おしゃれにガシガシ着られる! タウンユースしたいマウンテンパーカー

おしゃれにガシガシ着られる! タウンユースしたいマウンテンパーカー

タウンからアウトドアまで幅広いシーンで重宝するライトアウターとして人気の高いマウンテンパーカー。今シーズン注目のブランドから最旬コーデまで徹底解説していく。

大中 志摩

2017.09.27

マウンテンパーカー
秋の着こなし・コーディネート
12〜15度の服装
休日
アイテムの選び方

アウトドアシーンだけでなく街着としても支持されている、マウンテンパーカー

マウンテンパーカーとは、登山用に開発された防風、防寒性に優れたフード付きのアウターのこと。高い収納力を備えたポケットや腕を動かしやすいようにラグランスリーブを採用するなど、幅広いアウトドアシーンに対応できるように便利な機能が豊富に搭載されているのが特徴だ。機能性や実用性の高さだけではなく、ファッション性の高さからタウンユースでのおしゃれアウターとしても注目され、ファッションブランドの別注モデルなども多数展開されている。

マウンテンパーカーを選ぶ際、重視したいポイントはこの3つ

マウンテンパーカーとひと言にいってもさまざまなスペックのアイテムが展開されており、本格的なアイテムだとタウンユースにはオーバースペックすぎる。今回は、タウンユースから軽登山程度のライトなアウトドアシーンで活躍するマウンテンパーカーの選ぶポイントを紹介する。

ポイント1:ボディに機能素材を使用している

タウンユースでの使用とはいえ、ボディに機能素材を使用しているというポイントは外せない。ゴアテックスなど防水・透湿性に優れた素材を使用しているアイテムであれば、防寒着としてはもちろん、急な雨にも対応できる。また汚れにも強い点も特徴だ。

ポイント2:普段使いしやすいのは落ち着いたカラー

アウトドアウェアは緊急時に発見しやすいように派手なデザインやカラーを採用しているモノが多いが、タウンユースでそういったデザインを取り入れるのはハードルが高い。本格的なアウトドア用でない場合は黒や白、ネイビーやベージュなどの落ち着いたカラーをチョイスするのがおすすめだ。無地は味気ないという人は、写真のようなカモ柄を選択肢に加えるのもアリ。

ポイント3:持ち運びやすさもチェック

最後にチェックしておきたいポイントは持ち運びやすさ。コンパクトに折りたため、バッグに忍ばせて持ち運びできるパッカブルタイプなら、天候の読めない旅行やアウトドアシーンで活躍すること間違いなし。

機能も見た目も抜群のマウンテンパーカーを選ぶなら、アウトドアブランドに頼るのが吉

ここからはマウンテンパーカーのおすすめブランドとアイテムを紹介していく。機能性、デザイン性に優れたアイテムを探すのであれば、王道のアウトドアブランドから探すと良いだろう。本格的なマウンテンパーカーでなければ価格もそこまで高くないので手を出しやすい。

1877年にノルウェーの商船隊の船長だったヘリー・J・ハンセン氏がオイルスキンクロス&キャンバス工場を設立したことからブランドがスタートした『ヘリーハンセン』。優れたデザイン性と機能性で世界中にファンを持つ老舗アウトドアブランドだ。こちらはブランド定番のレインシェルジャケット。ボディには軽量で水や汚れに強いヘリーテック(R)パフォーマンス2.5レイヤーのナイロンタフタを使用している。ラグラン袖やゆったりとしたシルエットなど動きやすい設計も魅力。

ブランド2『ケルティ』

『ケルティ』は1952年にアメリカ南カリフォルニアで設立されアウトドアブランド。同ブランドのアイテムは品質に優れ、非常に人気が高く、プロの登山家たちからも絶大な信頼を獲得している。本作はコットン60%、ナイロン40%を混紡した高機能素材60/40クロスを使用した安定の逸品。フード付きのボアライナーは取り外し可能で、ベストとしても着られるところもうれしいポイントだ。シンプルなデザインに加え、細身のシルエットでスタイリッシュに着こなせる。

