
ロイヤルワラントとは? 英国王室御用達ブランドと人気銘柄を知る
王室御用達を意味するロイヤルワラント。なかでも圧倒的な認定数と歴史を誇るのが、英国王室におけるロイヤルワラントです。ここでは、その魅力と認定ブランドを徹底解剖。
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ロイヤルワラントとは?
英国王室におけるロイヤルワラントの歴史は12世紀ヘンリー2世まで遡り、1840年にロイヤルワラントホルダーズ協会が発足しました。現在、その称号を与えることができるのは、エリザベス女王・エジンバラ公フリップ・チャールズ皇太子の3人。そして英国王室御用達に指名されたブランドは協会に加盟し、紋章を掲げることができます。ちなみに称号は5年ごとに品質やサービスなどを協会から厳しく審査され、合格できなければ取り消されてしまうことも。つまり、ロイヤルワラントの称号は、一流ブランドの証でもあるのです。
ロイヤルワラントのアイテムは、こんなイメージを作りたい人にうってつけ
ロイヤルワラントの称号を得ているのは、クラシカルでエレガントなブランドが多いです。なので、ファッションにいたっては、ストリートやカジュアルスタイルを好む人向きではありません。逆に上品さやきれいめを好む人にはうってつけで、着こなしを確実に格上げできます。大人の貫禄も手に入れたいという人にもおすすめですよ。
ロイヤルワラントのアイテムは、実は日本でも支持されています
英国王室ファミリーに納品しているブランドだけに、ロイヤルワラントのアイテムは高品質なものばかり。例えばワックスドクロスでお馴染みのバブアーのアウターは、ビデイルをはじめ名品揃い。オンにもオフにも対応する懐の深さで、大人を中心に日本でも絶大な支持を得ています。また、バブアー同様に人気を集めているのがジョンスメドレー。上質な素材感が引き立つシンプルなニットは、流行に左右されることなく愛され続けています。称号を獲得していることを知ると愛着がさらに増し、同時に所有欲や優越感までも満たしてくれるはず。
大人が押さえるべきロイヤルワラント認定ブランドと人気アイテム10選
英国王室にロイヤルワラントと認定されているブランドは、ファッションからコスメ、食料品と多岐に亘ります。他の国に比べると群を抜いていて、その数も700以上と膨大。ここではファッションから雑貨まで、大人が押さえるべき認定ブランドを厳選しました。
アイテム1
『バブアー』ビデイルジャケット
フィッシングやハンティング、乗馬など、英国のアウトドア・ライフスタイルを体現している『バブアー』。現在のロイヤルワラントのすべてを保持する希少なブランドでもあります。そもそもは乗馬用に作られた「ビデイル」は、タウンユースからアウトドアまで幅広く活躍する大人気モデル。代名詞素材であるオイルドクロスは着るほどに味わいが増し、優れた防水性と耐久性も備えています。確かな縫製と品質の高さ、さらには飽きのこない色とデザインも忘れてならない魅力。
アイテム2
『エッティンガー』二つ折り財布
『ホワイトハウスコックス』や『グレンロイヤル』とともに“英国の御三家”と呼ばれている『エッティンガー』。御三家で唯一、ロイヤルワラントを獲得しており、王室カラーである”ロイヤルパープル”の使用が許されている数少ないブランドの一つです。この二つ折り財布の内装にも採用されており、見た目の美しさやラグジュアリー感を高めるのに一役買っています。シルバーで刻印されたブランドロゴとロイヤルワラントの証しである紋章もポイント。
アイテム3
『ターンブル&アッサー』シルクネクタイ
1885年に創業した『ターンブル&アッサー』は、スーツの聖地であるサビル・ロウに店舗を構えるビスポークの高級シャツ店。チャールズ皇太子からロイヤルワラントの認定を受け、2人の王子も子供の頃から愛用しています。シャツに加えてタイやカフリンクスも展開し、今回ピックしたのはビジネスからパーティまで活躍するドットタイ。ネイビー地に明るいトーンの細かなドット柄をあしらい、着こなしにエレガントさと華やかさ演出してくれます。
アイテム4
『ジョンスメドレー』長袖ニットポロシャツ
創業から236年経った今でも、手作業による仕上げて最高品質のニットを製造している『ジョンスメドレー』。その品質を支えているのは、ブランドの代名詞でもあるシーアイランドコットンをはじめとする厳選された素材です。エリザベス女王も長年愛用しており、女王陛下載冠60周年記念のファッションショーでも登場したほど。ニットポロの「ベルパー」は、細かく編み上げられたハイゲージによって、鹿の子とは一線を画す上品さ。休日スタイルはもちろん、ビジカジスタイルにもおすすめの1枚です。
アイテム5
『バーバリー』ヘリテージ ケンジントン
