リネンシャツの着こなし方とおすすめのブランド10選

リネンシャツの着こなし方とおすすめのブランド10選

好印象を与える春夏のシャツスタイルを作るなら、リネンシャツを選ばない手はありません。その軽やかな素材感は、着用するだけで爽やかさと清潔感をアピールできます。

宮嶋 将良

2018.04.19

トップス
シャツ
リネンシャツ
春の着こなし・コーデ

春夏らしさを発揮する、リネンシャツを取り入れよう

麻(=リネン)を用いたリネンシャツはシャリっとした素材感が春夏にふさわしく、涼しげな印象を与えることができます。また、この素材は天然繊維のためナチュラルな風合いを持ち合わせており、コーディネートに軽やかな空気感をプラスしてくれるでしょう。それとともに品のよさを加えつつも、どこか肩の力の抜けたリラックス感も表現することができます。リネンシャツは、1枚羽織るだけで季節感を演出してくれる春夏の必須アイテムなのです。

リネンシャツを選ぶメリットとは

コットンやシルクに比べて、吸水、発散性にすぐれているのが特徴のリネン。そのため、水分を素早く吸い取り発散させ、清潔感をキープできるのです。また、リネンは天然素材のなかでももっとも汚れが落ちやすく、洗濯にも強い素材でもあります。そんなリネンシャツの長所を、よりくわしく見ていきましょう。

特徴1カジュアルすぎず、きれいめすぎないバランス感

リネンシャツの特徴の1つとして、シャツとしてのクリーンな部分とカジュアルな質感との絶妙なバランス感が挙げられます。カッチリとした印象はそのままに、リネンの持つシャリっとした風合いがドレスライクになるのを防いでくれているのです。ことオフの着こなしにおいてはあまりにカッチリしすぎるのも考えもの。リネンシャツはそのちょうどいいバランスを1枚で実現してくれるすぐれものなのです。

特徴2ノーアイロンでOK。リネンならではのシワ感が味になる

誰しも経験があると思いますが、リネン素材の特徴としてシワができやすいことが挙げられます。デメリットにも思えますが、このシワによってリネンシャツならではの風合いが楽しめるのです。ならば、それを生かさないのは宝の持ち腐れ。洗いざらしのシャツをノーアイロンで羽織り、素材感を存分に楽しみましょう。1枚のシャツを着ているだけなのに、不思議とコーディネートにこなれた表情が生まれてくるはずです。

特徴3色落ちしやすいからこそ、自然なエイジングが楽しめる

前述の通り、汚れが落ちやすいという特性を持つリネン素材。汚れが落ちやすいということは、染色しても繊維の芯まで染まりにくく、色が落ちやすいということでもあります。そのため、洗濯表示を見ると手洗いを勧めているものがほとんどです。ですが、裏を返せばナチュラルなアタリや色落ちが楽しめるということ。シャリ感のあるラフな風合いとも相まって、着こなしに味わいを生み出してくれます。

色別。リネンシャツの着こなしグッドサンプル

さて、ここまではリネンシャツの持つ魅力について触れてきました。ここからは実践編。定番のカラーに合う着こなしについて考察を深めていきましょう。ポイントさえ押さえれば、とても簡単です。

▼着こなし1:絶対に押さえたい白系リネンシャツを取り入れた着こなし

リネンシャツを着こなすにあたって、押さえておくべき色がいくつかあります。その中での筆頭候補といえばやはり基本の“白”。ポプリンやブロード素材だとのっぺりしがちなこの色も、リネンなら一味違って見えるはずです。

コーデ1ブルーとの相性の良さを全面にプッシュ

白リネンシャツの爽やかな印象と透け感を生かすべく、インナーにブルーのボーダーTシャツを取り入れてスタイリング。きれいめな印象に偏りすぎないように、色落ちしたデニムとスニーカーでカジュアルダウンを施しています。

コーデ2品の良いライトグレーと合わせて軽やかに

季節感を出すべく上品な薄いグレーのパンツでコーディネート。リネン素材とのコントラストを打ち出すために、パンツは微光沢のクリーンな1本をチョイスしています。足元にシャツと同色のスニーカーをチョイスしたのも、軽快な印象を与えるのに貢献。さらにパンツの裾をまくり抜け感も出した点も注目です。

コーデ3色のメリハリを生かすタイトシルエット

シャツをひときわ目立たせたい時は、濃紺などのパンツを合わせて上下でメリハリをつけると良いでしょう。コントラストが強く出ることで、より人の視線が明るいシャツに集中します。その際には、クリーンな印象を作るべくジャストサイズでシワ感を抑えた1着を心がけるのを忘れずに。

▼着こなし2:コーデにすんなりハマる。青系リネンシャツを取り入れた着こなし

爽やかなブルーのリネンシャツは初心者でもコーディネートに取り入れやすい存在。さっと羽織るだけで涼感が出せて、白のリネンシャツに比べて素材感も強く打ち出せるため着こなしのアクセントにももってこいです。1枚持っておけば、この時期何かと重宝することでしょう。

コーデ1清涼感を加速する、グレーパンツ

涼しげな雰囲気のスカイブルーの1枚には、同じく薄め色みののグレーパンツで涼感の相乗効果を狙うのがおすすめです。全体が淡い印象でぼやけてしまわないように、濃色のスニーカーを選ぶとバランス良くまとまります。

