アウトドアパンツで狙うべき3タイプとは? おすすめとコーデ術を一挙披露

アウトドアパンツで狙うべき3タイプとは? おすすめとコーデ術を一挙披露

マウンテンウェアの機能性は日常生活でも役に立つ。ボトムスもまたしかりだが、街で着るなら何を選ぶかが重要。推薦したい3タイプをアイテムや着こなしとともに解説する。

菊地 亮

2020.04.23

ボトムス
アウトドアファッション

アウトドアで活躍する高機能パンツは、街でも重宝。選ぶならどんなタイプ?

あらゆる動きに対応し、どんな環境下でも快適さを担保する。アウトドアブランドのボトムスに備わった機能性は、山においてことさら頼もしいが、それは街でもいえること。ならば率先して手にしたいところだが、やはり山着は山着。街との親和性に一抹の不安を覚えるのも事実だ。そこで、持ち前の機能性を存分に発揮しながら、街にも違和感なく溶け込む3つのボトムスを選定。これらを手に入れれば、日常をもっと有意義に過ごせるはずだ。

タイプ1:スリムなテーパードシルエットで機能的な大人カジュアルを

あらゆる有事に対応することが求められる山のフィールド。ゆえに、ボトムスも比較的動きの自由を確保したシルエットが多い。だがそれは街において少々野暮ったくも映ってしまう。となれば選ぶべきは、動きをフォローする伸縮性を備えつつスマートなシルエットを持った1本が望ましい。

アイテム1『グラミチ』ダブルクロススラックス

ウエストのウェビングベルトや股下のガゼットクロッチ。名作のクライミングパンツの意匠は落とし込まれているものの、伸縮性のある美しい生地を使うことで見た目は実にエレガンス。さらに、美脚シルエットやセンタークリースでより品行方正な佇まいへ。

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アイテム2『ザ・ノース・フェイス』ジャージーパンツ

スウェットパンツのように、履き心地はこの上なくイージー。ただ、細身のシルエットによって見た目はより洗練された印象だ。ベースは、'90年代に発表されたエクスペディションシステムのデザイン。静電気の発生を抑える設計になっているのも何かとうれしい。

アイテム3『マムート』アジリティスリムパンツ

接着ディテールに特徴のあるハイキングパンツは、ストレッチ性に優れ、加工による撥水性も十分。一体型のベルトや右もも部分に施されたマップ用ポケットなど、アウトドア譲りの機能性は申し分なし。その上シャープなシルエットが醸すモダンな表情は街着としても戦力になる。

コーデ1アウトドア×スポーツ×モノトーン=大人なストリートモード

無駄をそぎ落としたシンプルなスタイルに洒脱さをもたらしたのは、『ザ・ノース・フェイス』のアイテム。ハーネスベストはオール黒でアウトドア特有のギアっぽさは程良く抑え、シャープなシルエットのボトムスを選ぶことで全体をスタイリッシュに見せている。

コーデ2カジュアルアップを生む程良い大人っぽさ

シャツジャケットはグレンチェックのクラシカルなデザイン。シャリ感のある一本はテーパードのかかったシルエットとオールブラックの佇まいがどこかモダンである。ほどほどの大人テイストが加わったアイテムを組み合わせ、絶妙なカジュアルアップを実践した好例。

コーデ3色とシルエットの妙でいなすアウトドア感

ネイティブ調のデザインを落とし込んだカーディガンにマウンテン系のボトムスとくれば、多少のプリミティブな雰囲気は覚悟すべきところ。しかし、全体をアイボリーカラーでまとめ、トップスとボトムスでシルエットにメリハリをつけたことでがぜん洗練された出で立ちに。

タイプ2:デニム素材なら、街着として難なく成立

街でよくはくボトムスの代表格といえば、デニムだろう。ワークウェアからファッションアイテムへと進化を遂げ、より我々にとって身近な存在となったアイテム。そこへ、機能面がプラスされたら、これほど心強いアイテムはないのではないだろうか。

アイテム1『スノーピーク』タキビリラックスパンツ

『スノーピーク』の名作に数えられる難燃性素材を使った焚き火パンツ。こちらは『ジャーナル スタンダード』の別注によりデニム生地で製作されている。ヨコ糸に難燃性繊維、タテ糸にコットンとコーデュラナイロンを使うことで屈強かつ経年変化も楽しめる1本に。

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アイテム2『グリップスワニー』ジョグ3Dワイドキャンプパンツ

