アレンエドモンズの革靴。3大人気モデルとその着こなしをピックアップ
革靴メーカーは多くあれど、コスパに優れた紳士向けの革靴といえば『アレンエドモンズ』が人気。アメリカ大統領も愛用する、本物の紳士が認めるブランドを履きこなそう。
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歴代の大統領も愛用した、米国靴ブランドの名門『アレンエドモンズ』
1922年、アメリカ・ウィスコンシン州でアレン・エドモンズ氏により創業。同氏の「世界で一番豪華で履き心地の良い、手作りの靴を作りたい」という信念のもと、ハンドメイドによる高級靴を世に送り出し続けているアメリカを代表するブランドの1つだ。釘や固い金属のシャンク(芯)を使わずに足にフィットする作りを実現していることや、シューズブランドのなかでも限られたブランドにしか卸されないホーウィン社のシェルコードバンを使用しているなどの背景も、同ブランドの品質の高さと技術力を物語っている。
また、多くの人種が集まるアメリカらしく、あらゆる足の形にマッチするよう足幅もAAAAからEEEまで網羅しているのも特徴。これにより、既製靴ながらオーダーメイドのような履き心地を実現している。そんな同ブランドの1足は、歴代大統領のケネディ氏やブッシュ氏、クリントン氏が愛用していることでも有名。大統領がホワイトハウスへ初都庁する際に履くのが慣わしだとも言われるほどだ。
まずは手にして欲しい、『アレンエドモンズ』の3大人気モデル
多種多様なモデルを有する『アレンエドモンズ』より、ブランド代表する3モデルをピックアップ。いずれも熟練した靴職人が数多くの行程を経て仕上げていながら、長年愛用できそうなオーセンティックなデザインに落とし込まれている。そう考えると、品質の高さは言わずもがな、大人の着こなしを足元から格上げしてくれること間違いのない本物ばかりだ。ぜひ、そのコストパフォーマンスの高さも実感しつつ手に取ってみてほしい。
▼定番モデル1:汎用性はピカイチ。ブランドを代表するローファー「ケンウッド」
ブランドの定番モデルとしていつの時代も常に高い人気を誇っている「ケンウッド」。長年愛用できるベーシックなローファーだが、アメリカ靴らしいピンキングタンが着用時に効果的なアクセントとして機能する。オンからオフまで活用したいなら、ボリュームを抑えたレザーソールがおすすめだ。
着こなし1
シックなセットアップを「ケンウッド」で程良くドレスダウン
『フリークスストア』のセットアップスタイルでカチッとまとめたスタイリングに、『アレンエドモンズ』の「ケンウッド」で品をキープしつつ抜け感を与えることに成功。色みはネイビーカラーと相性の良い明るめのブラウンでお互いを引き立てている。
着こなし2
初夏のショーツスタイルを爽快かつクリーンに格上げ
『ラルディーニ』の夏素材ジャケットをサラッと羽織った、清潔感のあるショーツスタイル。足元にローファーならではの抜け感と上質な作りが漂わせる品がバランス良く同居する「ケンウッド」を併せることで、大人感のあるサマーコーデを実現している。爽やかな配色のトップスに合わせて、シックながら軽やかな印象のブラウンアッパーをセレクトした小技にも注目したい。
着こなし3
オーバーサイズで構成した旬のコーデを、足元で品良く
脱力感がありながら、品も求められる大人の休日スタイル。そこにももちろん『アレンエドモンズ』のローファーはマッチする。ボリュームを抑えつつ白ソックスとの合わせでクリーンに仕上げた足元が、ゆるめのコートとワイドパンツが織りなすリラクシングなシルエットをグッと引き締める。
▼定番モデル2:大人なら1足。着こなしをフォーマルに仕上げる「パークアベニュー」
トラディショナルな印象のあるストレートチップシューズは、スーツスタイルはもちろん、カジュアルな着こなしを大人に仕立てる切り札としても重宝してくれる。こちらのモデルもまた、発売から30年経った今も変わらずベストセラーモデルとして君臨している『アレンエドモンズ』を語る上では欠かせない1足だ。
