永久定番ボトムス。チノパンの季節別コーデと実力派ブランド

永久定番ボトムス。チノパンの季節別コーデと実力派ブランド

オン・オフ大活躍のチノパンは、男のワードローブに欠かせないボトムス。流行に左右されない、汎用性の高い実力派ブランドから季節別のおすすめコーデまでご紹介します。

TASCLAP編集部

2018.03.07

ボトムス
チノパン

そもそもチノパンとは。綿パンとの違いは?

チノパンはチノクロス素材を用いたトラウザーで、もともとはアメリカ陸軍の軍服として採用されていたユニフォームのことを指します。ただ、近年は当時のチノクロス素材だけでなく、ストレッチを配合したタイプもチノパンに含まれることが増えました。また、最近ではチノパンのほか「チノ」、もしくは「チノーズ」と呼ばれることも多く、カジュアルな着こなしはもちろん、きれいめコーデ派からも支持を集める定番アイテムに。

ちなみに、よく綿パンツ(コットンパンツ)と混在しているケースが多いですが、これは綿(コットン)素材で仕立てられたパンツの総称を指すため、チノパンはコットンパンツに含まれます。

Part.1:チノパンを選ぶ際に注意したい。押さえるべき重要な3つのポイント

素材はもちろん、チノパンはシルエットもさまざま。豊富なラインアップが魅力ではありますが、大人がタウンユースとして取り入れるためのポイントを3つ挙げてみます。いずれも難しいものではなく、簡単なことばかり。チノパンを新調しようと考えている方は、ぜひ参考に。

ポイント1ルーズシルエットはNG。大人に似合う、ストレートかスリムシルエットを選んで

ダボっとしたシルエットは、難易度が高く野暮ったく見えてしまいます。選びたいのは、ストンと落ちるストレートシルエットか細身に仕立てられたスリムな1本。土っぽさは皆無で、スタイリッシュにはくことが可能です。

また、ここ最近は膝から裾に向かって細くなるテーパードタイプも人気。このシルエットを採用するチノパンも多いので、合わせてチェックしてみてください。

ポイント21本目は着回し力の高いベージュ。2本目以降はネイビーやブラック、オリーブがおすすめ

最初に入手してほしいのがチノパンの定番カラーであるベージュです。大人の着こなしに欠かせないネイビージャケットや白シャツといったアイテムと相性が良く、合わせるアイテムを選びません。

2本目以降は、手持ちのアイテムに合う色をセレクトして下さい。ネイビーやブラック、オリーブといったコーデの鉄板カラーがそれに当てはまります。まるでジーンズのような着回しやすさが感じられるはずです。

ポイント3丈の長さはジャストからやや短めを選択して

ルーズシルエットの話と同様に、裾がたるむ程の長めのレングスだともたついたイメージに。ジャストサイズからくるぶしが見える程度の短め丈を選ぶことで、洗練されたシルエットにまとまります。

どうしても長め丈が好みという場合は、ロールアップして調整するのもあり。ただしその場合も、1から2ロール程度でくるぶしが露出するような着こなしがおすすめです。ロールアップのしすぎは裾の厚みが増して上品さに欠けてしまうので、ご注意を。

Part.2:カジュアル派・きれいめ派別。質・シルエットともに定評のある人気ブランド

大人がはくのにふさわしい10ブランドの代表モデルをピックアップ。普段の着こなしがカジュアルなのか、きれいめなのか、それぞれの派閥の人別に、それぞれのコーデにハマりやすい1本をレコメンドします。

▼カジュアル派ブランドの5本

カジュアル派ブランド1『ディッキーズ』

大人なチノパンブランドの代表格としてまず頭に浮かぶ『ディッキーズ』。世界中で展開されるブランドきっての名作は、丈夫で汚れにくく、耐久性も抜群。色展開もベージュやブラック、グレーなど、押さえておきたいカラーが勢ぞろい。ゆるやかなテーパードシルエットが、大人にハマります。

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カジュアル派ブランド2『ギャップ』

ローウエストかつ、細すぎず、太すぎずのシルエットが美脚ラインを描き出す『ギャップ』の1本。コインポケットがあるなどディテールにこだわりが見られるほか、そのサイズ展開も魅力的。ストレッチ性の高いツイル素材のため、はき心地も申し分なしです。

