選び方やサイズ感はどうしたらいい? カーディガンにまつわる10のQ&A
幅広くコーディネートできるアイテムとして人気のカーディガンですが、どんなアイテムを選べばよいか、どう着こなせばよいかといった疑問も多数。Q&A方式で回答します!
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Q&Aで解消! カーディガンのお悩み10選
ひとえにカーディガンといっても多種多様。ラインアップが豊富なうえに、着回し力も高いため、コーディネートに悩むのは当然です。そこで、編集部に寄せられる疑問のなかでも特に質問が多い項目をピックアップ。回答を参考にして、カーディガンの着こなしを楽しんでください!
Q1:初めての一着としてカーディガンを選ぶならどんなデザインがいい?
A1:きれいめならハイゲージのVネック、カジュアル系ならローゲージのショールカラーを
汎用性が高く、コーディネートしやすい無地が基本。目が細かいハイゲージの生地感は上品で、きれいめなスタイルに持ってこいです。その場合、襟はシンプルなVネックが最適。目が粗いローゲージはラフなムードで、ショールカラーなら男っぽさも漂います。
素材とシルエットにこだわったハイゲージのカーディガンが上品なムードを振りまく
さらりとドライタッチの強撚糸で編み上げたハイゲージのカーディガン。計算し尽くされたシルエットも特徴的で、程良くタイトな仕上がりが品格を放ってくれます。スッキリしたVネックでオールマイティに活躍。
適度にボリューム感のあるミドルゲージのショールカラーニットが、こなれた印象を醸出
厚みのある印象の強いショールカラーカーディガンを春夏仕様に仕上げたアイテム。ミドルゲージのシンプルな表情にくわえ、コンパクトな襟元や長すぎない丈感がこなれたムードを放ちます。ショールカラーも加わり、リラックス感や男っぽさも豊か。
Q2:春らしい色合いのカーディガンが欲しいけど、おすすめは何色?
A2:定番カラーの中でも軽快感があるライトグレーやネイビーがおすすめ
ネイビー、黒、グレー、白、生成り、ボルドーといった色がカーディガンのスタンダード。その中で汎用性と春らしさを兼備しているのはグレーとネイビーです。両カラーとも明るさで印象が変わりますが、とりわけグレーは明るいほうが爽やか。当然、白も爽快です。
軽やかさと風合いを醸出するリネンライクなライトグレー
シンプルで着回しやすいVネックカーディガン。ソフトな生地感で着心地が良く、ライトグレーがマイルドな印象です。さらに、杢調の色合いで味わいがあり、こなれた表情も兼備。チープに見えることはありません。
品の良さと爽やかさが両立するネイビーのカーディガンが本命
上質な素材を用いたミニマルなカーディガンは万能なライトアウター。ネイビーは明るいトーンのほうが爽やかで春っぽいイメージですが、ダークトーンでも十分に爽快です。ホワイトを組み合わせることでさらに爽やか。
クリーンでノーブルなホワイトのカーディガンが最も新鮮!
ピュアなホワイトのカーディガンはかなり新鮮。旬色でもあり、今春トライしたいカラーの1つです。薄手だとインナーが透けてしまうので、やや厚手のしっかりした生地がおすすめです。
Q3:カーディガンの首の開き方で印象がどう変わるのかを知りたい
A3:スタンダードで上品なのはVネックで、トレンド感があるのはクルーネック
圧倒的な主流となっているのはVネック。ビジネスシーンでも用いられるデザインで、ベーシックかつエレガントな印象です。一方、クルーネックは旬な印象。ノーカラーアウターと同じ感覚で着こなせます。重ね着を意識するならこの2種類を使い分ければ十分です。
ベーシックなVネックのカーディガンは、オールマイティで上品な印象
正統派のVネックにくわえ、シンプルなデザインで幅広く着回せるカーディガン。オンからオフまであらゆるスタイルにマッチします。素材はコットンで、触感は良好。カラバリも豊富で1枚持っていると重宝します。
ノーカラー仕様のクルーネック型を羽織るだけで、今季的なイメージに
アウターやシャツはノーカラー仕様が旬。カーディガンもノーカラーが新鮮です。形で言うなら、今年は断然着流し型。ちなみに写真の1枚は、サラッとした素材感が楽しめるコットン×ポリエステルを採用した、初夏まで使える優れモノです。
Q4:カーディガンの下には何を合わせたらいいの?
A4:カーディガンのシルエットが生きる薄手のカットソー類がインナーの本命
伸縮性に優れるニット地などを用いたカーディガンは、タイトなシルエットが基本。その形状を台無しにしないため、薄手のインナーを合わせるのがベターです。カーディガンが薄手ではないとしても、インナーを薄地にすることでスッキリ見せることができます。
トレンドカラーの白いカットソーを合わせるのが今季の定番!
