
Gショックの顔・5600系。充実のラインアップから探す僕らの相棒
大人世代にとってもっとも親しみ深い『Gショック』のひとつであり、今なお色褪せない魅力を放つ「5600系」。充実のラインアップから、次なるMY定番がきっと見つかります。
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『Gショック』を代表する名品。「5600系」は、もはや大人の基礎教養
30~40代の大人世代にとってもっとも思い出深い『Gショック』といえば、初代モデル直系の八角形デザインを受け継ぐ「5600系」ではないでしょうか。同時代に流行した『ニューバランス』の「M1300」と並ぶ、我らの永久定番である同シリーズが誕生したのは1987年のこと。映画『スピード』でタフな主人公を演じたキアヌ・リーブス氏が劇中で私物を着用したことで人気に火がつき、“スピードモデル”と呼ばれるようになったというこぼれ話に聞き覚えがある人も多いはず。そんな話題性が追い風となり、90年代に世界を席巻した第一次『Gショック』ブームを象徴するモデルとして認知されることに。ストリートファッションにおける最重要アイテムとなったその存在は、国境をこえて愛される世界的なスタンダードウォッチとして今なお揺るぎない評価と人気を獲得しています。
そんな同シリーズが誕生から35年経った現在も永久定番として愛されている理由は、大きく分けて2つ。ひとつはそのデザインがトレンドやファッション性に根ざしたものではなく、“落としても壊れないデジタルクォーツ”という機能美より導き出された普遍性。『リーバイス』の「501」を例に出すまでもなく、流行に左右されない定番としての魅力は年月とともに色褪せるどころか、むしろ揺るぎない価値を持つようになってきた感があります。もうひとつの理由は、1万円前後~高くても2万円程で購入できるベーシックモデルであっても、『カシオ』らしくしっかり機能的であること。ソーラー駆動や電波受信機能、ワールドタイムといった先進スペックを搭載した高機能モデルが「5600系」に次々と仲間入りを果たしており、そのラインアップは年を追うごとに充実しています。しかし、手が届くハイスペックモデルという立ち位置は変わっていません。
「5600系」を特徴づける、独特のデザイン&機能について掘り下げよう
ここからは「5600」シリーズの特徴を改めておさらいしてみましょう。
『Gショック』最初期のコンセプトを継承するスタンダードモデルには、「5000系」と「5600系」という2つのシリーズが存在します。前者は1983年に誕生したGショック初代モデル「DW-5000C-1A」を原点するシリーズで、同じ初代モデルのオクタゴンケースを継承する新シリーズとして1987年にお目見えしたのが「5600系」となります。どちらも『Gショック』の伝統を体現する“オリジン”シリーズに位置付けられ、見た目も似ているため混同されることが多いのですがいくつか違いがあります。
もっともわかりやすいのは裏蓋の仕様で、「5000系」がオリジナルに則ってスクリューバックを採用しているのに対し、「5600系」はネジ留めのパネルバックを採用しています(初号機はスクリューバックだったが2代目からパネルバックに変更)。コスト削減の観点からの仕様変更といわれていますが、それでも「5000系」と同じ20気圧防水が担保されているのは流石『カシオ』というところでしょう。また、現在は「5000系」にもELバックライト搭載モデルが存在しますが、『Gショック』におけるELバックライト初搭載モデルは1996年に発売された「DW-5600E-1」でした。
今どき『Gショック』はスマホ連携も。「5600系」もハイテク化
各モデルのハイテク化が進行中の『Gショック』ですが、「5600系」も例外でありません。象徴的なスペックのひとつが、現在ヒット中の「2100」シリーズを筆頭に搭載モデルが増えているモバイルリンク機能です。これは、ペアリングしたスマートフォンのオリジナルアプリと連携することで、多彩な便利機能を利用できる仕様のこと。そのひとつが、時刻の自動修正機能です。これはアプリを介して接続したタイムサーバーから、最新の時刻情報を取得するテクノロジーのこと。接続は1日4回自動で行われ、スマホの位置情報を基に時刻修正が行われます。いつどこにいても、常に正確な時刻を知ることができるわけです。
また、アプリは世界300都市以上のワールドタイムに対応しており、その設定もアプリ上で任意の都市名をタッチするだけという簡単操作が魅力です。加えて、登録したアカウントの新着メールをダイヤル上に通知したり、スケジュールのリマインダー&アラーム機能を設定したりするなど、『Gショック』をスマートウォッチ感覚で使いこなすことが可能です。
色も素材もバリエ豊富。『Gショック』の「5600系」おすすめ10本
