
大人こそブラックデニムを活用すべし。参考にしたいおしゃれなコーデ15選
汎用性が高くてどこか品良く仕上がるブラックデニムは、大人のワードローブに取り入れたいアイテム。どんなアイテムを選んでどう着こなせば良いのか、そのポイントを解説!
カジュアルになりすぎず大人向き。ブラックデニムが重宝する
デニムの定番はインディゴですが、実はブラックは大人向きのアイテムなんです。スタイリングを引き締め、クールかつ都会的に見せる効果があり、デニムながらもカジュアルになりすぎず大人っぽい印象。さらに色落ちやダメージがあるとこなれ感も演出できるなど、選び方によって周りと差をつけられるアイテムです。
ブラックデニムの選び方。今季らしい一本を選ぶならこんな視点で!
ブラックデニムはシルエットや色落ちなどによって与える印象が変わります。ここでは“今季らしさ”をキーワードに、大人に似合うブラックデニムの選び方をご紹介。購入時の参考にしてみてください。
ポイント1
シルエットは「テーパード」or「ストレート」
ブラックデニムとくればスキニーなどの細身を選ぶべき、という認識を持つ人もいるかもしれませんが、それは間違い。大人がそれを実践すると少々若作りしているように見える場合があります。大人が今選ぶべきシルエットは、テーパードかストレート。脚のラインが出過ぎない程度のサイズ感を意識するのがおすすめです。
ポイント2
色落ち具合によって変わる印象をチェック
ブラックデニムはトーンの幅が広く、色落ち感の強いものからリジッドまでさまざま。前者はこなれ感に加えて軽やかな雰囲気を演出でき、後者は上品できちんとした印象を与えることができます。基本的にどちらを選んでも問題ないですが、いずれにせよクラッシュ加工などのダメージ感は少ないものをセレクトするのがベターです。
ブラックデニムを選ぶならこんな5本がおすすめ
インディゴ同様にブラックデニムもラインアップが豊富なゆえに選ぶのに迷う人も多いのでは? そこで人気ブランドから大人におすすめの5本を厳選したので、早速チェックしてみましょう。
アイテム1
『リーバイス』511 スリムストレート
『リーバイス』といえば「501」が有名ですが、今回ピックアップしたのは「511」。すっきりとしたモダンなスリムストレートシルエットはどんなコーデにも合わせやすく、それでいてストレッチ入りなので快適な着心地を味わうことができます。ツーホースデザインのパッチやポケットのリベットなど、ディテールにもこだわりが光る仕上がり。
アイテム2
『ヌーディージーンズ』リーンディーン ブラックアイズ
スウェーデン発の『ヌーディージーンズ』は、サステナブルファッションブランドとしても知られています。「リーンディーン」は太ももに適度にゆとりがあり、裾にかけてテーパードしたスリムフィットシルエットで男性におすすめのモデル。程良い加工感とクリーンな色落ちも特徴で、こなれ感がありながらどこか上品さが漂います。
アイテム3
『ジョンブル』ダブルストレッチデニムトラウザー
縦方向・横方向の両方にストレッチを入れて着心地を向上させた、『ジョンブル』オリジナルの2WAYストレッチデニム製。全体的にゆとりのあるテーパードシルエットで、股上はやや浅めに設定されています。さらにスラックスのような作りになっているので、ジャケットやシャツとの相性が抜群。大人にふさわしいブラックデニムです。
アイテム4
『エドウイン』×『グリーンレーベル リラクシング』デニスラエアースリムテーパードパンツ
オン・オフで活躍する『エドウイン』の人気モデル「デニスラエアー」を『グリーンレーベル リラクシング』が別注。バックポケットを両玉縁ポケットに変更しているので、より品良く着こなすことができる一本です。すっきりとした細めのテーパードに加え、春夏にうれしいメッシュニット生地を採用しているのも大きなポイント。
アイテム5
『レッドカード』×『ナノ・ユニバース』リズム+
MADE IN JAPANにこだわる『レッドカード』の定番「リズム」は、大人に似合うテーパードスリムシルエットが特徴。『ナノ・ユニバース』の別注モデルは、ステッチの色をホワイトに統一し、股下を4cm短くしてジャストレングス仕様にアレンジされています。ヴィンテージのようなリアルな色落ちに仕上げられており、よりミニマルでクリーンな印象を与えます。
5つのテーマ別に紹介。ブラックデニムのおしゃれなコーデ15選
洒落者たちはブラックデニムをどう着こなしているのか気になるところですよね。今回は定番のTシャツやシャツをはじめとする5つのアイテムをピックアップ。それぞれをテーマに設定し、大人っぽくおしゃれに見せるコーデのコツを伝授します。
▼テーマ1:オーバーサイズの 「Tシャツ」で王道コーデを今っぽく
ブラックデニム×Tシャツはメンズの王道コーデ。おしゃれに見せるのが難しいイメージがありますが、オーバーサイズのTシャツを選ぶことで解決します。ただ、ブラックデニムがスリムすぎるのはNG。ややゆるめをチョイスすれば、洒落感だけでなく、今っぽさも一層アップします。
コーデ1
ブラックワントーンはサイズ感が鍵!