ブランド3『コロンビア』

もともとドイツでシャツの縫製工場を経営していた創始者のポール・ラムフロム氏は、1938年にアメリカ・オレゴン州に移住し、帽子問屋としてスタート。その後アウトドアウェアがヒットし、今では世界的なアウトドアメーカーへと成長した。本作は防水・透湿素材オムニテックを使用したマウンテンジャケット。肩や肘は立体裁断が施されているので非常に動かしやすく、ストレスフリーな着心地に仕上がっている。カラーバリエーションが豊富に展開されているが、タウンユースするなら断然ブラックがおすすめだ。

1968年に発表した60/40クロスを用いたマウンテンパーカーで一躍人気ブランドへと成長した、アメリカのアウトドアブランド『シエラデザイン』。そのマウンテンパーカーは発売から約50年経った今でも人気は衰えることなく同ブランドの顔として人気を集めている。本作にもブランドの代名詞といえる60/40クロスを採用。やや長めに設定された丈感や縦型の胸ポケットなど実用性を考慮したこだわりのディテールが満載。シンプルな仕上がりなので合わせるアイテムも選ばない。

『ザ・ノース・フェイス』は、1968年に創業されたアメリカを代表するアウトドアブランド。トレッキングからスキー・スノーボード、キャンプなど幅広いアウトドア用品を展開しており、日本でも絶大な人気を誇っている。コーデュラナイロンを採用したこちらの1着は、耐久性に優れ、240g程度という軽量な仕上がり。撥水性も備え、ハリのある素材感が特徴だ。

ブランド6『パタゴニア』

『パタゴニア』もアメリカの名門アウトドアブランドの1つ。登山用品からサーフィン用品など幅広いアイテムを展開しているほか、軍用品なども手掛けており、製品のクオリティーはお墨付き。また、環境保全活動に力を入れていることでも有名だ。こちらは、コンパクトに収納可能で持ち運びにも便利なメンズ・トレントシェル・ジャケット。リサイクルナイロン100%素材を使用したボディは、防水・透湿性に優れているので悪天候にもしっかりと対応してくれる。

1989年に設立され、“地球上に存在する良質のマテリアルを使用すること”をコンセプトにハイテク素材や最新技術を駆使したプロダクトを展開するカナダ発の『アークテリクス』。本格アウトドアギアメーカーとして世界の名だたるアルピニストたちからも絶大な信頼を得ている。同ブランドのライトシェルは着丈が短く細身のシルエットなのでタウンユースしやすいデザイン。運動性を考慮した立体的なパターンを採用したり、生地にはゴアテックス(R)を使用するなどアウトドアブランドならではの機能性も申し分なし。

登山家のジョン・ボーチャード氏とマリー・ムニエ氏が1981年にブランドを設立して以来、軽くてタフでなければいけない”というテーマのもと、数々のプロダクトを世に送り出してきた。新素材なども積極的に取り入れ、近年ではクオリティーの高さが評価され、アメリカ陸軍や海兵隊などにも製品を供給している。ベーシックな色使いと飽きのこない洗練されたデザインが魅力的な『ビーバー』別注のマウンテンパーカー。透湿防水素材を使用しているので、ムレや浸水を気にすることなく着用できる。

ブランド9『カリマー』

『カリマー』はイギリス発の人気アウトドアブランド。ブランド名は“carry more=もっと運べる”から由来しており、もともとはサイクルバッグのメーカーとしてスタートした。今ではリュック類はもちろん、ウェアやギアなど幅広いアイテムを展開している。本作は『カリマー』と『モンキータイム』のコラボアイテム。高い防水性と透湿性を兼ね備えた機能性に加え、赤とネイビーの配色の洗練されたデザインで大人たちを虜にする1着。

ブランド10『スノーピーク』

最後に紹介するのは日本発のアウトドアブランド『スノーピーク』。1958年、新潟県三条市で金物問屋としてスタートし、その後オリジナルの登山用品を開発。厳しい自然での検証に裏打ちされたハイスペックなプロダクトを展開し、今では日本を代表するアウトドアブランドへと成長した。こちらは、高い透湿・防水性と軽量性を兼ね備えた1着で、アウトドアの厳しい環境にも対応する優れたスペックとデイリーにもフィットするしなやかな素材感が魅力的だ。脇にはベンチレーション、フロントには4つのポケットとDカンが搭載。持ち運び時は背面のポケットに収納できる点も見逃せない。

