マウンテンパーカー傑作選。ファッションライターが推す25ブランド

マウンテンパーカー傑作選。ファッションライターが推す25ブランド

アウトドアアイテムの人気は衰え知らず。とくに街から外遊びまで自在に着回せるマウンテンパーカーは、1着押さえておくべき筆頭です。おすすめブランドを厳選しました。

山崎 サトシ

2019.03.14

アウター
ジャケット
マウンテンパーカー
アウトドアファッション

アウトドアMIXに即効。マウンテンパーカーはトレンドの筆頭候補

未だ冷めやらぬアウトドアMIXトレンド。山や森で着る機能的なウェアを街着に取り入れることは、もはや当たり前となっています。フリースにダウン、ベストなどアウターもさまざまに存在しますが、この時期の取り入れやすさで選ぶなら優先的に押さえたいのがマウンテンパーカー。雨に強い素材なので春や秋の曖昧な天候にも対応しやすいうえ、薄手でサッと羽織れるので何かと重宝します。

マウンテンパーカーを選ぶなら、やっぱり本格ブランドから

多くのファッションブランドからマウンテンパーカーがリリースされているものの、使い勝手を第一に考えるのであれば本格アウトドアブランドから選ぶのが吉。やはりその道のスペシャリストが手掛ける逸品は機能面で頭一つ抜けていて、幅広いシーンに対応してくれます。最近のモデルはスペックだけじゃなくデザインも洗練されているので、大人のコーデとも好相性です。

タイプ別に選ぶ、おすすめのマウンテンパーカー25選

それではさっそく大人の着こなしに味方する優良マウンテンパーカーを紹介していきましょう。アウトドアブランドを誰しもが知る王道ブランド、信頼のおけるジャパンブランド、周囲と差の付く注目コラボレーションの3カテゴリで分類しました。

▼カテゴリ1:持っておいて間違いなしの王道アウトドアブランドのマウンパーカー

まずは世界的に名を馳せるアウトドア界の大定番ブランドにフォーカス。いずれのブランドも長年のキャリアに裏付けられた、完成度の高いアイテムばかりです。初めての1着を探している人は、ここから選んでおけば間違いありません。

ブランド1『ザ・ノース・フェイス』

表地は耐久性に富む70デニールナイロンを採用。ゴアテックス素材をレイヤードした2層構造により、防水性にも優れています。保温性を考えて長めに取られた着丈は、落ち着きのある大人コーデとも相性抜群。90’sテイストを漂わせるバイカラーデザインも特徴的で、ジーンズやチノパンといったカジュアルなボトムスともマッチします。

ザ・ノース・フェイスのマウンテンパーカーが、大人に愛される3つの理由

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『ザ・ノース・フェイス』のマウンテンパーカーといえば、外遊びのみならず街でも使える最強アイテム。魅力や注目作、着こなしから大人に愛される理由を読み解きます。

山崎 サトシ

ブランド2『アークテリクス』

過酷なアルペン環境での着用を想定して開発された、『アークテリクス』の代表的なモデル。防水透湿&耐風性に特化した素材“ゴアテックス プロ”により、最高峰に相応しいスペックを叶えています。脇下にはベンチレーションジップを装備しているので、通気性の確保もイージーです。ポテンシャルの高さもさることながら、無駄のないシャープなルックスで街使いしやすい点も『アークテリクス』ならではでしょう。

アークテリクスのマウンテンパーカーを街着としてフル活用したい!

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アウトドア界の最高峰に位置する『アークテリクス』のマウンテンパーカー。外遊びだけでなく街着としてもフル活用できる万能選手について掘り下げます。

山崎 サトシ

ブランド3『ワイルドシングス』

ブランドのフラッグシップに位置する「デナリジャケット」をデザインベースに、軽量化を図ったモデルが「デナリライト」。薄手で3シーズン使えることから、高い人気を誇っています。この新作モデルでは高機能アウトドア素材としてお馴染みの“イーベント”を使用し、最高レベルの防水透湿性を保持。発色の良いターコイズカラーのため、シャツなどきれいめインナーとも難なくマッチします。

ブランド4『コロンビア』

1986年に発表されたモデル「デコイパーカ」をリバイバル。本体ポケットに自己収納できるパッカブル仕様なので、コンパクトに持ち運ぶことが可能です。縫い目がシール加工されているため防水性も充分! フードはスナップボタンで取り外しできるので、2WAYの着こなしにも対応します。大胆な迷彩柄の1着ゆえ、シンプルコーデのアクセントとして取り入れるのがおすすめ。

ブランド5『マムート』

ゴアテックスをレイヤードした2層構造の全天候対応型ジャケット。風の侵入をシャットアウトするフロントのダブルフラップや脇下のベンチレーションなど、悪天候下での着心地にも配慮した細かなディテールにも抜かりはありません。また、ヨーロッパブランドらしい無駄を削ぎ落としたミニマルデザインで、ボトムスを選ばず着こなせます。

