2015年ファッション総括と2016年春夏トレンドを予想!
2015年も残り数時間ということで、今年のメンズファッションを総括するとともに、2016年の春夏は何が流行し、TASCLAP世代は何を取り入れたらよいのかをお届けします!
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
2015年はひと言で表すと、90年代ファッションをベースとしたシンプルコーデ
ノームコアファッションが世間に馴染むのと同時に、本格的な90年代ブームとなった2015年は、両者の着こなしをミックスしたスタイルが主流となりました。
アイテムでいうと、スニーカーが大ブーム。これはハイテクスニーカーにはじまり、ランニングシューズ、そしていつでも買える定番モデルまで、幅広く人気を集めました。そしてデニム人気の完全復活。ここ数年はデニムが下火だったこともあり、その反動で今年は大人気でした。そして、秋冬になるとミリタリーブームとともにMA-1が大流行。ざっくりとしたニットは、タートルネックを中心にブームとなりました。
そんな2015年のファッションシーンを季節ごとに振り返ってみましょう。
2015年春のトレンドをプレイバック!
まずトレンドアイテムとしては、デニムの復権が目を見張りました。これに合わせてネイビーを基本とした着こなしも大人気。足元に目をやると、スニーカー人気はすでにはじまっていて、春らしい白のスニーカーが流行。特に『アディダス オリジナルス』のスタンスミスやスーパースターが人気で、入荷とともに売り切れということもありました。久々に大きな波が来たアクセサリーは、インディアンジュエリーが大ブレイク。原宿の『ゴローズ』には行列ができ、『コディサンダーソン』をはじめとした現代アーティストの作品は品薄が続きました。着こなしはスポーツブランドのアイテムを組み合わせたミックスコーデも幅広い世代でブームとなりました。
2015年春トレンド1
トレンドアイテムとして復権! デニムが完全復活
服飾史上最大の発明といわれるデニム。2015年の春はジーンズにはじまり、ジージャンやデニムシャツなど、多くのデニムアイテムが大ブレイクしました。デニムパンツは、シルエットに関しては細身を基本にしながらもトレンドに敏感な人はルーズシルエットまで幅広く人気。色は色落ちしたタイプが主流で、ダメージ加工されたタイプも人気を集めました。TASCLAPでも、デニムを何度も取り上げました。
→デニム大全 -ジーンズ選びから色落ち、歴史まで網羅-
2015年春トレンド2
清涼感を振りまける! ネイビーベースの着こなしがトレンド
メンズファッションでは清涼感をイメージさせることから定番的に人気のカラーでしたが、2015年の春はトレンドカラーとして浮上。モノトーンカラーよりも色がありながらも悪目立ちしないネイビーならではの立ち位置がウケて、春から今冬にかけて継続的なブームとなりました。上で紹介したデニムとの相性もよく、全身ネイビーなんて着こなしもありでした! 今の時季、ネイビーカラーの着こなしを参考にするならこちらの記事をどうぞ。
2015年春トレンド3
春らしく爽やかに! 白スニーカーが足元の流行を独占
2014年からのスニーカーブームが、より本格的となった2015年ですが、春は白スニーカーがブームを独占! 特に『アディダス オリジナルス』の2大定番モデルであるスタンスミスとスーパースターの人気が高く、別注・限定モデルが多く登場しました。デニムやネイビーカラーといった他トレンドとも相性がよく、デニムパンツをロールアップして軽やかに着こなす人が多く街に溢れました。
2015年春トレンド4
品薄状態が続きました。90年代香るインディアンジュエリーが激アツ
ここ数年大きなトレンドのなかったアクセサリーでしたが、久々に大ブームとなったのがインディアンジュエリーです。といってもターコイズがついたいかにもなデザインでなく、ブームとなったのは今日的な雰囲気のある石のないタイプ。人気の火付け役となった原宿のみに店舗を構える『ゴローズ』は連日長蛇の列が生まれ、入手が困難になりました。また、『コディサンダーソン』や『シッピークレイジーホース』といった現代アーティストの作品は高額ながらも非常に人気が高いため、こちらも品薄状態。このブームは今冬はもちろん、2016年も続きそうです。