立体的なパターンで仕上げられたことによりストレスなくはける一本。程良い伸びと、ウエストの調節が簡単にできるベルト、さらには大柄なフロントポケットにより利便性も格段に高めている。しかも、ワイド型ながらテーパードを効かせているため見た目もスッキリ。

アイテム3『エカル』ストレッチスラウチフィットデニム

『エカル』は、湖での活動を想定しつつ街との親和性を図ったアウトドアブランド。この一本にもその魅力が凝縮されている。岡山県産のデニム生地を使ったシンプルな仕上がりだが、ストレッチが効いているうえ、ウエスト周りにゆとりがあるためラクにはける。

コーデ1アウトドアウェアを街へ導くホワイト×デニム

場違い感が出やすいアウトドア系のボトムスでも、デニム製のそれなら違和感なく街へと落とし込める。しかも濃紺を選んだことでより端正な顔立ちに。そんなボトムスの印象を、トップスに招き入れた白シャツが助長。互いの相乗効果により洗練さが漂うコーディネートに。

コーデ2ラフさよりも男らしさをもたらすリジッドデニム

アウトドアブランド謹製のデニムをボトムスに起用してはいるものの、ベースはリジッドデニムのベイカーパンツだけに普段のスタイルへも取り入れやすい。ユニークな柄を全面にプリントしたブルゾンを羽織ることで個性を注入し、“脱・普通”を実践している。

コーデ3シルエット次第でこんなにも都会的に

白Tとデニムでとことんミニマルに仕上げるスタイルは大人の理想。それを手なずける近道が、シルエットにあることを端的に表したスタイル。ボトムスのスッキリとした細身のシルエットや、ロングコートやローファーもカジュアルアップに一役買っている。

タイプ3:カーゴデザインならミリタリー色も添えられる

近年のミリタリー人気もあってか、徐々に熱を帯び始めているカーゴパンツ。持ち前の武骨さや機能性はアウトドアボトムスとの親和性も高いだけに、あらゆるブランドが率先してデザインに採用している。そのミリタリー色が山っぽさを打ち消し、今っぽさを漂わせる誘因になるのだ。

アイテム1『ダイワ』ルーズストレッチ6ポケットミルパンツ

“大自然と都市をシームレスにつなぐ架け橋”をテーマとし展開する『ダイワ』の新ライン「ダイワ ピア39」の1本。縦横無尽に伸縮する生地は復元力が高く、シワになりにくいためあらゆる面でノンストレス。耐久撥水加工を施された全天候型の仕上がりも心強い。

アイテム2『ワイルドシングス』ワイドカーゴパンツ

軍パンならではの腰周りのゆとりや大柄なサイドポケットが日常生活に有益。イージーに調節可能なベルトを装備し、180°の開脚も可能なガゼットクロッチもあしらうなど、軍用パンツの要素とアウトドアウェアの良さをMIXさせた、まさにハイブリッドなアイテムだ。

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大中 志摩

アイテム3『マウンテンスミス』カーゴパンツ

目を引くのは前面両サイドに備えつけられたビッグポケット。単純に大きいだけでなく、マチ付きで止水ジップポケットまで備えている。それに伴うふくよかなシルエットも今の空気感にマッチ。太めに設定したウエストのベルトループもあらゆるシーンで活躍が期待できそうだ。

コーデ1山の風味を効かせて'90年代ストリートを今っぽく調理

コーチジャケットにカーゴパンツ、そしてハイテクスニーカー。その出で立ちはまさしく’90年代のストリートスタイルを彷彿とさせるが、ボトムス、シューズともにアウトドアのテイストをさりげなく感じさせることで、懐かしくも新しいスタイルへと昇華させている。

コーデ2モノトーンでまとめた姿はモードカジュアルそのもの

アウターは、コーチジャケットの要素をプラスしたナイロンカーディガン。パーカーとのレイヤードも相まってどこかスポーティさが漂う。さらにワイドなカーゴパンツもブラックでまとめたその佇まいは、どこか昨今のハイモードのテイストを感じさせる。

コーデ3重くなりがちな黒コーデに変化を生む巧妙な仕掛け

ベースは黒一辺倒。それゆえに、Tシャツに踊る幾何学的なグラフィック、カーゴパンツのサイドポケットなど、細部におけるディテールが良い味付けとなっている。極め付けは、ベスト。明るい色味に加え、前後に入れたメッシュポケットもアクセントとして機能。

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CANADA

地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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