オーバーサイズの無地Tシャツもデニムもブラックで揃えたワントーンコーデ。着こなし自体はシンプルですが、デニムのハードな色落ち感も相まってこなれたムードを醸し出しています。シルバーアクセでクラス感を味付けしているのも見逃せないポイント。
コーデ2
ブラック×パープルのスタイリッシュな配色
クリース入りのきれいめブラックデニムに合わせたのは、絶妙な発色のパープルTシャツ。どちらもゆったりとしたビッグシルエットをチョイスしているので、今っぽい雰囲気も演出しています。ショルダーバッグやスニーカーもブラックで統一して、Tシャツの存在感を高めているのも◎。
コーデ3
好印象でおしゃれなボーダーTとのスタイリング
大胆なビッグシルエットのボーダーTシャツで、王道コーデをおしゃれに格上げ。深いグリーンとホワイトの配色も印象的で、色落ち感のあるこなれたブラックデニムとの相性も抜群です。スポーツサンダルでスタイリングに抜け感を持たせているのも技アリ。
▼テーマ2:定番の「シャツ」との合わせはインナーの抜け感が決め手
Tシャツ同様、シャツとの合わせはブラックデニムの定番ですよね。オーバーサイズで今っぽく着こなすのも良いですが、ポイントとなるのはインナー。スタイリングに抜けが生まれるホワイトTシャツを覗かせて、きちんと感とこなれ感を両立させるのがおすすめです。
コーデ4
大胆なシルエットをすっきり見せるTシャツの威力
最近注目のボリュームあるワイドシルエットのブラックデニムが新鮮です。トップスもオーバーサイズのバンドカラーシャツを選んでいるので、旬度の高い着こなしに。存在感あるストライプシャツのインナーを白Tにすることですっきり見せることに成功しています。
コーデ5
インパクトある小物使いでおしゃれ度を格段にアップ
『リーバイス』のスリムテーパードのブラックデニムに、クリーンなホワイトシャツをスタイリング。ベーシックな着こなしながらもスタイリッシュに仕上がっているのは、巧みな小物使いのおかげ。鮮やかなオレンジのキャップをはじめ、小物のチョイスにセンスが光ります。
コーデ6
落ち着いたトーンに効かせたホワイトの取り入れ方が巧妙
ブラックデニムとチェック柄のバンドカラーシャツを落ち着いたトーンで揃えているのがこなれた印象。ともすると膨張して見えるトーン合わせですが、インナーや足元に効かせたホワイトによって適度なメリハリと抜け感を持たせているのがポイントです。
▼テーマ3:「デニムジャケット」でセットアップ風に着こなすのが旬
多くの洒落者たちが実践している、デニムジャケットとのスタイリング。しかも同じブラックをセレクトし、セットアップ風に着こなしているんです。そうすることできちんと感や上品さが高まり、それでいてキメすぎに見えない。大人のブラックデニムコーデの新定番ともいうべき合わせです。
コーデ7
洒落度を加速させるピンクシャツの選択が巧み
オーバーサイズのデニムジャケットに、クリース入りのきれいめブラックデニム。そんな上品さと今どき感が混在するセットアップ風コーデにピンクのシャツを投入することで、柔らかでやさしい雰囲気をプラスしています。シャツのボタンをすべて留めてきちんと着ているのも好印象。
コーデ8
野暮ったいシルエットをおしゃれに見せるメリハリ配色に注目
上下ともにワンウォッシュのブラックデニムをチョイス。あえて野暮ったいシルエットでまとめることで、80年代を意識したデニム・オン・デニムを構築しています。インナーのロゴTシャツもどこかレトロな雰囲気があり、80年代ムードをさらに盛り上げる効果も。
コーデ9
ブラックデニム×白シャツで作る洗練セットアップ
ブラックデニムのセットアップに、ベーシックな白シャツをイン。すべてオーバーサイズを選んでいながらも品の良さも漂い、きちんとした印象も与えられるコーディネートです。
▼テーマ4:ブラックデニムなら「マウンテンパーカー」とも大人な仕上がり