イノベーションの歴史とクラフトマンシップ、さらには優れたデザインを併せ持つ『バーバリー』。ハイクオリティなものを徹底的に作るという信念のもと開発されたのが、ブランドの代名詞ともいえるコットンギャバジン素材です。防水性と耐久性に優れ、その品質の高さは英国軍からも認められるほど。その素材を使った定番人気のアイテムといえば、トレンチコートです。エポーレットやストームシールドなどの伝統を継承するデザインに加え、ボタンや襟裏のバーバリーチェックといった細部へのこだわりにも注目を。
アイテム6
『トリッカーズ』ウィングチップブーツ
英国靴の聖地であるノーザンプトンで1829年に創業。英国靴らしい質実剛健の作りながらもエレガントさ高級感も併せ持ち、ロイヤルワラントを認定したチャールズ皇太子をはじめ、世界のファッショニスタも厚い信頼を寄せています。ブランドの人気を支えているのが、代表作としても知られるカントリーブーツ。頑丈なウェルテッド製法ならではの高い耐久性も備え、”一生ものブーツ”と称されています。カジュアルからドレッシーまで、どんな着こなしにも寄り添う汎用性の高さも魅力。
アイテム7
『スマイソン』レザーノートブック
1887年に創業したステーショナリー&レザーグッズのブランド。英国王室御用達の証しであるすべてのロイヤルワラントを持ち、顧客に名を連ねているのはグレース・ケリーやマドンナなど錚々たる顔ぶれ。レザーアイテムも人気ですが、今回セレクトしたのは美しい型押しのラムスキンの表紙が「パナマ」コレクションのノート。ブランドカラーのナイルブルーのフェザーウェイトペーパーは、普通紙の半分の重さと厚さを誇ります。それでいて万年筆を使用してもインクが染みないなどの高機能を備えているのも優秀。
アイテム8
『フォックスアンブレラ』GT3 MALACCA
1868年に創業した『フォックスアンブレラ』は、英国王室のみならず日本の皇室においても御用達となっている傘ブランドの老舗。英国細巻き傘の代名詞的存在であり、その佇まいはまるでステッキのよう。こちらも同様。今でもほとんど変わらぬ手作業で丁寧に作られており、開いたときの美しさは他とは一線を画します。柄の部分にはアイコン素材でもあるマラッカが使われ、使いほどに味わいが増していくのも特徴。
アイテム9
『ドルモア』クルーネックニット カシミヤ100%
1773年に設立した『ドルモア』は、世界最古の伝統を持つニットブランド。スコットランド伝統の技術とイタリアのモダンなファッション性を併せ持ち、一貫してハンドメイドにこだわっています。上質な着心地を徹底的に追求し、世界で初めてシームレスニットを考案するという偉業も成し遂げています。こちらの上質なカシミヤを採用したクルーネックニットもそう。美しいシルエットはそのままに、抜群の動きやすさや着心地を実現。まさに大人の贅沢が味わえる1着です。
アイテム10
『コーギ』コットンプレーンソックス
1892年にサウス・ウエールズで創業したニットメーカー。チャールズ皇太子がニットウェアと靴下を10年愛用していたことから、1988年にロイヤルワラントの認定を授けられました。そして日本でも絶大な人気を集めているのが、今もなお職人のハンドメイドにこだわって作られている靴下です。カシミヤやウール、コットンといった贅沢な素材に加え、温もりある見た目や遊び心ある色使いも魅力。『ユナイテッドアローズ』別注の本アイテムは、色味や編み立てのリブ幅までこだわりの詰まった1足。
この記事の掲載アイテム一覧(全9商品)
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『バブアー』 ビデイルジャケット
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『エッティンガー』 二つ折り財布
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『ターンブル&アッサー』 シルクネクタイ
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『ジョンスメドレー』 長袖ニットポロシャツ
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『バーバリー』 ヘリテージ ケンジントン
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『トリッカーズ』 ウィングチップブーツ
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『スマイソン』 レザーノートブック
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『フォックスアンブレラ』 GT3 MALACCA
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『ドルモア』 クルーネックニット カシミヤ100%
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