30代メンズファッション。春コーデの参考書2017

30代メンズファッション。春コーデの参考書2017

30代にふさわしい春のメンズファッションを徹底紹介。定番の活用術や旬の着こなし、さらにはセンス良く見せるテクニックまで幅広く春のメンズコーデを解説します。

編集イトウ

2017.04.25

春の着こなし・コーディネート
16〜20度の服装
21〜25度の服装
休日
シャツ
ステンカラーコート
テーラードジャケット
セットアップ
ジーンズ

春ファッションは、きれいめとカジュアルの割合が6:4になるような着こなしが理想

「たまの休日だから、思いっきりカジュアルに!」という気持ちもわかります。とはいえ、あまりに気の抜けたジャージやスウェット姿を見ず知らずの他人にさらすのも、大人として好ましくありません。休日でも上品でこなれ感がある、それこそが好印象な大人の装いです。

そんなコーデを作るポイントとなるのが、“きれいめとカジュアルの割合を6:4にすること”。たとえばスウェットにデニムのようなカジュアル服だけでなく、襟付きのシャツを取り入れるなど、きれいめ要素のあるアイテムをミックスしてみましょう。なお、6:4はアイテムの比率でなく、アイテムの露出面積の割合で考えるのがポイント。さらにトレンドを追加すれば完璧です!

このコートはきれいめ? カジュアル? 春に多く取り入れられるアイテムを区分してみた

このコートはきれいめ? カジュアル? 春に多く取り入れられるアイテムを区分してみた

では、どのアイテムがカジュアルでどのアイテムがきれいめに分類されるのか。デザインによっても左右されますが、世間的なイメージでざっくりと分けると以下に分類されます。

■きれいめアイテム
・コート類
・ニット類
・カーディガン類
・シャツ類
・スラックス類
・レザーシューズ類

■カジュアルアイテム
・ブルゾン類
・Tシャツ類
・スウェット・パーカー類
・カットソー類
・デニムパンツ類
・チノパン類
・ワークパンツ類
・スニーカー類

春コーデを考える時は、これらのアイテムの露出する(見てわかる)分量をきれいめ6: カジュアル4になるよう調整してみましょう。

もちろん、“清涼感のある着こなし”は春もキープしましょう

“きれいめとカジュアルの割合を6:4にする方法”をご紹介する前に、 冬コーデ編 でも紹介しましたが、30代のファッションでもっとも大切なのが“清潔感”です。

ここでいう清潔感とは、ボロボロの服や離れた場所からでも目につく柄&色を取り入れた奇抜なコーデではない、好印象に映る着こなしのことを指します。つまり、ベーシックなアイテムを正しく着れば、清潔感のあるスタイルは簡単に作れます(肌や髪、ひげを整えているのが前提ですが)。

このアイテムの選び方を軸に、トレンドを念頭に置きつつ、きれいめとカジュアルの割合を6:4で着こなしを作りましょう。そんな春の30代メンズファッションを作るポイントを7つご紹介します。

ポイント1:今季旬のステンカラーコートは、きれいめ要素高めの30代注目アイテム

2016年に続きスポーティーなアイテムが注目されている2017年の春。ブルゾンをはじめ、コーチジャケットなどカジュアルなライトアウターが気になるところですが、清潔感のある30代ファッションを目指すならコート類がおすすめ。そのなかでも人気を集めそうなのが、秋冬のロング丈ブームの延長で注目度を集めているステンカラーコート。

ビジネスマンの印象が強いステンカラーコートはいささか抵抗がある……という方もいるかと思いますが、今季は各ブランドのカラー展開が豊富で、サイズ感も細身に仕上げており、そんな印象は皆無。むしろ何を合わせてもハマる懐の深さに、きっと夢中になるハズです!

はじめてステンカラーコートを手に入れるなら、スタンダードカラーであるベージュがおすすめ。いかにもビジネスマンなカラーですが、ブルージーンズやスラックス、ネイビーベースのボーダーカットソーなど、30代メンズの大好物アイテムと相性よくハマります。

こちらのポイントは、コートやスラックスなどのきれいめアイテムを中心に、スリッポンとリュックでカジュアル感を投入したバランス感。旬と清涼感、そしてきれいめとカジュアルのバランスを見事に体現しています。
■きれいめアイテム/ステンカラーコート、スラックス
■カジュアルアイテム/ボーダーカットソー、スニーカー、リュック

