ライター3人に聞いた、長く大切に使いたい一生モノ

“良いモノを長く使いたい”。そんな思いで購入した“一生モノ”ってありますか? 実際欲しくても何がいいのか悩む方も多いのでは。そこでライター3人に聞いてみました。

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ライター3人に聞いた、長く大切に使いたい一生モノ

大人だったら良いモノを長く。”一生モノ”を手に入れたい

大人だったら良いモノを長く。”一生モノ”を手に入れたい

若い頃は、流行に左右されて毎シーズン何着もの洋服を買っていたという方も多いでしょう。しかし大人になるにつれて、自分の好きなモノや似合うモノが明確になってきたり、トレンドよりもベーシックを好むようになってきたり、昔とはファッションのあり方も変わってきたのでは。

そんな大人にこそ、上質で長く愛用できる”一生モノ”がふさわしいハズ。そこで、+CLAP Menでもおなじみのファッションライター3人に自身の”一生モノ”と大人におすすめの逸品を聞いてみました。

ファッションライター3人に聞いた、“一生モノ”とは

ファッション業界で活躍しているファッションライター3人の”一生モノ”をご紹介。こだわりのアイテムと、それを取り入れる際のイメージに近いスタイリング例も合わせてお届けします。

▼ライター平 格彦氏の”一生モノ”とは

約20年間メンズファッション業界に携わり続けている平氏。自身のファッションは、上質素材にこだわった定番を軸にした着こなしが基本だそう。信頼できるメイド・イン・ジャパンブランドの定番靴を紹介してくれました。

出版社を経て独立し、雑誌『Men's JOKER』などで定期的に執筆。All About メンズファッション ガイド。JAPAN MENSA会員。活動の詳細はこちら

平氏の一生モノとは

『リーガル』×『伊勢丹』内羽根式ストレートチップシューズ

「メゾンブランドを筆頭に、海外のシューズやブーツをはいていた時期もありましたが、そのときは心のどこかで “人に自慢できる” というポイントも気にしていました。そんな虚栄心を取っ払った後に揃えた靴の1つです。“高品質で信頼できる日本製”、“フォーマルな場にもふさわしい黒革の内羽根式ストレートチップ”、“シャープで美しいフォルム”、“流麗な切り替えのライン” といった欲しい要素をすべて網羅。日本製のクオリティーに加えて素材も本革で上質。間違いなく一生モノだと確信しました」

※すでに販売していないアイテムのため、それに近いモノを紹介しています。

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平氏流定番スタイル

きれいめコーデに欠かせない1足。足元に品格を

「冠婚葬祭などのフォーマルなシーンで使用することが多いのですが、きれいめにまとめる必要がある際にも活用しています。少しカジュアルなセットアップやジャケットを選びつつ、タートルネックなどのニットを合わせることが多いですね。足元に品格があるだけで全体的に引き締まった印象になるので、スーツを着ている目上の人にお会いする際も失礼にはあたらず重宝しています」

▼ライターCANADA氏の”一生モノ”とは

男性誌から女性誌まで幅広く活躍をするCANDA氏。ブランドやテイストにとらわれない自由なファッショスタイルにこだわりが見られます。学生時代から16年間愛用し続けている腕時計について語ってくれました。

メンズファッション誌編集長を経て、現在フリーランスエディター/ライター。好きなモノは海、雑誌、パン。

CANADA氏の一生モノとは

『シャネル』J12

「ココ・シャネルの哲学や世界観が好きだったので、2000年にシャネルから初のメンズウォッチが発売されたときは、これは買うしかない! と思いました。『シャネル』らしい個性を保ちながらも、過度な要素は一切なく、どの年代の男性にもマッチする「遊び」と「品格」はさすがのひと言。もう16年使っている計算になりますが、いまだに身に付けるたびに気分が高揚するアイテム。一生使い続けると思います」

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CANADA氏流定番スタイル

カジュアルからきれいめまで。1点投入でコーデをブラッシュアップ

「ハイ&ローMIXのようにすればいつものデイリーコーデを格上げしてくれますし、もちろんジャケットスタイルにもしっかりと映えます。着るモノや使うシーンを選ばないので、とにかく使い回しができて便利。これ1本あれば、もうほかの時計はいらないくらいです」