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カジュアル派ブランド3『ベンデイビス』

タフなワークウェアブランドとしてアメリカ本国でも人気が高く、日本でもストリートシーンはもちろん、アメカジからバイカーまで幅広い層から支持を集める『ベンデイビス』。通称ゴリラカットと呼ばれる極太シルエットも話題になっていますが、本作はひざからすっきりとしたテーパードラインを描くシルエットが特徴。ストレッチ入りの素材を採用しているため動きやすく、コットン100%のゴワゴワ感が苦手な人にもおすすめの1本です。アンクルカット仕様で今らしさもフォローしている点もグッド。

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カジュアル派ブランド4『カーハートWIP』

ご存じ、ワークブランドとして世界的に確固たる地位を築いているアメリカ発の『カーハート』を違った視点から捉えて、スタイリッシュなウェアとして再構築したヨーロッパラインの『カーハートWIP(ワークインプログレス)』。本作は展開されるパンツのなかでも抜群の人気を誇る定番の1本です。シルエットはローライズ気味のスリムフィット。細身シルエットながらストレッチの効いたコットンツイル生地を採用しているので、抜群のはき心地を体感できます。

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カジュアル派ブランド5『ビームス』

セレクトショップオリジナルと侮ることなかれ。この1本は年間2万本を売り上げる『ビームス』きってのロングセラーモデルです。その人気の秘密は細身で美しいフォルムと、動きやすさを考慮したゆとりある腰回りのシルエット。また、通常のテーパードパンツと比べて高い位置から絞りが入っているので、グッと脚が長く見えるよう工夫がされています。そして、一般のお客のみならず、立ちしゃがみの多いショップスタッフのリピート率も高く、タフさも折り紙つき。比較的お手頃な価格帯なのもうれしいところです。

▼きれいめ派ブランドの5本

きれいめ派ブランド1『インコテックス』

1951年にユニフォームのメーカーとしてベネチアで創業し、今ではパンツの専業ブランドとして王者の位置に君臨する『インコテックス』。海外はもとより、日本国内でも高い認知度を誇るパンツブランドの1本は、程良くゆったりはける腰回りと、裾に向かってテーパードする絶妙なラインが特徴です。カジュアルなスタイリングはもちろん、ジャケットと合わせたジャケパンコーデとも相性抜群。その美しいシルエットはコーデに迷ったときについつい手が伸びる、ワードローブ1軍入り間違いなしの1本です。

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きれいめ派ブランド2『GTA』

イタリアを代表するパンツブランドの一つ『GTA(ジーティーアー)』。『インコテックス』、『PT01』と並ぶ人気ブランドです。こちらの1本は定番をより美しいシルエットにアップデートした細身テーパードモデル。脚を長く見せる美しいラインのチノパンは、定番のベージュやオリーブに加え、ホワイトカラーも展開しているので好みに応じてセレクトしてください。

きれいめ派ブランド3『PT01』

パンツ専業ブランドとして多くのファンから支持を集める『PT01(ピーティーゼロウーノ)』。イタリアブランドらしい美しいシルエットと、独自のセンスで味付けされたギミックの効いたデザインが特徴です。きれいめコーデに必須のプリーツが入っており、シンプルなシャツなどのスタイルに取り入れるのがおすすめ。

きれいめ派ブランド4『ヤコブコーエン』

「高級スーツを着る人の普段着」をコンセプトとする『ヤコブコーエン』。仕立ての良いテーラードジャケットと合わせてもマッチするパンツを多く展開するブランドの1本は、膝下がすっきりシェイプされた美脚ラインが特徴のスリムテーパード。トレンドのペールトーンで爽やかなスタイリングが可能。また、ストレッチが効いているので細身でもストレスフリーにはくことができます。

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きれいめ派ブランド5『J.W.ブライン』

1982年イタリアで創業した老舗『J.W.ブライン』。スタートしてすぐにミラノのトレンドセッターが目をつけた人気ブランドの本来のフィールドは、ワークパンツにあります。ですが、最近ではカーゴパンツやスラックス、そして本作のようなチノパンに定評のあるブランドとして認知されてるようになりました。ファッションやスポーツ、そして遊びの好きな30代以上の男性をターゲットするブランドのチノパンは、はけば分かる美しいシルエットが特徴。脚を細く長く見せる絶妙なシルエットは、『J.W.ブライン』ならでは。

Part.3:季節別にお届け。チノパンで作りたい、おすすめコーデサンプル集

しっかりと着こなすことができればジーンズ同等の着回し力を発揮するチノパン。逆を言えば、いくら細身で今どきシルエットな1本を選んだとしても、取り入れ方を間違えると台無しということ。そうならないために、着こなしのグッドサンプルをピックアップしました。季節ごとに、どうはくと大人っぽいか、その方法を伝授します。

