大人のネルシャツ攻略術。オタクっぽさを回避する選び方とおすすめ15選

大人のネルシャツ攻略術。オタクっぽさを回避する選び方とおすすめ15選

ネルシャツはアメカジの定番服。それが、選び方を間違えてしまうと野暮ったくなり、オタクっぽく映る恐れも。そんな不安を解消するネルシャツ攻略術をご紹介します。

山崎 サトシ

2017.09.10

ネルシャツ
秋の着こなし・コーディネート
16〜20度の服装
休日
アメカジファッション
アイテムの選び方

当たり前のように言葉にしているけど、そもそもネルシャツって?

ネルシャツとは、「フランネル」と「シャツ」をあわせた造語。

フランネルは、縦糸・横糸とも紡毛糸を用いて平織りまたは綾織りしたソフトで軽い織物のことで、製織後に軽く縮絨されているのでやや毛羽立ちがあり、素朴な雰囲気が特徴です。イギリスのウェールズ地方でつくられたのがはじまりとされており、名称はウェールズ語でウールを意味する「グラネン」から。もともとはウール生地のそれを指しますが、日本ではコットンや化学繊維のことも含めて日本ではフランネルと呼ばれています。

ちなみに厚手のフランネルはフラノと俗称され、手触りがソフトで霜降りのモノが多いのが特徴です。

オタクっぽさを回避するには柄・色・形の3つを意識しましょう

オタクっぽさを回避するには柄・色・形の3つを意識しましょう

ネルシャツは、何の考えもなしに選ぶと、「あの人オタクっぽい……」と思われてしまう危険性を有しています。オタクっぽいと言われてしまうことが問題というよりも、おしゃれのために着用しているにも関わらず、それが伝わっていないというのは考えものですよね。アメカジ好きの大人が注意すべきは柄の大きさ・色合い・シルエットの3要素。そのどれかひとつでも後述するポイントに当てはまれば、オタクっぽさは簡単に回避できます。

柄編:大ぶりすぎない柄、もしくは少しボケ感のある柄が大人には似合います

格子柄が大きく、主張あるネルシャツはきわめてポピュラーですが、その分“オタクっぽさ”もやや強め。大柄すぎない、小ぶりから中ぶり程度のチェック柄のほうがこなれて見えるのは確実です。また、写真のように少しぼかした色味のチェック(=オンブレチェック)も、柄のアピール度が控えめなのでスマートに着こなせるはずです。

チェック柄のなかでも特にポップなブロックチェックながら、これくらい控えめなサイズの格子柄なら大人カジュアルにもマッチ。アウターと足元の黒でトーンを落ち着かせている点も見事です。

カラフルな配色で彩られた『カトー』のネルシャツですが、チェックが大柄ではないためシャープな見栄えです。抜け感のあるベイカーパンツとのコンビで肩の力を抜いた装いに。

ほかのコーディネートに比べてややはっきりしたパターンのネルシャツですが、ボトムスにも暖色系のカラーリングを意識することで統一感が生まれた技ありの着こなしです。ベージュのダウンベストで少し表情を変えた点も◎。

柔らかな表情のオンブレチェックシャツは、あか抜けたアメカジテイストを演出してくれる存在。中からチラッとのぞかせれば、シンプルコーデの好スパイスとなります。

ミディアムサイズの上品な格子柄が採用された『アーバンリサーチ』の1枚を、落ち着いたトーンのMA-1にイン。全体的に重めの色味にも関わらず、裾リブジーンズと白スニーカーと合わせたことでスッキリとした印象に。

カラー編:ダークトーン基調のネルシャツならシックに着られます

続いてのチェックポイントはネルシャツのカラーです。ネルシャツと言うと刺激的な原色系が頭に浮かぶと思いますが、それはこなれた男の選択肢として100点ではありません。もっともおすすめしたいのは、シック&クールな印象をまとったダークトーン基調のモデル。驚くぐらい簡単に大人アメカジが実現できるでしょう!

主役は『シップス』の濃紺ネルシャツ。通常は存在感の強いウィンドウペンチェックですが、こちらはうっすらとした色合いで都会的な表情です。ベージュチノ&ローファーでモダンアメカジに。

深いグリーンのチェックで落ち着いた印象のネルシャツを、シンプルにさらりと着こなしました。シューズのブラウンと合わせてナチュラルなアースカラーにまとまっています。ハードなダメージデニムを少しのアクセントに。

『ボヘミアンズ』のネルシャツにロゴTシャツをインして、ジーンズを合わせたカジュアルコーデ。しかしながら、色みを抑えているためシックにまとまっています。

これくらい抑えたカラーのネルシャツなら、スラックスと合わせて大人の雰囲気を演出可能。重くなりすぎないよう、インナーとスニーカーに白を合わせる工夫も見事にハマっています。

ネルシャツに同系色の落ち着きあるベストを重ね着して一体感を出せば、ハードなクラッシュデニムも子どもっぽく見えないという好例。大人のアメカジには引き算が大事なんです。

シルエット編:おしゃれに装うならジャスト〜タイトめのシルエットを厳守

3つめのキーポイントはシルエットです。ネルシャツはカジュアル&リラックスなイメージが強いこともあり、ルーズフォルムの子どもっぽいモデルではあか抜けた雰囲気は出せません。ジャストサイズorナローに昇華された、今日的な1枚をチョイスすると着こなしがうまくまとまります。また、着丈も短めのほうがより洗練された雰囲気です。

