イールのサクラコートが春の大人カジュアルにうってつけ

イールのサクラコートが春の大人カジュアルにうってつけ

春向けのライトアウターの中でも、今季は着丈が長いコートが気分。特に『イール』のサクラコートは品良くカジュアルな大人の着こなしにハマりやすい。

大中 志摩

2020.02.18

イール(EEL)
アウター
コート
ステンカラーコート
春の着こなし・コーデ

ナチュラルなウェアに定評がある『イール』(EEL)とは

『イール』は、2003年にスタートしたウェアブランド。ブランド名は、”EASY EARL LIFE(気楽な貴族の生活)”の頭文字をとったもの。服がもつ温かみを大切にしており、素朴でどこか懐かしい表情のあるもの作りを続けているブランドだ。時代に流されない独自の世界感を投影したアイテムは男女問わず多くの人に愛されている。

『イール』の代名詞ともいえる、サクラコートってどんなコート

トラッドな上品さの中に程良くカジュアルさを取り入れたデザインが特徴。シルエットは細すぎない程良いゆるさがあり、素材には独特のハリ感とコシが強いコットンホースクロスを採用している。袖口の本切羽や着脱式のチンストラップ、高級感のあるナットボタンなど細かなディテールにもこだわり満載だ。

袖口は本切羽になっており、ボタンを外し、袖口を折り返しての着用が可能。白の裏地を採用しているので、折り返した時にアクセントとして活躍してくれる。ポケットは耐久性に優れた両玉縁ポケットを採用。

衿元に大きめの着脱式チンストラップが搭載されているので、衿を立てたり、折ったりと気分に合わせた着こなしが可能。また、ボタンを上までしっかり留めることでいつもと違った雰囲気が楽しめる。ラフな素材感も見どころのひとつ。

程良くゆとりのある身幅とひざ上という着丈により、テイスト不問で着られるのもサクラコートの長所。写真のようにGジャンをインナーとして採用するのはもちろん、スーツに羽織ってもおしゃれに仕上がる。

定番色として人気のブルーとウォルナットに加え、2018年春夏にはスミクロ(チャコールグレー)が登場。過去2010年春夏に展開していたブラックよりも、やわらかく春めかしいカラーリングにアレンジされている。どんな着こなしにもすんなりと馴染んでくれるカラーリングも、ぜひ検討いただきたい。

カジュアルにもきれいめにもハマる。サクラコートの着こなしスナップ

シンプルな見た目が特徴のサクラコートは、カジュアルにもきれいめにも相性抜群。街の洒落者がどのように着こなしているのか、そのサンプルをチェックしよう。

▼カジュアルに着こなす、サクラコートのコーデサンプル

ラフな素材感が程良い抜け感を与え、シンプルなカラーで合わせるアイテムを選ばないサクラコート。柔らかな印象を作りやすく、大人のカジュアルコーデには最適なアイテムだ。

過去に別注モデルとして展開されたグリーンのサクラコートを主役にコーディネート。ボーダーカットソーとグレーのスウェットパンツ、表情豊かなスヌードで柔らかい雰囲気を出しつつも帽子とスニーカーに黒を選ぶことで引き締めた。

サクラコートをはじめ、ネイビーを基調としたアイテムを組み合わせることで、カジュアルながら中にもシックな装いにまとめた。コートの袖口、ボーダーカットソー、スニーカーなどの白が清涼感を主張してくれる。

ベージュのサクラコートに、シャツとジップアップパーカーを合わせてレイヤード感を強調。それでいて重たく映らないのは、コートの袖をまくりジーンズをロールアップしているからに他ならない。

藍染めが施されたサクラコートは、同系色であるインディゴカラーのジーンズと好相性。白ニットや革靴といったきれいめアイテムを投入すれば、バランスの取れたカジュアルコーデの完成だ。

コートのボタンをすべて留めて、青を主張する着方が新鮮。パーカーのフードとコードをのぞかせて遊び心を取り入れている。アイキャッチとなるイエローのニットキャップとブルーのコートとの軽快なカラーコンビも絶妙だ。

▼きれいめに着こなす、サクラコートのコーデサンプル

洗練されたデザインはきれいめコーデにも相性抜群。上質感のあるアイテムだけに、シンプルにまとめることで大人っぽさが強調でき、上品でスタイリッシュな着こなしが楽しめる。

落ち着いたベージュのサクラコートと白いパンツを合わせて清潔感を強調。足元は『パラブーツ』で大人っぽく。

リラックス感の強いイージーパンツだが、シャツをタックインすることで大人な印象に。メガネでシックな雰囲気を出しつつグリーンのコートで爽やかさをアピール。シンプルにまとめることで全体のバランスも整えやすい。

新色のスミクロで作るリラックスコーデ。クリーンな白シャツと革靴できちんと感を醸しつつ、ゆったりとしたリブパンツで大人の余裕を演出。全体をモノトーンでまとめても重たい印象にならないのは、スミクロのマイルドな色みのおかげ。

ベージュ×ネイビーで上品な雰囲気を出した。シャツにニット、細身のパンツとシンプルにまとめて品よくすっきりとした印象に。足元は白スニーカーを合わせることで清涼感のある装いが完成する。

トップス、パンツ、スニーカーを白で統一して清潔感を強調。ブルーのコートで白の主張を抑えることにより、難易度の高い上下白コーデも気軽に楽しめる。ライトブルーのキャップがさり気ないアクセントとして効果的。

『イール』のサクラコート。狙うなら、“桜”のシーズン前に

カラバリだったり別注だったりが毎シーズン展開されるサクラコートは、派手さはないものの他ブランドとは異なるムードを醸す、春におすすめの1着だ。とはいえ、人気アイテムだけに売り切れ必至。オンシーズン前にチェックし、ぜひ春先の主役アウターとして活用したい。

都内の編集制作プロダクション所属。メンズファッション・ライフスタイルを中心に雑誌、webにて編集・執筆を行っている。
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