
アディダス スタンスミスがメンズコーデにハマる理由
今や1人1足といっていいほどの人気を博す『アディダス』のスタンスミス。スニーカーが苦手な人でも上手に履けるテクニックを、スナップとともにまとめました。
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『アディダス オリジナルス』のスタンスミスとは
1973年にデビューしたスタンスミス(Stan Smith)。その名はアメリカ・カリフォルニア州出身の伝説的なテニスプレイヤーから冠しており、機能的なテニスシューズとして生を受けた1足です。
合わせて読みたい:世界一売れたスニーカー。アディダスのスタンスミスが持つ魅力
さらにその歴史をさかのぼると1965年発売のハイレットというモデルに行きつきますが、こちらもまたアメリカのテニス史を飾るプレイヤー「ロバート・ハイレット」氏のために作られたモデル。つまりスタンスミスはテニスのために生まれ、テニスとともに歴史を歩んできたシューズなのです。
スタンスミスの魅力とは?
スタンスミスの魅力はずばり、スニーカーなのにスニーカーらしからぬ、シンプルさと上品さでしょう。レザー製のアッパーは無駄な装飾をそぎ落としたミニマルフォルム。アディダス伝統のスリーストライプスも控えめなパンチングラインに抑えられ、とにかく“コーディネートの邪魔をせず、全体をさりげなくランクアップする”縁の下の力持ちに徹しています。きれいめコーデのカジュアルダウンはもちろん、ラフコーデのドレスアップにも使えるバランスの良さこそが最大の魅力なのです。
スタンスミスが大人コーデにハマる、5つの理由を徹底解説
前項で解説したとおり、“スニーカーなのにシンプルで上品”という抜群のバランス感覚が魅力の『アディダス』スタンスミス。この靴が最も活躍できるのはずばり、程良い落ち着き感のある大人コーデです。その5つの理由を解説していきましょう。
▼ハマる理由1:スラックスやきれいめチノパンに合わせてカジュアルダウンできる
スタンスミスの一番の魅力は「カジュアルとドレッシーのMIX感」。それを存分に楽しむため、スラックスに合わせてきれいめカジュアルを楽しむファッショニスタが急増中です。
合わせて読みたい:大人コーデにはスラックスを。今選びたいのは細身テーパードシルエット
着こなし1
品のあるタイドアップにもマッチ
タイドアップしたスタイルにもスタンスミスは合う!というグッドサンプル。全体をスッキリと無地のアイテムで構成し、シャツとタイで遊び心を加えています。スラックスに潜ませたさりげないストライプが上品さをプラス。
着こなし2
重たい色使いを足元で緩和
カーキのコットンワッフルTにネイビーのスラックスを合わせた今年らしいカラーリング。色同士の組み合わせでもうるさくないのは、スカーフとスタンスミスの白でうまく中和させているからです。
着こなし3
モノトーンスタイルにメリハリを
初夏のモノトーンコーデに、スタンスミスをONして抜けを確保。ブラックのサーマルTシャツの重厚さを、グレーのスラックス、白のスタンスミスまでのグラデーションで軽やかにいなしています。
着こなし4
端正なシルエットはコーデの引き締めにも
全体的にゆったりした印象のコーデを、スマートなフォルムのスタンスミスが足元で引き締め。シャツとスニーカーの色をそろえて分離を防ぎ、ブラックのスラックスでクールな印象をプラスしています。
着こなし5
チノパンの清潔感をさらに加速
ベージュのチノやスラックスはきれいめスタイルの鉄板アイテム。これ1本でもカジュアルとドレッシーの中庸を行く万能アイテムですが、スタンスミスはその雰囲気を邪魔せずに清潔感を添えてくれます。あえてクロップド丈にせず、大人の余裕を感じさせるフルレングスにしている点もポイント。
▼ハマる理由2:ジーンズと合わせてクリーンに振ることができる
