがポイントです。そのため、合わせやすく使い勝手のいい一本。シンプルなものが好みの方におすすめです。

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『ドレイクス』3カラーレジメンタル

こちらはおなじみのシルクタイ。このネクタイのいいところは、ストライプ柄の幅が太いので、ストライプシャツやストライプスーツの縞のピッチとけんかすることなく合わせられるということ。また、ネイビー×グレー×ブラウンの配色なので、ネイビースーツにもグレースーツにも合わせられるところです。これ一本あれば、手持ちのスーツならほとんどカバーできてしまうわけです。さらにブラウンのストライプはイタリア語で「アズーロ・エ・マローネ(紺と茶)」といわれるメンズカラーリングで相性のよい組み合わせです。簡単にイタリア男風のVゾーンコーディネートが仕上がりますよ。

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ショップ2:シップス

前身をミウラ&サンズ、さらにさかのぼると上野アメ横の三浦商店という米軍払い下げのサープラス屋となります。日本におけるセレクトショップの元祖といってもいいショップです。メンズドレスの品揃えに関しては、ベーシックかつシンプルな方向性だと思います。誰が着ても似合いますし、突拍子のない品物はありませんので、まず最初の入り口として付き合うのには最適です。トラッドやアイビーを通ったオヤジから、まだスーツ初心者のフレッシャーズまで頼りになるショップです。

『ルイジ・ポレッリ』ジャガードコモンネクタイ

ナポリのシャツメーカーに始まり、今ではトータルブランドとなった『ルイジ・ボレッリ』のネクタイです。小紋とドットのハイブリッドですが、地織りからしてマットな質感で、ドットも小さめなので、上品な雰囲気です。小紋柄のエンジ色も悪目立ちせず、よい感じに溶け込んでいます。一見普通の水玉タイですが、実はエンジの小紋入りの凝ったデザインで、周囲とは一歩差がつくおしゃれ感があるのではないでしょうか。

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『ブリューワー』ストーンウォッシュ オルタネートストライプ ネクタイ

フランスの老舗ブランド『ブリューワー』。ていねいな伝統的な作りとカラーリングが魅力です。こちらはワインレッドの地にネイビーとグレーのストライプが施されたデザイン。今季ワインレッドはトレンドカラーで、大人の色気を演出するのにもってこいです。ネイビーやグレーのスーツで色みが物足りないと感じたときにぜひ合わせてみてはいかがでしょう。

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『フェルモ フォッサーティ』フラワーコモンネクタイ

創業1871年という超老舗、フレスコ生地で有名なフォッサーティ社の生地を使った「アズーロ・エ・マローネ(紺と茶)」のネクタイです。茶色の小花の小紋柄が控えめな感じで好感がもてますし、なにより全体にトーンを落とした渋い発色が大人っぽいですよね。ストライプや水玉柄は、どうしても若見えしてしまって、いつまでたってもフレッシャーズを抜けられないことが。そんなときは小紋柄のネクタイをしてみましょう。ぐっと大人びて見えますので、上司からもひと皮むけたと思われるかもしれませんよ。

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ショップ3:ユナイテッドアローズ

クラシックをベースにしながら、ときに大胆なおしゃれをしたいならユナイテッドアローズがおすすめです。豊富なブランドセレクトはもちろん、オリジナルも非常にクオリティーが高く、一見シンプルなのに非常に凝っていたり、斬新な素材と色使いで「攻め」の姿勢を見せるコレクションが揃っています。やけに男クサく、それでいて上品というジェントルマンなスタイルですので、男として成長するうえでは必ず通っておくべきセレクトショップといるでしょう。

『エリコフォルミコラ』コモンタイ

一見無地なんですが、よく見えると細かな織柄が入っています。こういった「遠目無地」の色柄タイは、おしゃれ上級者にぴったりなんです。ブラウン無地に見えがちですが、「アズーロ・エ・マローネ(紺と茶)」「グリージョ・エ・マローネ(グレーと茶)」は、おしゃれ上手なイタリア男が好んで使う配色ですので、覚えておいて損はないでしょう。

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『フィオリオ』ドットタイ

こちらは水玉柄ですが、くっきり水玉ではなくちょっとフェードがかっています。フレスコ調の織り感ある水玉なので、ちょっと手の込んだ雰囲気があり、見た目にも上品で上質な印象です。大人の水玉タイとしては、こういうものがよいと思うんですよね。『フィオリオ』は、ニットタイなどが有名なネクタイメーカーですので、こういう織り感のある素材使いがうまいのです。

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『ニッキー』タイ

写真を見て真っ黒じゃん! と思われた方はモニターの色調をご調整ください。こちら黒地にうっすらとブラウンの水玉を配しているんです。水玉柄は10mm径のポルカドット。一見ファニーでポップになってしまいそうなところを、じつに絶妙なニュアンスカラーで中和しています。一見ドシブくみえるけど、実は遊び心を感じさせる。これ今回ご紹介しているなかで、個人的には一番欲しいなー。

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