ネイビージャケットは大人の必需品。カジュアル&ビジネスのシーン別着こなし攻略法

ネイビージャケットは大人の必需品。カジュアル&ビジネスのシーン別着こなし攻略法

オンでもオフでも抜群の着回し力を発揮し、大人のワードローブの欠かせない存在であるネイビージャケット。その着こなし方をお手本コーデとともにご紹介します。

2023.07.07
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近間 恭子

執筆者

バッグ・革小物をメインに執筆記事は200本以上

近間 恭子
ライターのアシスタントを経て、2003年に独立。「MEN’S CLUB」や「MonoMaster」などの男性誌をはじめ、女性誌やWEB、カタログで活動している。ビジネスからカジュアルまでのメンズファッション全般を得意としているが、最近は趣味がこうじて旅企画も担当。 記事一覧を見る
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なぜネイビージャケットが30代・40代男性に必要なのか?

なぜネイビージャケットが30代・40代男性に必要なのか?

Rakuten Fashion

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男性の着こなしに欠かせないアイテムのひとつであるネイビージャケット。その魅力といえば、知的で誠実なイメージを与えることができ、老若男女問わず好印象を与えられること。カジュアルにもビジネスにも対応する抜群の着回し力も備え、活用できる幅が広いというのも利点。さらに定番色からビビッドな色までマッチする懐の深さも持ち合わせるとくれば、30代・40代のワードローブにこそ必要なアイテムといえるのです。

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カジュアルシーンにおけるネイビージャケットの着こなし方

スタイリングの自由度が高いカジュアルシーンでは、いかにビジネスシーンと差をつけられるかが腕の見せどころです。その簡単な方法が、オーバーサイズでまとめること。そうすればかっちり見えすぎることなく、かつ今っぽいムードも醸し出すことができるんです。

▼ポイント1:きちんと感を中和させるインナー選びが鍵

カジュアルシーンでジャケットを着用しているとキメすぎに見えることもあるので、インナーでいかに着崩すかが重要になります。Tシャツはもちろん、ニットでもミドルゲージを選ぶなど、合わせ自体はシンプルに感じるかもしれませんが、デザインや素材感でカジュアルダウンするのがポイントです。

おすすめ1

ネイビージャケットをこなれた印象に導く「Tシャツ」

ネイビージャケットをこなれた印象に導く「Tシャツ」

すにーかー倉庫

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ジャケットをTシャツで着崩すのは、もはや定番のテクニック。キメすぎに見えることなく、こなれた着こなしに仕上げることができます。無地はもちろん、カジュアルシーンではロゴものやボーダーなどの柄モノでも◎。ネイビージャケットに合わせて、ゆったりとしたサイズ感を選ぶようにしましょう。

おすすめ2

着こなしに抜け感をもたらす表情豊かな「ニット」

着こなしに抜け感をもたらす表情豊かな「ニット」

ROCOCO attractive clothing

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ビジネスシーンでもニットを合わせる場合もあるので、それと差をつけるならカジュアルシーンではミドルゲージなどの編みに表情のあるもので差をつけるのがベター。そうすれば着こなしに抜け感が生まれ、Tシャツのようなこなれ感を獲得できるのです。

▼ポイント2:ボトムスはゆるめのサイズが今どきに見せるコツ

インナー同様、ボトムスも着崩すイメージでセレクトするのが正解。なかでもジーンズやカーゴパンツは、そういった意味ではネイビージャケットとの相性が抜群です。さらにゆったりとしたサイズ感だと、ジャケットのきちんと感を絶妙に中和することができますよ。

おすすめ1

ジャケットと同系色の「インディゴジーンズ」

ジャケットと同系色の「インディゴジーンズ」

ZOZOTOWN

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ジーンズといってもさまざまな色が展開されていますが、合わせやすいのはインディゴです。ネイビージャケットとのバランスが取りやすいですし、デニム独特な風合いのおかげでこなれ感も満点。少しきれいめに仕上げるならリジッド系、ラフに見せるならダメージ系を合わせるのがおすすめです。

