こなれて見せるロールアップ術。すぐに実践したい3つのやり方と成功コーデ例
デニムをはじめとするパンツの着こなし定番テク、ロールアップ。難しく思えるかもしれませんが、実は意外と簡単です。こなれ感を演出するためのハウツーを詳しくご紹介!
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コーデにこなれ感を出すポイントは、ロールアップにあり!
おしゃれテクニックのひとつとして知られるパンツのロールアップ。裾を折り返すことによって、足元に抜け感を演出したり、パンツの丈を調整してこなれ感を醸し出す着こなし術のことです。ただ、一言にロールアップといってもやり方はさまざま。さらにその時々のトレンドによってもロールアップに適した幅などは変化します。本記事ではロールアップの種類から取り入れやすいパンツなど、実践するうえで知っておきたいロールアップにまつわるハウツーを詳しく解説していきましょう。
着こなしの印象を左右する、ロールアップの「幅」を決めるポイントとは?
ロールアップをする際に一番迷うのが、どのくらいの幅に仕上げるかですよね。基本的に、パンツのシルエットによって相性の良い幅が変わってきます。最近主流の細め幅(4cm未満)のロールアップは、ジャストまたはちょいゆるめパンツと好マッチ。逆に太め幅(4cm以上)に仕上げるなら、パンツはワイドシルエットだとバランス良く見えます。ちなみに前者は上品、後者はカジュアルな印象を与えるのが特徴です。
代表的なロールアップの種類とやり方
ロールアップはどれも同じに見えるかもしれませんが、実はやり方にも種類があります。ここでは代表的な3種類をピックアップし、その特徴と作り方をご紹介。どれもコツさえつかめば簡単なので、ぜひ実践してみてください!
種類1
ロールアップの王道「レギュラーロール」
「レギュラーロール」は、裾を数回折り返すだけの定番中の定番ロールアップ。折り返す回数は基本的に自由ですが、一般的には2~3ロールくらいを指します。それ以上は厚みが出すぎてしまうので避けたほうが良いでしょう。作り方は簡単で、折り目をつけて裾を折り返すだけ。ワンクッション(折り目が甲にかかるくらい)か、足首が見える程度の丈感だとよりバランスが良く見えるはずです。
種類2
スマートにキマる洒落者に人気の「ワンロール」
「ワンロール」とは、裾を1回折り返したロールアップのこと。幅の調整がしやすく、初心者がもっとも実践しやすい折り方でもあります。大きく折り返しても良いですが、洒落者たちの間では上品見えする細めが主流。すっきり見えてスマートな印象を与えられる半面、パンツ丈が長いとバランスが悪いので、写真のようにジャスト丈のパンツをワンロールするのがおすすめです。
種類3
こなれ感を倍増できる「ダブルターンアップ」
他のロールアップに比べると、やや複雑なのが「ダブルターンアップ」です。こちらは1回大きく折り返した後、裾部分を残しつつもう一度折り返すという方法。特に裾にダメージがあるジーンズと相性が良く、ロールアップしながらもダメージを生かすことができます。ただ、元のパンツ丈がジャストだと、つんつるてんに見えてしまうので注意が必要です。
足元はどうする? ロールアップと好バランスなシューズを知っておこう
ロールアップはシューズとのバランスも重要。そこでロールアップと相性が良いシューズをセレクトし、適したシルエットや折り返し幅、さらには与える印象などをご紹介します。
おすすめシューズ1
ロールアップ初心者でもバランスが取りやすい「ローカットスニーカー」
ローカットスニーカーは、どんなシルエットのパンツにもどんな折り返し幅にも合う万能選手。ただ、ハイテク系だと足元がごちゃごちゃして見える可能性が高いので、ロールアップ初心者はシンプルなローテクスニーカーをセレクトするのがベストです。そうすればロールアップならではの抜け感がより強調され、すっきりこなれた雰囲気を醸し出せますよ。
おすすめシューズ2
