どうコーデする? バンズを代表する4つのスニーカー攻略術

どうコーデする? バンズを代表する4つのスニーカー攻略術

スケーターブランドのなかでも根強い人気を誇る『バンズ』のスニーカー。同ブランドの名作4モデルの特徴と、それぞれを活用したコーディネートを紹介していこう。

NAKAYAMA

2018.07.28

バンズ(VANS)
スニーカー

まずは『バンズ』で押さえるべき主力スニーカーをチェック

『コンバース』と並び、ローテクスニーカーの代名詞にも挙げられる『バンズ』。ファッション界のレジェンド、ショーン・ステューシー氏がうん千ドルのスーツに同ブランドの1足を合わせることを好んだという逸話からも分かるように、その存在はもはや普遍的でありスニーカーブランドのなかでも特別な立ち位置にいることが分かる。そんな『バンズ』が誇るラインアップでもとくに押さえておきたいのが、「オーセンティック」「エラ」「スケートハイ」そして「オールドスクール」の4モデルだ。

「オーセンティック」はブランドのファーストモデルで、スマートなフォルムが年齢を問わず愛されている。また、「エラ」は「オーセンティック」のクォーターライニングに厚みを持たせたモノ。そして、スケーターに人気の「オールドスクール」や、ハードライディングに屈しないアンクルガードを装備した「スケートハイ」。いずれも色あせないデザインで、ファンの心をつかみ続けている。そんな代表4モデルの特徴を掘り下げつつ、それぞれを効果的に落とし込んだコーディネートを紹介しよう。

モデル1:ブランドの最古参モデル「オーセンティック」

1966年の『バンズ』発足時に誕生した、記念すべき同ブランドのファーストモデル。「オーセンティック」なくして、今の『バンズ』はないと言っても過言ではない、スニーカー界のレジェンド的な存在だ。ブランドの創設者であるポール・ヴァン・ドーレン氏が、生地やゴムのマテリアル、グリップを含めたハイクオリティなシューズを作るために努力を重ねて生まれた同モデル。シンプルなルックスかつ無駄のないフォルムは、どんなテイストのコーディネートにも活用可能。

合わせて読みたい: 元祖を知る。バンズのオーセンティック、魅力とコーデ

▼「オーセンティック」の着こなしサンプル集

ボリュームも控えめで、『バンズ』のなかでもとくにクセがない「オーセンティック」。同モデルは、定番のスケータールックからジャケットを活用したきれいめカジュアルまで幅広く落とし込めるのが最大の特徴だ。カラバリも毎シーズン豊富に出揃っているので、その時々のトレンドに合わせていつでも1足はキープしておこう。

着こなし1ハズレなし。ジーンズとの王道マッチアップ

ゆったりしたシルエットのカジュアルスタイルに、シンプルな「オーセンティック」がしっくり馴染んだコーディネート。ボトムスとシューズの淡い色みに合わせてチャコールグレーのニットをチョイスすることで、洗練された印象に仕上がっている。

着こなし2洗練されたシェイプはジャケットにも馴染む

ジャケパンスタイルにも違和感なく溶け込むのも「オーセンティック」の長所。履き口もすっきりとしているため、スラックスのようなフォーマルなパンツと合わせても違和感がない。着こなしに合わせてブラックを基調としたモデルを選びつつ、ツートーンのアッパーやシューレースでさり気なく個性を演出しているのはさすが。

着こなし3発色の良い一品は秋のマリンルックにももってこい

近年大人のリラックスコーデニおいて密かに人気を獲得している、マイクロファイバーのニット素材。軽くボリュームのある独自の素材感は、秋口の軽アウターとしても重宝されている。こちらは、ネイビーのショールカラーカーデにボーダーのカットソーを取り入れたマリンルック。ボーダーだけでも爽やかだが、足元に鮮やかなブルーの「オーセンティック」を9分丈パンツと合わせることで程良い抜け感と軽快さをプラスしている。スキニーパンツとのシルエットの相性も抜群。

モデル2:大人のストリートスタイルに欠かせない「エラ」

エラの誕生は1976年。スケート史に残るレジェンドの、トニー・アルヴァ氏やステイシー・ペラルタ氏らのアイデアにより産声を上げた実用性の高いモデルだ。その際、同ブランドを象徴する“OFF THE WALL”ロゴも誕生。ファーストモデルであるオーセンティックを肉厚に改良しカジュアル感を強め、クッション性を高めているのが特徴といえる。

合わせて読みたい: バンズの看板。エラの魅力とオーセンティックとの違い

▼「エラ」の着こなしサンプル集

「オーセンティック」と同様に、ミニマルなルックスが「エラ」の持ち味。だがクッショニングが改良された分ボリュームも生まれ、ころんとした可愛らしいシルエットに仕上がっている。その長所を生かした3コーデを紹介しよう。

