ワークブーツを好印象に履きこなす、5つのルール

ワークブーツを好印象に履きこなす、5つのルール

やっぱりラギッドなワークブーツが好き。そんな人に意識してほしいのが “好印象” です。男らしさを追求するのは小休止して、上品かつ爽やかに履きこなすのが今の気分!

平 格彦

2016.11.11

ブーツ
ワークブーツ
冬の着こなし・コーデ

そもそも、ワークブーツとは?

ワークブーツとは読んで字のごとく「労働者のブーツ」。激しい労働作業にも耐えうる耐久性の高いブーツです。現在は労働の場で使われることは少なくなりましたが、その武骨な雰囲気でファッションシューズとしての人気を確立しました。大事にメンテナンスしてあげればかなりの年月を共に過ごすことができます。履き続けている以上ダメージは受けていきますが、そんなダメージすら愛しながら、楽しんでエイジングしていきましょう。

ワークブーツの種類

「ワークブーツ」とひと口に言ってもタイプはさまざま。それは農作業や採掘作業、工場作業など、職業別に最適なブーツが生まれてきたため。数あるワークブーツの中でも特に人気の高い3つのタイプをご紹介しましょう。

ラインマンブーツ

「ラインマン」は電線工のこと。20世紀初め頃のアメリカで活躍した職業ですが、当時は技術の進化に安全面の確立が追い付かず、ラインマンは危険な仕事の代名詞でした。高所で繊細な作業を強いられる彼らの安全を守るため、ラインマンブーツはつま先近くまでシューレースが施され、足にしっかりフィットするよう作られています。

エンジニアブーツ

こちらは工場作業する男たちのために作られたブーツ。シューレースを使っていないのは、機械に巻き込まれて事故を起こさないようにするためといわれています。またつま先部分にはプラスチックやスチールのカップが内蔵されているモデルも多く、これは不慮の落下物から足を守るため。物の多い工場ならではの配慮ですね。

ペコスブーツ

両サイドに配されたプルストップが特徴的なペコスブーツは、アメリカ南部のペコス川流域で使われていた農作業用シューズです。その起源はカウボーイが好んで履いたウエスタンブーツ。「ペコスブーツ」という名称はレッド・ウィング社が商標登録したものですが、現在は他のブランドでもペコスという呼び名が定着しています。

ラギッド感ムンムンのワークブーツ。好印象に着こなすには?

スポーティなスニーカーが流行っているからこそ、ラギッドなワークブーツが新鮮です。かといって、男っぽいイメージが強すぎるのは今っぽくないので御法度。好印象を意識して、スマートなブーツスタイルを築くのがベストです。そのためのルールを5つ紹介!

ルール1:ピーコートでソフトな品格をブレンドする

ミリタリー感、品のよさ、カジュアル感、学生風といったイメージをあわせ持つのがピーコート。ラギッドで男っぽいワークブーツとも相性抜群でありながら、持ち前のマイルドな品格で上品な印象に仕上げてくれます。ソフトな印象が引き立つネイビーかグレーを本命に。

白のタートルネックとピーコートの組み合わせで、ブーツの武骨さを払拭した着こなし。濃紺のデニムも、大人らしい印象をアシストしています。

ニット、チェックシャツ、加工ジーンズ、ワークブーツという王道アイテムで組み立てたアメカジスタイル。それをグレーのピーコートで覆い、落ち着いたムードを演出!

ライトグレーのピーコートがマイルドな品格を放つコーディネート。襟を立てることで男っぽくアレンジしつつも、黒いパンツで引き締めて全体的には上品に仕上げています。

ルール2:ホワイトのトップスで旬な爽快感を組み込む

ラギッドとは対極の印象を持つホワイトの人気が続いています。ということで、目につくトップスを白にするのも好印象のコツ。そうすれば、瞬時に粗野感が中和できます。シャツでもOKですが、堅いイメージになりがちなのでニットがイチ押し。パーカーなども白を選ぶだけで好印象につながります。

白いタートルネックニットはこの秋冬の人気アイテム。レザージャケットにジーンズとワークブーツを合わせた武骨なアメカジスタイルでさえ、爽やかに見せることができる存在なのです。

柄などの表情があるバルキーな白ニットは、ラギッドなアメカジ調とクリーンな清潔感を兼備する貴重なアイテム。冬のインナーとして、春はトップスの主役として活用できます。

男らしいワーク感を湛える『ティンバーランド』のブーツに、スウェットパンツなどを合わせたアメカジ系スタイル。ただしパーカーの白が効いているのでクリーンな印象です。

ルール3:タック入りグレーパンツで品のある下半身を演出

アメカジ感はワークブーツに任せ、とにかく大人らしいスタイルを築きたいなら、品位あるタック入りのグレーパンツを用いるのがおすすめ。どんなスタイリングにも落ち着きを与えてくれます。黒いブーツを相棒に任命すれば、ドレス感のある下半身が築けます。