大人っぽいコーディネートに仕上げるためには、カーディガンをシンプルに着こなすことが大切。首周りなどのバランスに気を付けつつ、無地のカットソーを合わせればOKです。この春の旬色でもあるホワイトが鉄板。
爽やかなイメージが演出できるボーダー柄のカットソーも狙い目
白い無地のクルーネックが王道ですが、ほかの選択肢としてはボーダー柄もおすすめ。マリン調の爽やかさが付加できます。また、ボートネックが今季的。上品なカジュアルスタイルができあがります。
Q5:カーディガンに限らずニットを着ると太って見える心配が……
A5:ふっくらして見えない薄手を選びつつ、ジャスト~やや大きめのサイズをゆったり羽織る
生地感の問題になりますが、季節的なことを考慮すると薄手が望ましいでしょう。また、タイトなサイズではなく、やや大きめのサイズがベターです。羽織ものとして着こなせば、膨張して見える心配は防ぐことができます。
ややルーズなサイズ感で体のラインをぼかし、ダークカラーで引き締め効果も狙う!
スタイリッシュなカーディガンなら、やや大きめのサイズ感でも野暮ったく映りません。また、ダークトーンを選べば引き締め効果も狙えます。さらに、小物などのアクセントで視線を体型からそらす手も有効!!
Q6:シャツと合わせるとカチッとし過ぎて見える……。休日着に見せるポイントは?
A6:チェック柄のシャツを合わせることでカジュアル感が容易に演出できる
プレーンな無地のカーディガンと無地のシャツという組み合わせは、さっぱりとした印象ですがオン・ビジネスに見えることもあります。そのため、ここは柄シャツのカジュアルな印象に頼りましょう。インナーに柄シャツを合わせれば、よりカジュアルな印象が高まります。
デニムなどのパンツで着崩しつつ、シャツ自体もカジュアルなチェック柄などをセレクト
シャツ+カーディガンの着こなしでオフのムードを醸すには、カジュアルなパンツを合わせるのが最善策。シャツ自体もギンガムチェックシャツなどの柄物を選べば完璧です。比較的カジュアルなボタンダウンシャツもおすすめ。
Q7:Tシャツを合わせるときはどんなデザインを選ぶといい?
A7:スタンダードなクルーネックのTシャツを合わせ、シンプルにまとめるのが大人
奇をてらって柄ものをセレクトするよりは、シンプルなものをチョイスして。洗練された大人の雰囲気を醸し出せるはずです。
軽薄に見えがちなVネックのインナーは避け、クルーネックを選ぶと今季的な印象に
Tシャツは旬なクルーネックがイチ押し。定番でもあるので大人っぽくまとまります。またカーディガンの丈が短めの場合は、オーバーサイズやロング丈のTシャツを選び、カーディガンの裾からのぞかせるのも今季的です。
Q8:カーディガンの肩がけは今年もあり?
A8:こなれた印象が演出でき、カーディガンでの温度調整もできるので今季も活用すべき
シャツスタイルに肩がけしてしまうと、”いかにも”という印象を与えてしまうこともあるでしょう。しかし、カットソーなどの比較的カジュアルなスタイルであればこなれた印象を演出することができるのでおすすめです。
今季も基本系は、白いTシャツにネイビーのカーディガンを肩がけ
ホワイトのポケットTにベージュのパンツを合わせたシンプルなカジュアルスタイルですが、カーディガンを肩がけしたことで爽やかな大人っぽさが感じられます。寒くなったらカーディガンが羽織れて便利。
Q9:カラー別にカーディガンの着こなしが知りたい!
