30代メンズファッション 春のお手本コーデ2017

「服くらい楽なのがいい!」という気持ちもわかりますが、気の抜けた姿を世間にさらすのは好ましくないでしょう。30代に似合う、上品でこなれ感のある春コーデをご紹介!

30代メンズファッション 春のお手本コーデ2017

春ファッションは、きれいめとカジュアルの割合が6:4になるような着こなしが理想

「たまの休日だから、思いっきりカジュアルに!」という気持ちもわかります。とはいえ、あまりに気の抜けたジャージやスウェット姿を見ず知らずの他人にさらすのも、大人として好ましくありません。休日でも上品でこなれ感がある、それこそが好印象な大人の装いです。

そんなコーデを作るポイントとなるのが、“きれいめとカジュアルの割合を6:4にすること”。たとえばスウェットにデニムのようなカジュアル服だけでなく、襟付きのシャツを取り入れるなど、きれいめ要素のあるアイテムをミックスしてみましょう。なお、6:4はアイテムの比率でなく、アイテムの露出面積の割合で考えるのがポイント。さらにトレンドを追加すれば完璧です!

このコートはきれいめ? カジュアル? 春に多く取り入れられるアイテムを区分してみた

このコートはきれいめ? カジュアル? 春に多く取り入れられるアイテムを区分してみた

では、どのアイテムがカジュアルでどのアイテムがきれいめに分類されるのか。デザインによっても左右されますが、世間的なイメージでざっくりと分けると以下に分類されます。

■きれいめアイテム
・コート類
・ニット類
・カーディガン類
・シャツ類
・スラックス類
・レザーシューズ類

■カジュアルアイテム
・ブルゾン類
・Tシャツ類
・スウェット・パーカー類
・カットソー類
・デニムパンツ類
・チノパン類
・ワークパンツ類
・スニーカー類

春コーデを考える時は、これらのアイテムの露出する(見てわかる)分量をきれいめ6: カジュアル4になるよう調整してみましょう。

もちろん、“清涼感のある着こなし”は春もキープしましょう

“きれいめとカジュアルの割合を6:4にする方法”をご紹介する前に、冬コーデ編 でも紹介しましたが、30代のファッションでもっとも大切なのが“清潔感”です。

ここでいう清潔感とは、ボロボロの服や離れた場所からでも目につく柄&色を取り入れた奇抜なコーデではない、好印象に映る着こなしのことを指します。つまり、ベーシックなアイテムを正しく着れば、清潔感のあるスタイルは簡単に作れます(肌や髪、ひげを整えているのが前提ですが)。

このアイテムの選び方を軸に、トレンドを念頭に置きつつ、きれいめとカジュアルの割合を6:4で着こなしを作りましょう。そんな春の30代メンズファッションを作るポイントを7つご紹介します。

ポイント1:今季旬のステンカラーコートは、きれいめ要素高めの30代注目アイテム

2016年に続きスポーティーなアイテムが注目されている2017年の春。ブルゾンをはじめ、コーチジャケットなどカジュアルなライトアウターが気になるところですが、清潔感のある30代ファッションを目指すならコート類がおすすめ。そのなかでも人気を集めそうなのが、秋冬のロング丈ブームの延長で注目度を集めているステンカラーコート。

ビジネスマンの印象が強いステンカラーコートはいささか抵抗がある……という方もいるかと思いますが、今季は各ブランドのカラー展開が豊富で、サイズ感も細身に仕上げており、そんな印象は皆無。むしろ何を合わせてもハマる懐の深さに、きっと夢中になるハズです!

はじめてステンカラーコートを手に入れるなら、スタンダードカラーであるベージュがおすすめ。いかにもビジネスマンなカラーですが、ブルージーンズやスラックス、ネイビーベースのボーダーカットソーなど、30代メンズの大好物アイテムと相性よくハマります。

こちらのポイントは、コートやスラックスなどのきれいめアイテムを中心に、スリッポンとリュックでカジュアル感を投入したバランス感。旬と清涼感、そしてきれいめとカジュアルのバランスを見事に体現しています。
■きれいめアイテム/ステンカラーコート、スラックス
■カジュアルアイテム/ボーダーカットソー、スニーカー、リュック

ネイビー系のステンカラーコートもベージュに次いで取り入れやすく、選択肢に加えたいカラー。ネイビー系の色もトレンドを問わず、また30代メンズのワードローブとも相性よくハマりやすいのが特徴です。

