
オリバーピープルズのアイウェアがおしゃれな大人から支持される理由
メガネをおしゃれなアイウェアとして浸透させた『オリバーピープルズ』。ファッション性の高さに触れつつ、同ブランドのメガネが支持される理由を探ります。
理由1:『オリバーピープルズ』が打ち出すスタイルが大人の気分にハマるから
1987年、アメリカで誕生した『オリバーピープルズ』。ヴィンテージフレームを愛するラリー・レイト氏とデニス・レイト氏、ケニー・シュワルツ氏の3名がオリジナルコレクションの発表とともにロサンゼルスやハリウッド近郊にショップを構えたのが、そのはじまりでした。
同ブランドの最たる魅力は、創業者であり、今もなお現場の最先端に立つクリエイティブ・ディレクターのラニー・レイト氏が提案した“ラグジュアリーヴィンテージ”。クラシックなコンビネーションフレームをモダンに魅せる繊細なデザイン力と、職人的な仕上げによる圧倒的な美しさは、視力矯正の道具をファッションアイテムのひとつとして昇華させています。
アイテム単体の良さだけではなく、クラシック志向が高まる大人の気分にマッチするのも『オリバーピープルズ』の長所。ベーシックな着こなしを大人らしく、今らしく彩る顔周りのアイテムとしてはうってつけなんです。
理由2:かけるだけで即おしゃれ。”シェルドレイク”と”505”というアイコンの存在
アメリカンヴィンテージの“今”を発信し続ける『オリバーピープルズ』。そのファーストコレクションを復刻させた505や、絶対的な人気を誇るシェルドレイクはどちらも手にしたい逸品。同ブランドが支持される理由に直結するルックスを見ていきましょう。
人気モデル1
シェルドレイク:奇をてらわない、長年愛用できる完成度の高い逸品
シェルドレイクは、人気が絶えない“ボスリントン”のアイウェア。天地幅が広く、角が少し丸みを帯びた逆台形のフレームは、アンティーク感を彷彿させます。アンディ・ウォーホール氏のアイコニックなスタイルにインスパイアされたデザインで、1960~70年代のデザインをそのまま掘り起こしたようなオーセンティックな雰囲気が多くの支持を集めています。
ブリッジのキーホールとヨロイの金属パーツがクラシックさをかき立てるシェルドレイク。やや小ぶりな控えめさは大人らしい演出のひとつ。『オリバーピープルズ』を象徴するアイコンである“○○▽▽□□”のデザインは、テンプル先端に刻印されています。
同アイテムのサングラスにも注目。通年使えるスモーキーな色みが印象的です。
人気モデル2
505:アセテートと金属のハーモニーが絶妙
1987年創業時のファーストコレクションの復刻版としてリリースされたのが505。丁寧に彫刻された金属と質感を感じるアセテートのコンビネーションフレームと、知的で硬派なボストンスタイルは“道具”としてのメガネの概念を覆す説得力を持っています。
1920年代ヴィンテージフレームを彷彿させる名品として、長く支持される505。個性的な外見ながらも、かけると誰にでも馴染むルックスが秀逸です。
理由3:代表の2大モデル以外のラインアップが優秀だから
シェルドレイクや505のデザイン性は触れたとおり。ただし、2大看板以外のモデルにも注目を。『オリバーピープルズ』らしいおしゃれなラインアップは必見です。
アイテム1
ハドレー
スクエアに近いウェリントンは、ブランドロゴの彫金をヨロイからテンプルにかけて施すことで、シンプルでありながらも小技を効かせた仕様に。しなりのいいテンプルは顔を優しく包み込み、至福のフィット感を思う存分堪能できます。また、カラーコントラストを美しく仕上げることで、デザイン性を向上させているところも魅力。ノーズパッドはクリングス付きで、これがあるおかげでしっかり調整もでき機能面も問題なしです。
アイテム2
グレゴリーペック
天地幅の広いボストンは、かけるだけで知的な表情になれます。あらゆる着こなしにマッチするブラックは、まさに買っておいて間違いのない1本。クラシカルなディテールワークのひとつ、キーホールブリッジが目力をグンと強めてくれます。テンプル先のモダン部分にブランドロゴを採用するなど、細かいところまで芸の詰まった仕様。
アイテム3
レウィン
スクエアをベースとしたウェリントンは、天地幅が低くクリーンな印象を植えつけられる。ブラウンのマーブル柄はクセが一切なく、シンプルにかけることができます。テンプルはあえて補強としての役割を持つ芯材を見せることで、メガネのデザイン性を高めた作りに。またヒンジ部分やモダンにブランドロゴを採用するなど、ユーモア溢れる作りはこのブランドでしかできないデザインアレンジの1つです。
アイテム4
デントン
ブラウンのマーブル柄を採用した、ベーシックなウェリントン。フロントに飾り鋲をつけただけのシンプルな作りなので、着こなしを問わずサッと着用できます。厚みのあるフロントは顔にしっかり沿うように適度なカーブを加えることで、ジャストフィットしやすくなっています。太いテンプルがフィット性をグンと高め、違和感のないかけ心地に。フレームラインが細く引き締まった印象のフレームは、シーンを問わず使えますよ。
アイテム5
キャンフィールド
イギリスのヴィンテージフレームをモチーフにした、サーモント。フレーム枠を細く仕上げることで、シャープな印象を加速します。ヨロイ部分やブリッジ、さらにリム下部に彫金を施し、見えないところまでエレガントな見た目にアレンジ。細テンプルは非常にしなりがいいので、抜群のフィット感を生む点も魅力の1つです。ミニマムに仕上げ、賢い印象をアピールしたいのならこのモデルがおすすめです。
アイテム6
ダディ B
底部分に丸みを持たせたウェリントンサングラス。レンズが大きめなので目を広い範囲で保護してくれ、ファッション性だけでなく実用性も大いに期待できます。程良く重厚間があるデザインに、サイドの三点鋲やブリッジがクラシックな印象を醸し、ファッションのアクセントとして活躍します。フレームは大ぶりですが、随所に繊細なディテールが散りばめられた逸品といえるでしょう。
アイテム7
ブロドスキー