大人になると避けて通れない、冠婚葬祭といった行事で役立つ内羽根ストレートチップ。各ブランド厳格な顔立ちで、いかにドレッシーなモデルに仕上げるかを競う場でもあるが、『アレンエドモンズ』のそれは小さめのトゥキャップや6穴のアイレットなどがなんとも優しげな印象を生んでいる。気合いの入ったここぞの1足を探すのも良いが、長く愛せるフォーマル靴を探しているなら「パークアベニュー」という選択肢も覚えておきたい。
着こなし1
英国調のクラシックなジャケットスタイルにもすんなりマッチ
シックなチャコールグレーのウールジャケットにブラックのタートルネックを挿した、トラッドな空気をまとうコーディネート。着こなしはモノトーン基調だが、足元にライトブラウンの「パークアベニュー」をプラスすることで程良くドレスダウンを図っている。スラックスの裾をダブルに仕立てることで、シューズの存在感を際立てているところもポイントだ。英国調の着こなしと米国靴の取り合わせが、実に面白い。
着こなし2
春のショーツコーデも大人っぽく昇華可能
鉄板アウターとして定着したMA-1をショーツでハズす高難易度なスタイリング。ここ数年はスニーカーでカジュアルに落とし込むスタイルが多かったが、革靴で品良くまとめればショーツスタイルでも大人に似合うムードに。より端正な空気に寄せるために、色数を限定しているのもポイントだ。
着こなし3
洗練されたカジュアルスタイルを足元から格上げ
シャツをタックインしつつ、パンツ丈はやや短めに設定したトラディショナルな着こなし。こなれ感をプラスするべく、アウトドアブランドのM-65でカジュアルダウンを図っている。それだけでは色気のない休日スタイルに陥ってしまうところを、「パークアベニュー」の投下によりきちんと感を演出している。ベルトの色味と色を揃えて、統一感を出すのもお忘れ無く。
▼定番モデル3:内羽根ウイングチップがカジュアルにもハマる「マカリスター」
「ケンウッド」「パークアベニュー」と並びブランドの顔として称されるモデルに、ウイングチップの「マクニール」と「マカリスター」が挙げられる。2足ともブランドのなかでもシェイプを絞った細めのラストを使用しているため、着こなしもスマートに仕上がること請け合いだ。
どちらも甲乙付けがたいが、今回はフォーマルな場でも活用できる内羽根式の「マカリスター」をご紹介しよう。
誕生してから変わらない履き口の大きいデザインは、アメリカブランドらしい合理性を感じさせる。同モデルは前述の通り細身のラストが特徴だが、厚みのあるコマンドソールのモデルを選べば、よりカジュアルにも似合うボリュームのあるルックスになる。もちろん、より格式高い足元を作りたいならレザーソールを選ぶべきだろう。アッパーの素材もカーフからクロムエクセルレザーまで幅広く用意されているので、用途に合わせて選びたい。
着こなし1
ジャケパンスタイルを引き締めつつ、程良い遊び心をオン
インナーのポロシャツ使いがユニークなセットアップスタイルは、足元もカジュアルな1足にしてしまうと締まりが無く子供っぽいコーデに仕上がる恐れも。かといって、デザインに乏しいプレーントゥの短靴では単調に見えてしまう。品がありながらも遊び心を添えてくれる、『アレンエドモンズ』の端正なウイングチップを落とし込めば抜かりはない。
着こなし2
カジュアルなタイドアップスタイルは相性抜群
内羽根とはいえ真にフォーマルな場での着用は難しいウイングチップも、オフのタイドアップスタイルのクラスアップには大いに貢献してくれる。「マカリスター」の登用により大人っぽさは担保しつつ、キャップとサングラスでスポーティに仕上げることで程良い抜け感を演出している。
着こなし3
王道の冬コーデに品の良いアクセントをプラス
キャメル×ブラックという、とくに冬場に人気高い王道の配色を踏襲したこちらのコーデ。品の良いチェスターコートにスキニーパンツを合わせたメリハリのある都会派コンビには、スニーカーで着崩しを狙うのがセオリーだ。だが、オフの日でも短靴をセレクトしてまとまりよく仕上げるのも1つの手だろう。さりげなく主張するブローギングが、コーデが単調に陥るのを防いでくれる。
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