今季的なハットのブリム幅は8cm程度がベスト
昨今、ファッショニスタの間ではロングブリムのハットがマストアイテムになっています。では “ロングブリム” とは何なのか? 具体的な数値から着用例までを一気に網羅!
今さら聞けない! ブリムって何?
“ブリム” とは帽子の “縁辺” のこと。“ツバ” とも呼ばれています。ちなみに、帽子のボディ部分は“クラウン”という名称。 ツバの幅が長いのがロングブリムで、ワイドブリムやツバ広などという別名も。そんな形状のハットが人気を高めています。
ライターが提案! 8cm前後のブリム幅が旬なワケ
かぶるだけでおしゃれ感が高まるハットですが、ロングブリムなら存在感が強まって一層センスアップ。広いツバとの対比で小顔に見えるという利点もあります。ワイド過ぎると目障りなので、ブリム幅は8cm前後が適正。絶妙なサイズ感は、かぶってみれば明白です。
この春ほしい! ブリム幅8cm程度の旬なハット
ここでさっそく、ブリム幅8cm前後のもっとも使えるツバ広ハットをセレクト! この春シーズンの新作からピックアップしました。
アイテム1
『ラカル』×『ミスターオリーブ』スィン ウール ロングブリム フェルトハット
薄めのウール帽体を採用することで、季節を問わず使えるように配慮。ブリム幅はやや短めの7cmでフラットな形状がシンプルな印象ですが、ブリムの傾斜を下に傾けてかぶることも可能です。別注したのは頭頂部のセンタークリースと細めのリボン。着用するうちにフィット感や風合いが高まり、こなれたムードが漂います。
アイテム2
『マージン』ウールフェルト ロングブリム ハット
ウールフェルト生地を用いたロングブリムハット。装飾を省いたミニマルなデザインで、幅広いコーディネートにマッチします。ブリム幅は9cmとややワイドですが、シンプルなデザインなので悪目立ちしません。春らしいキャメルカラーに加えてブラックも展開していますので、クールに仕上げたい時はブラックもおすすめです。
アイテム3
『グラム』デップハット
角ばったフォルムと涙型に隆起したクラウンが特徴のティアドロップタイプの帽体を起用。フェザー&レザーコード、焦がしや汚しといったエイジング加工が、こなれた男っぽさを加速しています。また、ブリム幅はジャスト8cm。形状が整えやすいようにワイヤーを潜ませるなど、細部まで抜かりない出来栄えです。
アイテム4
『ラカル』×『ミスターオリーブ』ファー フェドラ ロングブリム ハット
ポルトガル産の高級ラビットファーを起用。アンテロープという毛足の短いタイプで、洗練された高級感が匂い立ちます。ブリム幅は比較的ショートな7cmですが、今季らしいキャメルカラーなら存在感も抜群です。頭頂部のセンタークリースやリボン代わりのレザーロープが、男っぽさをさり気なくアピールしてくれます。
アイテム5
『コードナンバーエイト』ロングブリム ボーラーハット
シンプルなフォルムのボーラーハットがベース。ブリムをやや長めの7cmに設定することで、新鮮味と存在感を高めています。またリボンには、オリジナルのグラフィックを用いたバンダナ柄の抜染生地を採用。さり気なくロックなムードですが、アウトドテイストのスタイルをはじめ、意外なほど多様な着こなしにハマります。
参考にしたい! 春にかぶるブリムハットの着こなし方
ここからはロングブリムハットを使ったコーディネートの実例を紹介。その魅力が理解してもらえるはずです。肌寒さが残る時期はダークなハットが重宝しますが、春に向けて明るいトーンのハットを揃えておくのもおすすめ。人気のキャメルカラーがイチ押しです!
ステンカラーコートがメインのシンプルなコーディネートですが、ツバ広ハットを着用しているので何気なくスタイリッシュ。ベーシックなカラーで定番的なデザインのアイテムをセレクトしているだけでも、あか抜けて見えます。ダークカラーのハットは品格も兼備。
タートルネックのニット、ややワイドなパンツ、淡いトーンのスニーカーという今季らしくも定番的なスタイリングがベース。そこにロングブリムのポーラーハットを合わせることで、大人な新鮮味を上乗せしています。スニーカーによる抜け感も絶妙です。
黒いアイテムを中心にしてコーディネートを構築。ワイドブリムのポーラーハットに加え、ノーカラー仕様のアウターも今季らしいイメージ作りに貢献しています。また、インナーをボーダー柄にすることで爽快感を加味。大人カジュアルスタイルの好例です。
グランジ調のスタイリングにワイドブリムのハットをセット。ブラックのハットを選ぶことで、着こなし全体を大人っぽく昇華することに成功しています。ラフなコーディネートを大人っぽく見せる際にも旬なハットが活用できるというお手本です。
季節を問わずかぶることができるのはグレーのハット。どんな着こなしにもマッチします。ダークなインナー&パンツでカーキのステンカラーコートを引き立てたシンプルなコーディネートにもお似合い! 白いスニーカーでクリーンに着崩しているのもポイントです。
トップスが淡いトーンの場合、ブラックのハットだとヘビーに映ってしまいますが、グレーなら難なく似合います。その実例がこの装い。白いタートルネックに淡いベージュのアウターを重ねたトップスの春っぽさと、グレーハットの軽快感がうまく調和しています。
温かいシーズンになると、明るいトーンのハットが重宝。今季ならライトなベージュやキャメルが狙い目です。マイルドかつ上品なムードを備えているため、MA-1やチェックシャツを用いた男っぽいコーディネートもソフトに中和。春らしさも匂い立ちます。
ケーブル柄のニットとツバ広ハットをブラウン系カラーで統一し、大人なムードを醸し出すことに成功した着こなしです。そこにスラックスを合わせることで、落ち着きあるカジュアルスタイルが完成! 白いスニーカーでクリーンな抜け感も加味しています。
タートルネックのニットにインナーダウンベストを合わせたレイヤードスタイルがベース。トップスをホワイトで揃え、今っぽさと清潔感を演出しています。そんなコーディネートには明るいベージュのハットが打ってつけ。新鮮味は損なわず品格を高めてくれます。
ホワイトに近い明るいグレーを採用したワイドブリムハットを用いた上級者向けコーデ。このように全身をモノトーンで統一したスタイルならコーディネートしやすいはずです。旬なホワイトのアイテムをベースにしつつ、ブラックのパンツで大人な落ち着きも確保!
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