
ハイゲージカーディガンの選び方とメンズコーデ集
知的な印象を与えることができるカーディガンは春の定番ワードローブの中でも必須アイテムのひとつです。そんなカーディガンの選び方と着こなし方の参考例をご紹介!
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ニットといえど暑苦しさは皆無。通年愛用できるハイゲージカーディガンが欲しい
“ニット”と聞くと、ついつい「冬用のアイテム?」と思ってしまいがちですが、そんなことはありません。今回紹介するのは、細かく密に編まれた“ハイゲージ”のカーディガン。さらりと羽織れるそのさまは、暑苦しさとは無縁のもの。とくに日中と夜間で寒暖差の激しい春は、こんなアイテムをカバンに忍ばせておくと便利です。また着こなしの汎用性も高く、どんなアイテムとも相性がよいので1枚揃えておくと重宝することでしょう。
ローゲージとの違いは? ハイゲージカーディガンの選び方を完全レクチャー
ローゲージとハイゲージの違いを理解するためには、まず“ゲージ”が何かを知る必要があります。ゲージとは“編み目”をさす言葉。この編み目は数字で表記され、それが大きくなればなるほど編み目が細かくなり、小さくなればなるほど編み目が粗くなります。つまり、ざっくりと編まれた編み目が大きいものがローゲージで、密に編まれた編み目が細かいものがハイゲージというわけです。一般的なハイゲージとは12ゲージ以上のものをさします。
休日に着るハイゲージカーディガン選び。ポイントはサイズ感・カラー・素材
ハイゲージのカーディガンを選ぶ時のポイントは、“サイズ感”“色”“素材”です。まずサイズに関してですが、ピタピタになるものは避けましょう。タイトに着こなすと、フェミニンになりすぎてしまう恐れがあります。次のポイントとして押さえるべきは、色。購入前に“どう着たいか”を考えることが重要です。アクセントに使うなら原色系もアリですが、どんな着こなしにも使いたいなら着まわしやすいシックな色を選ぶのがベターでしょう。春夏というシーズンを考えると、素材はコットンがおすすめです。
アイテム選びに迷ったら、このブランドのハイゲージカーディガンが定番
ハイゲージのカーディガンは、さまざまなブランドからリリースされています。あまりにも豊富なラインアップから、どれを買ってよいのか迷うのは当然です。そこで今回、おすすめの定番ブランドを紹介します。
ブランド1
『ジョンスメドレー』
言わずと知れたイギリスを代表するニットブランド。古くから英国王室御用達として知られており、素材にはシーアイランドコットンというきめ細やかな肌触りを生む、最高級のものを使用。まさに1枚あれば憂いなしの一品です。
ブランド2
『フレッドペリー』
ポロシャツが有名な『フレッドペリー』ですが、カーディガンも負けていません。ポイントは胸元の月桂樹のマーク。シンプルな着こなしのアクセントに最適です。もちろん素材にも魅力があり、天竺を使用するなどのこだわりがあります。
ブランド3
『クルチアーニ』
同ブランド定番のカーディガンは素材もさることながら、その美しいシルエットが特徴。短く設定された着丈と狭く作られたリブ幅、そしてタイトなサイズ感は着用時の立ち姿を美しく見せてくれるのです。
ブランド4
『セントジェームス』
ボーダーTシャツが有名な同ブランドのカーディガンは、柔らかく伸縮性のあるコットンジャージー素材を使用した一品。浅めのVネックとリブのない袖が特徴的で、カットソー感覚で着こなせるので使い勝手が抜群でしょう。
ブランド5
『スティルバイハンド』
伸縮性とともに柔軟性を加味したコットンニットのカーディガン。バイカラーという仕様や、裾や袖リブに独特の編み地模様が施されている点など、デザインの魅力も充実しています。どんな季節でも着用できるのが、うれしい限りですね。
ブランド6
『ピジャマクロージング』
“パジャマのようにリラックスして着られる”との意味が込められているとおり、肌触りが抜群なニット。ベルギーの肌着工場で生産された一枚はSZ編みという特殊な製法で型崩れが少ないのが大きな特徴です。
ブランド7
『マルタンマルジェラ』
モード界の雄として長年君臨しているのがこの『マルタンマルジェラ』。シンプルながらも優雅な佇まいはさすがといったところでしょうか。四隅が留められただけのタグも象徴的で、わかる人にはわかる通なアイテムです。
ブランド8
『ビーミングライフストアバイビームス』
エクストラファインメリノウールと呼ばれる、高品質なウールをぜいたくに使用。また、程良く光沢感を備えているため、スタイリッシュな印象を与えるアイテムです。また程良く光沢感を備えているため、着心地がよくスタイリッシュな見た目に。
ブランド9
『ファクトタム』
シンプルなライトグレーベースの色みが春らしいカーディガンは『ファクトタム』のもの。アクリル混の素材で作られているため、春でも快適な着心地を提供してくれるでしょう。また、同ブランドらしく洗練された細身のサイズ感も魅力です。