ビビッドな赤が映えるネルシャツは、ジャストサイズを選んで野暮ったさを払拭。ネイビーの格子をボトムスと合わせりことで、全体が馴染んでいます。テーパードが効いた旬のパンツもモダンな印象です。

ボトムスのスウェットパンツがスポーティな分、チェックシャツは細身&モノトーンの洗練されたモデルをセレクト。手に持ったジャケットと革靴のかっちり感をうまく弱めています。

タイトフォルム&ショート丈の現代的なネルシャツは『サイコバニー』。シャツと同じく起毛感のあるウールパンツを持ってきて、ベーシックながら表情豊かなコーデを実現しました。

モダナイズされたネルシャツならば、上品なテーラードジャケットともこの通りベストマッチ。ハイテク感あるポンプフューリーで足元を外すあたりもニクいテクニックです。

ネルシャツ、チノパンともにナローなサイズ感で統一。このように発色明るめのスタイリングでも、全体的にスッキリしたシルエットが都会的な印象を作り出してくれます。

大人におすすめ。1枚で“即・おしゃれ”になれるネルシャツ15選

着こなしの方法だけではなく、即活用できる1枚が欲しいというあなたのために、それだけで“即・おしゃれ”になれるネルシャツをご紹介。秋冬シーズンに重宝するアイテムだけに、大人買いするのもアリですよ。

さまざまなコーデに合わせやすいグリーン〜ブルーのチェックネルシャツ。古着のように少しくすんだ色合いがこなれたムードを演出。着丈が短めに作られているため、すっきりとしたシルエットで着こなす事が可能です。

スタイリッシュなシルエットのジーンズながら、抜群のはき心地で人気を博すブランド『ヌーディージーンズ』。代名詞のジーンズにハマりそうなオレンジ×ブルーのチェックが特徴のネルシャツは、オーガニックコットン使用で肌触りが抜群です。

一見ホワイトとネイビーのシンプルなシャツですが、ネイビー部分はインディゴ糸を使用しているため、着込むほどに風合いが増し、味が出てきます。きれいめコーデにも難なく合うボタンダウン仕様もポイント。

暗めの寒色でまとめたチェックパターンは、ネルシャツ特有のほっこりとした雰囲気ながらもやぼったくは見せない絶妙なバランスが秀逸。ボタンダウン仕様かつ小ぶりな襟は、さらりと着るだけで首回りをスマートに見せてくれます。

チャコールグレーを淡く変化させて作ったウィンドウペンパターンは、大柄ながらどこか繊細な表情を感じさせます。両胸に配された大きなフラップポケットがさり気なくデザイン性をプラス。落ち着いたトーンの1枚は、秋冬らしさもフォローします。

襟はコーデュロイ素材に切り替えられており、1枚でもレイヤードしたような表情が楽しめます。さらさらとした外観ながら、白蝶貝が使われているボタンが上品。裏側は起毛素材のため、暖かさは十分。

鮮やかなイエローを使った明るめのパターンが目を惹きますが、全体としてはネイビーの面積が多いため日常使いしやすいデザインに。襟が丸襟になっているため、ニットなどと重ねたレイヤードコーデも楽しめそうですね。

ネイビーとパープルという個性を感じさせる色みが特徴。アームホールなど全体的にシルエットが細身なので、きれいめカジュアルな装いにも活用することが可能です。コートやジャケットなどと合わせてもハマる使いやすさは魅力。

ダークトーンのメインカラーにホワイトのラインが好アクセント。濃淡のネイビーがちりばめられた他に類を見ないデザインが目を引きます。ジーンズはもちろんスラックスなどのクリーンなボトムスも相性抜群。

こなれた雰囲気が魅力のこちらのネルシャツは、コットン100%で肌触りがやわらかく着心地抜群。着丈が短く細身のシルエットのため、きれいめに着こなせます。

ねじり加工により立体的な表情をもたせ、暖かみのある風合いが感じられる『カンビオ』のネルシャツ。素材は、コットン100%の両面起毛なので着心地も抜群です。デザイン・素材にこだわった1枚は、普段のカジュアルコーデを格上げしてくれます。

『バーナー』のネルシャツは、10色以上の豊富なカラバリ展開が魅力。お気に入りの1枚がきっと見つかるはず。スタンダードで使いやすい仕様なうえに、手に入れやすい価格帯なので2枚、3枚と集めたくなりそうです。

インナー使いを想定したネルシャツもいいですが、主役級の1枚を選ぶのであれば肉厚な生地感のモノを選びたいところ。その点こちらはしっかりとした生地を国内で仕立てている点がポイント。素材や配色、ディテールなどこだわりが存分につまったアイテムです。

ダークトーンのカラーリングと細かなチェック柄を施した落ち着いた佇まい。前裾の丸みのあるラウンドや貝ボタンなど、ヴィンテージワークシャツのような1枚です。ジーンズとの組み合わせが定番ですが、スラックスやスキニーなどと合わせて品の良さを演出しましょう。

「カジュアルすぎない上品な普段着」がコンセプトの『サキャスティック』。ネルシャツならではの柔らかな風合いを生かした、品のあるペールトーンカラーが◎。秋冬の重くなりがちな着こなしに程よい軽さをプラスするなら、こちらの1枚がおすすめ。

ネルシャツのおしゃれな着こなしが見たい人はこちら!
参考: オタクに見せない!ネルシャツで作るおしゃれコーデ術

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