コーデはステンカラーコート+ブルーのシャツというビジネスライクなトップスですが、ハンパ丈のボトムスとスニーカーで大人カジュアルを体現。シンプルなのにこなれ感のある着こなしはぜひ参考にしてみてください。
■きれいめアイテム/ステンカラーコート、シャツ、メガネ
■カジュアルアイテム/アンクル丈のパンツ、スニーカー

周りと差をつけたいけど、悪目立ちはしたくない。そんな時はイエローカラーのステンカラーコートがおすすめ。イエローもまた、デニムをメインとする人が多い30代メンズのワードローブとも相性よくハマる上に、アクセントカラーとしてもこの上なくマッチします。

イエローカラーを強調するなら、ほかのアイテムは落ち着いたトーンで構築するのが正解。こうすることで悪目立ちせず、大人っぽくまとめることができます。
■きれいめアイテム/ステンカラーコート
■カジュアルアイテム/ブラックジーンズ、スニーカー

ステンカラーコートをもっとカジュアルに着たい。それならデニム素材の一着はいかがでしょう。前述のステンカラーコートと比べるとカジュアルな雰囲気ながら、きれいめな要素はしっかりキープされているのが特徴です。

コーデもカジュアル主体のスタイリングと相性抜群。スウェットシャツにチノパン、スリッポンとカジュアルなアイテムにもすんなりとハマりながら、ラフになりすぎないのが魅力です。
■きれいめアイテム/ステンカラーコート
■カジュアルアイテム/スウェットシャツ、チノパン、スリッポン

ポイント2:オックスフォードボタンダウンシャツは、いつだって30代の強い味方

春ファッションにおいて、簡単にきれいめ感と清潔感を打ち出せるアイテムといえばシャツ。特にブロード生地のシャツ(=ワイシャツ)は簡単に清潔感を演出できますが、カジュアル服と合わせるのは難易度高め。そこで選びたいのが、カジュアル素材で仕立てた一枚。オックスフォード生地などのカジュアル素材で仕立てられることが多いボタンダウンシャツです。

前述のように、ボタンダウンシャツはオックスフォード生地やデニム生地など、カジュアルな素材で仕立てたものがほとんど。また、もともとスポーツのポロ競技で使われていたウェアを参考に作られたといわれているため、旬のスポーツテイストも同時に手に入ります。

初めてのボタンダウンシャツとしておすすめしたいのが、ホワイトカラーのオックスフォードボタンダウンシャツ。清潔感を振りまくことはもちろん、デニムパンツからクセのあるアイテムまで何にでもなじむ汎用性の高さも特徴です。

大人っぽく着こなすなら、タックインスタイルが+CLAP Men的には推し。フォーマル度が高まり、きれいめ感高めの着こなしが簡単に叶います。ここで重要になるのが、普段は陰に隠れがちなベルト。シンプルながら主張のある着用デザインのようなベルトでウエストマークするとタックインも挑戦しやすくなりますよ。
■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ、ローファー
■カジュアルアイテム/ワークパンツ、ベルト

柄のボタンダウンシャツを選びたい場合は、カジュアルさときれいめさのバランスに優れたギンガムチェック柄が30代メンズにおすすめ。小さめのチェック柄で色が2色なので、いわゆるチェックシャツとしてイメージが浮かぶ一枚とは異なり、ラフになりすぎません。

また、チェックシャツの一種ということもあって、デニムパンツとの相性は言わずもがな。タックインして着こなせば、程よいあんばいに仕上がります。足元はパンツ丈を短めに設定し、スニーカーを主張させてトレンド感もしっかりキープしています。
■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ、ベルト
■カジュアルアイテム/デニムパンツ、スニーカー

ステンカラーコートと同じく、デニム生地のボタンダウンシャツも30代メンズには好相性ではないでしょうか。こちらもカジュアルさときれいめなイメージがちょうどよいバランスなので、ラフな着こなしにもすんなりとハマります。

着こなすなら、今春も人気を集めることが予想されるデニムオンデニムコーデがイチオシ。デニムシャツで多く見られるウエスタンデザインのタイプだと武骨なラギッドスタイルにまとまりがちですが、ボタンダウンタイプなら都会的なデニムオンデニムコーデにまとまります。
■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ
■カジュアルアイテム/デニムパンツ、スニーカー

春先であれば、最初に紹介したステンカラーコートとの組み合わせがおすすめ。見ての通り、カジュアルすぎず、ドレッシーすぎないバランスにまとまるのは両者ならではの組み合わせです。足首が見える絶妙な丈にロールアップしたり、コートとシャツの袖先を同時にロールアップして手元に変化をつけるなど、軽装になる春コーデならではの着こなしテクにも注目。
■きれいめアイテム/ステンカラーコート、ボタンダウンシャツ、レザーシューズ
■カジュアルアイテム/チノパン

ポイント3:人気のデニムは薄め・細め・短めを選べば、ラフすぎずトレンドをゲット!