A9:ベーシックカラーと春らしいブライトカラーの着こなしテクをご紹介
カラバリが豊富に揃うカーディガンゆえに、何色を選べばいいのか迷う方も多いでしょう。ポイントは、着こなしたいイメージに合わせた色選び。ここでは定番色のブラック、ネイビー、グレー、ベージュ、ホワイトの5色に加え、鮮やかなブライトカラーのカーディガンを使った着こなしをご紹介。
カラー1
ブラック
フォーマルな場面でも使用されるブラックは、気品があり、洗練された印象をもっています。また、スレンダーに見せる着やせ効果あり。素材に高級感を演出し、着こなしに品を出すには欠かせないカラーです。モノトーンやオールブラックでまとめると、よりシックな印象を醸し、カジュアルなコーデに羽織れば、きれいめカジュアルに仕上がります。
ダークトーンを基本色とした着こなしは、シャツ、スニーカー、コートに明るい色みをちりばめることで、トータルバランスのとれたコーディネートに昇華。鮮やかなブルーシャツは、カーディガンのボタンをとめて面積を小さくするのがポイントです。
カラー2
ネイビー
誠実さや知的さをもちつつも、柔らかな印象をもつネイビー。あらゆるカラーと相性がよく、大人の着こなしに1番取り入れやすい色ではないでしょうか。季節や流行に左右されず、着る人を選ばない永遠のド定番色です。ホワイトを合わせれば清涼感ある着こなしに、落ち着いたトーンでまとめれば上品な着こなしに仕上がります。
ホワイト×グレーのライトなコーデは、ネイビーカラーで落ち着きを与えると◎。ボトムスのロールアップにより軽さが出ていますが、ショールカラーカーディガンで襟元に重みもプラスしています。上下に色だけでなく、ディテールのメリハリもついたグッドサンプル。
カラー3
グレー
黒と白の中間色で、どちらの印象ももち合わせるグレーは、控えめで品があり、取り入れやすいカラー。他色の鮮やかさを和らげる効果をもち、調和性の高さが魅力です。グレーの中でも明るさの違いによって印象はさまざま。濃淡の幅が広いグレーですが、カーディガンには、白寄りのライトグレーの色みがおすすめ。
色や柄を抑えたミニマムな着こなしですが、ライトグレーのカーディガンを取り入れると、クリーンすぎない、こなれた装いに。9分丈のボトムスをチョイスして、足首をチラ見せすることで、ぬけ感も出しています。腕時計や眼鏡などの小物でアクセントづけると◎。
カラー4
ベージュ
しっかりと色みのついたベージュですが、ナチュラルカラーなので、着こなしに多く取り入れても主張しすぎません。素材に柔らかさを感じさせ、温和で親しみやすいイメージ。クラシカルな雰囲気も醸しています。
モノトーンアイテムにベージュカーディガンをたすと、絶妙な柔らかさをもったコーデに仕上がります。カジュアルになりすぎないよう、レザー素材のクラッチバッグやドレスシューズでキリッと決めて。
カラー5
ホワイト
もっとも清潔感あふれるカラーといえば、ホワイト。爽やかでやさしい雰囲気を放ちます。真っ白なホワイトを取り入れにくい場合は、少し黄みがかったオフホワイトを選ぶと、肌馴染みがよく、柔らかい印象になりますよ。
カーディガン、インナー、ボトムスの順で、ホワイトからネイビーの割合を増やしたリズミカルな着こなし。カーディガンのボタンを留めて、ボーダーを分けて見せた点がおしゃれポイントに。ボトムスに深い色みをもってくると安定感がうまれます。
カラー6
ブライトカラー(ブルーやオレンジ、ピンクなど)
ブライトカラーは、ブルーやオレンジ、ピンクなど鮮やかな色みのこと。落ち着いた配色にまとまりがちな大人のスタイリングこそ、ポップなカラーを取り入れて個性を主張するのも良し。すこし取り入れるだけで、周りに明るい印象を与えてくれます。取り入れるコツは、シンプルにまとめること。見た目がごちゃっとしないよう、1色決めたら他アイテムの色や柄は控えましょう。
オレンジ系の鮮やかなカラーがアクセントになった春の装い。カーディガン以外をブルー系のアイテムでまとめて、オレンジを際立たせています。シャツやカーディガンのボタンを1つ2つはずし、こなれた雰囲気を演出して。
Q10:今春イチ押しのカーディガンの着こなしが知りたい!
A10:トレンドカラーのホワイトか、旬な素材のデニムを合わせるのがおすすめ
カーディガンはあくまでスタンダードなデザインを選び、合わせるアイテムで今季らしさをプラスするのが大前提。思い切り旬色のホワイトを効かせるか、注目されているヴィンテージ調のデニムを取り入れた着こなしなら新鮮に映ります。
インナーにくわえてパンツでもホワイトを取り入れた新鮮でクリーンな装い
白いTシャツをカーディガンのインナーとして用いるのは王道ですが、パンツもホワイトにすると一気に鮮度が高まります。スニーカーもホワイト系が適任。写真のようにワンポイントのあるものを選べば、爽快感を尊重しつつ適度にコーデを引き締めてくれます。
ヴィンテージ調のデニム・オン・デニムをカーディガンで格上げ!
カーディガンが上品なので、ほかのアイテムはカジュアルでも大人なバランスに整います。トレンド感を存分にアピールするなら、上下にデニム地のアイテムを用いたセットアップと組み合わせるのもおすすめです。
これも知っておきたい。毛玉の対処法
毛玉は気になる存在ですから、「すぐにつまんで排除したい」気持ちは当然のこと。しかし、ここで生地を傷めてしまっては、新たな毛玉の原因になったり、最悪の場合は記事が破れてしまうことだって考えられるのです。
きちんとケアすることで、毛玉が発生しづらくなります。その際に必要なのが毛玉取り。電動でも手動のでも毛玉をしっかりカットしてくれるはずです。また、ハサミできっちりカットするのも有効な方法です。
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