逆台形のレンズが特徴的なウェリントンタイプのサングラスは、オーソドックスな印象で、彫の浅い日本人の顔にも似合います。ブラック調のレンズがクール&ハードな印象を与えます。フレームは全体的に太めに作られており、こちらもまた印象が強めなので、きれいめコーディネートのハズしとして合わせれば絶大な効力を発揮してくれます。フレーム内側にさりげなく引かれたメタルラインが美しい。
アイテム8
アヴァンティ
丸みを帯びたフレームが印象的なのがアヴァンティ。外側に向かって広くなっていくレンズの形は、羽根を広げた蝶によく例えられ、その華やかな印象から開放的なシーンに合わせる「サングラス」によく用いられています。穏やかで深いブラウンはモダンスタイル、カジュアルスタイルなど着こなしを問わず合わせられ、全体の雰囲気を損なわずに気品をプラスしてくれます。
アイテム9
エグゼクティブⅡ
トレンドの「ボストン型」と「ウェリントン型」を意識してフォルムを作った、サーモントブロー(フレームがレンズの上部分にだけ配置したタイプ)のアイウェア。べっ甲調のアセテートと鈍く光るチタンを組み合わせたフレームは、耐久性の高さに加えどこかレトロな印象の漂う外観が魅力。ブランド創業期のコレクションにインスピレーションを受け、現代における高水準の技術で再現しました。
アイテム10
バンクス
こちらもサーモントブロータイプのサングラス。縦幅を広めにとったボストンタイプのレンズが、視界を広めにカバーしつつ小顔効果をもたらしてくれます。メタル素材のフレームは、強度の高さを生かしてほっそりとしなやかに作られており、べっ甲調のフロントフレームも相まって非常にエレガントな印象。正面から見た際のフォルムはやや狭く見えるので、面長タイプの人によく似合うアイテムです。
理由4:着こなしに取り入れるだけで“即おしゃれ”がかなうから
アイテム単体での品質やデザインの美しさだけが、『オリバーピープルズ』の魅力ではありません。同ブランドは旬なファッションとも相性がよく、その合わせやすさもポイント。ここでは、そんな着こなし例の一部を紹介しましょう。
メタルフレーム=ビジネスと思いきや、『オリバーピープルズ』なら、カジュアルシックなファッションとも相性抜群。テーラードジャケットにホワイトパンツの着こなしを、より大人仕様に引き締めてくれる効果があります。
ショートブルゾンにハンパ丈のパンツを合わせた、程良くラフなスポーティコーデ。そんな着こなしにシックさをプラスするのにちょうどいいのが、ボストンフレーム。かけるだけで抜け感を演出できるアイテムです。
シャツにデニム、スニーカーのカジュアルスタイルを一発で品よく演出したい……。そんな時には、サーモントをフル活用するといいでしょう。フレームの持つ知的な印象のおかげで、何気ない普段の着こなしも一気におしゃれに早変わりします。
ブルーのセットアップのテンションに合わせてブルーレンズのフレームをチョイスし、統一感のあるスタイリングに仕上がっています。メガネもさることながら、ホワイトスニーカーと首元のスカーフで清潔感のある着こなしを強調できるのがGOOD。
ニット帽やパーカー、スニーカーなどのカジュアルを基本とした着こなしに、スパイスを加えてくれる『オリバーピープルズ』のMP-2。クラシカルなボストンタイプに淡いブルーレンズで、ヴィンテージ感漂う印象に。
ネイビーシャツ×カーキのカーゴパンツのシンプルなミリタリーコーデ。ミリタリーコーデはややもすると若く見えがちですが、そこにべっ甲調のフレームが渋い『オリバーピープルズ』のメガネをチョイス。深みのあるニュアンスを加えてくれます。
メタルフレームよりも少し抑えた程良い知的さを醸すには、プラスチックシリーズの中でもスリムなフレームをもつクルッグマンが◎。キャップをプラスしたことで、絶妙なバランスを保っています。
春夏にぴったりの爽やかなセットアップを、白シャツとスニーカーでクリーンな印象にまとめたきれいめカジュアルコーデ。『オリバーピープルズ』の中でも特にクラシカルなデザインのコーディングをチョイスすれば、全体に程良い重厚感が生まれます。
細メタルフレームによる繊細さがポイントのドーソンを使用したコーディネート。主張しすぎず、メガネ初心者にもおすすめです。きれいめコーデやドレススタイルの雰囲気作りにも一役買ってくれます。
Tシャツにデニムパンツのシンプルなスタイリングも『オリバーピープルズ』のサングラスを差すとワンランク上の着こなしに。エナメルシューズの存在感もあり、カジュアルな装いは一気にブラッシュアップ。
この記事の掲載アイテム一覧(全9商品)
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『オリバーピープルズ』 ハドレー
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『オリバーピープルズ』 グレゴリーペック
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『オリバーピープルズ』 レウィン
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『オリバーピープルズ』 キャンフィールド
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『オリバーピープルズ』 ダディ B
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『オリバーピープルズ』 ブロドスキー
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『オリバーピープルズ』 アヴァンティ
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『オリバーピープルズ』 エグゼクティブⅡ
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『オリバーピープルズ』 バンクス
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