カジュアルアイテムの代表格ともいえるデニムパンツですが、細めの美脚シルエットであれば、たとえニットなどのきれいめ寄りのカジュアルアイテムと組み合わせればラフになりすぎる心配はありません。

また、色落ちしていないリジッドデニムがもっともきれいめ顔ではありますが、今春トレンドの色落ちやダメージ加工がされたものも細身シルエットの一本ならカジュアルに寄りすぎません。さらに丈が短めのタイプを選べば、はくだけでこなれ感も簡単に出せるのがうれしいところ。長めの丈が好みなら、ロールアップして調整するのもOKです。

というように、今春デニムを買い足すなら、薄め・細め・短めのものを探してみてください。

随所にダメージ加工が施されたデニムパンツは注目度の高いアイテム。とはいえ、肌が露出するようなダメージ加工だと30代メンズには清潔感に欠けてしまうので、写真のような当て布がされたタイプが大人にはおすすめです。

着こなしはここ数年トレンドの西海岸風にスタイリング。海を感じるサーフスタイルがベースのスタイリングなので、きれいめアイテムはニットであくまで着こなしイメージを損なわないようにまとめました。トップスから足元までネイビー系で統一し、ワントーンに仕上げることで清潔感を演出しています。
■きれいめアイテム/ニット
■カジュアルアイテム/デニムパンツ、スリッポン

程よい色落ち感が取り入れやすいデニムパンツは、30代メンズファッションにもっともなじみやすいアイテム。シルエットはスキニーよりですが、ストレッチの入ったタイプならストレスフリーに着用できます。パンツ丈もアンクル丈なのでこなれ感も簡単にアピールできます。

スタイリングは上の着こなしと似ていますが、トップスのニットを白に、足元をレザーシューズに変更することでより大人顔の着こなしに昇華しました。シンプルでクリーンなスタイリングは人を選ばないので、着こなしに自信がない人にもおすすめのコーデです。
■きれいめアイテム/ニット、レザーシューズ
■カジュアルアイテム/デニムパンツ

表情豊かなパッチワーク加工が施されたデニムパンツは汚く見られがちですが、細身シルエットならその心配も無用。30代メンズファッションにも抵抗なく取り入れられます。

このアイテムでコーデを組むなら、シャツにニット、レザーシューズときれいめ顔のアイテムをやや多めに取り入れるとクリーンにまとまりやすいでしょう。バッグはレザー製のクラッチバッグで、今どき感も忘れず取り入れています。
■きれいめアイテム/ニット、デニムシャツ、レザーシューズ、クラッチバッグ
■カジュアルアイテム/デニムパンツ、ニット帽

程よいユーズド感のある色落ち、そして細めシルエット&丈短めのデニムパンツは、前述の通り着回し力高めの30代メンズに欠かせないアイテム。

多くのアイテムと相性よくハマりますが、王道的に着こなすなら襟付きシャツと革靴でシンプルにスタイリングするのがおすすめ。シャツはストライプ柄を組み合わせた個性的なデザインながら、ベースの着こなしがシンプルなのでごちゃごちゃして見えません。
■きれいめアイテム/シャツ、レザーシューズ、クラッチバッグ
■カジュアルアイテム/デニムパンツ

ポイント4:爽やかさとトレンドを同時に演出。ブルー×ベージュorオフホワイトの配色

クリーンな印象をアシストするベージュやホワイトは、30代のメンズファッションとも相性よくハマるので今春ぜひ取り入れていただきたいカラー。これに合わせたいのが、同じく旬度が高く、相性◎のブルー。

組み合わせ例としては、ベージュ系のアウターにブルーデニムを合わせた着こなしや、ここ数年人気のホワイトデニムにブルー系のニットやスウェットを組み合わせたコーデが王道。いずれもすっきりとした爽やかな着こなしに仕上げることができます。注意点としては、ベージュ系カラーはアイテムによって土くさい印象が色濃く出るため、その分きれいめ要素を他コーデよりも高めに設定するよう心がけましょう。