ブランド6『シエラデザイン』

50年にわたって愛されて続けている、マウンテンパーカーの大定番。こちらは、今なお米国のファクトリーにて生産されているMADE IN USAの逸品です。表地には水に強く堅牢性にも優れる伝統的なマテリアル、60/40クロスをチョイス。背面にはビッグサイズのマップポケットがセットされており、手ぶらでの外出も叶えてくれます。

シエラデザインズの十八番にメロメロ。いま欲しいのは、本格派マウンテンパーカー

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マウンテンパーカーが注目されていますが、忘れてはいけないのが『シエラデザインズ』のそれ。機能的ながら無駄のないデザインの逸品は、大人の秋コーデに必須です。

TASCLAP編集部

ブランド7『カリマー』

防水性、通気性、ストレッチ性に長けた高機能素材・ポーラテックネオシェルを採用しており、ポテンシャルは折り紙付き。フロントに斜めに配されたポケットは裏地がメッシュになっているため、ジップをオープンすることで湿気を外に逃がすベンチレーションの役割を果たしてくれます。アウトドアブランドらしい、鮮烈な発色も見どころです。

ブランド8『エーグル』

素材にピックアップしたのは“パーテックス”。優れた防水透湿性に加えて、非常に軽く柔らかな着心地を叶えます。そのうえストレッチ性も併せ持っているので、山でも街でもストレスフリー。さらに、ブルーのカラージップを取り入れて遊び心を演出しているのはフレンチブランドらしい意匠です。 タウンユースでもサマになる、こなれ顔のマウンテンパーカーです。

ブランド9『ホグロフス』

人気のリムシリーズより、軽量性に特化した新作のシェルパーカー。ライトウェイトかつ高機能な“ゴアテックス アクティブ”をマテリアルに駆使し、表面は水や汚れが付きにくいようDWR(耐久撥水)加工で仕上げています。反射素材を取り入れ、夜間の視認性に配慮したのもポイント。目を引くツートーンカラーは、コーデのアイキャッチとしても申し分ありません。

ブランド10『ミレー』

ブランドが独自に開発した7ミクロンの極薄メンブレン“ドライエッジティフォン50000”を採用した3レイヤーのナイロンジャケット。耐水圧20,000mm、透湿性50,000g/m2/24hを誇り、本格的な登山シーンにも対応するスペックを有しています。裏地にはニット素材を配して、滑らかな肌触りも実現しました。これだけ揃えていながら求めやすいプライスを叶えている点は高評価です。

ブランド11『セブンメッシュ』

『アークテリクス』の元CEOであるタイラー・ジョーダン氏によって立ち上げられた注目のブランド。こちらの1着はゴアテックスシリーズのなかでも特に透湿性に長けている“ゴアテックス アクティブ”を素材にチョイスしているので、雨天時でも蒸れずにコンフォートな着心地をキープしてくれます。人間工学に基づいた3Dカッティングや内部のフルシームシーリングなど、妥協のない仕立ても『アークテリクス』譲り。

ブランド12『フェールラーベン』

メインで使用したのは、テントからウェアまで幅広く使われるブランドのオリジナル素材“G-1000”。高密度なポリエステル65%×コットン35%の生地にグリーンランドワックスを含浸させたこのマテリアルは、非常にタフで水にも強いのが魅力です。常に通気性を確保できるよう、両サイドに大きな通風口を設けているのも今作のこだわり。また、運動量の多い部位にはストレッチ素材を使っています。

ブランド13『マウンテンイクイップメント』

数年前、本国イギリスにて生産が中止されたリバーシブルジャケットが、日本からの別注によって復活。クラシックなマウンパを彷彿とされるマッドな表地、サラッとした肌触りの現代的な裏地の両A面仕様。カモフラージュ柄のデザインは、今の空気にもマッチします。

▼カテゴリ2:クオリティに信頼の置けるジャパンブランドのマウンパーカー

続いて紹介するのは日本発ブランドのマウンテンパーカー。日本の気候にも程良くマッチするスペックにより、日常使いにはもってこいです。ベーシックで使いやすいデザインが多いのも特徴でしょう。

ブランド14『スノーピーク』

耐久性に優れたコットン×ナイロン素材に、インディゴ染めを施した逸品。まるでジーンズのごとく、着込むほどに味わいが深まります。キャンプ用品を入れやすいようにセットされた、大ぶりのフラップポケットのデザインも印象的です。フォルムは今季らしいオーバーシルエットで、レイヤードスタイルの構築も容易。硫化染めで仕上げられたブラックもカラバリでスタンバイします。

ブランド15『モンベル』

ご存じ、日本を代表するアウトドアブランドから。“ゴアテックス パックライト”を使ったレイヤージャケットは、登山やスピードハイクといった運動量が多い場面で優れたパフォーマンスを発揮します。『モンベル』独自のカットパターン“モノカット”によって極限まで縫製箇所を削減しているのも特徴で、この技術により約179gという驚きの軽さも実現しました。