着こなし1あくまできれいめに履きこなすならモノトーンで

モノトーンで構築した上品な着こなしを、『バンズ』の「エラ」でカジュアルに。あくまで同系色でまとめることで、「オーセンティック」同様にクリーンな印象を強めている。ホワイトソールもさることながら、ストレートシルエットのクロップドパンツとの抜け感も好バランスに収まっている。

着こなし2目の覚めるツートーンも「エラ」なら違和感ゼロ

ノーカラーのデニムシャツと黒のパンツという組み合わせを、バケットハットとツートーンの「エラ」でストリート仕様に。リアルなスケーターを思わせながらも、細身のパンツでシンプルに仕上げることで大人らしい品をキープしている。

着こなし3ワイドめのパンツとは好バランス

春秋の王道アウターといえば、Gジャン。Tシャツ×チノパンとインナーをシンプルな色の組み合わせで構成することで、バイカラーの「エラ」が際立つ仕組みに。リラックス感のある「エラ」は、やや太めのパンツとも好相性だ。

モデル3:ストリートMIXに重宝「オールドスクール」

クラシックラインの代表モデルで、1978年に誕生した「オールドスクール」。『バンズ』の象徴でもあるサイドのサーフライン(ジャズストライプ)が初めて搭載されたモデルで、通称“ジャズ”と呼ばれることも。もともとはBMXライダー向けだったが、スケーターからの支持を得て改良され現在の形が定着。シンプルながらも適度なボリューム感は絶妙で、幅広いスタイリングに合わせやすい。

合わせて読みたい: バンズの代表作。オールドスクールの魅力とコーデ集

▼「オールドスクール」の着こなしサンプル集

ジャズストライプの助けもあり、ストリートライクな「オールドスクール」。スケーターファッションに投じるのも一手だが、大人らしいカジュアルに落とし込むのもスマートだ。その好サンプルを紹介する。

着こなし1ブラック基調のコーデにジャズがリズムを生む

クールなレザージャケットも、春秋の主力アウターの1つ。ハードな印象になりやすい同アウターに合わせるなら、「オールドスクール」のボリューム感がまさにぴったりだ。全体的にソリッドに仕上がりやすい点も、ジャズのサイドラインが華を添えてくれる。

着こなし2ジャズはチラ見せでも効果あり

ノーカラーシャツをラフに羽織った今どきのストリートスタイルにももちろんマッチ。フルレングスでスニーカーにかぶるように合わせたストリートの礼服『ディッキーズ』から、わずかに覗くような「オールドスクール」が程良いアクセントとして機能する。

着こなし3ミニマルな着こなしにはチェッカーフラッグという選択肢も

ダークトーンや中間色を組み合わせたコーディネートながらも、チェッカー柄のメリハリが利いた「オールドスクール」がアイキャッチに。ゆったりとしたサイジングとスケーターシューズとの相性は言わずもがなだ。

モデル4:スケシューとして絶大な人気を誇る「スケートハイ」

クラシックラインの代表モデルであり「オールドスクール」と同時期に登場したハイカットスニーカー。「オーセンティック」や「エラ」、「オールドスクール」などと並ぶ『バンズ』の代表作として数えられている。スマートなシルエットながらも、スケーターのハードなライディングに耐えるディテールに支持者が絶えない。

▼「スケートハイ」の着こなしサンプル集

スケーターの絶大な支持を集める「スケートハイ」。足首回りのクッショニングにも優れたハイカットならではの持ち味を、センス良く見せるヒントをお届けしよう。

着こなし1ハイカットのシルエットを生かすリブパンとのマッチアップ

MA-1やリブパンツはダークトーンで控えめに。ただし、赤の「スケートハイ」でストリート色を高めている点がセンスアップのポイントだ。「スケートハイ」の高さを生かしつつ、リブパンを合わせてシルエットの美しさを殺さないテクニックにも脱帽。ゆるさと武骨さを程良くMIXさせた着こなしは、秋も引き続き注目したい。

着こなし2面積の広いハイカットであえて柄を取り入れる

モノトーンの飾らないコーデながら、ハットとスニーカーの柄を合わせることでおしゃれにアレンジ。丈が短めのパンツを合わせてソックスを挟むことで、着こなしの軸となるスニーカーの存在感を強調しているのも巧みだ。

着こなし3スポーティなラインソックスと合わせれば上級者の装いに

ショーツなど丈の短いボトムスと合わせたいとき、背の高い「スケートハイ」はひと工夫あるとなおこなれて見える。それが、ラインソックスとのマッチ。「スケートハイ」のストライプが効いている分ついつい無地を合わせがちだが、ポイントとしてしっかり機能させるならきちんと露出部分に柄のあるモノを選ぶと良い。

    KEYWORD関連キーワード

    BACK