テーラードジャケットは着回し力抜群の黒か紺を選ぼう

テーラードジャケットは着回し力抜群の黒か紺を選ぼう

テーラードジャケットは、とりあえず羽織るだけで品よくまとまる便利なアウター。その特性を生かすなら、王道のネイビーorブラックの二択です。選び方と着こなし方を解説!

平 格彦

2016.03.29

アウター
ジャケット
テーラードジャケット

大人に品格を与えるジャケットは、奇をてらわず、着回しの利く色を

テーラードジャケットは、オフのコーディネートに用いても気品を放ってくれる貴重なアウター。その長所を理解したうえで着こなすのが、おしゃれに見せる大前提です。したがって、テーラードジャケットはスタンダードなデザインを本命にしましょう。シンプルな面持ちはもちろん、カラーも王道のネイビーかブラックがおすすめです。ジャケット自体で個性をアピールするのではなく、着こなしによってセンスを主張するのが大人!

ネイビーとブラック、それぞれの特徴は

ネイビーのジャケットはビジネススタイルでも定番。ブレザーに近い雰囲気もあり、幅広いテイストで使うことのできる汎用性の高さが魅力です。一方のブラックジャケットは、フォーマルな印象が特徴。モードな雰囲気もありますが、大人としてはフォーマル感を意識して着こなすのがおすすめです。いずれにしても、オンとは一線を画する着崩し方がポイント。コーディネートだけでなく、アイテム選びからセンスが問われます!!

ネイビージャケットを選ぶならこんなタイプがおすすめ

比較的マイルドな要素も持っているネイビージャケットの特徴を生かすため、ややカジュアルな素材感のタイプを選ぶのがおすすめ。こなれた着崩しがしやすくなるというわけです。王道の2B仕様でシンプルな面持ちなら、着回しやすさも抜群です。最近は通気性や速乾性にすぐれる機能素材を用いたタイプも増加。そんな一枚を快適に着こなすのが賢明です。

『ビームスライツ』吸水速乾ジャケット

見た目はスタンダードな印象ですが、機能性が圧巻。軽快な速乾素材が爽やかな着心地を約束してくれます。内側には、旅先などで重宝するトラベルポケットを装備。胸ポケットの裏地がチーフになるのも便利です。

『グリーンレーベルリラクシング』KC 2WAY GGM シャツジャケット

快適な着心地のシャツジャケット。縦横2方向に伸びるストレッチ素材はシワになりにくく、速乾性も備えています。無地に見えますが実はダークなギンガムチェックで、その表情でラフな着こなしにも難なくマッチ。

『ビームスライツ』シアサッカージャケット

凹凸感のある質感が特徴のシアサッカー地を起用。伸縮性のあるジャージー素材で、清涼感と動きやすさを兼備しています。また、内ポケットが充実するなど、便利な仕様も搭載。フェイクチーフ仕様も便利です。

ネイビージャケットの着こなしで注意したいのは、カジュアルすぎないインナー使い

多角的な表情を持ち、さまざまなテイストに合うネイビーだからこそ、大人っぽく着こなすことが大切。絶対NGとは言いませんが、プリントTシャツなどを合わせると子どもっぽく映るので避けるべきです。無地やボーダーのインナーで着こなした実例を紹介します。

もっとも王道なのは白い無地のインナー。今春らしいカラーでもあるので、すぐに着こなせるようになるべきでしょう。首周りが寂しく感じる場合は、ヘンリーネックなどのデザインがあるタイプを選べばOK。

ネイビーが持つマリン調のイメージに着目し、ボーダー柄のカットソーでその印象を拡大。リブパンツ+ローファーという下半身のセットで、こなれた大人っぽさも加味しています。大人なオフスタイルの理想形!

ネイビーのジャケットをブレザー感覚で着崩した好例。チノパンを合わせることで、トラッドテイストを醸し出しているのが最大のポイントです。ジャケットのボタンに合わせた白いスニーカーが爽快な印象も演出。

旬なホワイトと相性がよいのもネイビージャケットの長所。今季なら、白いクラッシュジーンズを合わせるのがイチ押しです。インナーも白で揃えれば、クリーンな装いが完成。さらなる個性を小物で加味しています。

ヘビーになりすぎないネイビーなら、セットアップ使いもおすすめ。インナーとホワイトとスニーカーをリンクさせれば、あっという間にモダンなカジュアルスタイルができあがります。大人はこれくらいシンプルでOK。

ブラックジャケットを選ぶならこんなタイプがおすすめ

フォーマルな印象が魅力のブラックジャケット。着こなしに用いるとたちまち品格が漂います。そんな利点を損なわない一着を選ぶのがポイント。上質感ある素材やスマートなシルエットを選定条件にすべきです。2B仕様が基本ですが、よりドレッシーな1つボタンも狙い目。着こなしや小物で変化が出せるよう。ミニマルなデザインを選びましょう。

『ステュディオス』テーラード1Bジャケット

ロングセラーの記録している人気アイテム。1つボタン仕様にくわえ、国内有数の工場による丁寧な仕上げがブラックジャケットならではフォーマル感を高めています。シワになりにくく乾きが早い素材も重宝します。

『ヴァンキッシュ』T/Rストレッチテーラードジャケット

ソフトでシワになりにくく、上質なタッチが特徴のTR素材を使用したテーラードジャケット。ハイゴージのラペルやシンプルな面持ちが上品な印象を放っています。セットアップのパンツも別売りで展開。

『603』ショールカラージャケット

フォーマルなムードを振りまくショールカラーが特徴的な一着。リヨセル混合のコットン地には適度な光沢とハリがあり、その質感もエレガントな印象を放っています。シルエットもタイトでスタイリッシュな雰囲気。

ブラックジャケットの着こなしで注意したいのは、フォーマル感の緩和!

フォーマルな雰囲気のブラックジャケットを、どう着崩すかがセンスの見せどころ。無造作にカジュアルダウンができると、こなれたムードが立ち込めます。今なら旬であるデニムの素材感で着崩すのがイチ押し。カジュアルなシャツを活用するのもおすすめです。

ホワイトジーンズを合わせつつ、インナーも白で統一して軽やかな印象のモノトーンスタイルを構築。レトロな表情のスニーカーもナチュラルなカジュアルダウンに貢献しています。ブレスレットによる味つけも絶妙!

今シーズンらしい色落ちジーンズで着崩した好サンプル。太もものクラッシュ加工もアクセントとして効いています。それなのにラフすぎないのは、シャンブレーシャツ含めてジャケット以外をブルー系で統一しているから。

やはり、ブラックジャケットを使った着こなしは全身モノトーンが定番。このスタイルは、オンブレチェックのシャツを組み込むことで、こなれたカジュアル感をプラスしています。旬なハットでしゃれ感もアップ!

ブラックジャケットと黒い革靴をセット使いすると、大人な着こなしのベースは完成。白いインナーを差せば、軽やかなイメージと旬な印象が加味できます。カーキのパンツを合わせたことで、こなれ感も醸出。

ブラックジャケットをセットアップで着用するなら、スニーカーでカジュアルダウンするのが今の気分。ボーダー柄にインナーでさらに着崩すのもおすすめです。全身モノトーンでも、ラフなムードが感じられます。

大人の定番。テーラードジャケットの着こなし30スタイル

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メンズのマストハブであるテーラードジャケットは、定番だからこそ着こなしで差別化を。相性抜群のアイテムと、これを活用したジャケットコーデ30スタイルを紹介します。

TASCLAP編集部

出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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