マウンテンパーカー傑作選。ファッションライターが推す25ブランド

マウンテンパーカー傑作選。ファッションライターが推す25ブランド

アウトドアアイテムの人気は衰え知らず。特に街から外遊びまで自在に着回せるマウンテンパーカーは、1着押さえておくべき筆頭です。おすすめブランドを厳選しました。

山崎 サトシ

2020.02.19

アウター
ジャケット
マウンテンパーカー
アウトドアファッション

アウトドアMIXに即効。マウンテンパーカーはトレンドの筆頭候補

未だ冷めやらぬアウトドアMIXトレンド。山や森で着る機能的なウェアを街着に取り入れることは、もはや当たり前となっています。フリースにダウン、ベストなどアウターもさまざまに存在しますが、この時期の取り入れやすさで選ぶなら優先的に押さえたいのがマウンテンパーカー。雨に強い素材なので春や秋の曖昧な天候にも対応しやすいうえ、薄手でサッと羽織れるので何かと重宝します。

マウンテンパーカーを選ぶなら、やっぱり本格ブランドから

多くのファッションブランドからマウンテンパーカーがリリースされているものの、使い勝手を第一に考えるのであれば本格アウトドアブランドから選ぶのが吉。やはりその道のスペシャリストが手掛ける逸品は機能面で頭一つ抜けていて、幅広いシーンに対応してくれます。最近のモデルはスペックだけじゃなくデザインも洗練されているので、大人のコーデとも好相性です。

タイプ別に選ぶ、おすすめのマウンテンパーカー25選

それではさっそく大人の着こなしに味方する優良マウンテンパーカーを紹介していきましょう。アウトドアブランドを誰しもが知る王道ブランド、信頼の置けるジャパンブランド、周囲と差のつく注目コラボレーションの3カテゴリで分類しました。

▼カテゴリ1:持っておいて間違いなしの王道アウトドアブランドのマウンパーカー

まずは世界的に名を馳せるアウトドア界の大定番ブランドにフォーカス。いずれのブランドも長年のキャリアに裏付けられた、完成度の高いアイテムばかりです。初めての1着を探している人は、ここから選んでおけば間違いありません。

ブランド1『ザ・ノース・フェイス』マウンテン ライト ジャケット

表地は耐久性に富む70デニールナイロンを採用。ゴアテックス素材をレイヤードした2層構造により、防水性にも優れています。保温性を考えて長めに取られた着丈は、落ち着きのある大人コーデとも相性抜群。90’sテイストを漂わせるバイカラーデザインも特徴的で、ジーンズやチノパンといったカジュアルなボトムスともマッチします。

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山崎 サトシ

ブランド2『アークテリクス』ベータSVジャケット

過酷なアルペン環境での着用を想定して開発された、『アークテリクス』の代表的なモデル。防水透湿&耐風性に特化した素材“ゴアテックス プロ”により、最高峰にふさわしいスペックを叶えています。脇下にはベンチレーションジップを装備しているので、通気性の確保もイージーです。ポテンシャルの高さもさることながら、無駄のないシャープなルックスで街使いしやすい点も『アークテリクス』ならではでしょう。

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ブランド3『ワイルドシングス』デナリライト

ブランドのフラッグシップに位置する「デナリジャケット」をデザインベースに、軽量化を図ったモデルが「デナリライト」。薄手で3シーズン使えることから、高い人気を誇っています。この新作モデルでは高機能アウトドア素材としてお馴染みの“イーベント”を使用し、最高レベルの防水透湿性を保持。発色の良いターコイズカラーのため、シャツなどきれいめインナーとも難なくマッチします。

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ブランド4『コロンビア』Mデコイ1986パーカー

1986年に発表されたモデル「デコイパーカ」をリバイバル。本体ポケットに自己収納できるパッカブル仕様なので、コンパクトに持ち運ぶことが可能です。縫い目がシール加工されているため防水性も十分! フードはスナップボタンで取り外しできるので、2WAYの着こなしにも対応します。

ブランド5『マムート』アヤコ プロ ハードシェル フーデット ジャケット

ゴアテックスをレイヤードした2層構造の全天候対応型ジャケット。風の侵入をシャットアウトするフロントのダブルフラップや脇下のベンチレーションなど、悪天候下での着心地にも配慮した細かなディテールにも抜かりはありません。また、ヨーロッパブランドらしい無駄をそぎ落としたミニマルデザインで、ボトムスを選ばず着こなせます。

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山崎 サトシ

ブランド6『シエラデザイン』マウンテン・パーカー

50年にわたって愛されて続けている、マウンテンパーカーの大定番。こちらは、今なお米国のファクトリーにて生産されているMADE IN USAの逸品です。表地には水に強く堅牢性にも優れる伝統的なマテリアル、60/40クロスをチョイス。背面にはビッグサイズのマップポケットがセットされており、手ぶらでの外出も叶えてくれます。

