
ニットタイでビジカジ&クールビズを制す。正しい選び方と取り入れ方
Vゾーンを立体的に仕上げ、かつコーデに抜け感をもたらしてくれるニットタイ。その選び方から着こなし方、さらにはおすすめ品までをまとめてご紹介します。
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
ビジカジやクールビズに取り入れたいニットタイ
ニットタイとは、その名の通り編んだ生地で作られたネクタイのこと。その歴史は古く、1920年代には欧米のリゾート地で取り入れられていたそうです。ニットならではの表情豊かな風合いはリラックスしたムードが漂い、一般的なネクタイと比べるとカジュアルな印象。そのため日本では、クールビズやビジカジスタイルで着用されることが多いネクタイです。
ニットタイの着用シーンやオンビジネスでのマナーとは?
ニットタイはカジュアルなイメージがあるため、すべてのビジネスシーンで受け入れられるわけではありません。ビジカジOKの会社なら問題ないと思いますが、それでもプレゼンや商談といったここぞという場面では避けるのが無難。また、冠婚葬祭などのフォーマルなシーンでも、ニットタイの着用はふさわしくないことも覚えておきましょう。
ビジカジやクールビズにふさわしいニットタイの選び方
ニットタイに馴染みがない人は、どんな素材や色を選べば良いのかわからないと思います。以下ではビジカジやクールビズでも着用OKなニットタイ選びのポイントをご紹介。購入時の参考になるので、ぜひチェックしてみてください。
ポイント1
素材選びに迷ったら、通年使えるシルクを
普通のネクタイ同様、ニットタイにもさまざまな素材があります。一番ポピュラーなのは、上品な光沢感や質感が楽しめるシルク。基本的に通年使えるので、1本持っておくとかなり重宝します。また、季節感を意識するなら、春夏は柔らかな肌触りでカジュアルな表情のコットン。秋冬はふんわりと温かみのあるウールやカシミヤをセレクトするのもおすすめ。
ポイント2
形はスクエアエンドと大剣の2種類
ニットタイには、「スクエアエンド」と「大剣」という2つの形があります。前者は先端が水平になっており、後者は先端が三角に尖っているのが特徴。ニットタイとしては「スクエアエンド」が一般的で、ややカジュアルな印象を与えます。逆に「大剣」は普通のネクタイと同じような感覚でコーディネートできるので、ニットタイ初心者でもチャレンジしやすいでしょう。
ポイント3
ビジネスシーンでは定番色をセレクトするのが◎
基本的には仕事の場面で着用するものなので、クールビズやビジカジで取り入れる際もニットタイは定番色が好ましいでしょう。使いやすいのはブラックやネイビー、ブラウンといった濃色。基本的にシャツは白やサックスブルーといったライトトーンが多いと思うので、濃色のニットタイだと着こなしが引き締まります。淡色に比べるとスタイリングもしやすいですよ。
ポイント4
初めてのニットタイなら、汎用性が高い無地を
基本的にニットタイの柄は、無地・ボーダー・ドットの3種類。無地のネクタイは地味なイメージがありますが、ニット特有の表情豊かな風合いのおかげでそう見える心配は無用です。ボーダーとドットは、2本目以降のニットタイとしておすすめ。ビジネスシーンではボーダーは2色使いのものを、ドットは丸が細かいものを選ぶようにしましょう。
いつもと同じで良いの? ニットタイを結ぶときのポイント
一般的なネクタイに比べると厚みのあるニットタイは、結び方にも注意しなければいけません。ノットにボリュームが出ないよう、できるだけコンパクトに結ぶのがベスト。となるとおすすめなのが、オリエンタルノットです。プレーンノットより大剣に巻き付ける回数が少ないので、厚みのあるニットタイでもスマートに仕上がりますよ。
こんなふうに取り入れたい。ニットタイのおしゃれな着こなし実例
ニットタイをどう着こなし取り入れたら良いか、わからない人も多いですよね。そこでスーツスタイルからクールビズまで、ニットタイのコーデ例をピックアップ。ぜひ参考にしてみてください。
コーデ1
王道コーデに抜け感をもたらすニットタイが決め手
グレーのセットアップに白シャツという王道コーデに、ブラックのニットタイをプラス。それによって着こなしに抜け感が生まれ、さらにはどこかモダンなムードが漂う仕上がりに。ニットタイのテンションと合わせ、白のレザースニーカーをセレクトしているのもポイントです。
コーデ2
洒脱な配色で周りと差がつくジャケパンスタイルを構築
やや明るめのネイビーのジャケットとシャツに合わせたのは、ブラウンのニットタイ。この洒脱なカラーリングが、お馴染みのジャケパンスタイルをワンランク上へと導いています。ボトムスは軽やかさをプラスする、ニットタイと同系色のベージュのパンツをチョイス。
コーデ3
主張の強いVゾーンをニットタイで軽やかに
メタルボタンのブレザーに、チェックシャツとドット柄のニットタイ。ともするとうるさく見えそうなスタイリングですが、すべてのアイテムをネイビーでリンクさせることで着こなしに統一感を持たせています。ベージュのチノパンと『ニューバランス』のスニーカーで、カジュアルダウンさせているのも◎。
コーデ4
ニットタイでシャツスタイルにメリハリと洒落感をプラス