おすすめ2

トレンド感もプラスできる「カーゴパンツ」

トレンド感もプラスできる「カーゴパンツ」

ZOZOTOWN

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最近人気が再燃しているカーゴパンツもネイビージャケットとの相性が抜群。ジャケットのきちんと感とカーゴパンツの武骨さが絶妙な塩梅で融合され、おしゃれ上級者のような着こなしを演出できるのです。シルエットは細身ではなくゆったりめを選ぶのが今どき。

季節別に提案。ネイビージャケットのカジュアルコーデ例

ネイビージャケットをカジュアルコーデに取り入れる場合、いかにキメすぎに見えないかが鍵。ここではシンプルだけどおしゃれを叶えた、大人でも実践しやすいコーデ例を厳選しました。インナーやボトムスとのバランスも秀逸なので、ぜひチェックしてみてください。

春夏コーデ1

今どきなサイズ感と抜け感あるレイヤードで着崩す

2023.03.13 Tsubakiのテーラードジャケットのスタイリングの1枚目の画像

スタッフスタイリング(アーバンリサーチ)

スタッフスタイリング(アーバンリサーチ)

ネイビーシャツにデニムのペインターパンツ、そしてインナーはブルーのシャツ。合わせ自体はシンプルながらもおしゃれに見えるのは、すべてオーバーサイズをチョイスしているからです。胸元からチラッと覗かせたTシャツとスニーカーを白で揃え、ブルーコーデに抜け感をプラスしたのもお見事。

春夏コーデ2

インナーと小物でさらに洒落感アップ

インナーと小物でさらに洒落感アップ

WEAR

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ベーシックなネイビージャケットを、カーゴパンツで今っぽいスタイリングに昇華。インナーは白の無地Tシャツでも良いですが、あえてボーダーTシャツにすることで洒落感をさらにアップさせています。スニーカーはシンプルなデザインを選びつつ、ニット帽とメガネで個性も演出。

春夏コーデ3

シンプルな着こなしをシルエットで今どきに昇華

シンプルな着こなしをシルエットで今どきに昇華

WEAR

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ネイビージャケットとワイドなジーンズとのシルエットバランスが絶妙。そのバランスを引き立てるべく、インナーはシンプルな白Tシャツというチョイスも正解です。ジーンズの裾は太めにロールアップし、男っぽさを味付けしたところも技アリ。

春夏コーデ4

オーバーサイズをすっきり見せるテクニックに注目

オーバーサイズをすっきり見せるテクニックに注目

WEAR

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カレッジロゴのTシャツをゆるくタックインすることで、オーバーサイズの合わせもすっきりとした印象に。ジャケットとTシャツのロゴ、さらにはキャップをネイビーでリンクさせることで、着こなしに統一感を持たせているのもぜひ参考にしたいところ。足元はローファーというのも大人の選択。

秋冬コーデ1

上品さとラフさのMIX具合が秀逸な大人カジュアル

上品さとラフさのMIX具合が秀逸な大人カジュアル

WEAR

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ブラウンのモックネックニットと白のカーゴパンツで、大人のカジュアルコーデを構築。全体的にゆったりとしたサイズ感に仕上げているため、今っぽいムードも醸し出しています。斜めに配置された大きなカーゴポケットが、シンプルな合わせのアクセントに。

秋冬コーデ2

首元に挿したオレンジがスタンダードな着こなしのスパイスに

首元に挿したオレンジがスタンダードな着こなしのスパイスに

WEAR

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首元からオレンジのタートルネックニットを効かせることで、スタンダードな合わせを印象的に。ネイビージャケットはダブルブレステッドを選び、かつゆるめのサイズ感なのでリラックスした雰囲気も漂います。そのリラックス感を高めるべく、白シャツをタックアウトさせているのも◎。

秋冬コーデ3

センスの良さをアピールできる異テイストMIX

センスの良さをアピールできる異テイストMIX

WEAR

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ネイビージャケットにラフなスウェットパンツをスタイリング。異テイストの合わせながらもバランス良く見えるのは、スウェットパンツのテンションと揃えたインナーダウンを取り入れているから。白のタートルネックニットでクリーンな印象を加えているのもポイントです。