ジーンズとスニーカーの組み合わせが鉄板なのは、アメカジに触れてきたメンズにはもはや定説。しかしスニーカーにスタンスミスをもってくると、そのスムースな素材感から独特の清潔感を楽しむことができるんです。
着こなし1
太めのロールアップでストリート感を演出
ベージュ×ホワイトのニュアンスカラー同士でトップスをレイヤード。スニーカーも白のスタンスミスを選んで、ノンウォッシュジーンズを引き立たせました。あえて太幅のロールアップをして強くクッションを入れたジーンズとのメリハリが、着こなしに動きを出しています。
着こなし2
個性的なトップスを程良く中和
大人のおしゃれ上級者にもファンの多い『アー・ペー・セー』のクリーンな定番ジーンズにも、スタンスミスは相性良し。また、アクの強いトップスのイメージをうまく和らげています。
着こなし3
アウトドアMIXにもクリーンさを呼び込む
グレーのTシャツに濃紺ジーンズでシンプルに。足元にはスタンスミスをチョイスして清潔感あるイメージを保ちつつ、小物で少しだけアウトドア感を高めることでカジュアルな印象を強めています。
着こなし4
旬の赤スニーカーを、スタンスミスで
アイスブルーの色みが爽やかなデニム・オン・デニムスタイですル。インナーには白を合わせることで清涼感あるスタイリングに仕上げつつ、ネックレスとスタンスミスで着こなしのアクセントとなる赤色をチョイス。こなれた雰囲気にまとめました。難度の高い赤スニーカーも、クセのないスタンスミスで取り入れれば簡単です。
着こなし5
ブルーコーデの中で清涼感を発揮
デザイン性の高いカットオフジーンズで、ラフでカジュアルなトレンドスタイルの完成です。ほつれた経糸の白と、スタンスミスの白が相性良く馴染みます。コーデ全体を淡いブルーでまとめているので、スニーカーの白が際立つ形に。
▼ハマる理由3:ジョガーパンツと合わせて軽快に装える
動きやすさとスポーツライクなテイストで近年人気を博しているジョガーパンツにも、スタンスミスはしっくりマッチ。あくまでクリーンさは保ちつつ、アクティブな装いを楽しむことができることでしょう。
合わせて読みたい:ジョガーパンツコーデのいろは。上手に着こなすための3つの方法
着こなし1
きれいめカジュアルとの合わせはスタンスミスの真骨頂
きれいめアイテムとカジュアルアイテムを程良くMIX。ジョガーパンツはブラックを選び、軽快なフォルムにスパイシーな印象を合わせました。全体を通してモノトーンなコーデなので、ヒール部分の鮮やかなグリーンが控えめながらアクセントに。
着こなし2
白Tとのリンクにより清潔感をキープ
強めのテーパードシルエットはジョガーパンツの鉄板デザイン。これとシャープなスタンスミスが、王道×王道でまたよく合うんです。ただそれだけだとアクティブな印象が強すぎるのも事実。メリハリを出す濃紺Gジャンで程良いラフさを出しつつ、白Tシャツで着こなしに統一感を持たせましょう。
着こなし3
黒スタンスミスなら一気に大人っぽい印象に
こちらはやはり王道のグレージョガーに、少しひねりを加えてブラックのスタンスミスを合わせて落ち着いた印象に。上記コーディネートと見比べていただいてもわかるように、レザーシューズのようなシックな風貌が着こなしをグッと大人っぽく仕上げています。
着こなし4
クリーンなスポーツMIXとも相性は抜群
スウェットジョガーとジャケットの合わせ技が今年的なコーディネート。旬のきれいめカジュアルスタイルの足元を飾るには、ドレッシーなスムーススキンのスタンスミスが適役です。クリームカラーのソールが、スタイリングにやわらかな空気をもたらします。
着こなし5
ソフトなカラーパレットのなかにも良く馴染む
春らしい淡めのカラーでまとめたリラックスコーデ。スタンスミスとTシャツでに取り入れたホワイトが、全体にやさしげなムードを作り出しています。ユニークなブルーのジョガーパンツにも難なくハマるのは、やはり双方のシルエットが巧みにマッチしているからでしょう。