ステンカラーと同じく、スティーブ・マックイーンや高倉健といった銀幕の大スターがベージュを着用していたからなのか、スウィングトップといえばこの色が王道。色落ちデニムとよくなじむカラーです。

着こなしとしてもジーンズと合わせるのがスタンダードですが、単純に合わせてもおしゃれに見せることが難しいのがスウィングトップの面白いところ。インナーのシャツはタックインさせつつ、足元はカジュアルなイメージを抑える白のレザーシューズをチョイスすることで、しゃれた大人の着こなしに昇華しています。
■きれいめアイテム/シャツ、レザーシューズ
■カジュアルアイテム/スウィングトップ、デニムパンツ

ステンカラーコートといえばやはりベージュ。ブルージーンズとの相性のよさは言わずもがなです。

このコーデの特徴としては、インナーのTシャツやスニーカー、キャップにブラックをチョイスしたところ。春の着こなしであればホワイト系カラーを選ぶのがセオリーですが、ベージュ×ブルーの明るめカラーを引き締めるのであれば、ブラックが最適なのです。とはいえ、重たくなりすぎないようデニムはロールアップして足元に軽量感を与えることを忘れずに。重軽のバランスがポイントとなっているスタイリングです。
■きれいめアイテム/ステンカラーコート
■カジュアルアイテム/Tシャツ、デニムパンツ、スニーカー、キャップ

ブルーとホワイトの組み合わせとして鉄板なのはネイビージャケット×ホワイトデニムですが、今年らしいリラックス感のある30代メンズファッションを目指すならブルー系のクルーネックのトップスにホワイトデニムを組み合わせたスタイリングがおすすめ。

スウェット×デニムとなるとカジュアルの王道をいく組み合わせですが、色とサイズ感が変わるとそのイメージも一新。インナーにシャツを取り入れれば、見事清潔感のある大人の着こなしに仕上がります。
■きれいめアイテム/ステンカラーコート、ボタンダウンシャツ
■カジュアルアイテム/スウェット、ホワイトデニムパンツ、スニーカー

上の着こなしよりもきれいめ度高めの大人コーデを目指したい。そんな人はスウェットをニットに、スニーカーをレザー製ローファーに変えてみましょう。着こなしの配色は変わりませんが、イメージはグッと大人っぽく仕上がります。ニットはベーシックな一枚でなく、首の開き具合がボートの底のようなボートネックタイプをチョイスし、さり気なく個性を発揮。インナーのシャツもブルー×ホワイトの配色を選ぶことで、バランスを崩さずに品よくまとめています。
■きれいめアイテム/ニット、シャツ、ローファー
■カジュアルアイテム/ホワイトデニムパンツ

ポイント5:ネイビージャケット×ボーダーカットソーのコンビは春コーデの鉄板

トレンドに左右されることなく、いつの時代も清潔感を出す鉄板コンビとして爽やかなメンズから指示を集めるネイビージャケット×ボーダーカットソーのコンビ。ともにネイビーカラーであり、きれいめすぎずカジュアルすぎない塩梅が、きちんと感も出していきたい30代メンズのファッションニーズにピッタリ当てはまります。

このコンビのよいところは、テーラードジャケットの露出面積が多いため、これだけできれいめな要素が十分であること。ここにデニムパンツやスニーカーなどのカジュアルアイテムを足しても、十分にカジュアルときれいめのバランスが取れた着こなしにまとまるので、初心者にはセット買いをおすすめします!

ネイビージャケットのインナーに合わせるボーダーカットソーは、同じくネイビーベースのタイプをチョイスすることで、他色のタイプよりも統一感のある着こなしにまとまります。

これだとトップスがやや重ために映るので、パンツは短丈スリムシルエットのホワイトデニムをセレクト。着こなしを軽やかに、そして春らしい配色に仕上がります。
■きれいめアイテム/ネイビージャケット、ローファー
■カジュアルアイテム/ボーダーカットソー、ホワイトデニムパンツ