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TASCLAP編集部

ブランド7『カリマー』ボマ NS ジャケット

防水性、通気性、ストレッチ性に長けた高機能素材・ポーラテックネオシェルを採用しており、ポテンシャルは折り紙付き。フロントに斜めに配されたポケットは裏地がメッシュになっているため、ジップをオープンすることで湿気を外に逃がすベンチレーションの役割を果たしてくれます。アウトドアブランドらしい、鮮烈な発色も見どころです。

ブランド8『エーグル』MTDライトマウンテンジャケット

素材にピックアップしたのは“パーテックス”。優れた防水透湿性に加えて、非常に軽く柔らかな着心地を叶えます。その上ストレッチ性も併せ持っているので、山でも街でもストレスフリー。さらに、ブルーのカラージップを取り入れて遊び心を演出しているのはフレンチブランドらしい意匠です。 タウンユースでもサマになる、こなれ顔のマウンテンパーカーです。

ブランド9『ホグロフス』L.I.M コンプジャケット

人気のリムシリーズより、軽量性に特化した新作のシェルパーカー。ライトウェイトかつ高機能な“ゴアテックス アクティブ”をマテリアルに駆使し、表面は水や汚れが付きにくいようDWR(耐久撥水)加工で仕上げています。反射素材を取り入れ、夜間の視認性に配慮したのもポイント。目を引くツートーンカラーは、コーデのアイキャッチとしても申し分ありません。

ブランド10『ミレー』ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット

ブランドが独自に開発した7ミクロンの極薄メンブレン“ドライエッジティフォン50000”を採用した3レイヤーのナイロンジャケット。耐水圧20,000mm、透湿性50,000g/m2/24hを誇り、本格的な登山シーンにも対応するスペックを有しています。裏地にはニット素材を配して、滑らかな肌触りも実現しました。これだけ揃えていながら求めやすいプライスを叶えている点は高評価です。

ブランド11『セブンメッシュ』ガーディアンジャケット

『アークテリクス』の元CEOであるタイラー・ジョーダン氏によって立ち上げられた注目のブランド。こちらの1着はゴアテックスシリーズの中でも特に透湿性に長けている“ゴアテックス アクティブ”を素材にチョイスしているので、雨天時でも蒸れずにコンフォートな着心地をキープしてくれます。人間工学に基づいた3Dカッティングや内部のフルシームシーリングなど、妥協のない仕立ても『アークテリクス』譲り。

ブランド12『フェールラーベン』ケブジャケット

メインで使用したのは、テントからウェアまで幅広く使われるブランドのオリジナル素材“G-1000”。高密度なポリエステル60%×コットン40%の生地にグリーンランドワックスを含浸させたこのマテリアルは、非常にタフで水にも強いのが魅力です。常に通気性を確保できるよう、両サイドに大きな通風口を設けているのも今作のこだわり。また、運動量の多い部位にはストレッチ素材を使っています。

ブランド13『マウンテンイクイップメント』ケミカルデュベ カモ

数年前、本国イギリスにて生産が中止されたリバーシブルジャケットが、日本からの別注によって復活。クラシックなマウンパを彷彿とされるマッドな表地、サラッとした肌触りの現代的な裏地の両A面仕様。カモフラージュ柄のデザインは、今の空気にもマッチします。

▼カテゴリ2:クオリティに信頼の置けるジャパンブランドのマウンパーカー

続いて紹介するのは日本発ブランドのマウンテンパーカー。日本の気候にも程良くマッチするスペックにより、日常使いにはもってこいです。ベーシックで使いやすいデザインが多いのも特徴でしょう。

ブランド14『スノーピーク』インディゴ コットンナイロン フィールドパーカー

耐久性に優れたコットン×ナイロン素材に、インディゴ染めを施した逸品。まるでジーンズのごとく、着込むほどに味わいが深まります。キャンプ用品を入れやすいようにセットされた、大ぶりのフラップポケットのデザインも印象的です。フォルムは今季らしいオーバーシルエットで、レイヤードスタイルの構築も容易。硫化染めで仕上げられたブラックもカラバリでスタンバイします。

ブランド15『モンベル』トレントフライヤー ジャケット

ご存じ、日本を代表するアウトドアブランドから。“ゴアテックス パックライト”を使ったレイヤージャケットは、登山やスピードハイクといった運動量が多い場面で優れたパフォーマンスを発揮します。『モンベル』独自のカットパターン“モノカット”によって極限まで縫製箇所を削減しているのも特徴で、この技術により約179gという驚きの軽さも実現しました。

ブランド16『アンドワンダー』イーベントレインジャケット

使用した素材は”イーベント”。これは、防水性に加えて非常に優れた透湿性を兼ね備え、常にウェア内環境を快適に保つハイスペックなマテリアルです。また、ポケット口やロゴマークにリフレクターを使うことで夜間時の視認性も隙なく確保。リフレクターは主張し過ぎない程良いデザインアクセントとしても効果的です。

