旬度も汎用性も◎のインナーダウンでこなれたコーデに

旬度も汎用性も◎のインナーダウンでこなれたコーデに

急速に人気が高まり、瞬く間に定番としての地位を揺るぎないものにしつつあるインナーダウン。その理由は、新鮮でこなれた表情や、驚異的な使い勝手のよさにあります。

平 格彦

2016.02.13

アウター
ダウン
ダウンジャケット
冬の着こなし・コーデ

インナーダウンとは

インナーダウンは文字通り、アウター (※写真ではチェスターコート) の中に着用することで保温性が補強できる中綿入りトップスのことです。かさばらないように中綿を薄めに設定しているのが大きな特徴ですが、保温性はかなりのもの。スポーツミックス感も漂い、こなれたニュアンスが匂い立ちます。

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インナーダウンが冬から春まで使える理由

ヘビーアウターのインナーとして用いるのが基本のインナーダウンですが、ライトアウターとして使用することも可能。つまり、冬はインナー、春はアウターとして着回すことができるユーティリティなアイテムです。さらに折りたたむことができ、持ち運びにも便利。とにかく優秀なので、実例を参考にぜひ着こなしてください!

冬に取り入れるなら、ダークカラーをメインにして着こなす

文字通りインナーダウンを “インナー” として使用するのが冬の基本。それだけで実際の保温性は抜群ですが、暖かそうな印象も演出したところです。と言っても容易で、全身の半分程度以上をダークトーンにすればOK。アウター+1アイテムが暗めのカラーならクリアできますが、きちんと意識することが重要です。

インナーダウンがダークなら、暗い色のアウターを選ぶだけで冬らしいコーディネートは感性。白いタートルネックをアクセントとして効かせ、今季らしさも加味しています。

チャコールグレーのコートと黒いインナーダウンで重厚なイメージ演出。色落ちしたクラッシュジーンズを合わせても寒々しくは映りません。スヌードも絶妙なアクセント。

ライトグレーのチェスターコートが新鮮。上下にホワイトも効かせていますが、インナーダウン+パンツがダークカラーなので、冬らしい落ち着きが感じられます。

インナーダウンがホワイトであっても、メインのヘビーアウターがブラックなら落ち着きある冬のスタイルに。足元にも黒が効いていて、カラーの配分が絶妙です。

春に取り入れるなら、面積の半分以上が明るいトーンになるように

インナーダウンを “アウター” として活用するのが春の原則。薄手とはいえダウンなので、あまりヘビーに見えないように気をつけたいものです。具体的には、全身の面積の半分以上を軽快なカラーにするのがポイント。パンツ+靴を淡色にすればOKです。インナーダウンのアクティブな印象を強調すれば、春らしさが広がります。

ややダークトーンな上半身に対し、ややライトトーンな下半身という組み合わせが好バランス。全身をカーキ系カラーで統一しているため、大人っぽい落ち着きが漂っています。

春になっても寒い日はあります。そんな時はインナーダウンをインナーに。そのホワイトに加え、下半身も明るいトーンでまとめて春らしい軽やかさを打ち出した好例です。

今おすすめしたい、インナーダウン5選

色の配分を計算してコーディネートを組み立てれば、インナーダウンは何色を選んでも幅広く着回せます。ただし、汎用性の高い定番カラーを選ぶのが前提。まずはモノトーン系かネイビーから揃えていきましょう。最近はパーツが取り外せるタイプも登場していますので、自分にとってポリバレントな一着を探し出してください。

『マーモット』×『ビームス』別注 ダウンフードセーター

好評の別注品がアップグレード。今回はインナー生地も同色にしてシックに仕上げ、取り外しできるフードまで付属しています。また、生地にもダウンにも撥水加工を施し、水に弱いというダウンの弱点を克服。収納ポーチも付いているので、携帯にも便利です。

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『アップスタート』リップストップインナーダウン

襟が脱着できる2way仕様が便利な1着。ポリエステル100%のリップストップ生地は強度が高く、ダウン90%×フェザー10%の中綿は保温性に優れています。軽量かつ素材感がソフトなので、インナーダウンとして使いやすく、ポケット付きでアウターとしても優秀。

『ハレ』ノーカラーダウンブルゾン

大柄の格子状ステッチが特徴的。そのフロント中央のステッチに合わせてフルオープンのコンシールジップを配していますので、閉めるとプルオーバー風の表情になります。また、サイドにもコンシールジップを使った隠しポケットを設置。見た目以上の機能性です。

『アーバンリサーチ サニーレーベル』インナーダウンカーディガン

カーディガン感覚で着回せるVネックのインナーダウン。着心地に配慮しつつ、細身のシルエットでアウターに響かないように計算されています。さらに、自宅で洗濯することもできるのでデイリーで使えること必至。4色+迷彩柄で展開しています。

『シップス デイズ』

ダウンを少なめにして薄く仕上げ、ジャケットやアウターを重ねても持たつかないように工夫。脇部分にリブを取り入れてフィット感も追求しています。また、裏側の胸ポケットに付属する袋布に本体を収納できるポケッタブル仕様。持ち運びしやすくて便利です。

出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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