ネイビージャケットを筆頭に、ボーダーカットソー、スラックスと全体的にネイビーを主体としたアイテムでコーデを構築したワントーンスタイル。セットアップ風の着こなし、そしてボーダーの白線を考慮して、足元はホワイトスニーカー、頭には同じくホワイトカラーのバケットハットをセレクトし、カジュアルな要素を追加しました。思い切りカジュアルなアイテムを選んでも、軸をきれいめ系アイテムで構築することで、30代メンズファッションに必須のきちんと感と清潔感をキープしたグッドサンプルです。
■きれいめアイテム/ネイビージャケット、スラックス
■カジュアルアイテム/ボーダーカットソー、スニーカー

ジャケパンコーデの定番の組み合わせとして知られるネイビージャケット×グレーパンツ。ここにシャツ類を取り入れるとビジネスシーンで通用する着こなしに仕上がりますが、休日着に落とし込むならラフになりすぎないボーダーカットソーがイチオシです。それも着用アイテムのようにボーダーの線が細いタイプであればより大人っぽく、きれいめ顔なイメージを与えることが可能。品よく取り入れることができます。
■きれいめアイテム/ネイビージャケット、ローファー
■カジュアルアイテム/ボーダーカットソー、チノパン

ネイビージャケットにボーダーカットソー、ホワイトデニムとスニーカーと尖ったアイテムもなく、シンプルな服装ですが、どことなくこなれた雰囲気のあるスタイリング。その秘密は、ジャケットとパンツの裾先にあります。やりすぎない程度にロールアップし、素肌を少し露出することで抜け感を生み、こなれた着こなしに昇華しています。誰でも簡単にできる着こなしテクなので、挑戦してみてください。
■きれいめアイテム/ネイビージャケット
■カジュアルアイテム/ボーダーカットソー、ホワイトデニムパンツ、スニーカー

ポイント6:色とりどりのカーディガンで、着こなしを一気に春モードへシフト!

上で紹介したステンカラーコートやネイビージャケットが暑い季節になってきたら、次に狙いたいのがカーディガンです。それも今季に限っては、取り入れやすいネイビーから着こなしに気分を盛り上げるイエローまで、モノトーンカラーでなく春らしいきれいな色の一枚がおすすめ。

これらの色は一見するとコーデを選ぶ上に、年齢的に明るめのカラーは抵抗のあるという人も多いかもしれません。しかし、明るめのカラーは味が出てきた肌をきれいに見せてくれる上に、合わせるアイテムを選べば着こなしをワンランク上に見せてくれる効果も期待できます。着こなし例を参考に明るめカラーも選択肢に加えてみてください。

春カラーのなかでも取り入れやすいネイビー。清潔感の演出にもってこいのカラーで、デニムパンツやベージュチノパン、グレースラックスなど、ワードローブに欠かせないパンツとも相性抜群です。

着こなしイメージとしては、上で紹介したネイビージャケット×ボーダーカットソーと同じ感覚でOK。ジャケットと比べるときれいめ感は落ちるものの、白パンツや革靴でクリーンな印象をサポートすれば難なく着こなせるはず。
■きれいめアイテム/カーディガン、革靴、白のボトムス
■カジュアルアイテム/ボーダーカットソー

いかにも春らしいグリーンのカーディガン。安心感や調和を表すこの色は、木や森といった自然の色でもあるので気持ちをリラックスさせてくれる効果が期待できるので、好印象な着こなしとも相性のよいカラーです。

取り入れる際はデニムとも相性◎ですが、あえてブラックパンツと合わせて大人っぽくまとめるのもおすすめ。その際はパンツの重たさをカバーすべく、裾をロールアップすることを忘れずに。足元は大人スニーカーの代表格『ニューバランス』の一足で着崩して、こなれたスタイリングに仕上げましょう。
■きれいめアイテム/カーディガン、スラックス
■カジュアルアイテム/Tシャツ、スニーカー

着こなしに華を与えるレッドは、ネイビーに次いで春カラーとしては取り入れやすい色。ネイビーやホワイトといった、トレンドカラーとも相性よいカラーです。

とはいえ主張の強いレッドカラーをおしゃれに落とし込むのは不安がある。そんな人はアイテムの一部にレッドカラーを採用したアイテムと組み合わせるのがおすすめです。カーディガンの色を拾ったレッド×ホワイトのボーダーTシャツなら、カーディガンが悪目立ちすることもなく、自然となじみます。
■きれいめアイテム/カーディガン
■カジュアルアイテム/Tシャツ、スリッポン