▼春コーデは、爽やかさを全面に打ち出す着こなしがおすすめ

見た目に爽やかなカラーを取り入れたくなる春は、さまざまなベージュ系の色みがラインアップするチノパンが大活躍する季節。着こなし方としてはチノパンを主役にしつつ、コーデのどこかに明るめカラーを加えて配色が重たくならないよう調整しましょう。パンツの裾はやや短めにして、軽さを出すとよりこなれた印象に。

春コーデ1ステンカラーコート×チノパンで作る、大人きれいめコーデ

カジュアル感の強いチノパンは、ドレッシーなイメージのあるアイテムと合わせると、大人っぽく取り入れることが可能。旬のステンカラーコートなら写真のようなニットのほか、Tシャツなどと一緒に取り入れてもおしゃれにまとまるのでおすすめです。

春コーデ2デニムシャツ×チノパンで作る、爽やかアメカジコーデ

デニムシャツとベージュ系のチノパンを組み合わせるのは鉄板コーデと言えます。アメカジアイテム同士相性良くハマるものの、大人の着こなしに欠かせない“爽やかさ”が欲しいときは、白Tシャツをインナーに取り入れると良いでしょう。

春コーデ3ボーダーカットソー×チノパンで作る、海風香るマリンスタイル

春から夏に向けて取り入れたくなるボーダーカットソーは、チノパンとも相性抜群。ジーンズと合わせるのが定番ですが、チノパンと合わせることでカジュアル感が控えめになり、大人っぽくまとまります。

春コーデ4ネイビージャケット×チノパンで作る、大人トラッドスタイル

ネイビージャケットとチノパンのコンビは、昔からジャケパンコーデの代名詞とも言える組み合わせ。アイビースタイルとしても有名な組み合わせですが、今の着こなしとしても十分に通じるスタイルです。インナーにシャツを合わせてカチッとまとめても良し、写真のようにカットソーでラフに着崩しても良しのため、好みで選択して。

春コーデ5白シャツ×チノパンで作る、こなれ感と清涼感を備えた好感度抜群コーデ

最もおすすめしたいのは、白シャツとチノパンで作るシンプルな着こなし。白シャツの持つドレス感と、チノパンの程よいカジュアル感がバランスよくハマります。足元は写真のように革靴を合わせればカチッと、スニーカーならこなれた雰囲気にまとまります。

▼夏コーデは、シンプルかつ品あるコーデにまとめるのが吉

春コーデ以上に清涼感を重視したい夏もまた、ベージュのチノパンが大活躍。また、ファッショニスタは秋を先取る意味でカーキやブラック系を選ぶ人も見られます。いずれにせよ重たくなりすぎないよう調整しつつ、どこかに“品”や“爽やかさ”を助長するアイテムを取り入れればすんなりとまとまるはず。

夏コーデ1ブルー半袖シャツ×チノパンで作る、オンとオフ通じる大人のサマースタイル

淡いブルーにベージュの組み合わせが清涼感あるスタイリング。シャツならではのきちんと感も相まって、大人の休日コーデとしておすすめです。肩からニットをかければ、こなれた雰囲気も手に入れられます。

夏コーデ2ボーダーTシャツ×チノパンで作る、季節感抜群の爽やかコーデ

モテ系コーデの代名詞ともいえる組み合わせは、世代を問わずハマる王道のスタイリング。モノトーンの色合わせにクリーンなレザーシューズでまとめれば、ただ爽やかなだけで終わらないこじゃれた雰囲気にまとまります。

夏コーデ3ポロシャツ×チノパンで作る、カジュアルオフスタイル

大人の鉄板コーデともいえるポロシャツとチノパンの組み合わせ。ビッグシルエットのポロシャツでトレンド感をもたせつつ、細身のチノパンでメリハリを利かせた技ありのスタイリングです。また、靴などの小物にカラーを入れ、シンプルになりすぎないようにすると良いでしょう。

夏コーデ4リネンシャツ×チノパンで作る、きれいめリラックススタイル

リネンの涼しげな素材感と色みは、どんな色のチノパンとも相性抜群。シャツは1枚で取り入れてもよいですが、インナーにTシャツを取り入れてラフに羽織ると、より素材感が出て着こなしが楽しめます。

夏コーデ4Tシャツ×チノパンで作る、クリーンなシンプルコーデ

夏のイチオシコーデは、白Tシャツ×チノパンのもっともシンプルかつクリーンな組み合わせ。特にチノパンはベージュがおすすめで、コーデ全体の配色が淡くなるので涼しげに映ります。全て淡色だと締まりがないので、足元や小物に黒を取り入れて雰囲気をキープしたままシュッとまとめましょう。