ブランド10
『ロベルトコリーナ』
イタリア・ボローニャにて、ニット作りを続ける老舗ブランド。シルキーなタッチのメリノウールを使うことで、肌にやさしいタッチを実現しているのが特徴。また袖リブや裾部分に厚みを持たせることで、着用時のアクセントとして十分貢献してくれます。
ハイゲージカーディガンを取り入れた、カジュアルよりのコーデサンプル
さてここからは実際にハイゲージのカーディガンを取り入れた着こなしサンプルを見ていきましょう。このアイテムはカジュアルなものと合わせても、絶対的にきれいめに仕上がるのが強み。清潔感も出せるので、女子からの好印象も間違いないはずです!
コーデ1
カーディガンにVネックのカットソーでラフな装いに。ベージュの色みを選んだことも、その雰囲気を加速させる要因のひとつになっています。足元は革靴でシャープな印象に。
コーデ2
トップスをきれいめにまとめながらリブの付いたスウェットパンツでハズしたスタイリング。足元はスニーカーでよりスポーティにまとめているのがポイントです。
コーデ3
発色のよいカーディガンはそれだけでもカジュアル感が出せる一品です。さらにチェックシャツを挟むことでその効果は倍増。色を拾うことで統一感を出す点は、ぜひ参考に。
コーデ4
春先ならばこんな柄カーデにも注目したいところ。柄を取り入れる際は、ほかのアイテムを無地にするのがごちゃつかない秘けつです。また色みを抑えて大人らしくまとめたのもポイント。
コーデ5
より季節感を強く演出するなら、柄ショーツとの合わせもあり。着こなしのポイントは色みのバランス。上下で色のトーンを合わせることで、強い柄を取り入れやすくしています。
ハイゲージカーディガンを取り入れた、きれいめよりのコーデサンプル
きれいめなアイテムに合わせれば、その相乗効果で洗練された印象にまとまります。こんな着こなしならば、オフスタイルはもちろんオフィスカジュアルでも使えそう。より一層上品にまとめるなら、こんなスタイリングはいかがでしょうか?
コーデ1
定番のネイビーカーデを控えめなチェックシャツに重ねたコーディネート。色の明暗でメリハリを付けたことで着こなしに立体感が生まれています。細身でまとめたのもポイント。
コーデ2
同じく紺のカーディガンに白シャツをレイヤードした鉄板のスタイリングがこちら。パンツは落ち着いたグレーにし、革靴で締めることで大人っぽい表情を醸し出しています。
コーデ3
インナーにチェックシャツを用いながらも、カジュアルになりすぎないのはタイドアップとタックインを施しているから。さりげないテクニックでより品よく仕上げています。
コーデ4
色みのあるカーディガンはパンツやシューズできれいめに仕上げるのがカギ。ここはアンクル丈の上品なネイビーパンツにローファーを選ぶことでドレスアップを施しています。
コーデ5
トレンド力抜群なのが、このハイネックとの合わせ技。黒カーデの重さを払拭すべく、パンツに白を選んでいる点にも注目です。ただ、足元は黒でしっかり締めています。
この記事の掲載アイテム一覧(全9商品)
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『ジョンスメドレー』 Vネックカーディガン シーアイランドコットン
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『フレッドペリー』 カーディガン
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『クルチアーニ』 カーディガン
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『セントジェームス』 カーディガン
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『スティルバイハンド』 コットンニット カーディガン
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『ピジャマクロージング』 カーディガン
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『マルタンマルジェラ』 カーディガン
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『ビーミングライフストアバイビームス』 ハイゲージ カーディガン
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『ファクトタム』 カーディガン
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