▼ハマる理由4:ショーツスタイルを大人っぽく仕上げてくれる
アウトドアMIXスタイルが流行している昨今、ショーツスタイルの人気はとどまるところを知りません。そのスタイルを程良くシティライクに落とし込んでくれるのがスタンスミスなのです。
着こなし1
アーバン感を演出するスタンスミス
Tシャツとショーツだけの簡単なコーデも、スタンスミス1足で途端に都会的な顔立ちに。腕にスポーティな『Gショック』をプラスすることで、全体にスマートな印象を与えています。
着こなし2
ボーダーTシャツとの相乗効果で爽快に
爽やかなボーダーTと爽やかなスタンスミスが絶妙にマッチ。膨張色ばかりではまとまりがなくなりがちなコーデを、間に挟んだグレーのパンツが大人顔に落ち着かせています。
着こなし3
カラーソックスも難なく落ち着かせる
シンプルなハットに、スウェットとショートパンツ。とことんリラックスなコーデを、寒色系のカラー選びでキュッと引き締めました。スタンスミスからのぞく柄ソックスは難度が高いマルチカラーですが、クセのないスタンスミスとの合わせにより巧みになじませています。
着こなし4
アメカジライクなサーフスタイルもクリーンに
存在感抜群のチェックシャツがスタイリングの主役。そこに白いバッグ、白いショートパンツ、そして白いスタンスミスで清涼感を演出したバランスの良い都会派サーフスタイルです。
着こなし5
柄ショーツともケンカせずにマッチ
マリンボーダーのショーツをコーディネートの軸とした爽やかなコーディネートのなかでは、スタンスミスは引き立て役に。使用している色数が少ない分、柄モノとも難なく馴染みます。ブルーとホワイトの対比がすがすがしいですね。
▼ハマる理由5:ジャケパンコーデにだってスッと馴染む
「ジャケットスタイルにスニーカーを合わせるのは無理」と思い込んではいませんか? 確かに難易度の高い組み合わせではありますが、スタイリッシュなフォルムのスタンスミスならそれがかなうんです。
合わせて読みたい:ジャケパンを着こなすための6つのルールとお手本コーデ19選
着こなし1
クリーンなセットアップに程良い抜けを
ネイビーのカジュアルセットアップと白Tシャツ&スタンスミスで、春の爽やかツートーンコーデが完成。ジャケットのリラックス感のあるフォルムがキモです。単調にならないよう、アンくレットで添えたアクセントも巧みですね。
着こなし2
重ためのセットアップに清涼感を呼び込む
こちらもセットアップにスタンスミスを合わせたサンプル。モード感の強いブラックのセットアップに、ホワイトのスタンスミスでカジュアルテイストと清潔感を同時にプラスしています。メリハリのあるボーダートップスも遊び心があって◎。
着こなし3
異素材のスタンスミスなら、シックにもキマる
個性の強いブラウンのセットアップを、悪目立ちせずにカジュアルダウンさせるスタンスミスの実力はさすがのひと言。1枚のヌバック素材を用いて仕立てた1足は、定番のスムースレザーのものよりもシックな着こなしに自然に溶け込みます。やわらかなグレーカラーをトップスで拾って、統一感もバッチリです。
着こなし4
シャツを取り入れたきれいめスタイルにも似合うシンプルさ
全体をブルーとホワイトでまとめた爽やかなセットアップスタイル。マルチパターンのシャツを合わせて、きれいめななかにも程良いカジュアル感をのぞかせます。ブルーのセットアップはブラックと並びフォーマル感の強いアイテムですが、スタンスミスなら浮かずにカジュアルさをプラスしてくれます。
着こなし5
サファリジャケットには、革靴ライクに
黒のスタンスミスを選べば、革靴のようにも履ける好例。ラフなサファリジャケットの中にジレとシャツを挟んだ洒落感のあるスタイルにも、すんなりとなじんでくれます。あえてベルクロタイプを選び、アクティブさを加味している点にも遊び心が感じられますね。
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