→人気のインディアンジュエリーは、アーティストで選ぶ
2015年春トレンド5
90年代ブームの影響大! スポーツミックスコーデがブームに
このブームも久しぶりですが、ガチのスポーツブランドから、気品の高いモダンなスポーツアイテムまで人気となりました。ブームのきっかけは、やはりスニーカーブームと90年代ブーム。全体的にリラックスした着こなしが人気だということに加えて、着こなしのハズしとしても活躍するなど、注目度、鮮度の面でいうと他のトレンド以上に目を引きました。今冬は”アスレジャー”というアスレチック(協議)とレジャー(余暇)を掛け合わせた造語のテイストに注目が集まっており、ますます見逃せない存在となりそうです。TASCLAPでは冬に適したスポーツミックスコーデを記事で紹介しました。
→大人のスポーツミックスコーデに味方する5ブランド
2015年夏は無地Tをメインとしたアメカジコーデが主流
ファッションがシンプルになる夏のトレンドは、ほかの季節と比べると大きなトレンドというものはありませんでした。例年どおり人気だったのが、無地のTシャツ。特に白色が人気でした。今年らしいディテールといえば、VネックやUネックでなくクルーネックがダントツで人気だったということ。また、シンプルな着こなしに合わせて、前述のインディアンジュエリーのほかビーズ素材のアクセも流行しました。足元はハイテクスニーカーと昨年に続きスポーツサンダルの二極化。着こなしでいうと、季節柄ということもあってアメカジが人気。無地Tにショーツ、ビーズアクセのようなコーデが多く見られました。
2015年夏トレンド1
シンプルイズベスト! 無地のクルーネックTシャツが大人の基本
ひと昔前だと吉田栄作よろしくな無地Tシャツでしたが、ここ最近は大人の休日ファッションに欠かせないアイテムに。今年もそこは継続人気でしたが、例年と違うのは首の詰まったクルーネックタイプがトレンドだったということ。一見すると没個性的な合わせやすい無地Tシャツですが、小物や着こなしで差がつきやすく、実は難しいアイテムだったのが印象的です。
→簡単? 難しい?シンプルな無地Tシャツ着こなし攻略術
2015年夏トレンド2
お手頃な価格帯がTASCLAP世代にもうれしい! ビーズアクセ人気
インディアンジュエリーブームの延長でブームとなったのが、ビーズ素材で作られたアクセサリー。単品でシンプルに取り入れたり、インディアンジュエリーと重ねづけしたりと夏から秋までブームが継続しました。特に人気が高かったのが、赤色とターコイズブルーカラー。『ビンゴブラザーズ』や『ホワイトハーツ』といった本格的なブランドのもののほか、多くのセレクトショップからも発売されました。無地の白Tシャツと組み合わせるのが鉄板。
→旬のノーカラーシャツと相性抜群なビーズネックレス
2015年夏トレンド3
白スニーカーに続け! ハイテクスニーカーで足元にアクセントを追加
着こなしがシンプルになる分、インパクトあるアイテムに目が向けられやすい夏。2015年の夏はその照準がスニーカーに向けられました。その結果ブームとなったのが、『ナイキ』のエアマックスや『リーボック』のインスタポンプフューリーをはじめとしたハイテクスニーカー。悪目立ちせずコーデの好アクセントとなるので、多くの大人から支持を集めました。
→リーボックのインスタポンプフューリーが人気のワケ
2015年夏トレンド4
今年も安定人気。スポサンことスポーツサンダル
2014年に大ブームとなったスポーツサンダル。今年は例年よりも落ち着きを見せたものの、一過性のブームでなく今年も愛用者が多く見られました。人気はやはり『テバ』の一足で、2014年ブーム時のようにソックスとのレイヤードはせず、2015年は素足で履くのが基本でした。
2015年夏トレンド5
さまざまなブームを重ねるとここにたどり着く。アメカジがやっぱり人気
春からのデニムブームに90年代ファッショントレンド、無地Tやビーズアクセが人気とくれば、必然的にコーデの主流となるのがアメカジです。ガシガシ洗濯し、アクティブに遊びたい夏ならではの気分にもマッチしたトレンドでした!
2015年秋はミリタリー勢強し!