2タック入りのアンクルカットパンツが、ブーツを上品なスタイルへとエスコート。白のタートルネックや、グレーのコートとのグラデーションも見事にマッチした着こなしです。

クロス状の織柄があしらわれたワンタック入りのパンツは、スリムなシルエットが美麗。ワーク調のブーツを合わせても、クールにまとまります。ニットアウターで温かみも加味。

センタークリースが入ったグレー基調のパンツでも同様の効果が。さらに、カジュアル色が強いリブパンツでも十分に上品です。レザージャケットを合わせれば、クールで好印象なスタイルに。

ルール4:明るいトーンのワークブーツで軽やかに印象づける

ワークブーツといえば、ブラックやブラウンが目に浮かぶはず。だからこそ、ベージュやホワイトといった明るいカラーを選ぶと意外性があります。視線がブーツに集まることで軽快なイメージが強調され、マイルドなニュアンスを生み出します。

ニット、ジーンズ、ワークブーツを用いた典型的なアメカジスタイルを、キャメルカラーのコートとベージュのブーツでライトにブラッシュアップ! 適度な品格が好印象です。

『ティンバーランド』の王道ブーツもホワイトなら新鮮。爽快でヘビーデューティな印象が緩和されています。ダウンジャケットに負けないボリューム感で全身が好バランスに。

こちらも『ティンバーランド』シックスインチブーツのホワイト版。ざっくりしたニットにチノパンを合わせたラフなコーディネートを、足元からクリーンに格上げしています。

ルール5:旬なツバ広ハットでラギッド感を打ち消す

ウールやファーを使ったハットは品格が魅力。流行しているツバ広ハットもしかりです。つまり、クラスアップするのにもってこいのアイテムということ。その品のよさが好感度に直結します。アイウェアと組み合わせると相乗効果が生まれ、一層上品な印象を振りまくことができます。

クラッシュジーンズとワークブーツのセットがアメカジ感を主張している装い。そこにツバ広ハットを合わせ、大人な印象を加味しています。チェスターコートも格上げに貢献!

最近人気のサイドゴアブーツ。そのなかでも武骨なイメージの一足に、マウンテンパーカーを合わせてアウトドア調のスタイルに。ハットとメガネで品よくまとまっています。

ジージャンとジーンズのセットアップにブーツを合わせたラギッドな着こなしを、チェスターコートと顔周りの小物で、上品なコーディネートに昇華した好例。大人なムードが好印象につながります。

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事
    大人のTシャツコーデ25選。シンプルなのにこなれた着こなし見本

    大人のTシャツコーデ25選。シンプルなのにこなれた着こなし見本

    春夏のワードローブに必須のTシャツ。つい定番を選ぶゆえに、コーデがマンネリになってしまう人も多いはず。おしゃれな人のコーデから着こなしのヒントを探りましょう。

    CANADA

    ショートパンツを着こなすために。意識したい3つのトピックス

    ショートパンツを着こなすために。意識したい3つのトピックス

    いよいよ本格的にショートパンツの季節が到来。選び方やブランドなど3つの視点から、大人に似合うショートパンツの着こなし方をしっかりナビゲートします。

    山崎 サトシ

    クールビズをもっとおしゃれに。最適なアイテムと着こなし、ご存じですか?

    クールビズをもっとおしゃれに。最適なアイテムと着こなし、ご存じですか?

    世間に広く浸透してきたものの、まだまだクールビズスタイルに自信を持っている方は少ないはず。猛暑でも快適かつおしゃれに働くためのアイテム選びとコーデ法をご紹介!

    近間 恭子

    大人コーデの定番。白シャツをグッとおしゃれに着こなすヒント

    大人コーデの定番。白シャツをグッとおしゃれに着こなすヒント

    白シャツは季節問わず大人のワードローブに欠かせないアイテム。ベーシックで定番ゆえに着こなし方ひとつで表情は無限大に。白シャツをおしゃれに着こなすヒントとは?

    小林 大甫

    必見。白Tシャツの着こなしをおしゃれに見せる方法

    必見。白Tシャツの着こなしをおしゃれに見せる方法

    Tシャツは着回しやすい白が鉄板。ただし白Tシャツは王道なだけに、周りとのかぶりやマンネリが気にかかる。そんなときに思い出してほしい、おすすめコーデをピックアップ。

    菊地 亮

    タフな1枚。グッドオンのTシャツが“10年着られる”秘密とは?

    タフな1枚。グッドオンのTシャツが“10年着られる”秘密とは?

    デイリーユースできるTシャツは、着用頻度が高いからこそタフなモノが好都合。そこで、毎日のように着用して洗ってもヘタれない『グッドオン』のTシャツを紹介します。

    那珂川廣太

    BACK