コーデ2白パンも、ショーツなら程良くカジュアル

リゾート感ある白のショーツとブルーのリネンシャツの組み合わせは、まさにこれからくる季節にふさわしいマッチングの1つ。フルレングスだとドレス感が強くなるところを、うまくオフの装いに落とし込んでいます。サーフな柄スニーカーを合わせれば、気分はもう夏そのもの。

コーデ3細ピッチのボーダーTで都会派マリンに

きれいめマリンスタイルを気取るなら、インナーはやはりボーダーTがいいでしょう。しかも、ピッチの細いモノであれば、都会的な印象も装えます。さらに、テイストを合わせた細身の白パンとキャンバストート、そして同じく白でまとめたサンダルをオン。これで清潔感はバッチリです。

▼着こなし3:春らしさ満開。ピンク系リネンシャツを取り入れた着こなし

桜をイメージさせるピンクは、まさに春ならではの色です。昨今メンズでも取り入れている人が増えた印象ですが、着こなしの注意点として子どもっぽくならないように合わせるアイテムは色数を抑えることが肝要です。

コーデ1濃色ショーツであくまで男らしく

ピンクのシャツを羽織りながらも男らしい風格が漂うのは、濃色のショーツを合わせているから。また腕まくりをし、シルバーのブレスレットをしているも見逃せないポイントです。小物使いで男度を上げるテクは、ぜひ参考にしてみましょう。

コーデ2重たい色は小物で取り入れてもOK

こちらのコーデは主張の強い小物で全体を引き締めたスタイル。淡いピンクのシャツに対して、大きめの黒のリュックを足すことでコーディネートを一気に引き締めています。また迷彩柄のスニーカーでストリートライクな印象を足しているのも、フェミニンに見せないためのポイントです。

コーデ3薄ピンクはネイビーと好相性

いくら流行しているとはいえ、やはり女性的な印象の強いライトピンクはメンズファッションに取り入れるのが難しいと思う方も多いはず。そんな時はこのコーデを参考に、男性的な印象の強いダークネイビーを合わせるといいでしょう。ブラックよりもコントラストが抑えられ、自然になじんでくれます。

春夏に重宝する。大人が選びたいリネンシャツ

リネンシャツをコーディネートに取り入れるコツを理解したら、自分らしい1枚を見つけてみましょう。ここからは、程良く流行を取り入れた今こそ着たいリネンシャツを10点に厳選してご紹介します。

1着目『ナノ・ユニバース』

フランス産の良質な「フレンチリネン」を採用した、デザイン・機能ともに満足の1着。リネンの風合いを生かしつつ、コットンを混紡することで強度をもたせてあります。『ナノ・ユニバース』らしいサイズコンシャスなシルエットも見逃せません。

2着目『ブリッラ ペル イル グスト』

大人のドレスカジュアルを提案する、『ビームス』が展開するレーベルのひとつ。ネルシャツ感覚で着られるチェックパターンのリネンシャツは、シンプルなパンツと合わせたときに程良い存在感を放ってくれます。ドレスシャツに見られるカッタウェイカラーが、初夏の襟元を小粋に演出してくれることでしょう。

3着目『アーバンリサーチ ロッソメン』

やや長い着丈がスリム効果のある1着。ベーシックなカラーの他に、紹介しているピンクなど春夏らしいカラーが展開中です。ネップ感のある生地が、無地ながら着こなしの主役としての存在感を放ちます。

4着目『キャサリンハムネットロンドン』

小ぶりな襟や白蝶貝風のボタンを起用した、どこかクラシカルなデザインが魅力のリネンシャツは『キャサリンハムネットロンドン』の1着。上質なリネンを使用し吸水速乾性も良好です。やや長めの丈感なので、タックインでトレンド感を装うのも良いでしょう。

5着目『ジーアールエヌ』

レーヨン混の素材感で、リネンシャツながらシルクに似た光沢と肌触りを実現。リネン100%に比べて生地にとろみがあるので、腰に巻くなどのアレンジでも活躍してくれることでしょう。ややストレッチを効かせており、細身ながら着心地も申し分ありません。

6着目『ジャーナルスタンダード レリューム』

リネンシャツに多く使われる「60番手」の糸よりも、やや細めの「70〜80番手」の糸を使用し、繊細な表情に仕上げたリネンシャツ。リネン特有のざらつきを抑えることで、あくまでクリーンな風合いに仕上がっています。製品染めならではのヴィンテージライクな色みにも注目です。

7着目『ニコアンド』

フランス語で洗いざらしを意味する「デラベリネン」を使用したリネンシャツ。主張の強い色を使用していますが、繊維の芯まで染色を行わない中空染めを行っているため、その名の通り洗いさらされたようなウォッシュ感を有しています。

8着目『ティーケータケオキクチ』

フランス北部のノルマンディー地方で収穫された高品質のリネン「ハードマンリネン」を使用した1枚。コンパクトにまとまった襟元や小ぶりなボタンの効果で、カジュアルすぎないルックスに仕上がっています。

9着目『マッキントッシュ フィロソフィー』

発色の良いリネンシャツは、トレンドのレモン系やピンク系のペールカラーを楽しみたくなります。小ぶりなセミワイドの襟はすっきりとした印象なので、ビジカジスタイルにも◎。あまり身頃を絞り過ぎない、モダンなシルエットも高感度です。

10着目『リーセンシィオブマイン』

『アバハウス』から派生した、エレガントかつモダンなスタイルを提案する『リーセンシィオブマイン』のリネンシャツ。その特徴であるシワ感からカジュアルシーン向けのデザインが多いリネンシャツですが、こちらはジャケットを羽織ってもさまになりそうなマルチストライプを採用しています。

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