
マウンテンパーカー傑作選。ファッションライターが推す25ブランド
アウトドア人気は衰え知らず。特に街から外遊びまで自在に着回せるマウンテンパーカーは、メンズなら1着は押さえておくべき筆頭です。おすすめブランドを厳選しました。
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
アウトドアMIXに即効。マウンテンパーカーはトレンドの筆頭候補
未だ冷めやらぬアウトドアMIXトレンド。山や森で着る機能的なウェアを街着に取り入れることは、もはや当たり前となっています。フリースにダウン、ベストなどアウターもさまざまに存在しますが、この時期の取り入れやすさで選ぶなら優先的に押さえたいのがマウンテンパーカー。雨に強い素材なので春や秋の曖昧な天候にも対応しやすいうえ、薄手でサッと羽織れるので何かと重宝します。
マウンテンパーカーを選ぶならやっぱり本格ブランドから。選ぶポイントはこの3つ
多くのファッションブランドからマウンテンパーカーがリリースされているものの、使い勝手を第1に考えるのであれば本格アウトドアブランドから選ぶのが吉。やはりその道のスペシャリストが手掛ける逸品は完成度が頭ひとつ抜けていて、幅広いシーンに対応してくれます。特に以下で挙げる3つのポイントを意識しながら選ぶと“ハズさない”1着と出会える可能性大! 購入前にチェックしておきましょう。
ポイント1
普段着とも調和しやすいシンプルデザインが絶対条件
本格ブランドのマウンテンパーカーともなれば、がっつりフィールド仕様で街着として着こなすのが難しいモデルも少なくありません。タウンユースを考慮するならそういったモデルではなく、さらりと着られるシンプル系モデルを選ぶのが◎。カラーはブラックやネイビーなどの定番色がベターですが、デザイン自体がベーシックであればアクセント効果の高い原色系を選んでもOKです。
ポイント2
街と自然を行き来できる優れた機能性
もちろん、見た目だけなく機能性もしっかりと着目しておくべきポイント。特に防水性・撥水性に優れたモデルであれば街使いした際にも頼もしい味方となってくれるでしょう。大半のマウンテンパーカーは水に強い作りとなっていますが、なかでもゴアテックスなどのハイレベルな防水透湿素材を使ったものは信頼性抜群! ただし、そのぶん値段も上がる傾向にあるのでその点は注意しましょう。
ポイント3
必要に応じてディテールもチェックできるとベター
自身のライフスタイルに適したディテールを備えているかも、購入時に確認しておくと良いでしょう。例えば、手まわり品が多い人は多ポケットな1着が使いやすいですし、旅行などにも使いたい人は持ち運びしやすいパッカブル仕様のモデルが役立ちます。他にもダブルジップや、裾やフードのドローコードなども、使い勝手を高めてくれるディテール。求める要素は人それぞれではありますが、いずれにせよ購入時にチェックしておくと失敗を防げます。
タイプ別に選ぶ、おすすめのマウンテンパーカー25選
それではさっそく大人の着こなしに味方する優良マウンテンパーカーを紹介していきましょう。誰しもが知る王道アウトドアブランド、信頼の置けるジャパンブランド、周囲と差のつく注目コラボレーションの3カテゴリで分類しました。
▼カテゴリ1:持っておいて間違いなしの王道アウトドアブランドのマウンテンパーカー
まずは世界的に名を馳せるアウトドア界の大定番ブランドにフォーカス。いずれのブランドも長年のキャリアに裏付けられた、完成度の高いアイテムばかりです。初めての1着を探している人は、ここから選んでおけば間違いありません。
ブランド1
『ザ・ノース・フェイス』マウンテン ライト ジャケット
表地は耐久性に富む70デニールナイロンを採用。ゴアテックス素材をレイヤードした2層構造により、防水性にも優れています。保温性を考えて長めに取られた着丈は、落ち着きのある大人コーデとも相性抜群。1990’sテイストを漂わせるバイカラーデザインも特徴的で、ジーンズやチノパンといったカジュアルなボトムスともマッチします。
ブランド2
『パタゴニア』トレントシェル 3L ジャケット
デザインはいたってシンプルですが、格別の機能性を誇る名作。同ブランドが防水性・透湿性・耐久性の基準としている、“H2Noパフォーマンス・スタンダード”をクリアした生地を採用し、街着としてもアウトドアギアとしても重宝します。