秋のトレンドとしてまず思い浮かぶのが、ミリタリーファッションです。毎年秋になるとトレンドになると言われ続けていましたが、2015年は本当に大ブームとなりました。特に人気だったのが、MA-1の中綿を除きエポーレットを追加したL2-B。また、カモフラージュ柄のアイテムも非常に人気でした。春から注目されていたノーカラーシャツも着用者続出。さらにツバ広ハットもファッショニスタを中心に流行しました。また、夏のクルーネックTシャツブームの流れで首の詰まったタートルネックニットがブームとなったのは新鮮でした。また、暗めカラーが中心となる秋冬コーデに色を与えて、季節感も演出するキャメルカラーのアイテムもブレイクしました。
2015年秋トレンド1
ブームの大旋風は今も継続中! 今季はミリタリー一色
前述の通り、周期的に定番ファッションキーワードとして浮上するミリタリーですが、今季は本当に本気。その本気度は、カジュアルなミリタリー服だけでなく、きれいめ服の領域まで侵食しているほどでした。アイテムとしてはライトで使い勝手のよいL2-Bやミリタリーパンツ、迷彩柄などが主。後ほど紹介しますが、冬になるとL-2BからMA-1へと移行し、ブームは現在も継続しています。
2015年秋トレンド2
シャツの季節の訪れとともに、ノーカラーシャツ(バンドカラー)ブームもやってきた!
秋になるとシャツを着用したくなる人が多いですが、その流れに乗ってブームとなったのが襟のないスタンドカラーのシャツ。トレンドのデニム素材を採用するタイプや白シャツをベースとした清楚なデザインなど、バリエーションも豊富に展開されました。夏にブームとなったビーズネックレスと組み合わせる人も多く、大人にも取り入れやすいアイテムとして世間に浸透しました。
2015年秋トレンド3
難易度は高めに見えて実は汎用性が高い! ツバ広ハットが帽子トレンドのトップに
見た目に個性が強く、かぶり慣れない人にはやや敬遠されがちなツバ広ハットですが、ファッショニスタを中心にブームとなりました。見た目以上に合わせやすく、ファッションテイストもあまり選ばないながら悪目立ちせず個性を発揮できるのがブームの理由だと思います。
→メンズコーデを格上げする、ツバ広ハットの取り入れ方
2015年秋トレンド4
季節感に加えてきちんと感も演出! タートルネックのニットがキテる
見た目にも上品な上に季節感があり、加えてブームとなったタートルネックのニットは、TASCLAP世代にぜひ取り入れて欲しいアイテム。秋は一枚で、冬はインナーにとブームが継続しているため、冬セールでぜひ狙ってみてください! 選ぶポイントは以下記事をどうぞ。
→旬アイテムとして復権!タートルネックニットがキテる
2015年秋トレンド5
アウターもニットもシューズも独占! キャメルカラーがいい感じ
温かみのあるカラーが秋にぴったりなキャメル。ナチュラル感や落ち着きあるイメージを与えられるこの色は、定番ながらこの秋再注目されました。特にコート類やニット、そしてシューズでこれらの色が好まれていました。このブームもまた、冬まで継続されて人気です。
→定番色ブラウンを取り入れた、普通のおしゃれの作り方
2015年冬は、2016年のトレンドにも繋がるトピックスが満載!