▼秋コーデは、季節感ある生地&色みでウォーミーな雰囲気を演出

アースカラーを取り入れたくなる秋は、ベージュに加えてダークカラーのチノパンを取り入れるのが旬。スタイリングする際はチノパンのカラーリングに合わせて、他アイテムもウォーミーな色みや温かみのある素材感で季節感のある着こなしにまとめてください。

秋コーデ1ミリタリーシャツ×チノパンで作る、タフなヴィンテージコーデ

秋に重宝するミリタリーシャツとチノパンの相性は言わずもがな。ただし、カジュアルに見られる組み合わせのため、ダークカラーのチノパンを選びましょう。グレーのカットソーを取り入れれば、色みのバランスをキープしたまま旬のレイヤードスタイルが仕上がります。

秋コーデ2スウェットシャツ×チノパンで作る、大人カジュアルコーデ

秋から冬にかけて取り入れたくなるスウェットシャツ。ジーンズと合わせるとアメカジ色が強くなりますが、黒のチノパンならラフになり過ぎず取り入れることが可能です。加えて全体のトーンを統一すれば、大人のカジュアルコーデの出来上がり。

秋コーデ3シャツジャケット×チノパンで作る、秋の大人スタイル

ジャケットとチノパンの相性は前述のとおり。秋には、写真のように秋色をチョイスしてチノパンとのグラデーションを楽しむのもアリです。そのほかのアイテムをブラックで引き締めるとより大人顔に。

秋コーデ4ダウンベスト×チノパンで作る、季節感のあるラギッドコーデ

秋口に活躍するダウンベストは、アメカジなイメージの強いアイテムなので、チノパンで落ち着きを持たせつつシャツでシックに仕上げるのが大人っぽくまとめるポイント。写真ではオール無地のシンプルコーデですがネルシャツなどで柄を加えてみるのも手です。

秋コーデ5ニット×チノパンで作る、品の良さ香るレイヤードスタイル

ニットとチノパンの組み合わせはいうまでもなく鉄板ですが、ややカジュアル過ぎるイメージ。そこでニットのカラーリングをネイビーにすることで上品さをプラス。足元をレザーシューズにすれば、よりコーディネートに品が出ます。

▼冬コーデは、この時期らしい色みでまとめてシックに仕上げる

重量級のアウターが主役となる冬コーデは、ベージュ系のチノパンでコーデに軽量感を与えたり、あえてアウターと色を合わせて重厚感を強めたりすることが可能。また、パンツ丈も同様に短めに設定して抜け感を出すも良し、ジャストレングスで防寒性を重視しても良し。いずれにせよ季節にマッチしたカラーなので、難なく取り入れられます。

冬コーデ1スタジャン×ニット×チノパンで作る、きれいめアメカジコーデ

冬のカジュアルコーデに欠かせないスタジャンは、ラフになり過ぎないようチノパンやシャツでバランスを調整。インナーにはニットを取り入れて温かみのあるコーデに仕上げるのがお約束です。

冬コーデ2ピーコート×チノパンで作る、大人トラッドスタイル

きれいめ派から支持を集めるネイビーのピーコートとチノパンは、相性抜群の組み合わせ。写真のように全体をダークトーンで統一してマフラーをプラス。トラッドな雰囲気漂うスタイルに、素足で合わせたローファーが好アクセント。

冬コーデ3MA-1×ニット×チノパンで作る、トレンド感満点のミリタリーコーデ

2014年に大ブームとなり、今では冬の定番アウターとして定着したMA-1。ジーンズと合わせると90年代風アメカジスタイルとなり、ラフさが先に立ってしまいます。そこで代わりに取り入れたいのが、ネイビーのチノパン。ジーンズと同系色ながらその印象はご覧の通り。グッと大人っぽく、今風に仕上がります。

冬コーデ4ダッフルコート×チノパンで作る、品ある大人のウォームスタイル

ロングのダッフルコートで冬らしい印象ながらも、ベージュのチノパンをはじめ明るいカラーの小物やシューズで軽さをサポート。ジャストサイズのチノパンを選ぶことでシルエットをきれいに仕上げるのもおしゃれに見せるコツ。ウォームスタイルながらも野暮ったくない、さりげないテクが満載の着こなしに拍手!

冬コーデ5チェスターコート×Gジャン×チノパンで作る、タフなレイヤードコーデ

レイヤード感、そして旬度満点のレイヤードスタイル。カジュアルとドレスのバランスに優れた組み合わせです。ハットやブーツなどでブラックを取り入れて、かっちり感をキープするのがポイント。

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