ロールアップのこなれ感と品の良さを両立できる「ローファー」
ジーンズなどのカジュアルなボトムスとも相性抜群のローファーは、ロールアップ幅とのバランスに注目。基本的に華奢でエレガントなローファーは細めの幅、ボリュームがあるローファーは太めでも細めでもバランスが取りやすいです。また、足首が少し覗くくらいの丈感に仕上げると、ローファーの上品さが強調されるのでおすすめ。
おすすめシューズ3
細めの幅やシンプルなロールアップと相性が良い「ブーツ」
重たく見えがちなブーツにロールアップを取り入れると、スタイリングに軽やかな雰囲気をプラスできます。ブーツのデザインやボリュームによるものの、基本的には細めの幅やワンロールでシンプルに仕上げるのが◎。また、画像のようにブーツの筒部分が見えるくらいの丈感が好バランスです。
ボトムス別にチェック。ロールアップを取り入れた大人のおしゃれコーデ実例
ロールアップが着こなしにどんな効果をもたらすのか、ボトムス別のコーデ例とともにチェックしていきましょう。どれもロールアップを取り入れることでおしゃれ度がアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼ボトムス1:ロールアップといえば「ジーンズ」。あらゆるロールアップと難なくマッチ
ロールアップに適したボトムスは数あれど、その中の代表格といえるのがジーンズです。ジーンズの内側には生地を縫い合わせた“耳”があり、裾を折り返すことでそれが強調され、着こなしの良いアクセントになってくれます。さらに、どんなロールアップスタイルにも対応する懐の深さも忘れてならない魅力。
コーデ1
大きめのレギュラーロールがTシャツコーデのスパイスに
白Tシャツ×ジーンズの夏の王道コーデも、裾をロールアップすることでこなれた印象に。やや太めのレギュラーロールに仕上げていますが、ジーンズが太めなのでバランスが良く、適度にボリュームのあるデッキシューズともマッチしています。
コーデ2
ロールアップとレザーシューズのバランスが秀逸
こちらもTシャツ×ジーンズの着こなしですが、ロールアップはダブルターンアップを採用。武骨な着こなしとも絶妙なマッチングで、短すぎず長すぎない丈感なのもさすがです。ロールアップに加え、メガネやバンダナといった小物で個性をプラスしているところにも注目を。
コーデ3
太めのワンロールもサンダルならすっきり見え
シンプルな無地Tシャツにダンガリーシャツをさらりと羽織り、ボトムスはゆるめのジーンズ。太めのワンロールは、そんなリラックス感ある着こなしとの相性が◎。ややパンツ丈が長めですが、レザーのトングサンダルを合わせているのでしっかり抜け感を演出できています。
コーデ4
裾のアタリを強調させたワンロールでこなれ感アップ
裾にアタリのあるジーンズは、軽くワンロールして強調するのが効果的です。ロンTとのベーシックなスタイリングですが、アタリのおかげでこなれ感がさらに倍増。丈はスニーカーに少し触れるくらいのノークッションに仕上げているのも参考にしたいバランスです。
コーデ5
夏の黒ジーンズはロールアップで軽快に仕上げるのが正解
夏は重く見えがちな黒ジーンズをロールアップで軽やかに。レザーサンダルでさらなる抜け感をプラスしているのも特筆すべきポイントです。トップスは白を基調にしたリラックス感あるシャツスタイル。コントラストあるカラーリングが、軽やかさに拍車をかけています。
コーデ6
コーデを格上げする効果もある足元のバランスが巧み
ゆったりとしたジーンズを細めにワンロールして、ソックスをチラ見せ。これはジーンズがジャストレングスだからこそ成せるテクニックです。トップスもオーバーサイズで仕上げていますが、足元に抜け感を演出することですっきりとした印象を与えています。
コーデ7
男っぽいロールアップコーデをアンサンブルで品良く
味のある濃紺ジーンズにボリュームあるワークブーツという武骨で男っぽい組み合わせ。ダブルターンアップでこなれ感を倍増させつつ、同時に軽快なムードをプラスしています。そのロールアップによって、上品なアンサンブルとも絶妙に溶け込む結果に。