現在進行形の冬ですが、トレンドとして台頭するのが秋と同じくミリタリー。なかでもMA-1はずば抜けて人気です。また、ここ数年継続人気のチェスターコートと『カナダグース』のダウンジャケット、インナーダウンは今季もその座をキープ。新鮮なのは大きめサイズのアウター。90年代ブームに隠れていますが、2015年は通年”リラックス”もトレンドキーワードとなっており、ゆったりとしたサイズ感のコートはまさにこれを象徴するアイテムとなりました。
2015年冬トレンド1
今年の大ブレイクアウターといえばこれ。MA-1フライトジャケット
街中でよく見かけるMA-1は、今冬の筆頭ブレイクアイテム。定番のカーキカラーはもちろん、アーバンライクなネイビー、モードテイストに合わせたいブラックとどの色も大人気でした。また、多くの人が『アルファインダストリーズ』のMA-1を着ていたのも印象的。取り入れやすい細身シルエットにリサイズしつつ、価格はお手頃というTASCLAP世代にもうれしいところがブレイクした秘密かもしれません。
2015年冬トレンド2
冬の風物詩! 『カナダグース』のダウンジャケットは今季も超人気
今季も多くのセレクトショップに並び、変わらず高い人気を誇る『カナダグース』のダウンジャケット。トレンドでありながら定番ブランドとして浸透しつつある『カナダグース』は、今のファッションに馴染みやすい上に軽量で暖かいと、大人のツボをすべて刺激するハイレベルなつくりが人気の秘密です。
→ダウンジャケットならここ!カナダグース解体新書
2015年冬トレンド3
大人アウターの決定版。チェスターコートは今冬も引き続き注目
ビジネススタイルはもちろん、デニムと合わせてカジュアルに装ってもよしのチェスターコートは2014年に続き人気のアイテム。保温性もあり、大人としてのカチッと感、清涼感を振りまけるアイテムなので、まだ入手していないTASCLAP世代にぜひおすすめしたいコートです。
→チェスターコートはデニムと合わせてカジュアルに装う
2015年冬トレンド4
体温調整が容易にできてトレンド感も抜群! インナーダウンが今年も使える
コートをはじめとしたアウターのなかに取り入れるインナーダウンは、今シーズンも多く見られました。ハイテク素材ならではの素材感が着こなしに変化を与える上に、体温調整がしやすいので、子供がいる家庭も多いTASCLAP世代にもうれしいアイテムです。
→旬のインナーダウンもアウトドアブランドが一番使える
2015年冬トレンド5
リラックスした着こなしが今年らしい。ゆったりサイズのコート
だらしなく見えてしまわないよう、そのバランスが難しいゆったりめサイズのコートがファッショニスタを中心にブーム。肩のラインが少し落ちて、リラックスした雰囲気が出るよう着こなすのがポイントです。TASCLAPでも多少ですが以下の記事で紹介しているのでご覧ください。
→チェスターコートはデニムと合わせてカジュアルに装う
2016年のメンズ春夏ファッションは、ひと言で表すとシンプル
これだけだと2015年と変わらないのでは・・・と思う人も多いかと思いますが、まさにその通り。細かい部分でことなるものの、2016年春夏の基本は2015年のブームを継続した形となりそうです。
着こなしでいうとベーシックなアイテムを軸に、小物で差を出すのが主流となりそう。一見して「おしゃれ頑張っていますよ感」を出すのでなく、あくまでさり気なく。これが基本となりそうです。アイテムとしてはMA-1などのブルゾン系ブームの流れでスカジャンを提案するブランドが多くありました。また、2015年に見事トレンドアイテムとして復権したデニムは勢いが衰えず、人気の予感。
2016年のブームは着こなし、アイテム、カラーの3視点でお届けします。
2016年春夏の着こなしは、”普通”をベースに小物で味付け
2015年と同じくシンプルなファッションがトレンドのベースとなりそうな2016年の春夏。無地Tシャツにデニム、スニーカーといった超シンプルコーデを軸に、帽子やアクセサリーで個性を追加するのが王道となりそうです。写真は2015年以前のものですが、ベースとしては次のような感じ。
無地Tシャツにカモフラパンツのシンプルコーデに、インディアンジュエリーで味付け。シンプルながら個性を発揮する、まさに2016年春夏のトレンドを体現した着こなし。
デニムシャツにデニムパンツのトレンドアイテムをベースに、椰子柄のファブリックを採用したバケットハットとサングラスで個性を追加。やり過ぎないバランス感に注目です。
カーディガンにデニムパンツ、無地Tのベーシックなコーデは、白ソックスでさり気なく旬を取り入れたのがポイント。これくらい力が抜けているのがあえて今っぽい。
シンプルコーデにニット帽×メガネでこなれた雰囲気に。夏の定番的なスタイルとして、2016年に多く見られそうな模範的コーデです。
