モックネックのスウェットなら簡単に今っぽくまとまる
今日的にアップデートされたアイテムは、スタイリングを新鮮に見せる。今季でいえば、モックネックのスウェット。ここではそのアイテム選びと着こなしを検証してみたい。
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モックネックスウェットとは
スウェットシャツは、もともとスポーツ選手が競技前後に身に着けるアイテム。表地にスウェット、裏地にパイル地を重ね合わせた二重構造のため肉厚で、伸縮性や吸汗性に優れているのが特徴だ。また、ネック周りを見ると、スタンダードなのは、三角リブで適度な余裕を演出したクルーネック。それをモックネックに変更したことで、オーセンティックなアイテムをモダンに仕上げている。クルーネックより、保温性が高い点もうれしい。ちなみに、モックとは「見せかけ」、「まがいもの」を指している。ここで紹介するモックネックスウェットは、これまた人気のタートルネックの「見せかけ」といえる。
モックネックスウェットの魅力1:品よくキマるネック部分
動きやすさやリラックス感への傾倒から、ネック周りを圧迫しないクルーネックがスウェットシャツの主流だった。ただ、それをおしゃれとして身に着けるにはややルーズな印象が否めない。しかし、モックネックにすることでその不安も解消。カジュアルでありながらエレガントな雰囲気と、抜群の保温性を取り入れることができる。
モックネックスウェットの魅力2:今季多くのブランドから展開されている
スウェットシャツ自体は昔から馴染み深く、昨今のスポーツミックスの流れもあり注目度は高まっていた。そこへ拍車をかけたのがモックネックタイプのアイテム。各ショップやブランドから率先してリリースされ、往年の名作を別注でモディファイしたアイテムも散見される。趣向を凝らしたバリエーション豊富なアイテムが、巷をにぎわせている。
アイテム1
『ナノ・ユニバース』モックネック ラグランスウェット
ラグランスリーブやフロントのVガゼットなど、ミリタリーディテールを落とし込んだ男前なデザイン。ただし、高めのモックネックやリラックスフィットにより今の要素も巧みに落とし込んでいる。さらに、ふんわりとした裏毛生地により心地良い着用感も堪能できる。
アイテム2
『チャオパニック』モックネックスウェット
オーバーサイズながら、ネック&裾のドローコードでシルエットを微調整可能。その日のスタイルに合わせて、自分好みのニュアンスで着こなしたい。そして、フロントに配置されたカンガルーポケットがスポーティーなアクセントに。
アイテム3
『カンゴール』ビッグロゴモックネックプルオーバー
胸元&左袖に刺繍が入るのみならず、背面上部にもロゴプリントが! つまり、バックスタイルでも隙なく洒落感をアピールできるというワケだ。生地には吸水性&保温性に長ける綿100%の裏毛スウェットをチョイスしていて、素肌にそのまま着ても気持ちイイ。
モックネックスウェットの魅力3:簡単に今っぽくまとまる
コーディネートの幅が広がる分、冬のおしゃれはとりわけ楽しい。しかし、「それが億劫だ」なんて人も当然いることだろう。だからこそ、サラッと気軽に羽織れるスウェットは実に頼もしい存在。しかもモックネックタイプは、そのストロングポイントを存分に生かしつつ、今っぽさを漂わせることも可能。一枚でもしっかり完結できるところが、強みなのだ。
清々しいブルーのスウェットは胸ポケ付きのユニークなタイプ。そこへウインドウペンをあしらった上品なスラックスを合わせた点が技アリ。そのギャップがおしゃれの肝に。
ネック周りにボリュームをもたせた分、シンプルなデザインながらインナーのスウェットシャツの存在感は絶大。定番のジーンズやスニーカーと合わせてもより新鮮に見える。
足元に鮮烈な挿し色を効かせた、トリコロール風のカラーパレットが新しい。ネイビーのメルトンジャケットや美脚パンツにより、カジュアルな印象を中和させたところもお見事。
ライダースはウール地で、ジーンズはやや細身の濃紺をチョイス。さらにスウェットはクリーンな白を選択するなど、ラフなアイテムを選びで品よく見せた手腕に脱帽。
ポケット付きのスウェットにカーゴパンツ、そして足元はスニーカーと、アクティブなスタイリングながら都会的に見えるのはシャープなシルエットのたまもの。柄のスパイスも◎。
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