コーデ8
サンダルとの組み合わせは細め幅のロールアップが好相性
ロールアップはサンダルとの相性も抜群。ただ、大きく折り返すとサンダルの抜け感が半減してしまうので、こちらの着こなしのように細めに設定するのがベターです。こちらのお手本は、無造作に折り返しているのも見逃せないポイント。街にも似合うキメすぎないアウトドアスタイルが手に入れられますよ。
コーデ9
スニーカーとのバランスが絶妙な軽やかなワンロール
ミリタリーシャツをはじめ、アイテム選びもカラーリングも男っぽくワイルドなスタイリング。それでいて重たく見えないのは、細めに折り返したロールアップのおかげです。さらにはスニーカーに少しかかる程度の丈感に仕上げているのも秀逸。
▼ボトムス2:「チノパン」のロールアップは王道のレギュラーロールが人気
ジーンズに次ぐ定番ボトムスのひとつであるチノパン。基本的にどんなロールアップにもマッチしますが、洒落者たちの着こなしを見ていると王道のレギュラーロールが支持されている様子。また、折り返し幅は、テーパードパンツなら4cm前後、ワイドなパンツなら細めが好バランスです。
コーデ10
重厚感あるチノパンコーデをロールアップで軽やかに
大胆なシルエットのチノパンにトップスもゆったりめ。さらにレザーシューズにもボリュームを持たせた重厚感ある着こなしですが、裾を細くロールアップすると抜け感が生まれて好バランス。ソックスではなくあえて素肌を覗かせることで、抜け感をより高めることができます。
コーデ11
足元の軽快感に拍車をかけるロールアップ&白スニーカーの組み合わせ
こちらもチノパン&アウターがオーバーサイズというスタイリング。足元が白スニーカーなのでそこまで重く見えませんが、ロールアップすることで軽やかさが倍増しています。クリース入りはロールアップには不向きなイメージがあるかもしれませんが、この着こなしを見れば難なく対応してくれることがわかるはず。
コーデ12
夏の王道コーデをロールアップでワンランク上へ
Tシャツ×チノパンのシンプルなコーデにこそ、ロールアップでアクセントをプラスするのがおすすめ。テーパードシルエットのチノパンなら、裾を折り返すことで美ラインがよりアピールでき、さらにはすっきりとした印象も手に入れられます。上品なバイカラーでコーデを構成したところにも注目を。
▼ボトムス3:骨太な「ベイカーパンツ」は細めのロールアップが◎
カーゴパンツのような骨太の見た目ながら、カーゴポケットがないのですっきり着こなせるベイカーパンツもロールアップに最適です。ワイドからテーパードまでシルエットはさまざまですが、いずれもロールアップは細めに設定するのが洒落者たちの通例のよう。
コーデ13
今どきのアメカジスタイルとマッチする無造作ロールアップ
ベイカーパンツにデニムシャツを合わせたザ・アメカジな着こなし。ラフなロールアップと味のあるデニムシャツの相乗効果で、こなれ感がかなり高まった仕上がりに。すべてオーバーサイズという今っぽいエッセンスをプラスしているのもお見事です。
コーデ14
ジャケットコーデに映える左右差のあるロールアップに注目
テーパードシルエットのきれいめベイカーパンツとデニムジャケットで、カジュアルさと上品さを両立させた休日のジャケットスタイルを構築。ロールアップはあえて長さに左右差をつけて、こなれ感に加えて大人の遊び心を演出したところも技アリです。
コーデ15
ロールアップでこなれ感とクリーンさが同居する着こなしに
白のバンドカラーシャツで、たっぷりとしたサイズ感のベイカーパンツをクリーンに着こなしているのが特徴。裾のロールアップは抜け感を持たせるのに加え、白スニーカーを強調してクリーンな雰囲気を高める効果もあります。胸元にコンパクトにセットしたバンダナもおしゃれ。
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