ブルーは今年もトレンドカラー。ベージュやオフホワイトも注目したい
前述の通り2015年の着こなしをベースとするため、インディゴを筆頭とするブルー系カラーは今年も人気。また、2015年の秋冬はキャメルが人気ですが、これをベースに春夏らしいスモーキーなベージュやオフホワイトにトレンドが移行しそうです。全体的にパキッとした強めのカラーよりも、やさしくて柔らかい色調が2016年の春夏らしい組み合わせとなりそうです。色の組み合わせもワントーンでまとめる着こなしは流行が続きそうで、デニムオンデニムなスタイルのほか、近似色や単色ながらも素材の違いでメリハリをつるスタイルに注目が集まりそう。
ジージャンにデニムパンツ、さらにデニムハットを組み合わせたスタイリング。スリッポンもネイビーカラーで統一したワントーンスタイルは、同色ながらも微妙に色に変化をつけることでタウン仕様に昇華しています。
デニムオンデニムに抵抗があるなら、腰にシャツを巻いて上半身と下半身で区切りをつけると、取り入れやすいです。デニムパンツはロールアップして軽快に着こなすと季節感が出て◎。
オフホワイトとベージュを組み合わせた、柔らかい色合わせが2016年の春夏らしい着こなし。アイテム自体はベーシックなので、見た目以上に挑戦しやすいのも高ポイントです。
上の着こなしと同じくワントーンにまとめながら、トップスはリネン、パンツはコットンにするなど素材でメリハリをつた好例。トップスの裾からタンクトップをチラ見せすることで、好アクセントとして活躍します。
アメカジブームでスカジャンが流行!? リラックス感のあるアイテムも注目度が高い
本記事中で何度も登場しているデニムは、春夏も継続人気。新鮮なのは、スカジャンをはじめとした光沢感のあるブルゾン。これらに共通しているのがアメカジでして、2015年のトレンドが継続されているのがわかりますね。また、リラックス感のある服は2016年春夏トレンドとして2015年に続き注目。力の抜けたゆるいアイテムも、注目度が高いです。そして気になる足元事情は、春夏もスニーカーが主役。2015年の春と同じですが、2016年の春夏も白スニーカーをまずは狙いたいところです。
2015年のデニムブームから続いて、2016年春夏のトレンドもデニムは見逃せません! 特に人気が高いのは、色落ちしたタイプ。ダメージ加工が施されたタイプも、例年以上に多くのブランドが発表しています。デニムパンツは裾に向かってテーパードしながらも、細すぎず太過ぎないシルエット。ジージャンはオーバーサイズではなく、ジャストからややタイトめが基本となりそうです。ここ最近人気のデニムシャツは今季も人気継続で、色落ち加工を中心にスタッズやパッチワークなどのデザインが施されたタイプも登場。デニムオンデニムの着こなしもより浸透しそうです。
2016年の春夏トレンドとして目新しかったスカジャンは、従来の大胆な刺繍のあるタイプというよりも、華美なデザインを取り除いた、光沢感のあるブルゾンともいえるタイプが狙い目。2014年、2015年に一部のブランドがレコメンドしていましたが、春夏はより多くのブランドが展開しているためブレイクの予感です。写真のアイテムは2015年秋冬の『アンユーズド』のスカジャン。これくらいシンプルなタイプであれば、大人でも抵抗なく取り入れられるのでおすすめです。薄色のデニムパンツに白Tシャツ、足元も白スニーカーなんかと合わせて、ワイルドでなくあくまで爽やかに着こなすのが2016年の気分となりそう。
2016年春夏の足元もスニーカーはトレンドの主役。ハイテクからローテク、そして専業ブランドからファッションブランドの一足まで多くのモデルが登場しますが、この時期らしい白スニーカーを選べば間違いありません。なかでも注目したいのが、ローテクスニーカーを代表する『コンバース』オールスター。アメカジのメインアイテムであるデニムのほか、リラックスムードのある着こなしまでハマる汎用性の高さを誇るオールスターは、春夏を問わず活躍してくれる優れもの。何を履けばよいのかわからない……という時にも役立つ、救世主的なアイテムとなってくれるハズです!
2015年も90年代ブームに隠れていた”リラックス”が、今季はいよいよ主役になるかも。たとえば写真のアイテムは『ノウハウ』というパジャマブランドのもの。パッと見はパジャマに見えないけどリラックス感は感じられる、まさにこういったバランスが2016年の春夏トレンドとなるのかもしれません。セットアップで取り入れるのが難しければ、トップスだけ取り入れるのもあり。デニムパンツにスニーカーといったコーデにパジャマシャツを合わせるなど、どこかワンポイント入れるコーデのほうがリアルかもしれません。
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