ブランド17『フォックスファイヤー』ファニシェルジャケット

ゴアテックスをレイヤードした1着は、プレーンなルックスでコーデへの合わせやすさは抜群。透湿防水性に優れた全天候型で、多雨多湿の日本でもうれしい快適な着心地を実現しています。内外合わせて計6つのポケットを装備しているので、小物の仕分けも容易。シルエットはジャパンブランドらしく、すっきりめです。

ブランド18『エフシーイー』サプレックス ショートマウンテンジャケット

優秀な撥水性&軽量性などナイロンならではの強みを備えつつ、コットンライクなやさしい風合いも有する“サプレックス ナイロン”で仕立てたマウンテンパーカー。生成りのドローコードを取り入れてひねりを効かせつつも、形自体はスタンダードなので幅広いコーデに落とし込めます。着丈はやや短めの設定となっており、すっきりとしたスタイルに仕上げたいならぴったりです。

ブランド19『ファイントラック』エバーブレス アクロジャケット

強靭さに加えて、タテ・ヨコともに高次元なストレッチ性を備えるエバーブレス素材を抜擢。冬期アルパインクライミングにも対応する本気仕様の1着ですが、シンプルな風貌で街着としても違和感ありません。内側にはセキュリティーポケットをあしらうなど、バッグレス派にもうれしいディテールも備えています。

▼カテゴリ3:周囲にアピールできるコラボレーションマウンテンパーカー

最後にレコメンドするのは、アウトドアブランドと人気ショップによるコラボレートモデル。個性際立つアイテムゆえ、周囲との差別化を狙うにはおあつらえ向きです。ソールドアウト必至のモノばかりなので、早めのチェックをおすすめします!

ブランド20『ウールリッチ』×『ビームス』2レイヤー マウンテンパーカー

ダウンをはじめ高機能なアウトドアウェアを多数展開する『ウールリッチ』に、『ビームス』が別注。フェイスガード一体型のフードや3つのフラップポケットなど、本格アウトドアウェアの要素が盛り込まれていますが、シックにまとまったデザインは街着にも好適。ミリタリー感が強くなりがちなオリーブカラーも、本作ならスマートにキマります。

ブランド21『カリマー』×『スティーブン・アラン』マウンテンパーカー

『カリマー』のアーカイブをベースとした、1990年代を彷彿とさせる風貌のシェルジャケット。1973年~1976年に『カリマー』で使用されていたヴィンテージロゴを復刻させたのも魅力の1つです。シルエットはゆったりめに設定されていて、ウエストのドローコードで変化をつけることも可能。フードはスタイリングに応じて自在に収納できます。

ブランド22『ワイルドシングス』×『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』リップストップデナリジャケット

『ワイルドシングス』の代表作「デナリジャケット」を、オールシーズン向けにスペシャルアレンジ。素材はポリエステル100%でありながらマットな質感で風合いが良く、リップストップ生地なので耐久性にも優れています。ブランドロゴのワンポイントをボディと同色に揃えることで、よりすっきりとした仕上がりに。

ブランド23『ワイルドシングス』×『レアセル』ジオグラフィック

パターンから作成し、ファブリックも今回のためにオリジナルで製作した渾身のコラボレート作品。生地には木々をイメージした鮮やかなグラフィックが落とし込まれており、存在感は満点です。さらに、3レイヤー素材&止水ジップによってハイレベルな防水性も付与。自然の中でも都会でも大活躍してくれる1着は、今季のメインアイテムとしてぜひ。

ブランド24『ナンガ』×『アーバンリサーチ iD』ソフトシェルマウンテンパーカー

滋賀県発のシュラフメーカー『ナンガ』と『アーバンリサーチ iD』のコラボアイテム。リラックス感のあるシルエットが今っぽく、羽織るだけでこなれた印象を演出できます。光沢を抑えたソフトシェルを採用しており、あらゆるスタイリングに馴染みやすいのもうれしいですね。アウトドア感が強すぎるのが苦手な方にもおすすめの1着です。

ブランド25『オガワ』×『ナノ・ユニバース』3レイヤーマウンテンパーカー

着脱式のインナーブルゾンが付いた、3WAYタイプのマウンテンパーカー。外中単体での使用もできるため、気温やスタイルに合わせてロングシーズンで活躍してくれます。耐水・透湿性に優れた高機能素材に加え止水ジップを採用しているため、アウトドアシーンでも安心。それでいてクリーンかつ都会的なデザインなので、タウンユースにも申し分ありません。

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アフロ歴15年のファッションライターで、趣味はヴィンテージモノの収集とソーシャルゲーム。メンズファッション誌を中心として、WEBマガジンやブランドカタログでも執筆する。得意ジャンルはアメカジで、特にデニム・スタジャン・インディアンジュエリーが大好物!
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