秋冬コーデ4

こなれた素材感がポイントのジャケットコーデ

こなれた素材感がポイントのジャケットコーデ

WEAR

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ヴィンテージライクな色落ちのジーンズで、ネイビージャケットを絶妙にカジュアルダウン。インナーにはミドルゲージのタートルネックニットを選び、素材のコントラストを効かせているのも印象的です。足元はレザーシューズできちんと感を高めつつ、ウォレットチェーンで大人の遊び心もプラス。

ビジネスシーンにおけるネイビージャケットの着こなし方

ネイビージャケットの持つ知的さや誠実さを最大限に生かしたいビジネスシーンでは、サイズ感に気をつける必要があります。好印象を与えるにはきちんと感が重要になるので、ジャストサイズであることが絶対。下記ではネイビージャケットの魅力を引き立てる、インナーとボトムスをご紹介します。

▼ポイント1:ビジネスシーンで間違いないインナーは、きちんと感のある襟付き

最近はTシャツなどの襟なしインナーも多く見かけますが、基本となるのはやはり襟付きです。ここでは、通年で使えるドレスシャツと夏に最適なビズポロをピックアップ。相性の良い色や襟型なども解説するので、スタイリングの参考にしてみてください。

おすすめ1

好印象を演出できる。白またはサックスブルーの「ドレスシャツ」

好印象を演出できる。白またはサックスブルーの「ドレスシャツ」

Rakuten Fashion

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ネイビージャケットをビジネスで取り入れた場合、やはりインナーはドレスシャツが基本。なかでも白とサックスブルーは特に相性が良く、好印象をさらに高められる色でもあります。また、タイドアップならセミワイドカラーやワイドカラー、ノータイならホリゾンタルカラーやボタンダウンが好マッチ。どちらの色も通年で使えるので、ワードローブに揃えておくと便利です。

おすすめ2

クールビズシーズンに重宝する「ビズポロ」

クールビズシーズンに重宝する「ビズポロ」

green label relaxing

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クールビズシーズンは、ネイビージャケットを脱ぐことも想定したインナー選びを。そこで重宝するのが、きちんと感とカジュアルさの塩梅が絶妙な台襟付きのビズポロ。鹿の子はもちろん、接触冷感や吸水速乾などの機能を備えたモノも多いので、着心地でも見た目でも清涼感を演出することができるんです。ドレスシャツ同様、白やサックスブルーが間違いなし。

▼ポイント2:ボトムスはネイビージャケットとのカラーバランスを考慮

ネイビージャケットにセットアップのボトムスを合わせることも多いですが、ここではジャケパンを想定したボトムス選びをご紹介。そこで考慮するべきは、カラーバランスです。基本的にどんな色とも合いますが、なかでも相性が良いグレーとベージュをセレクトしました。

おすすめ1

王道コーデを構築するなら「グレースラックス」

王道コーデを構築するなら「グレースラックス」

Rakuten Fashion

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ネイビージャケットとグレースラックスは、ジャケパンコーデの王道。しかもこの組み合わせはどんなVゾーンともマッチするので、基本として押さえておきたいところ。また、グレースラックスといってもトーンはさまざまですが、ダークになるほど落ち着いた印象に仕上がり、ライトになるほどフレッシュな雰囲気を演出できます。

おすすめ2

アメトラライクなジャケパンスタイルが作れる「ベージュチノパン」

アメトラライクなジャケパンスタイルが作れる「ベージュチノパン」

ナノ・ユニバース カタログ

ナノ・ユニバース カタログ

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ネイビージャケットにベージュのチノパンを合わせたアメトラの王道スタイルもおすすめ。ただ、あくまでも仕事で着用するモノなので、今っぽいワイドなシルエットはNGです。テーパードシルエットやクリース入りをセレクトすると、ネイビージャケットを程良く崩しながらきちんと感もアピールできますよ。

季節別に提案。ネイビージャケットのビジネスコーデ例

ネイビージャケットはビジネスコーデの基本ともいえるアイテムゆえに、いつも同じような組み合わせになってしまう人も多いのでは? そこで着こなしのバリエーションを増やすべく、洒落者たちのコーデ例を季節別にご紹介。どれも好印象を与えられるので必見です。