ネイビー系のステンカラーコートもベージュに次いで取り入れやすく、選択肢に加えたいカラー。ネイビー系の色もトレンドを問わず、また30代メンズのワードローブとも相性よくハマりやすいのが特徴です。

コーデはステンカラーコート+ブルーのシャツというビジネスライクなトップスですが、ハンパ丈のボトムスとスニーカーで大人カジュアルを体現。シンプルなのにこなれ感のある着こなしはぜひ参考にしてみてください。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート、シャツ、メガネ
■カジュアルアイテム/アンクル丈のパンツ、スニーカー

周りと差をつけたいけど、悪目立ちはしたくない。そんな時はイエローカラーのステンカラーコートがおすすめ。イエローもまた、デニムをメインとする人が多い30代メンズのワードローブとも相性よくハマる上に、アクセントカラーとしてもこの上なくマッチします。

イエローカラーを強調するなら、ほかのアイテムは落ち着いたトーンで構築するのが正解。こうすることで悪目立ちせず、大人っぽくまとめることができます。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート
■カジュアルアイテム/ブラックジーンズ、スニーカー

ステンカラーコートをもっとカジュアルに着たい。それならデニム素材の一着はいかがでしょう。前述のステンカラーコートと比べるとカジュアルな雰囲気ながら、きれいめな要素はしっかりキープされているのが特徴です。

コーデもカジュアル主体のスタイリングと相性抜群。スウェットシャツにチノパン、スリッポンとカジュアルなアイテムにもすんなりとハマりながら、ラフになりすぎないのが魅力です。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート
■カジュアルアイテム/スウェットシャツ、チノパン、スリッポン

ポイント2:オックスフォードボタンダウンシャツは、いつだって30代の強い味方

春ファッションにおいて、簡単にきれいめ感と清潔感を打ち出せるアイテムといえばシャツ。特にブロード生地のシャツ(=ワイシャツ)は簡単に清潔感を演出できますが、カジュアル服と合わせるのは難易度高め。そこで選びたいのが、カジュアル素材で仕立てた一枚。オックスフォード生地などのカジュアル素材で仕立てられることが多いボタンダウンシャツです。

前述のように、ボタンダウンシャツはオックスフォード生地やデニム生地など、カジュアルな素材で仕立てたものがほとんど。また、もともとスポーツのポロ競技で使われていたウェアを参考に作られたといわれているため、旬のスポーツテイストも同時に手に入ります。

初めてのボタンダウンシャツとしておすすめしたいのが、ホワイトカラーのオックスフォードボタンダウンシャツ。清潔感を振りまくことはもちろん、デニムパンツからクセのあるアイテムまで何にでもなじむ汎用性の高さも特徴です。

大人っぽく着こなすなら、タックインが+CLAP Men的には推し。フォーマル度が高まり、きれいめ感高めの着こなしが簡単に叶います。ここで重要になるのが、普段は陰に隠れがちなベルト。シンプルながら主張のある着用デザインのようなベルトでウエストマークするとタックインも挑戦しやすくなります。

■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ、ローファー
■カジュアルアイテム/ワークパンツ、ベルト

柄のボタンダウンシャツを選びたい場合は、カジュアルさときれいめさのバランスに優れたギンガムチェック柄が30代メンズにおすすめ。小さめのチェック柄で色が2色なので、いわゆるチェックシャツとしてイメージが浮かぶ一枚とは異なり、ラフになりすぎません。

また、チェックシャツの一種ということもあって、デニムパンツとの相性は言わずもがな。タックインして着こなせば、程よいあんばいに仕上がります。足元はパンツ丈を短めに設定し、スニーカーを主張させてトレンド感もしっかりキープしています。

■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ、ベルト
■カジュアルアイテム/デニムパンツ、スニーカー

ステンカラーコートと同じく、デニム生地のボタンダウンシャツも30代メンズには好相性ではないでしょうか。こちらもカジュアルさときれいめなイメージがちょうどよいバランスなので、ラフな着こなしにもすんなりとハマります。

着こなすなら、今春も人気を集めることが予想されるデニムオンデニムコーデがイチオシ。デニムシャツで多く見られるウエスタンデザインのタイプだと武骨なラギッドスタイルにまとまりがちですが、ボタンダウンタイプなら都会的なデニムオンデニムコーデにまとまります。

■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ
■カジュアルアイテム/デニムパンツ、スニーカー

春先であれば、最初に紹介したステンカラーコートとの組み合わせがおすすめ。見ての通り、カジュアルすぎず、ドレッシーすぎないバランスにまとまるのは両者ならではの組み合わせです。足首が見える絶妙な丈にロールアップしたり、コートとシャツの袖先を同時にロールアップして手元に変化をつけるなど、軽装になる春コーデならではの着こなしテクにも注目。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート、ボタンダウンシャツ、レザーシューズ
■カジュアルアイテム/チノパン

ポイント3:人気のデニムは薄め・細め・短めを選べば、ラフすぎずトレンドをゲット!

