スウェットカーディガンで、楽にカチッと感を演出せよ

スウェットカーディガンで、楽にカチッと感を演出せよ

ダラッとしたくはないけど、肩ひじを張りたくもない。そんなコーディネートにおける悩みを抱えている人は多いはず。その問題に対する解答が、スウェットカーディガンです。

菊地 亮

2016.01.10

トップス
カーディガン
冬の着こなし・コーデ

スウェットカーディガンとは

カーディガンは19世紀、イギリス陸軍軽騎兵旅団長だった第7代カーディガン伯爵が、Vネックのニットを前開きにして、ボタンで留めるようにしたのが始まり。こうした経緯から、通常であれば防寒性なども考慮し、ニット編みのウール生地によって作られるのが一般的だ。それをスポーツシーンの主要生地であるスウェットで仕上げたのが、こちらのアイテム。手軽に着用でき、余計なケアも不必要。丈夫で動きやすいため、大いに重宝するアイテムだ。

スウェットカーディガンの魅力1:適度にラフで適度に上品、そのさじ加減が絶妙

前述したように、スポーツシーンで活用されることの多い生地で作られているだけに、動きやすくラフにガシガシ着られる。洗濯するうえでも細心の注意を払わずに済み、ニット特有のピーリングの心配も皆無。そのうえ、カーディガンとしてのフォルムはしっかりと残しているため、サラッと羽織るだけで大人としての威厳を保つことだって可能だ。その使い勝手のよさが、世の大人たちにとっては頼もしく見えるはず。

スウェットカーディガンの魅力2:カジュアルからきれいめまでハマるデザインが揃う

生地感によるカジュアルな印象と、上品なデザイン性。二面性を持っているアイテムだけに、カジュアルな着こなしは言うに及ばず、襟元を正したコーディネートにもすんなりハマる。多彩な着こなしの振り幅は魅力的だが、それを可能にしているのが多彩なデザインバリエーション。フロントデザインも、ジップアップにボタンフライと自由で、通常のノーカラーもあればショールカラーをあしらったものなどさまざま。それにより、どんなスタイリングにも活用できる。

アイテム1『スペースローズ』ダブルスナップ スウェット カーディガン

ダブルに仕上げたジャケット風デザインは、シックなビジュアルを生むと共に微細なフィッティングの調整も可能。生地はムラ染めを施し、まるで着古したような独自の風合いを演出している。中国に古くから伝わる、自然界の脅威を表現した雷文のデザインもシュール。

アイテム2『ジャーナル スタンダード レリューム』スウェットジップカーディガン

あくまでも自然体な大人のファッションを提案する、同ブランドらしいアイテム。無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインは、主役としてはもちろんレイヤードとしても重要な役割を担う。生地は抜群の肌触りと風合いを備えたコットンで、ジップ仕様も着脱に便利。

アイテム3『トミーヒルフィガー』カーディガン

こちらは、『トミーヒルフィガー』誕生30周年を記念したライン”MADE IN AMERICA”のアイテム。素材はポリエステル混紡のため、温もりを感じながら着心地も軽やか。ふっくらとした肌触りにこだわって仕上げているため、ストレスを感じることなく着ることができる。

アイテム4『タブロイドニュース』別注スーピマ裏毛カーディガン

ミリタリーと本格ビスポークのテイストを高度な技術によってアイテムに落とし込むタブロイドニュースのカーディガンへ別注。生地は高級綿として世界的にも知られるスーピマを使い、和歌山にて丹念に編み上げられたもの。そのため品よく着こなすことができる。

アイテム5『ビームスライツ』ボアインレイショールカーディガン

一枚生地でやや薄手に仕上げたこちらは、アウターを重ねてもインナーへ一枚加えてもゴワツキを感じることなく着用可能。その分、襟部分にはボリューミーなボアを投入。保温性をしっかりキープしながら、デザイン的なアクセントも期待できる作りになっている。

スウェットカーディガンの魅力3:リラックス感をキープして大人っぽく仕上げられる

しっかりとした見た目から、ジャケット的役割でもしっかり機能するスウェットカーディガン。選ぶなら、まずはモノトーンのように落ち着いたカラーリングのものが最適。そうすれば、セットアップ風の着こなしのハズしにも、またはジーンズやチノパンといったカジュアルなボトムスの引き締めにもオールマイティに活用できる。

ヘビーアウターを主役に、インナーダウン的に取り入れたスウェットカーディガンと、品のあるハイネックカットソーでグラデーション調にコーデ。ボリュームアップした分、ボトムスはスリムな一本を選択。

シンプルなアイテムチョイスと着合わせにより、グッとシックなビジュアルを構築。センターラインにリラックス感を取り込みながら、しっかり濃紺カーデで引き締めた配慮がいい。

インナーに取り入れたギンガムチェックシャツに対して、スウェットカーディガンを紺ブレ的ポジションで起用したアメトラ風の装い。黒パンでしっかりと落ち着かせながら、2トーンの革靴で遊び心も演出。

マイルドなニットとペールトーンのジーンズを、しっかり引き締めた黒のスウェットカーディガンが絶妙。甘くなり過ぎないよう、足元にブーツを取り入れた点も好評価。

スタイリッシュなモード的セットアップと思いきや、トップスはスウェットカーディガン。インナーの白Tやストール、足元のジャックパーセルと、計算づくされた色合いの引き算が絶妙。

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髙須賀 哲

地方の出版社にて編集を経験した後、独立。フリーのエディター・ライターとしてメンズファッションを中心に、スポーツ、グルメ、音楽など幅広い分野で活動。現在は、生まれ故郷である岩手県、そして東北の魅力を発信すべく東奔西走中。
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