▼ライター菊地 亮氏の”一生モノ”とは

雑誌からWEBまでジャンルレスに活躍中の菊地 亮氏。ひとくせあるアイテムを好み、らしさあふれるファッションがお好みだそう。

メンズファッション各誌で編集・執筆を行うかたわら、WEBマガジンのディレクションも行うなどジャンルレスに活動。無類のスポーツ好きで、特にサッカーへは熱い情熱を注ぐ。

菊地 亮氏の一生モノとは

『ジェイエムウエストン』クラシックダービー

「手に入れたのは3年ほど前。表の理由としては、やはり30もなかばになればいい靴の1つやふたつはないと恥ずかしいかなというちょっとした建前で。ただ、裏の理由としては、1年中仕事で休む暇もなく、肉体的にも精神的にもギリギリだったため、「頑張った自分にご褒美を」とちょっと女々しい理由で買ってしまいました。ただ、これがすこぶる調子が良く、グッドイヤー製法による堅ろう性はもちろん、クッション性に富み、非常に歩き安いんです。ウエストンといえば、180ローファーやゴルフが有名ですが、それに比べてさらに品もある。まさしく一生モノだと感じました」

菊地 亮氏流定番スタイル

足元の上質感を引き立てる、色みとアイテム選びにこだわりあり

「こちらはクラシックダービーではありませんが、スタイリングとしては非常に近いです。ドロップ気味のオーバーサイズコートを中心に、ワイドシルエットでダブル仕上げのクラシカルなスラックスを合わせるスタイル。一見野暮ったく見えそうですが、シックな色みと品のあるアイテム使い、そして足元の上質感により全体がグッと締まります」

ライター3人がセレクト。大人にふさわしい”一生モノ“とは

ライターそれぞれの視点で、大人にふさわしいと思うアイテムを選んでもらいました。お値段は張りますが、納得の名品ばかり。まさに、大人買いしてでも手にしたい”一生モノ“です。

平氏セレクト1

『ジョンスメドレー』ハイゲージニット

「ニットはきちんとケアをすれば長く着ることができます。『ジョンスメドレー』など、誰もが納得するような名門ブランドならクオリティーの高さは申し分なし。エレガントなハイゲージのタイプが1枚あると何かと便利です。オンからオフまで活用できること請け合い。個人的に好きなのはタートルネックですが、クルーネックやVネックでも着回しやすさは抜群です。ちなみに私は、毛玉取り用のブラシと、毛並みを整えるブラシでケアをしています」

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平氏セレクト2

『ブルックスブラザーズ』ピーコート

「自分のワードローブをチェックしてみたら、最も長く使っているアウターはメルトン地のピーコートでした。ニット同様、上質なモノをセレクトしつつきちんとケアすることで古臭い印象にはならないからです。また、保温性の高い中綿を利用していれば、温かさも抜群で、ダウンジャケットはいらないくらいです。ブランドというよりも、素材や色み、シルエットなどを吟味して、自分にぴったりの1着が見つかればそれが一生もの。10年後でも廃れることのない名門ブランドを選んでおけば完璧です!!」

平氏セレクト3

『チャーチ』コンサル

「“一生モノ”で思い浮かべがちなのがレザーアイテムですが、個人的には革がヘタるまで育てたいとは思いません。自分が年老いたときに味が出たレザーを身に付けると、トータルで見てエイジングやこなれ感が出過ぎるのではないかと考えているからです。ということで、たまにしか使わないからヘタれにくく、それでも絶対に必要なフォーマル向きの革靴を選ぶのがおすすめです。具体的には、黒革のストレートチップシューズ。頼れるブランドなら何を選んでもOKです。たとえば、フォルムのバランスが良い『チャーチ』とか?」

