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- シンプルデザインの極み。ブラウンの腕時計が大人に似合う
シンプルデザインが好みなら『ブラウン』がおすすめです
『ブラウン』は、小型電気器具を手広く作るドイツのメーカーです。長年デザインを担当したディーター・ラムス氏の名前は1度は聞いたことがあるかもしれません。彼は、デザインにおいて次の10原則を掲げました。よいデザインとは、1)革新的である、2)実用をもたらす、3)美しい、4)理解をもたらす、5)謙虚である、6)誠実である、7)長命である、8)ディテールに帰結する、9)環境に配慮する、10)可能な限りデザインを抑制する。こうした原則に沿って作られた製品は、実用のためのデザインに特化した機能美に満ちています。
『ブラウン』の腕時計、その魅力とは
そうした『ブラウン』の製品のなかでも、日本においてシェーバーの次に有名なのが時計ではないでしょうか。とくに最近はデザインに携わるクリエイターを中心に腕時計がそのシェアを伸ばしています。『ブラウン』の腕時計は、ディーター・ラムス氏がデザインしたクロックのデザインを踏襲。機能的にして虚飾を排し、シンプルを極め、バウハウス芸術の流れを汲んでいます。
『ブラウン』の時計はミニマリズムの権化です。最低限の視認性を確保し、視認性を高める以外の装飾性を抑えています。この腕時計はケースさえ単純なシリンダー型で、細身の針、小サイズのインデックス&日付表示と畳み掛けるほどのシンプルさ。唯一オレンジの秒針がアクセントとして利いているぐらいです。写真のモデルはクロノグラフを搭載していますが、そのプッシャーの形状すら無機的に見えてきます。それくらい機能主義を徹底してデザインされているのです。
また、実はバリエーションも豊富です。シンプルな3針から、上記のようなクロノグラフ、そのサイズバリエーションも多彩です。さらに写真のようなデジタルモデルもあります。ケース素材もステンレスばかりでなく、セラミックウォッチも展開。デザイン理念は変わらずとも、細部で個性を描き出してくれます。
センスを知るミニマリストのために。『ブラウン』の腕時計7選
シンプルな機能主義ゆえに、デザインの美しさが際立つ『ブラウン』の腕時計。もともとオフの需要の高いアイテムでしたが、昨今ではビジネスシーンでの着用も見られるようになって来ました。どんなシーンでもはずさない、同ブランドのエッセンスとも言える7本にフィーチャーします。
アイテム1ばっちり腕を引き締めるブラックモデルBNH0032
針やインデックスのホワイトが小ぶり&細身でも浮かび上がって見えるオールブラックモデル。普通は華やかに見えるメッシュブレスもマットナブラック仕様で精悍な面持ちに。腕元から着こなしを引き締めて、スポーティな印象を高めてくれます。
アイテム2同じBNH0032でも、ホワイト&メタルブレスは優雅な印象
上記と同じ製造番号でもホワイトが映えるデザイン。ブラックのスタイリッシュさに対して、非常に柔和な印象を受けるフェイスデザインです。メタルのケース&ブレスもぎらつきのないシルバーを採用しており、センスの良さをうかがわせます。
アイテム3レトロで個性的な雰囲気のBN0076
メカっぽく、ガジェットの雰囲気を漂わせるこちらは、1978年製のDW30を復刻させたモデル。近未来的でシックな雰囲気が、昨今のレトロ回帰な気分にもマッチします。フェイスに対し、上質さを感じさせるレザーベルトを採用している点もユニークです。
アイテム4ブラックをさらにアクティブにするクロノグラフ BNH0035
スポーティにして精悍なシンプルウォッチながら、アクティブなイメージを加えたいのであればクロノグラフという選択が正解。ドイツのレッドドットアワードを受賞したフェイスデザインはは、クロノグラフとしての機能を確保しつつもガチャついて見えない高い完成度を誇ります。
アイテム5色っぽいツヤが欲しいなら、セラミックウォッチ BN0171
『ブラウン』の腕時計にツヤを求めるのであれば、セラミックケース&ブレスが狙い目です。滑らかな表面加工がもたらす品の良い色気は、休日のカジュアルパーティでも手元の見栄えを激変させてくれることでしょう。バーインデックスのみに特化した、ミニマルさにも注目。
アイテム6多機能ながらミニマルな実用時計BN0142BKBKG
シンプルさが売りの『ブラウン』においてGMT機能の搭載は新鮮に思えるかもしれませんが、実は2003年に発表された名作「AW24」を現在のデザインチームが忠実に復刻したモデルになります。秒針のイエロー、デイトの赤に新しくライトブルーを加えつつ、雑多な印象に見えないのは『ブラウン』の高いデザイン力のなせるワザと言えるでしょう。
7本目シンプルななかにも、さりげないアクセントを宿すBN0024WHBKG
上記BNH0032にスモールセコンドを搭載したモデルです。大きなデザイン変更ではないにもかかわらず、どこかレトロフューチャーな空気を漂わせる面持ちにアップデートされています。また、ストラップとの接続部分となるラグを表に出さず、すっきりとしたフォルムに仕上げているのもポイントです。
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