
いい大人はなぜドライビングシューズを履くのか? その理由と今買いの13足
おしゃれで上品な大人ほどドライビングシューズの魅力を熟知しています。見た目はシックなのに機能面も優秀。そんな1足を深堀りしつつ、おすすめアイテムをご紹介します!
そもそもドライビングシューズとは? 名前通りの機能性と上品なデザインが魅力
上品な大人用シューズとして根強い人気を誇っているドライビングシューズ。エレガントな見た目なのに動きやすさにも優れているので、普段使いする人が増えるのも当然です。
そもそもドライビングシューズとは、自動車の運転用として登場した靴のこと。靴底にラバーを用いて滑りにくくしているのが大きな特徴です。ドライビングシューズを広めたのはイタリアのシューズブランド『トッズ』だといわれていて、スエードやスムースレザーを使ったスリッポン型のデザインが主流となっています。
見た目は上品なレザーシューズそのもの。そのうえソールが滑りにくく、かつ履き心地は柔らか、と実用性にも優れているので活用しない手はありません。もしもまだ愛用していないなら、才色兼備なドライビングシューズを使ってみてはいかがでしょうか?
改めてチェック。ドライビングシューズをおすすめする3つの特徴
ドライビングシューズの概要は説明しましたが、ここで改めて特徴を細かく確認しておきましょう。3つの魅力が把握できれば、普段のコーディネートにドライビングシューズを取り入れたくなるはずです。
特徴1
大人のカジュアルスタイルに最適な面持ち
ドライビングシューズはドライブ用シューズのことを指しているため、アッパーのデザインはさまざま。ただし圧倒的な主流は、着脱がしやすいスリッポンタイプです。なかでもローファーやデッキシューズをベースにしたタイプが大半を占めていることから、大人なカジュアルスタイルにマッチするトラッドな品格を感じさせる面持ちになっています。
ポイント2
実用性が考え抜かれた機能的なディテール
アクセルやブレーキを踏む際に滑らないよう、ドライビングシューズは滑りにくいソールが採用されています。靴底をフラットにしつつ、ソールをかかと部分まで巻き上げることで、安定したペダルワークを実現。ヒールが傷みにくい作りにもつながっています。また、足が動かしやすいように反りやすい作りになっているのもポイント。これらはすべて、歩きやすさにも直結する意匠です。
ポイント3
ストレスを感じさせない快適な履き心地
スタンダードなドライビングシューズは、素足でも履けるようにスエードなどのソフトな素材が使用されていることがほとんど。最近では普段使いを想定してクッション性が高められているものも多く、長く履いてもストレスを感じさせない快適な着用感が味わえます。
軽快で洒脱。ドライビングシューズをおしゃれに履いたお手本コーデ
主流であるスリッポン型のドライビングシューズは、あらゆる大人のコーディネートにマッチ。それを証明してくれる三者三様の好サンプルをピックアップして解説します。大人っぽく履きこなす原則は、アウターやトップスをドライビングシューズの色と揃えること。統一感が生まれ、コーディネートがおしゃれにまとまります。
コーデ1
コインローファー仕様のドライビングシューズで上品な足元に
テーラードジャケットにアンクルパンツを合わせたきれいめなカジュアルスタイルがベース。ローファータイプのドライビングシューズを合わせることで、品位をキープしたまま動きやすいコーディネートへと昇華させています。一見シンプルですが、シューズのディテールとパンツのカラーで新鮮味をプラスしているのがポイント。
コーデ2
デッキシューズ型のドライビングシューズでこなれ感を演出
着用しているのは、デッキシューズタイプのドライビングシューズ。スエードの質感から温かみや上質感が漂っています。加工ジーンズを合わせることで、こなれたムードを加速。靴と同系色のシャツを合わせた統一感により、カジュアルな中にも大人っぽいセンスを主張することに成功しています。
コーデ3
ドライビングシューズのカラーパレットを足元のスパイスに
ネイビーのジャケットを加工ジーンズで着崩したコーディネート。全体をブルー系のカラーで揃えて清潔感や落ち着きを生み出し、ラフ過ぎない印象にまとめているのが大きなポイントです。ただし、足元はバイカラー仕様のドライビングシューズを選んでアクセントを加味。ホワイトがメインなのでクリーンな印象も感じさせます。
実はデザインは個性豊か。おすすめのドライビングシューズ、集めました
ドライビングシューズはデザインのバリエーションが豊富です。だからこそ個性や好みを反映することができますが、ここでは大人なコーディネートにマッチするおすすめ品をピックアップ。普段のコーディネートに合いそうなタイプを愛用してみましょう!