初代モデルのDNAを受け継ぐスタンダードモデルの「5600系」に心惹かれる一方、高機能モデルのスマホとの快適な連携機能もまた、魅力的。悩ましい最新ラインアップを中心に、おすすめの10本をご紹介します。
1本目
DW-5600E-1
初号機の「DW-5600C-1」が廃盤となり、その復刻版として1996年にリリースされたのが「DW-5600E-1」。26年間デザインや仕様が変わっていない、シリーズ最長のロングセラーモデルです。型番冒頭の“DW”は電波ソーラーやBluetoothといった付加機能なしのスタンダードモデルを意味し、この点においては新旧の「DW-5600」間では変わらず、見た目もほぼ同じです。ですが、ELバックライトの搭載で旧型の弱点であった夜間の視認性を確保しており、ケース形状も若干ですが薄型となっています。また、前述のように裏蓋は旧型のスクリューバック式からパネルバック式に変更されています。
2本目
GLX-5600RT-9JF
「5600系」には、エクストリームスポーツをサポートするラインも存在します。「G-ライド」と呼ばれるスポーツラインがこれにあたり、サンシャインイエローがまぶしいサマーモデルとなる本作は、100か所に及ぶ世界の主要潮汐ポイントに対応したタイドグラフ機能とムーンデータ機能を搭載。タイドグラフ表示部分には強い日差しの下でも見やすいミラー仕上げを採用し、夏の海に映えるそのスタイルに拍車をかけています。
3本目
DW-5600GU-7JR
こちらは今夏リリースされ、独創的なカモフラージュ柄という攻めたデザインによりコレクターの注目を浴びた「DW-5600GU-7JR」です。目を引く総柄は、陸・空・海の過酷な現場での使用を想定した「Master of G(マスターオブG)シリーズ」歴代モデルの裏蓋に刻印されていたキャラクターをカモフラにアレンジしたもの。キャラクターは全18種類という圧巻のラインアップで、本作は「MUDMA((GW-9300)」の裏蓋に鎮座していたモグラが、同じく同モデルを特徴づける意匠であった方位磁針を持っている絵柄がディスプレイ上の見どころになっています。
4本目
GW-B5600CT-1JF
『Gショック』が体現するタフさと親和性の高いカモフラ柄を採用した機種として、旧モデル(2019年発売)ながら依然として人気が高いのが「シティ・カモフラージュ・シリーズ」です。ブラックを基調とした配色にオレンジとブルーを散りばめ、ネオンの灯りが浮かぶ都会の街の夜を表現。タフソーラーの機能を担うソーラーパネル部分にはモノクロのカモフラ柄が浮かび上がり、ストリートの薫りを感じさせるアクセントに。
5本目
DW-5600BB-1JF
ブラックで統一された配色による腕元の引き締め効果が期待できるのが、「ソリッドカラーズ」と名付けられたこちらのモデル。マットに仕上げられた樹脂製ベゼルとストラップには光沢のある黒にありがちなギラつき感がなく、ダークトーンのジャケットスタイルにも品良く馴染んでくれます。モノトーンカラー表示のディスプレイはブルーのELバックライトを灯すことができ、暗所での視認性も申し分なし。
6本目
DW-5600THC-1JF
不定期で懐かしのモデルの復刻版がお目見えする「Throwback(スロウバック) シリーズ」に、1990年代に人気を博した“ウインタープレミアム”モデルが登場。“DW”の型番を持つスタンダードモデルの黒ボディにレッド×グリーンのクリスマスカラーを散りばめた配色が特徴的で、ゴールドのプッシュボタンを施すヒップホップ的な色使いからは90年代のストリートテイストが感じられます。
7本目
DW-5600SB-2JF
春夏の腕元を爽やかに彩ってくれるのが、半透明樹脂のベゼルとバンドが清々しさを放つこちらの「カラースケルトンシリーズ」。シリーズにはレッドとグリーンもラインアップされており、色違いを揃えてコーディネートの配色を拾うなんてこともできてしまいます。これもまた、1万円代で購入できるスタンダードモデルの魅力です。
8本目
DWE-5600HG-1JR
こちらは、ヒップホップ文化を象徴するゴールドアクセサリーからインスパイアされた異端児的(!?)な「5600系」。ゴールドチェーンの模様を描いたディスプレイからも遊び心が感じられ、頭ひとつ抜けたキャラ立ち効果を発揮してくれそうです。ベースモデルはバンドとベゼルが付け替え可能な「DWE-5600」で、本作には白と黒の交換用ベゼルとストラップの2セットが付属。
9本目
GM-5600MF-2JF
ホーニング加工によりマットに仕上げたメタルカバードモデルを、“ミッドナイトフォグ(真夜中の霧)”のテーマに則りアップデート。グレーカラーのスケルトンバンドを採用することで、ソリッドになり過ぎない奥行きのある顔立ちへと仕上げています。なお、そのストラップはワンクリックで取り外し可能なイージークリックタイプ。手持ちのモデルと付け替えることで、多彩なアレンジも楽しめます。
10本目
DW-5600NN-1JF