ブランド3
『エルエルビーン』マウンテンクラシックフルジップジャケット
『エルエルビーン』といえばコストパフォーマンスの高いラインアップでお馴染みでしょう。こちらは、同ブランド定番のアノラックパーカーのフルジップモデルで、レトロ感のあるデザインが魅力的。また、日本人の体型にハマるようサイズを修正したジャパンフィットモデルを採用しているため、スマートに着こなすことが可能です。
ブランド4
『シエラデザインズ』60/40マウンテンパーカー
綿とナイロンを60:40の比率で折り上げた60/40クロス素材を採用した、ロング丈のマウンテンパーカーです。タフで撥水性と透湿機能に優れた生地は、アウトドアシーンにピッタリ。もちろん、独特の光沢のある風合いのおかげで、タウンユースにも難なく馴染みます。ハンドウォーマー付きの大型ポケットや背面のマップポケットなどを備え、これ1着を羽織れば手ぶらでの外出もOK。
ブランド5
『コロンビア』ヘイゼンジャケット
雨や汚れを効果的に弾く『コロンビア』独自開発のテクノロジー、オムニシールドを備えた1着。肩幅を広めに取ったデザインは腕周りが動かしやすく、脱ぎ着が楽なのも特徴です。また、シンプルなデザインに加えてコットンライクな風合いもあって、普段の大人カジュアルに取り入れやすいのも◎。さらに左ポケット内にコンパクトに収納できる、ポケッタブル仕様もうれしいポイントですね。
ブランド6
『ワイルドシングス』シャモニージャケット
1990年代に登場した、ブランドを象徴するライトシェルがこちらの「シャモニージャケット」。撥水・防シワ・UVカット機能を持つサプレックスナイロン製で、同素材はコットンを思わせるナチュラルな風合いも持ち味としています。しかもシワに強いため、バッグに入れて携行してもOK! 多彩なオケージョンで強さを発揮してくれます。
ブランド7
『カリマー』トライトン ライトジャケット
『カリマー』定番の軽量マウンテンパーカー。イギリスで生まれた高機能ファブリクスをタウンユース向けにアレンジしたパーテックス・アンリミテッドを使用。肌触りや着心地が抜群なうえ、防風性や撥水性の機能も申し分なし。春や秋はアウターとして、冬はインナーとして使える汎用性に優れるアイテムです。
ブランド8
『マムート』マウンテン SO パーカー AF
洗練されたアウトドアスタイルが楽しめる、すっきりとやや細身のフォルムが印象的。どこかクラシカルな表情もあり、アクティブな着こなしだけでなく、ジャケパンや上品シャツスタイルなど、きちんと感があるうえに重ねても違和感なく着こなせます。防水性と耐風性の高い素材にライナー付きとあって、天候を問わず暖かく快適な着心地も自慢。複数のポケットを備えており、財布や携帯などの小物の収納場所も充実しています。
ブランド9
『エーグル』ゴアテックス ニカルディ ジャケット
信頼感抜群のゴアテックスを採用したマウンテンジャケット。フードは取り外し可能なので、街ではスタンドカラージャケットとしてスタイリッシュに着こなせます。また、フレンチブランドならではの美しいシルエットも堪能可。都会派のアウトドアマンにはぴったりの1着といえるでしょう。
ブランド10
『ヘリーハンセン』ベルゲンジャケット
ベースとなる素材だけでなく、ロゴ刺繍やファスナーの色も揃えた上品なワントーンで、爽やかな表情を演出。身幅や袖をやや広めにデザインしているため、今年らしいゆとりのあるシルエットに仕上がっています。撥水加工を施した素材や、ドローコード付きのフードで多少の悪天候でも対応可能。ちなみにメインとなる生地には、再生可能な素材を使用しており、サステナブルな姿勢も魅力のひとつです。
ブランド11
『チャムス』スプリングデールゴアテックスライトウェイトジャケット
数あるゴアテックス素材の中でも、特に軽量性に秀でるゴアテックス パックライトを駆使。高い防水透湿性と、ストレスフリーな着心地を両立しています。表地にリサイクルポリエステルタフタを起用し、サステナビリティに配慮しているのも好印象です。小物用のミニポケットを左袖に装備するなど、かゆいところに手の届くディテールもさすがは『チャムス』。
ブランド12
『ミレー』ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット
ブランドが独自に開発した7ミクロンの極薄メンブレン“ドライエッジティフォン50000”を採用した3レイヤーのナイロンジャケット。耐水圧20,000mm、透湿性50,000g/m2/24hを誇り、本格的な登山シーンにも対応するスペックを有しています。裏地にはニット素材を配して、滑らかな肌触りも実現しました。これだけ揃えていながら求めやすいプライスを叶えている点は高評価です。
ブランド13
『マーモット』クラウドブレーカージャケット
ブランドの1990年代ヘリテージモデルの中でも、軽量タイプとして知られていた「アルピニスト ライトウェイト ジャケット」を現代仕様にアップデート。防水透湿素材として知られるゴアテックスの採用はそのままに、立体裁断により動きやすさを高めています。また、フードはロールすることで調節できるようになっているため、シーンや天気に合わせてアレンジも可能。普段のカジュアルに重ねれば、黒×グリーンの切り替えデザインでメリハリのある着こなしが完成します。
▼カテゴリ2:クオリティに信頼の置けるジャパンブランドのマウンテンパーカー
続いて紹介するのは日本発ブランドのマウンテンパーカー。日本の気候にも程良くマッチするスペックにより、日常使いにはもってこいです。ベーシックで使いやすいデザインが多いのも特徴でしょう。
ブランド14
『スノーピーク』ライト マウンテン クローズ パーカー
コットンベースにナイロンをブレンドした素材のアノラック型マウンテンパーカーです。耐久性がありラフに扱えるのはもちろんのこと、コットンのナチュラルな風合いとナイロンのさりげない光沢を併せ持つため、今年らしいアウトドアMIXのカジュアルにはうってつけ。同素材でショーツやロングパンツなども揃うので、セットアップで統一感のある着こなしもおすすめです。
ブランド15
『モンベル』ストームクルーザー ジャケット
ご存じ、日本を代表するアウトドアブランドから。“ゴアテックス ニットバッカーテクノロジー”を使った3レイヤージャケット。ゴアテックスメンブレンの裏地に極薄のニット素材をあしらうことで着心地と耐久性をアップしています。透湿性も優れているため、雨に濡れても服の中は常に快適でいられます。
ブランド16
『デサント』THE ONE マウンテンジャケット
コットンライクなナチュラルな風合いを生かした、黒のワントーンという潔くミニマルなデザインが特徴。フロントは比翼仕立て、かつ目立つロゴなども入っていないため、普段使いだけでなくスーツの上から羽織るなど、シーンを問わず取り入れやすい万能アウターとして活躍してくれそう。防風性が高くストレッチの利いたポリエステル素材を採用しており、旬なスポーツテイストの着こなしとも好相性です。
ブランド17
『フォックスファイヤー』ライダル ジャケット
ゴアテックスをレイヤードした1着は、プレーンなルックスでコーデへの合わせやすさは抜群。透湿防水性に優れた全天候型で、多雨多湿の日本でもうれしい快適な着心地を実現しています。内外合わせて計6つのポケットを装備しているので、小物の仕分けも容易。シルエットはジャパンブランドらしく、すっきりめです。
ブランド18
『クリフメイヤー』HINOKOマウンテンジャケット
キャンプや焚き火、BBQなど火を使うアウトドアレジャーにうれしい、オリジナルの難燃性加工素材を採用した「HINOKOマウンテンジャケット」。中綿入りで防寒度も高いため、寒い日のレジャーにも重宝します。また、フラップ付きポケットやジップポケットなど小物類の収納場所も充実。機能性の高さに加えて、お手頃価格というコスパの良さにも注目を!
ブランド19
『ファイントラック』エバーブレス アクロジャケット
強靭さに加えて、タテ・ヨコともに高次元なストレッチ性を備えるエバーブレス素材を抜擢。冬期アルパインクライミングにも対応する本気仕様の1着ですが、シンプルな風貌で街着としても違和感ありません。小物の収納に便利な胸ポケットをあしらうなど、バッグレス派にもうれしいディテールも備えています。
▼カテゴリ3:周囲にアピールできるコラボレーションマウンテンパーカー
最後にレコメンドするのは、アウトドアブランドと人気ショップによるコラボレートモデル。個性際立つアイテムゆえ、周囲との差別化を狙うにはおあつらえ向きです。ソールドアウト必至のモノばかりなので、早めのチェックをおすすめします!