カジュアルアイテムの代表格ともいえるデニムパンツですが、細めの美脚シルエットであれば、たとえニットなどのきれいめ寄りのカジュアルアイテムと組み合わせればラフになりすぎる心配はありません。

また、色落ちしていないリジッドデニムがもっともきれいめ顔ではありますが、今春トレンドの色落ちやダメージ加工がされたものも細身シルエットの一本ならカジュアルに寄りすぎません。さらに丈が短めのタイプを選べば、はくだけでこなれ感も簡単に出せるのがうれしいところ。長めの丈が好みなら、ロールアップして調整するのもOKです。

というように、今春デニムを買い足すなら、薄め・細め・短めのものを探してみてください。

随所にダメージ加工が施されたデニムパンツは注目度の高いアイテム。とはいえ、肌が露出するようなダメージ加工だと30代メンズには清潔感に欠けてしまうので、写真のような当て布がされたタイプが大人にはおすすめです。

着こなしはここ数年トレンドの西海岸風にスタイリング。海を感じるサーフスタイルがベースのスタイリングなので、きれいめアイテムはニットであくまで着こなしイメージを損なわないようにまとめました。トップスから足元までネイビー系で統一し、ワントーンに仕上げることで清潔感を演出しています。

■きれいめアイテム/ニット
■カジュアルアイテム/デニムパンツ、スリッポン

程よい色落ち感が取り入れやすいデニムパンツは、30代メンズファッションにもっともなじみやすいアイテム。シルエットはスキニーよりですが、ストレッチの入ったタイプならストレスフリーに着用できます。パンツ丈もアンクル丈なのでこなれ感も簡単にアピールできます。

スタイリングは上の着こなしと似ていますが、トップスのニットを白に、足元をレザーシューズに変更することでより大人顔の着こなしに昇華しました。シンプルでクリーンなスタイリングは人を選ばないので、着こなしに自信がない人にもおすすめのコーデです。

■きれいめアイテム/ニット、レザーシューズ
■カジュアルアイテム/デニムパンツ

表情豊かなパッチワーク加工が施されたデニムパンツは汚く見られがちですが、細身シルエットならその心配も無用。30代メンズファッションにも抵抗なく取り入れられます。

このアイテムでコーデを組むなら、シャツにニット、レザーシューズときれいめ顔のアイテムをやや多めに取り入れるとクリーンにまとまりやすいでしょう。バッグはレザー製のクラッチバッグで、今どき感も忘れず取り入れています。

■きれいめアイテム/ニット、デニムシャツ、レザーシューズ、クラッチバッグ
■カジュアルアイテム/デニムパンツ、ニット帽

程よいユーズド感のある色落ち、そして細めシルエット&丈短めのデニムパンツは、前述の通り着回し力高めの30代メンズに欠かせないアイテム。

多くのアイテムと相性よくハマりますが、王道的に着こなすなら襟付きシャツと革靴でシンプルにスタイリングするのがおすすめ。シャツはストライプ柄を組み合わせた個性的なデザインながら、ベースの着こなしがシンプルなのでごちゃごちゃして見えません。

■きれいめアイテム/シャツ、レザーシューズ、クラッチバッグ
■カジュアルアイテム/デニムパンツ

ポイント4:春色を取り入れて旬度アップ。ペールトーンの活用方法

春本番となり、注目度を一層高めているのがペールトーンです。淡い色みかつピンクやグリーンなどアクセントとなるため、ブラックやホワイト、ネイビーなどのベーシックなカラーにいかに取り入れるかが鍵。

おすすめしたいのは、スタイリングで色みのメリハリを極端につけないこと。比較的明るいカラーパレットのコーディネートのなかに採用することで、ペールトーンの印象が悪目立ちすることなくむしろ今らしいムードを盛り立てる起爆剤になるんです。

白のカットソーや黒のカーディガン、ベージュのパンツなどのスタンダードなアイテムを使いつつ、足元にペールトーンを取り入れたコーディネート。ダークトーンとライトな色みとのバランスはもちろん、ジャストサイズの着こなしも見習いたいところ。