最後におすすめする色はイエロー。上で紹介したステンカラーコートの項でも説明しましたが、ワードローブの基本がデニムパンツという人に特におすすめのカラーです。

一般的なブルーデニムはイエローステッチが入っています。そのため、特に色落ちしたタイプとイエローカラーの相性は抜群によいのです。白Tシャツにさっとカーディガンを羽織り、薄め・細め・短めなブルーデニムを合わせて足元にローファーを合わせれば、ご覧の通り統一感あるしゃれた大人コーデの完成です。
■きれいめアイテム/カーディガン、ローファー
■カジュアルアイテム/Tシャツ、ブルーデニム

ポイント7:こなれ感を演出! 春コーデで真価を発揮する着こなしテクに注目

冬と比べて服装が薄着になる春は、「周囲と着るものがかぶりやすく差別化が難しい」。反対に、「同じようなアイテムを取り入れているのに、なぜか自分だけあか抜けていない気がする……」。そう感じることはありませんか?

そんな時に挑戦したいのが、シャツの袖をまくってアクティブ感を引き出したり、襟に立体感を出してマニッシュに味つけしたりとちょっとした着こなしテクで簡単に解決できます。ここでは30代のメンズが無理なく挑戦できて、30秒もあれば完了できる5つのテクニックをお届けします。

テク1

トップスのレイヤードは、春仕様にシフトして

レイヤードとは重ね着のこと。つまりTシャツにシャツ、カットソーにパーカーといった着こなしもレイヤードに入るのですが、30代のメンズにおすすめしたいのは、カットソー×シャツの組み合わせ。

この組み合わせのよいところは、冬に挑戦したニットやスウェットにシャツを重ねた着こなしの延長で取り入れることができること。それぞれの着丈と袖丈のバランスにさえ気をつければ、簡単に取り入れることができます。逆のシャツ×カットソーのコンビよりもしゃれ感を出せるのも高ポイントです。

テク2

シャツの袖をまくって、こなれ感を演出

シャツ一枚でも、カットソーやニットと合わせる時も、袖は少しまくったほうが断然おしゃれ。無造作にまくり上げて、ラフな印象に仕上がるよう挑戦してみましょう。きれいにまくるのでなく、適当に腕を出すのがポイントで、簡単にこなれた雰囲気が演出できます。

やり方は袖のボタンをすべて外し、肘のあたりまで大きくひとまくりしてください。その落ち目をさらにもうひと回り、長さによっては二回り折り返してみましょう。この時、シャツの手首に当たる袖先を写真のように少しだけ見せるのがポイントです。

テク3

場所がキモ。襟に立体感を出そう

シャツの襟を立てていない時よりも、襟を立てた時のほうが深めのVラインができ、首をすっきりと長く見せることができる着こなしテクニック。といっても、全部立ててしまうとバランスが悪く映ってしまうので注意しましょう。

襟を立てる時は、シャツの後ろ襟のみを立てるのがポイント。鏡の前で全部立ててからバランスを見て、半分くらい折るとよいでしょう。写真のようなカジュアルめのデザインシャツであれば、あえて襟をクシャっと手でつぶしてから立ててみると、こなれ感のある着こなしにまとまりますよ。

テク4

今シーズンもハンパ丈がハンパなく使える

裾先を数回折るロールアップテクもありですが、より今っぽい着こなしを目指すなら、裾先を約2〜3cmのところでひと折りするくらいがおすすめ。デニムパンツをロールアップする際は、セルビッジ付きの一本がおすすめ。耳付きデニムとも呼ばれるこのタイプは、ジーンズの裏面・外側にある生地がほつれないように処理された、昔ながらのジーンズに見られるディテール。ロールアップすることでセルビッジが露出し、着こなしの程よいアクセントとして活躍してくれます。

また、今シーズンはすそをカットした“カットオフ”加工にも注目。ロールアップがマンネリ化した方は、ぜひトライしてみましょう。

テク5

旬度満点。タックインをモノにせよ

きれいめな要素を高める着こなしテクとして有名なタックイン。ほかの着こなしテクと比べると難易度はグッと高くなりますが、きれいめとカジュアルのバランスを調整するのに有効なテクニックといえます。

挑戦する際に注意したいのが、ベルトを取り入れること。タックインするとウエスト周辺がすっきりする半面、寂しくなりがちなのでやりすぎないデザインのベルトを取り入れると◎。また、シャツの裾先はビシッときれいに入れるのでなく、少しクッションを持たせると自然となじみやすいです。

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