ブランド20
『ナノ・ユニバース』×『ケルティ』WEB限定マウンテンパーカー
『ケルティ』の定番モデルを、『ナノ・ユニバース』らしいシックなディテールでタウンユースにも使いやすいアウターにスイッチしたのがこちら。『ケルティ』のロゴがベースの素材と同色の控えめなトーンになっていたり、黒のファスナーがシャープなアクセントになっていたりと、都会的な洒落感が印象的。合わせるボトムスや全体のバランスに合わせ、裾のドローコードでシルエットが調節可能なのも高ポイント。
ブランド21
『ワイルドシングス』×『アダム エ ロペ』ツールストラップ デナリジャケット
『ワイルドシングス』のアイコン的存在である「デナリジャケット」を、耐水・防水・防風性を持つ別注オリジナルの3レイヤー素材でアップデート。表地に用いたマットなポリエステル素材は、ほんのりと上品な表情を備えています。また、特別に追加されたツールストラップも見どころ。アイキャッチとなるのはもちろん、ちょっとした道具を引っ掛けたり、脱いだジャケットを肩にかけたりと実用性も抜群です。
ブランド22
『ジェリー』×『ビームス ハート』ビッグ フード ブルゾン
1990年代のオーセンティックなアウトドアウェアから触発された今作。各所のカラー切り替えが印象的ですが、モノトーンベースなので大人っぽいカジュアルスタイルともすんなりと馴染んでくれます。素材には耐久・軽量性に長けたコットンポリエステルクロスをチョイス。フードを収納して、スタンドカラーで着こなすこともできます。
ブランド23
『シエラデザインズ』×『グリーンレーベル リラクシング』65/35 マウンテンパーカー
マウンテンパーカーの中でも王道の『シエラデザインズ』に『グリーンレーベル リラクシング』が別注をかけた1着。65/35クロス生地を使用したベーシックなアイテムながら、ゆったりめのシルエットに変更することでトレンド感漂うルックスに。ネイビーとベージュの2色展開で、シックかつクリーンな雰囲気が溢れます。
ブランド24
『シエラデザインズ』×『ジャーナル スタンダード レリューム』別注ミリタリーマウンテンパーカーアニマル
昨シーズンに引き続き登場の人気コラボ。素材は前回のナイロンから、風合いの良い60/40クロスへとアップデートされています。クラシカルな表情の生地ながら撥水性&耐久性は優秀で、ヘビロテにも余裕で対応。マウンテンパーカーにミリタリージャケットのポケットを落とし込んだ、さりげなく個性的なデザインも目を引きます。シルエットはゆったりめになっており、厚みのあるインナーとのレイヤードも問題ナシ。
ブランド25
『ナンガ』×『グランドパーク』別注タキビシェルブルゾン
『ナンガ』のマスターピースである「オーロラダウンジャケット」をデザインベースに、通年着られるシェルブルゾンへとアレンジ。表地には難燃素材のアラミドが混紡されていますから、キャンプシーンにもうってつけです。一方の裏地には『ナンガ』の寝袋でも採用されている40デニールのナイロンが用いられ、肌触りは非常に滑らか。フードはふち部分にプラスチックワイヤーが通され、シルエットをキープしやすくなっています。
この記事の掲載アイテム一覧(全25商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
-
『ザ・ノース・フェイス』 マウンテン ライト ジャケット
-
『パタゴニア』 トレントシェル 3L ジャケット
-
『エルエルビーン』 マウンテンクラシックフルジップジャケット
-
『シエラデザインズ』 60/40マウンテンパーカー
-
『コロンビア』 ヘイゼンジャケット
-
『ワイルドシングス』 シャモニージャケット
-
『カリマー』 トライトン ライトジャケット
-
『マムート』 マウンテン SO パーカー AF
-
『エーグル』 ゴアテックス ニカルディ ジャケット
-
『ヘリーハンセン』 ベルゲンジャケット
-
『チャムス』 スプリングデールゴアテックスライトウェイトジャケット
-
『ミレー』 ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット
-
『マーモット』 クラウドブレーカージャケット
-
『スノーピーク』 ライト マウンテン クローズ パーカー
-
『モンベル』 ストームクルーザー ジャケット
-
『デサント』 THE ONE マウンテンジャケット
-
『フォックスファイヤー』 ライダル ジャケット
-
『クリフメイヤー』 HINOKOマウンテンジャケット
-
『ファイントラック』 エバーブレス アクロジャケット
-
『ナノ・ユニバース』×『ケルティ』 WEB限定マウンテンパーカー
-
『ワイルドシングス』×『アダム エ ロペ』 ツールストラップ デナリジャケット
-
『ジェリー』×『ビームス ハート』 ビッグ フード ブルゾン
-
『シエラデザインズ』×『グリーンレーベル リラクシング』 65/35 マウンテンパーカー
-
『シエラデザインズ』×『ジャーナル スタンダード レリューム』 別注ミリタリーマウンテンパーカーアニマル
-
『ナンガ』×『グランドパーク』 別注タキビシェルブルゾン
掲載アイテムをもっと見る(13商品)
KEYWORD関連キーワード