■きれいめアイテム/カーディガン
■カジュアルアイテム/カットソー、チノパン、シューズ

難しく思われがちなペールトーンのなかでも、ライトブルーは比較的取り入れやすいカラーリング。とくにリネンシャツとの相性は抜群で、こちらのようなリラックス感のある着こなしに活用したいところ。定番の組み合わせながらも今らしいムードを演出しているのは、モダンなサイジングの効果でしょう。ゆったりとした身幅のシャツや、丈は短めながらもももまわりにはゆとりを残したパンツはまさに好相性。革靴でコーデの印象をダラしなく見せないテクニックもさすが。

■きれいめアイテム/シャツ、革靴
■カジュアルアイテム/ショートパンツ

全体を淡いカラーでまとめコーディネートは、やはりショートパンツがキモ。春夏らしいリネン素材を中心に、品のあるテクスチャーによって大人らしさを確保しているのも着こなし力の高さを裏づけてしています。爽やかな季節感にマッチした大人の休日コーデ、ぜひトライしてみては?

■きれいめアイテム/カーディガン、シャツ
■カジュアルアイテム/ショートパンツ、スニーカー

ミントグリーンのポロシャツと薄色のジーンズでカラートーンを統一。一見カジュアルに偏りがちなコーディネートですが、落ち着いたスエードのシューズで“きれいめ感”も補填しているあたりが絶妙です。

■きれいめアイテム/ポロシャツ、スエードシューズ
■カジュアルアイテム/ジーンズ

ポイント5:オフでも着られる大人の新定番。セットアップをモノにしよう

ビジネスシーンとは異なる“THE大人”のコーディネートとしてこの春人気のセットアップも要チェック。合わせるインナーやシューズで印象が異なるため、自信のキャラクターやシーンに応じてコーディネートを組みましょう。とはいえ、まずはスタイリングの引き出しを増やすことが先決です。

セットアップのコーディネートは、白のカットソーを取り入れるだけでおしゃれに決まります。ただし、気をつけたいのがインナーのサイズ感。旬のオーバーサイズを着用してしまうとジャケットのシルエットがくずれてしまうため、ジャストサイズが鉄則です。足元にスポーティーなランニングシューズをすえることで、程良くカジュアルダウンしているコーデテクはぜひ参考に。

■きれいめアイテム/セットアップ
■カジュアルアイテム/カットソー、ランニングシューズ

よりクリーンにセットアップを着こなすならば、インナーをシャツにシフトするだけでOK。バンドカラーシャツを組み合わせれば、より今らしいコーディネートに仕上がります。スポーツサンダルというセレクトが、きれいめとカジュアルのバランスをうまくまとめている点にもご注目。

■きれいめアイテム/セットアップ、シャツ
■カジュアルアイテム/スポーツサンダル

ジャケットとショートパンツとのセットアップも、この春おすすめしたいスタイリングの1つ。こちらは、先述したペールトーンをセットアップと組み合わせることでコーディネートのアクセント役に。ブラウンスエードのローファーでカラーバランスを整えた理想のコーデに仕上げています。

■きれいめアイテム/セットアップ、ローファー
■カジュアルアイテム/ポロシャツ

セットアップといえばデニム・オン・デニムも見逃せませんよね。とはいえきれいめのテイストを加えるのであれば、こちらのようにシャツやローファーを取り入れましょう。ジージャンの裾をロールアップしたり、丈が短めのカットオフジーンズを選んだりと、こなれ感たっぷりの演出も即採用したいところ。

■きれいめアイテム/シャツ、ローファー
■カジュアルアイテム/ジージャン、ジーンズ

ポイント6:鮮度抜群。オープンカラーシャツでリラックス感を楽しもう

リラックス感のあるコーデが旬の今シーズンは、オープンカラーシャツへの注目度も高騰。いつもの着こなしに取り入れるだけで今らしさをアシストしてくれるだけに、取り入れないのは損というモノ。ボタンを止めて着用するか否かによって着こなしの印象がかわるので、その点も含めて好例をチェックしてみましょう。

シャツとパンツのゆったりとしたスタイリングが、オープンカラーシャツのらしさを引き立てたコーディネート。光沢感のある素材の1枚を選ぶことで、よりクリーンな印象を演出しています。