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CANADA氏セレクト1

『リーバイス』501(R)CT

「男性の方ならワードローブに必ずあるといっても過言ではない『リーバイス』のジーンズ。中でも、501は一生モノのジーンズとして有名すぎるほど有名ですが、こちらはシルエットをカスタマイズしたモデル。伝統的なディテールはそのままに、膝から足首にかけてテーパードをかけて、現代的なシルエットにアップデートされているんです。生地、製法、加工にいたるまでをすべて日本国内で作り上げているので、品質は折り紙つき。まさに、21世紀の一生モノといえると思います」

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CANADA氏セレクト2

『インバーティア』ダッフルコート

「高機能を備えた化繊のアウターもいいですが、大人の余裕を醸し出したいなら、やはり天然繊維のアウターに限ります。そこで、ぜひ一生モノとしておすすめしたいのが、"世界一高級で高品質な素材を最高級の天然繊維で織り上げた"『インバーティア』のダッフルコート。肉厚なのに非常に軽くて暖かいこの着心地は、一度袖を通すともう病みつき。長く愛用できる条件がこれでもかと揃っているんです。一生付き合える本物のアウターを求めているなら、ぜひ試してみる価値アリです」

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CANADA氏セレクト3

『ルイ・ヴィトン』ネオ・グリニッジ

「特に外国のホテルに泊まるときは、身に付けているモノによってフロントやドアマンの態度が違ったりすることがあるので、旅行鞄は『ルイ・ヴィトン』で揃えています。ひと目でわかりやすいこともありますが、旅行鞄から始まったという歴史を持つだけに、とにかく頑丈なのがうれしいポイント。このネオ・グリニッジはスーツになじむデザインなので、特に出張のときに使えます。バカンスはモノグラム、ビジネスはダミエと、TPOに合わせて鞄の種類を変えて気持ちを切り替えています」

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菊地 亮氏セレクト1

『A.ランゲ&ゾーネ』グランド・ランゲ1 ムーンフェイズ

「男の嗜好品として腕時計は、女性のジュエリーと同様に重要な存在。一生モノとしてはもちろん、子や孫の代まで引き継げるモノなのでそれなりの1本を考えたいところ。腕時計とくれば、やはりスイス製を第一に考えるでしょうが、個人的には負けず劣らずのドイツ製『A.ランゲ&ゾーネ』。早期からクロノグラフや自動巻きを懐中時計に採用したすぐれた技術力は今なお健在。一時、東西ドイツの分裂により国営化されますが、1994年に発表したランゲ1で見事に復活を印象付けました。その後継になるこちらは、大小のスモールセコンドが散りばめられた複雑でユニークな構成。チャーミングなムーンフェイズも大人の遊び心を表現するにはうってつけ」

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菊地 亮氏セレクト2

『ガジアーノ&ガーリング』ミッチェル

「革靴を連発するのも気が引けますが、やはり昔からおしゃれは足元から、といわれていますので、1足挙げたいと思います。やはりビスポークが理想の極致だとは思いますが、ベンチメイドもすばらしいと、2006年に鮮烈なデビューを果たした『ガジアーノ&ガーリング』の1足を見て思います。『エドワードグリーン』で手腕を発揮したトニー・ガジアーノとあらゆる有名ブランドの革靴製作に携わってきた職人、ディーン・ガーリングの最強タッグ。クラシックベースで、トゥのシルエットは英国の正統派をにおわせますが、絶妙なシェイプによりまったく古臭く感じません。大人の落ち着きと時代性に沿ったモダンさを高次元で結実させた1足だと思います」

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菊地 亮氏セレクト3

『ウォーターマン』エクセプション ナイト&デイプラチナ

「ある起業家の方にインタビューをした際、確かにそのいでたちはスマートでおしゃれでしたが、何より目を引きつけられたのは、ジャケットの胸元から取り出した万年筆でメモをとる姿。これもいわば1つの粋だなと感じました。そこで、個人的におすすめしたいのが『ウォーターマン』。1883年に誕生したフランスのブランドで、現在の万年筆の基礎を築いたともいわれる名家です。14Kの巨大なペン先をつけたり、カートリッジインクを発明したりと、先進性とそれを実現する技術力は昔から有名でした。しかもペン先が肉厚でホールドしやすく、軽い力でサラッと書けてしまう。生涯使い続けられるおしゃれな小物だと思います」

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