クールビズシーズンに多くなる、半袖シャツ×パンツの組み合わせ。上下ともに清涼感ある淡色で揃えていると、膨張して見えることも。その点、こちらは引き締め効果のあるネイビーのニットタイのおかげで、清涼感はキープしつつもメリハリある着こなしに仕上がっています。
コーデ5
ブラウン×ネイビーで構成したおしゃれなクールビズスタイル
ギンガムチェックシャツもパンツもネイビーで揃えつつ、ニットタイはブラウンを選択。着こなしが引き締まるのはもちろん、大人っぽく洒脱なカラーリングを構成することで、おしゃれ度までもアップさせています。ニットタイとメッシュベルトのコンビは、清涼感を高める効果も。
ワードローブに1本欲しい、ニットタイのおすすめ10選
ニットならではのざっくりとした風合いは、一般的なネクタイとはひと味違う立体感あるVゾーンを構築してくれます。ワードローブにあるとビジネススタイルの幅もきっと広がるはず。
アイテム1
『タケオキクチ』イタリーメイドニットタイ
先端が尖った大剣を採用し、カジュアルに見えがちなニットタイをドレッシーに昇華。編み地が細かいので、ソリッドタイ感覚で取り入れられます。ネクタイを結んだときにできるディンプルがきれいに見えるよう、ノット部分の編み地を変えたこだわりも見逃せません。
アイテム2
『ビームスF』シルクカシミヤ ニットタイ
シルクとカシミヤをブレンドした上質な風合いが、他とは一線を画す高級感あるVゾーンを構築。縫製にもこだわったイタリア製でありながら、お手頃価格なのもうれしいポイントです。このニットタイなら、カジュアルさはキープしつつも着こなしを格上げできるはず。
アイテム3
『ブルックスブラザーズ』GF シルクソリッドニットタイ
剣先にGF(ゴールデンフリース)マークの刺繍をあしらったニットタイ。デザイン自体はシンプルなのでジャケットスタイルにも取り入れやすく、またクールビズシーズンには絶妙なアクセントになってくれます。カジュアルスタイルでの使用もおすすめ。
アイテム4
『アルクーリ』ニット ソリッド タイ
ビッグメゾンのネクタイ生産も請け負う、南イタリアのネクタイブランド『アルクーリ』。シルクならではの上品な光沢のあるニットタイは、引き締め効果が抜群に高い深いネイビー。ふっくらとした編み地を採用しているので、ノットの立体感がきれいに出るのもポイントです。
アイテム5
『シップス』ソリッド シルク ニットタイ
握ったときに”キュッ”と音が鳴るコシのある生地感のものが、一般的に良いニットタイだといわれています。まさに『シップス』のニットタイがそう。しかもシルク素材を使ったドイツ製でありながら、リーズナブルな価格を実現しているのも見逃せない魅力!
アイテム6
『グリーンレーベル リラクシング』ポリエステル WSBL ニット ソリッド ネクタイ
こちらのニットタイの最大の魅力は、ポリエステル製ゆえに洗濯機洗いができるということ。年々暑さが厳しくなっているクールビズシーズンにはうれしいですよね。剣先付きのデザインなので、スーツからビジカジまで幅広いスタイリングで活躍すること請け合い。
アイテム7
『ニッキー』6.5cm ニット SE/LI スクエア ネクタイ
イタリアの老舗ネクタイブランド『ニッキー』からセレクトしたのは、メランジ感あるグレーがスタイリッシュな1本。これはシルクとリネンを混紡して生まれたものです。編み目の透け感と軽快さも特徴的で、スタイリングに清涼感とこなれ感をプラスできますよ。
アイテム8
『ジョセフアブード』ボーダー ニットタイ
ネイビーに白のボーダーをあしらったニットタイは、Vゾーンに清涼感とおしゃれな雰囲気を醸し出すのに最適。しかも主張控えめな細めのピッチで仕上げられているので、意外とスタイリングもしやすいんです。ポリエステル素材でウォッシャブル対応なのもGOOD。
アイテム9
『アバハウス』ニット 無地/ドット タイ
シャツの襟型を選ばない細身のシルエットを採用。ネイビー×白の爽やかなカラーリングで構成され、かつドット柄が小さめなのでビジネスシーンにも難なく対応します。ポリエステル製ですが風合いはなめらか。しかもアンダー5,000円なので、色違いで揃えたくなるはず。
アイテム10
『ドレイクス』グレナディンシルクタイ(ハンドロール)
こちらはニットタイではないのですが、大人におすすめなのでセレクト。グレナディン織りという非常に珍しい織り方で仕上げられており、編み込まれたデザインを柄のように楽しむことができます。独特な光沢感と透け感が、さりげないおしゃれを演出してくれるでしょう。
この記事の掲載アイテム一覧(全8商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
-
『タケオキクチ』 イタリーメイドニットタイ
-
『アルクーリ』 ニット ソリッド タイ
-
『シップス』 ソリッド シルク ニットタイ
-
『グリーンレーベル リラクシング』 ポリエステル WSBL ニット ソリッド ネクタイ
-
『ニッキー』 6.5cm ニット SE/LI スクエア ネクタイ
-
『ジョセフアブード』 ボーダー ニットタイ
-
『アバハウス』 ニット 無地/ドット タイ
-
『ドレイクス』 グレナディンシルクタイ(ハンドロール)
掲載アイテムをもっと見る(-4商品)