■きれいめアイテム/シャツ、スラックス
■カジュアルアイテム/スニーカー

イージースラックスでカジュアル感を出しつつ、オープンカラーシャツとローファーで大人らしいムードに。ダークトーンで構成した着こなしながらも、くるぶしを見せることで抜け感も加味。落ち着いた印象のなか、インナーとして取り入れた白のカットソーが好アクセントとして活躍しています。

■きれいめアイテム/シャツ、ローファー
■カジュアルアイテム/イージースラックス

シャツの色みや素材感で爽やかに仕上げたコーディネート。リラックス感ときれいめ感を両立した春のお手本コーデです。

■きれいめアイテム/シャツ、スラックス
■カジュアルアイテム/レザーサンダル

品良くキマるだけがオープンカラーシャツの長所ではありません。ボタンをはずして程良くラフに着こなすことでストリートテイストを演出することも可能。ダークトーンを中心に構築しつつ、白のTシャツでアクセントを加えればアーバンライクな表情に。

■きれいめアイテム/シャツ
■カジュアルアイテム/白Tシャツ、キャップ、スニーカー

ポイント7:こなれ感を演出! 春コーデで真価を発揮する着こなしテクに注目

冬と比べて服装が薄着になる春は、「周囲と着るものがかぶりやすく差別化が難しい」。反対に、「同じようなアイテムを取り入れているのに、なぜか自分だけあか抜けていない気がする……」。そう感じることはありませんか?

そんな時に挑戦したいのが、シャツの袖をまくってアクティブ感を引き出したり、襟に立体感を出してマニッシュに味つけしたりとちょっとした着こなしテクで簡単に解決できます。ここでは30代のメンズが無理なく挑戦できて、30秒もあれば完了できる5つのテクニックをお届けします。

レイヤードとは重ね着のこと。つまりTシャツにシャツ、カットソーにパーカーといった着こなしもレイヤードに入るのですが、30代のメンズにおすすめしたいのは、カットソー×シャツの組み合わせ。

この組み合わせのよいところは、冬に挑戦したニットやスウェットにシャツを重ねた着こなしの延長で取り入れることができること。それぞれの着丈と袖丈のバランスにさえ気をつければ、簡単に取り入れることができます。逆のシャツ×カットソーのコンビよりもしゃれ感を出せるのも高ポイントです。

シャツ一枚でも、カットソーやニットと合わせる時も、袖は少しまくったほうが断然おしゃれ。無造作にまくり上げて、ラフな印象に仕上がるよう挑戦してみましょう。きれいにまくるのでなく、適当に腕を出すのがポイントで、簡単にこなれた雰囲気が演出できます。

やり方は袖のボタンをすべて外し、肘のあたりまで大きくひとまくりしてください。その落ち目をさらにもうひと回り、長さによっては二回り折り返してみましょう。この時、シャツの手首に当たる袖先を写真のように少しだけ見せるのがポイントです。

シャツの襟を立てていない時よりも、襟を立てた時のほうが深めのVラインができ、首をすっきりと長く見せることができる着こなしテクニック。といっても、全部立ててしまうとバランスが悪く映ってしまうので注意しましょう。

襟を立てる時は、シャツの後ろ襟のみを立てるのがポイント。鏡の前で全部立ててからバランスを見て、半分くらい折るとよいでしょう。写真のようなカジュアルめのデザインシャツであれば、あえて襟をクシャっと手でつぶしてから立ててみると、こなれ感のある着こなしにまとまりますよ。

裾先を数回折るロールアップテクもありですが、より今っぽい着こなしを目指すなら、裾先を約2〜3cmのところでひと折りするくらいがおすすめ。デニムパンツをロールアップする際は、セルビッジ付きの一本がおすすめ。耳付きデニムとも呼ばれるこのタイプは、ジーンズの裏面・外側にある生地がほつれないように処理された、昔ながらのジーンズに見られるディテール。ロールアップすることでセルビッジが露出し、着こなしの程よいアクセントとして活躍してくれます。

また、今シーズンはすそをカットした“カットオフ”加工にも注目。ロールアップがマンネリ化した方は、ぜひトライしてみましょう。

きれいめな要素を高める着こなしテクとして有名なタックイン。ほかの着こなしテクと比べると難易度はグッと高くなりますが、きれいめとカジュアルのバランスを調整するのに有効なテクニックといえます。

挑戦する際に注意したいのが、ベルトを取り入れること。タックインするとウエスト周辺がすっきりする半面、寂しくなりがちなのでやりすぎないデザインのベルトを取り入れると◎。また、シャツの裾先はビシッときれいに入れるのでなく、少しクッションを持たせると自然となじみやすいです。

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