ケース、ストラップにあしらわれたサイケデリックなあしらいは、グリッチ=バグをプリントで表現したもの。デジタル世界におけるノイズはブルーを基調にグリーン~パープル系の偏光インクにより描かれており、覗き込む角度によってその色味を変えるのもユニークなポイントです。
『Gショック』といえばコラボ。今購入できる「5600系」の別注3本
「5600系」は、定番であるがゆえにコラボのオファーも引く手数多です。よくいわれているのは、同シリーズはエレクトロニクスメーカーが手がけたファッションアイテムとして成功を収めた製品の先駆け的存在。それゆえに、多くのショップやブランドが別注の腕の見せどころと感じるのかもしれません。毎シーズンのようにリリースされるコラボ&別注モデルを、心待ちにしているコレクターも存在します。
1本目
『Gショック』×『エディフィス』DW-5600E-1
ELバックライトを搭載した「DW-5600」に『エディフィス』が別注をかけた本作は、ディスプレイの機能表記を減らし、すっきり見えを狙ったミニマル顔が見どころ。裏蓋に刻印された“Gロゴ”は、『エディフィス』の創業年である1994年に使われていたデザインを現代に蘇らせたものなのだとか。
2本目
『Gショック』×『佐藤可士和』DWE-5600KS-7JR
こちらは、日本を代表する企業のブランディングを手がけるクリエイティブディレクター・佐藤可士和氏とのコラボモデル。佐藤氏がアートワークとして発表した「LINES(ラインズ)」のグラフィックや色彩を、ベゼルとストラップを交換できる「DWE-5600」に取り入れ、鮮やかな印象変化を楽しめるデザインに仕上げました。それぞれセットで付属するオレンジとグリーンのベゼル&ストラップは色彩豊なスケルトン素材で、これらを自由に組み合わせることで27通りのデザインを使い分けることが可能です。
3本目
『Gショック』×『B.リーグ』DW-5600BLG21-1JR
『Gショック』は2016年から「B.リーグ」のオフィシャルタイムキーパーを務めており、こちらはその強力タッグを象徴するコラボモデル。バスケ好きの方なら、ディスプレイがバスケットボールのコートをモチーフにデザインされていることがおわかりかと。ELバックライトを点灯すると、オレンジ色のバスケットボールが浮かび上がる仕掛けで、バスケ愛をアピールすることも可能です。ストラップに加え、専用パッケージにも、B1・B2の両リーグに所属する全36チームのロゴが散りばめられています。
この記事の掲載アイテム一覧(全13商品)
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『Gショック』 DW-5600E-1
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『Gショック』 GLX-5600RT-9JF
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『Gショック』 DW-5600GU-7
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『Gショック』 GW-B5600CT-1JF
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『Gショック』 DW-5600BB-1JF
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『Gショック』 DW-5600THC-1JF
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『Gショック』 DW-5600SB-2JF
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『Gショック』 DWE-5600HG-1JR
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『Gショック』 GM-5600MF-2JF
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『Gショック』 DW-5600NN-1JF
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『Gショック』×『エディフィス』 DW-5600E-1
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『Gショック』×『佐藤可士和』 DWE-5600KS-7JR
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『Gショック』×『B.リーグ』 DW-5600BLG21-1JR
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