アイテム1
『トッズ』ゴンミーニ
ドライビングシューズを象徴する存在がイタリアのブランド『トッズ』。そして、ドライビングシューズをベースにしたアイコニックな定番が「ゴンミーニ」です。さまざまなタイプがありますが、これはデッキシューズに似た仕様。靴底とヒールに小さな突起が並び、優れたグリップ性能を実現しているのが大きな特徴です。定番素材といえるのは足当たりの良いスエード。ワントーンの色使いがシックなムードを放っています。
アイテム2
『リーガル』ドライビングシューズ 55BLAF
ドレスシューズで名高い日本のブランド『リーガル』もドライビングシューズをラインアップ。いくつか種類がありますが、これはスリッポンタイプです。高反発素材に低反発のスポンジを組み合わせたカップインソールを採用することで、ソフトな着用感と高いクッション性を両立。ジャケパンのようなビジネスシーンでもそのまま履けるようなシンプルで使いやすいデザインが特徴です。
アイテム3
『アラウンドザシューズ』ドライビングシューズ
こちらもデッキシューズタイプのドライビングシューズです。トレンド感だけでなく快適性も備えたシューズを提案しているブランドだけあって、履き心地の良い仕上がり。インソール全体にクッション性が備えられています。ソフトで発色の良いイタリアンスエードがこなれた気品を放っているのも魅力。
アイテム4
『コールハーン』ガニソン ドライバー
イタリアを代表作するドライビングシューズのブランドが『トッズ』なら、アメリカの代表といえるのが『コールハーン』。機能的なローファーなどが有名ですが、ドライビングシューズも「ドライバー」という名前で多数リリースしています。オーセンティックなデッキシューズ仕様で、品格を感じさせる出来栄え。着脱がしやすいので、ちょっとした外出時にも重宝しますよ。
アイテム5
『ヴァルニ』ドライビングローファー
シボ感のあるソフトなレザーを起用し、快適な足馴染みを実現しているコインローファー型のドライビングシューズ。デザインはスタンダードですが、革の表情からこなれ感やラギッド感が漂っています。手掛けたのはポルトガルのシューズブランドで、高品質でありながら低価格なプロダクトで定評があります。
アイテム6
『クラークス』ハミルトンフリー
アンクル丈のモカシンブーツ「ワラビー」が象徴的な『クラークス』ですが、得意のモカシンを駆使したドライビングシューズも逸品です。独自の衝撃吸収素材、オーソライトフォームをインソールに内蔵することで抜群のクッション性を確保。抗菌機能・防臭機能・通気性も備えています。シンプルなデザインゆえ幅広いコーディネートに対応可能。
アイテム7
『アルフレッド・バニスター』ベーシックドライビングシューズ
モード感のあるデザイン性と日本人に合う機能性を両立させたシューズを提案している『アルフレッド・バニスター』も、ドライビングシューズをリリースしています。本革を使って上質感たっぷりに仕上げつつ、ソフトで足当たりの良い作りに。溝が多く水はけの良いアウトソールで滑りにくさもしっかり追求されています。
アイテム8
『ヴィエントアメリカーノ』ドライビングシューズ
こちらを手掛けたのはスペインの名門ファクトリーブランド。輸入代理店として知られるGMTの横瀬秀明氏が設立し、1960~80年代に生まれたアメリカンスタイルの名作を現代的な解釈で再現しています。この1足はエスパドリーユの仕様を取り入れたドライビングシューズ。リラックス感、エレガントなムード、実用的な機能が見事に融合した仕上がりとなっています。アッパーの素材はスエードで、ベージュとネイビーをラインアップ。
アイテム9
『サムディフ』本革ドライビングシューズ
ビットモカシンタイプのドライビングシューズは、少し華のあるムードが魅力。この1足は、上質感たっぷりのレザーやロングノーズなフォルムでドレッシーに仕上げられています。美しい発色で華やかなイメージが高められているのもポイント。コーディネートのアクセントになるレッドに加え、クリーンな印象のホワイト、落ち着いたムードのブラック、ネイビーも展開されています。
アイテム10
『デデス』本革ドライビングスエードビットモカシン
こちらもビットモカシン仕様のドライビングシューズです。上質なスエードを使いつつ、シルエットにこだわってリュクスに仕上げているのが特徴的。ベースがシンプルなデザインだからこそ、多少色や柄で遊んでも大人っぽい印象にまとめることが可能ですよ。柄はカモフラージュとレオパードの2種類。カラーはグリーン、イエロー、レッド、オレンジ、ピンクの5種類からセレクトできます。