クールで都会的なブラックデニムは、マウンテンパーカーとの合わせもカジュアルになりすぎることなく、大人っぽいムードをキープできます。ただ、派手色だとアウトドア感が強くなってしまうので、タウンユースには同色のブラックやシックなカーキが好相性。
コーデ10
上品さを加速させるシックなカラーリングが決め手
クリーンな色落ち感のあるブラックデニムに、カーキ×ブラックのマウンテンパーカー。このシックなカラーリングのおかげで、カジュアルな合わせでも大人っぽい雰囲気に。デニムの色を拾ったスニーカーを合わせるなど、その雰囲気を細部まで徹底しているのもさすがです。
コーデ11
ブラックをベースにした大人カジュアルコーデ
ブラックデニムを軸に、グレーのマウンテンパーカーをセレクト。スウェットやキャップなど、カジュアルなアイテムで構成したスタイリングですが、ダークトーンでまとめているためアーバンライクなムードを演出することに成功しています。
コーデ12
シンプルに徹したアイテム選びが成功の秘訣
無駄な装飾を省いたクリーンなマウンテンパーカーと、すっきりシルエットのブラックデニムがベストマッチ。カジュアルながらも都会的なスタイリングに仕上がっています。マスタードカラーのボーダーで、洒落感と遊び心をプラスしたところも見逃せません。
▼テーマ5:上品さがアップする「カーディガン」との組み合わせ
柔和なイメージの強いカーディガンは、クールなブラックデニムを品良く見せるのに最適なアイテム。もちろん同色で揃えるのも良いですが、コントラストをつけるとさらに上品さをアップできます。その好例をピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。
コーデ13
上品なアンサンブルがブラックデニムを大人っぽく
スラックス仕様のブラックデニムは、ニットのアンサンブルとの相性も◎。爽やかなペールグリーンとの合わせは上品さがさらにアップするので、休日はもちろん、ビジカジにもおすすめの着こなしです。足元はクリーンなホワイトスニーカーで軽やかに仕上げたところにも注目を。
コーデ14
大人っぽさを加速させる上品なバイカラー
ベージュのカーディガンとの組み合わせで、エレガントなバイカラーを構成。カーディガンはボタンレス仕様なのでリラックス感もあり、ブラックデニムのクールさの中和役にもなっています。着こなしと同じ配色のスニーカーで、全体に統一感を持たせているのもお見事。
コーデ15
ケミカルウォッシュを落ち着かせるシックなカーデ
昨今人気が再燃している、90’sライクなケミカルウォッシュデニムをピックアップ。独特の色落ち感があってインパクトの強いアイテムですが、ダークトーンのシックなカーディガンとコンビを組めば大人っぽさを担保できます。白Tでトーンアップして、重々しさを緩和しているのもキーポイント。
この記事の掲載アイテム一覧(全5商品)
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『リーバイス』 511 スリムストレート
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『ヌーディージーンズ』 リーンディーン ブラックアイズ
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『ジョンブル』 ダブルストレッチデニムトラウザー
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『エドウイン』×『グリーンレーベル リラクシング』 デニスラエアースリムテーパードパンツ
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『レッドカード』×『ナノ・ユニバース』 リズム+
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