ブランド16『アンドワンダー』

使用した素材は”イーベント”。これは、防水性に加えて非常に優れた透湿性を兼ね備え、常にウェア内環境を快適に保つハイスペックなマテリアルです。また、ポケット口やロゴマークにリフレクターを使うことで夜間時の視認性も隙なく確保。リフレクターは主張し過ぎない程良いデザインアクセントとしても効果的です。

ブランド17『フォックスファイヤー』

ゴアテックスをレイヤードした1着は、プレーンなルックスでコーデへの合わせやすさは抜群。発汗量が多い背面の中心にはメッシュを用いることで、多雨多湿の日本でもうれしい快適な着心地を実現しています。内外合わせて計4つのポケットを装備しているので、小物の仕分けも容易。シルエットはジャパンブランドらしく、すっきりめです。

ブランド18『エフシーイー』

優秀な撥水性&軽量性などナイロンならではの強みを備えつつ、コットンライクな優しい風合いも有する“サプレックス ナイロン”で仕立てたマウンテンパーカー。生成りのドローコードを取り入れてひねりを効かせつつも、形自体はスタンダードなので幅広いコーデに落とし込めます。着丈はやや短めの設定となっており、すっきりとしたスタイルに仕上げたいならぴったりです。

ブランド19『ファイントラック』

強靭さに加えて、タテ・ヨコともに高次元なストレッチ性を備えるエバーブレス素材を抜擢。冬期アルパインクライミングにも対応する本気仕様の1着ですが、シンプルな風貌で街着としても違和感ありません。内側にはセキュリティーポケットをあしらうなど、バッグレス派にもうれしいディテールも備えています。

▼カテゴリ3:周囲にアピールできるコラボレーションマウンテンパーカー

最後にレコメンドするのは、アウトドアブランドと人気ショップによるコラボレートモデル。個性際立つアイテムゆえ、周囲との差別化を狙うにはおあつらえ向きです。ソールドアウト必至のモノばかりなので、早めのチェックをおすすめします!

ブランド20『アークテリクス』×『ビームス』

『アークテリクス』屈指の人気作である「ベータSL」を『ビームス』がスペシャルアレンジ。ブラック・ホワイト・グレーのモノトーンカラーによるシックなクレイジーパターンで大胆に仕上げています。フードには『ビームス』のロゴ刺繍もあしらわれ、特別感を加速。ゴアテックス素材なので、コンフォート性もハイレベルです。

ブランド21『カリマー』×『スティーブン アラン』

『カリマー』のアーカイブをベースとした、1990年代を彷彿とさせる風貌のシェルジャケット。1973年〜1976年に『カリマー』で使用されていたヴィンテージロゴを復刻させたのも魅力の1つです。シルエットはゆったりめに設定されていて、ウエストのドローコードで変化を付けることも可能。フードはスタイリングに応じて自在に収納できます。

ブランド22『マーモット』×『ギルドプライム』

『マーモット』のオリジナル素材であるナノプロで仕立てた1着。耐水圧10,000mmを誇りながら、充分な透湿性も有しているのがキーポイントです。裾には『ギルドプライム』のアイコンマークであるスターを刺繍であしらい、差別化を図っています。付属するタグも、エクスクルーシブ仕様に。

ブランド23『ワイルドシングス』×『レアセル』

パターンから作成し、ファブリックも今回のためにオリジナルで製作した渾身のコラボレート作品。生地には木々をイメージした鮮やかなグラフィックが落とし込まれており、存在感は満点です。さらに、3レイヤー素材&止水ジップによってハイレベルな防水性も付与。自然のなかでも都会でも大活躍してくれる1着は、今季のメインアイテムとしてぜひ。

ブランド24『メイ』×『チャオパニック ティピー』

カリフォルニア生まれのアウトドアブランドに別注。レトロアウトドアなテイストが漂うミニマルデザインで、サラッと気軽に羽織れます。裾のドローコードやボリュームのあるフード、二重のメインポケットといった本格的なディテールが大人好みなうえ、配色切り替えの裏地が着脱時にさり気なく主張! 加えて、撥水性を持たせたナイロンボディは汚れに強く、美麗な発色をずっとキープしてくれます。カラバリでブルー&ネイビーも用意。

ブランド25『サニースポーツ』×『ケルティ』

サーフィンが原点の『サニースポーツ』が、60年以上の歴史を誇るアメリカのアウトドアバッグブランドに別注をかけ製作したのがこちら。腹部につけた大きめのハンドウォーマーポケットは使いやすく、胸ポケのジップファスナーにも収納が可能です。

街っぽく今っぽく。マウンテンパーカーのお手本コーデ15選

街っぽく今っぽく。マウンテンパーカーのお手本コーデ15選

マウンテンパーカーの人気は高止まり。軽くて機能的なので手放せなくなるのは当然です。ただしコーディネートには注意も必要。街着としての今季的な着こなしを提案します。

平 格彦

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