マウンテンパーカーをおしゃれに着こなす3つのテク

マウンテンパーカーをタウンユースに落とし込んだおしゃれな着こなしを3つのテクニックに分けて紹介していく。きれいめから人気のスポーツMIXまで旬な着こなしを集めたので、着こなし方で悩んでいる人は参考に。

テク1:きれいめスタイルのハズシ感覚で取り入れる

ベーシックな色のマウンテンパーカーを選んでいるのであれば、どんな着こなしにもフィットしてくれる。そこで、大人っぽさを意識するのであればきれいめにまとめた着こなしのハズシとして取り入れるのがおすすめ。きれいめスタイルのかっちり感をマウンテンパーカーがうまく中和してくれるのでキメすぎない大人カジュアルが簡単に楽しめる。

ニットとスラックスの清潔感のある着こなしにカーキのマウンテンパーカーをプラスして男っぽさをプラス。土臭さの強いカラーなだけにきれいめスタイルに合わせることでうまく中和した。トーンの暗いアイテムが多い分、インナーのニットがアクセントとして働いている。

黒のマウンテンパーカーにストライプのスラックスをプラスしてきれいめスタイルに。マウンテンパーカーの裾からのぞくシャツとスニーカーの色をリンクさせることで統一感を演出。色のバランスが良く、程よくかっちり感のある大人スタイルにまとまった。

ブラウンのマウンテンパーカーをボルドーのニットで上品にコーディネートした。パンツはネイビーをチョイスしてシックな雰囲気をプラス。シンプルな組み合わせだが、カジュアル感ときれいめ感をうまく取り入れた着こなしになっているのでこなれた雰囲気に仕上がっている。

テク2:モノトーンでまとめてスタイリッシュに着こなす

アウトドアアイテム特有の野暮ったさを払拭するためには、モノトーンでスタイリッシュに着こなすのが正解。ベースをモノトーンでまとめる分、小物で差し色を効かせて、アクセントをプラスするのもおすすめだ。

黒をベースにグレーと白をさりげなく取り入れたモノトーンコーデ。パンツはスラックスをチョイスしてスタイリッシュさを加速させつつ、ニット帽やスニーカーでカジュアルさをプラス。ミニマルなアイテムとカラーリングでマウンテンパーカーの野暮ったさをうまく払拭した。

こちらの着こなしも黒ベースでスタイリッシュな印象にまとめている。マウンテンパーカーの裾からインナーをやや出すことでアクセントに。スニーカーの色とリンクさせることで統一感を演出し、まとまりのあるスタイルに仕上げた。

こちらもマウンテンパーカーとパンツはブラックで統一。アウターの裾からデニムシャツや、裾をロールアップして白ソックスをチラリとのぞかせ、さりげなくアクセントをつけている点がポイント。

テク3:スポーツMIXで軽快に着こなす

マウンテンパーカーをスポーツMIXに着こなすのもテクニックの1つ。マウンテンパーカーの重さをスポーティーなアイテムで軽快に着こなすことで今季らしいバランスに仕上げることが可能。

トラックパンツとマウンテンパーカーのモノトーンスポーツMIX。パンツのサイドラインが縦長ラインを強調し、上下のシルエットにもメリハリがついているので非常にスタイリッシュな印象。どこかシックな雰囲気も漂う、鮮度の高い着こなしとなっている。

ネイビーのマウンテンパーカーをカーキのジョガーパンツに合わせたミリタリー感漂うスポーツMIXスタイル。上半身をややダボッと着こなすことでストリート感もさりげなくアピールしている。それぞれのテイストをうまく組み合わせ、こなれ感満点の着こなしだ。

マウンテンパーカーにスウェットパンツを合わせてリラックス感漂う着こなしを構築。淡色アイテムをベースにまとめつつも、ネイビーのニットなどを部分的にダークトーンのアイテム取り入れて着こなしを引き締めている。メリハリのきいた色使いがポイント。

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