春夏コーデ1

定番色をバランス良く組み合わせた正統派コーデ

定番色をバランス良く組み合わせた正統派コーデ

WEAR

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ネイビージャケットにグレースラックスを合わせた王道ジャケパンコーデ。Vゾーンをシンプルに仕上げているのもポイントで、白の面積を多めにすることでどこかフレッシュなムードも醸し出しています。黒フレームのメガネで、やりすぎ感がない程度に個性をプラス。

春夏コーデ2

好印象を狙える清涼感溢れるカラーリング

好印象を狙える清涼感溢れるカラーリング

WEAR

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サックスブルーのスラックスとのスタイリングで、クールビズシーズンにぴったりな清涼感溢れる仕上がりに。インナーはTシャツをセレクトしていながらもきちんと見えるのは、ネイビー×グレーのビジネスコーデの定番色で構成しているからです。足元はクリーンな白のレザースニーカーなのも正解。

春夏コーデ3

おしゃれときちんと感を両立させたアメトラスタイル

おしゃれときちんと感を両立させたアメトラスタイル

WEAR

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ネイビージャケットとクリース入りのベージュのチノパンで、アメトラを意識したビジネスコーデを構築。シャツやネクタイもジャケットと同系色で揃え、かつトーンにメリハリをつけてVゾーンに立体感を持たせているのも技アリです。きちんと感を高めるサイズ選びも参考にしたいところ。

春夏コーデ4

サックスブルーのビズポロで王道ジャケパンを涼しげに

2022.04.14 ショウゴのテーラードジャケットのスタイリングの1枚目の画像

スタッフスタイリング(アーバンリサーチ)

スタッフスタイリング(アーバンリサーチ)

ジャケパンの王道の組み合わせをベースに、インナーにはビズポロをチョイス。ボタンダウンタイプなのでノータイでもサマになり、美しい襟のロールが上品さをアップさせるのに一役買ってくれています。ビジネスリュックでアクティブさを加えたところにも注目を。

秋冬コーデ1

大人の余裕も醸すブルーとブラウンの洒脱な配色

大人の余裕も醸すブルーとブラウンの洒脱な配色

WEAR

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ネイビージャケット×ブラウンのスラックス&ネクタイで作った、洒脱で秋っぽいカラーリングが新鮮。上品で落ち着いた雰囲気も醸し出してくれるので、まさに大人に最適なジャケパンコーデといえるでしょう。シャツはサックスブルーを選び、軽やかさを加えたのも好バランス。

秋冬コーデ2

白カーデを効かせた好印象なウォームビズコーデ

白カーデを効かせた好印象なウォームビズコーデ

WEAR

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ベースは王道のジャケパンですが、特筆すべきはVネックカーディガン。ベストのような役割も果たすので、肌寒い日のウォーム感アップに効果的なのです。あえて軽やかな白をセレクトし、ブルー系でまとめたVゾーンの爽やかさをさらに倍増。好印象を与えること間違いなしの着こなしです。

秋冬コーデ3

ウールタイをはじめとする小物でウォーム感をプラス

ウールタイをはじめとする小物でウォーム感をプラス

WEAR

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一見するとベーシックなジャケパンコーデですが、ネクタイにウォーム感あるウール素材を選ぶことで季節を意識。さらにネクタイとチーフ、マフラーをブラウンでリンクさせ、大人っぽい雰囲気も漂わせています。ネイビージャケット×ベージュのチノパンを秋冬仕様に着こなす好例といえるでしょう。

秋冬コーデ4

モダンな印象に導くタートルネックニットが決め手

モダンな印象に導くタートルネックニットが決め手

WEAR

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ドレスコードが厳しくない会社なら、インナーにタートルネックニットをセレクトするのも手。ネイビージャケット×グレースラックスの定番の合わせも、モダンなムード満点に仕上がるんです。また、タートルネックニットならマフラーなしでも暖かく、ジャケットを脱いでもサマになるのも良いところ。

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