実はスニーカータイプも。ドライビングスニーカーだって良品揃い
ドライビングシューズの主流は革靴タイプですが、スニーカータイプのものも存在します。スニーカーはもともと動きやすい作りですが、防滑性などの機能が高めているのがポイント。コーディネートに組み込む際は、スニーカーと同じ感覚で履きこなせばOKです。個性の異なる3足をピックアップしたので、スニーカー好きはこちらから選んでみてください。
アイテム1
『マドラス』レザードライビングスニーカー
レザーシューズを得意とする『マドラス』の1足。スムースレザーとヌバックレザーのコンビネーションが印象的で、スニーカーとしては上品な面持ちに仕上がっています。ただし、サイドに入った赤&白のラインがスポーティなムードも主張。アウトドアや街中でも活躍するビブラム社のXS トレックを起用し、吸い付くようなグリップ性能をプラスしています。
アイテム2
『アウリーガ』ジャーマントレーナー ドライビングシューズ
次世代ドライビングシューズを標榜したアイテムでクラウドファンディングに成功し、2020年にスタートしたばかりのブランドが『アウリーガ(AULIGA)』です。このモデルはスニーカーの名作であるジャーマントレーナーをベースにしているので、コーディネートを選ばず使えるのがポイント。クルマのペダリングを快適にするソール形状、ペダルだけでなく路面にも対応するグリップ性、ランニングシューズ並みの軽量性やクッション性などを兼備しています。
アイテム3
『プーマ』メルセデス MAPF1 スピードキャット スニーカー
王道スポーツブランドの『プーマ』は、モータースポーツとしてのドライビングに最適なシューズを提案。フラットなソールでペダルの踏み込みがしやすいように設計されています。この印象的なカラーはF1チームの「メルセデスAMGペトロナスモータースポーツ」がモチーフ。他にも「スクーデリア フェラーリ」「BMW M モータースポーツ」「ポルシェ911ターボ」などをモチーフにしたドライビングシューズもリリースしています。
この記事の掲載アイテム一覧(全13商品)
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『トッズ』 ゴンミーニ
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『リーガル』 ドライビングシューズ 55BLAF
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『アラウンドザシューズ』 ドライビングシューズ
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『コールハーン』 ガニソン ドライバー
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『ヴァルニ』 ドライビングローファー
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『クラークス』 ハミルトンフリー
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『アルフレッド・バニスター』 ベーシックドライビングシューズ
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『ヴィエントアメリカーノ』 ドライビングシューズ
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『サムディフ』 本革ドライビングシューズ
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『デデス』 本革ドライビングスエードビットモカシン
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『マドラス』 レザードライビングスニーカー
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『アウリーガ』 ジャーマントレーナー ドライビングシューズ
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『プーマ』 メルセデス MAPF1 スピードキャット スニーカー
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