
デニム・オン・デニムは難しくない! おしゃれコーデを作る簡単ハウツー
コーディネートにデニム・オン・デニムを取り入れたことはありますか? セットアップ感覚で使えて、簡単におしゃれな着こなしが完成するのでぜひ積極的に活用しましょう!
ここで改めて。デニム・オン・デニムとは?
デニム・オン・デニムとは、デニム生地のアイテム同士を重ねるコーディネート術のこと。トップスとボトムスをいずれもデニム生地で揃えたスタイリングを指すのが一般的です。具体的には、Gジャンにジーンズを合わせる着こなしが基本。しかし最近はそれ以外にも、ワークジャケットやシャツ、そしてイージーパンツといった他のデニムアイテムを使って、セットアップ感覚でコーディネートするデニム・オン・デニムも人気を高めています。ジャケットがベースのカジュアルセットアップを、さらにラフにしたのがデニム・オン・デニム、と捉えてもらうと活用法がイメージしやすいかもしれません。コーデを実践するのは想像するよりずっと簡単なので、気軽にチャレンジしてみましょう!
デニム・オン・デニムのコーデを試してみてほしい、3つのメリット
デニム・オン・デニムの魅力を3つピックアップしてご紹介。以下を読めば、大人こそ活用すべきコーディネートだとわかるはずです。 長所を把握しておくことで着こなしに取り入れやすくもなりますので、ぜひチェックを!
ポイント1
統一感が出てスタイリッシュにまとまりやすい
すでに説明した通り、デニム・オン・デニムはラフなセットアップという感覚で着こなすことが可能。簡単に統一感を演出することができ、コーディネートをスタイリッシュにまとめることができます。カジュアルだけどどこか大人っぽさも感じられる雰囲気作りに最適です。
ポイント2
デニムがベースゆえに合わせるアイテムを選ばない
ジーンズを筆頭とするデニムアイテムの特長は、合わせるアイテムを選ばずオールマイティに使える点。そんなデニムアイテムをトップスにもボトムスにも使うのがデニム・オン・デニムなので、汎用性が高いのは当然です。この写真のように、主張の強いアクセントカラーを効かせても、悪目立ちすることはありません。
ポイント3
色の濃淡の変化によって着こなしをアレンジできる
デニム・オン・デニムの王道はまったく同じデニム生地のアイテムで上下を揃えるコーディネート。ただし、色違いや加工違いのアイテムを合わせるのもデニム・オン・デニムの一種です。リジッドからアイスウォッシュまでさまざまなトーンがあるデニムだからこそ、生地感は統一しつつ濃淡で変化をつける上級編の着こなしも楽しめます。
デニム・オン・デニムを楽しむために。参考にしたい着こなしグッドサンプル
ここでは、デニム・オン・デニムを上手に取り入れたコーディネートの好例をご紹介します。4つのルールに分けて合計12のサンプルをピックアップしましたので、取り入れてみたいルール見つけてぜひ実践してみてください!
▼ルール1:「リジッド系デニム」を選んで落ち着かせるのが基本形
デニムの中でもっとも落ち着いた雰囲気を持つのがリジッド系。いわゆるノンウォッシュの生デニムか、それに近いワンウォッシュ程度のかなりダークなインディゴブルーです。どこかクリーンなムードが漂うため、上下をリジッド系デニムで揃えれば大人っぽくてシックな印象のコーディネートに仕上がります。
コーデ1
デニムの上下をメインにした王道的なスタイリング
ダークなデニムジャケットとジーンズをメインにした定番的なコーディネート。スニーカーではなくレザースリッポンを合わせることで、さらに落ち着いたムードを後押ししています。ベースボールキャップを合わせることでストリート感を加味しつつ、ボーダー柄のインナーをチラ見せして爽やかさもプラス。
コーデ2
ストリートな装いもリジットならば大人顔!
ルーズめのデニムセットアップにパーカー、そして足もとはスニーカーと、ストリート感溢れる着こなしで勝負。ただし、シックなリジットカラーのセットアップを駆使しているので、大人っぽさもきちんと担保されています。ギャップの効いた色使いでひとさじの遊び心を演出しているのもハイセンス!
コーデ3
ノーカラージャケットの新鮮味を生かしたシンプルコーデ
ダークなデニム製のセットアップがコーデの主軸。落ち着いたムードですが、ノーカラージャケット×ワイドテーパードパンツという組み合わせが今っぽい新鮮味を放っています。スウェットシャツとスニーカーで今どきなストリート感を上乗せ!
▼ルール2:「加工デニム」で軽やかな大人コーデを築くのが中級編
明るいトーンの加工デニムを使うと、軽妙なイメージのコーディネートを築くことができます。カジュアルな印象はやや強まりますが、合わせるアイテムをシンプルにすれば大人っぽくまとめるのも簡単です!
コーデ4
シンプルなアイテムを合わせて加工デニムの味感を強調
ヴィンテージ感溢れる加工デニムのGジャン&ジーンズがメイン。デニムアイテム自体に表情があるため、他のアイテムはシンプルにまとめて着こなしを大人っぽく昇華しています。王道的なコーディネートに見えますが、Gジャンから覗くインナーのバランスが絶妙でおしゃれ!
コーデ5
明るいトーンのデニムに映えるアクセントカラーで個性を加味
トーンが明るめの加工デニムをメインに据えた着こなしは、アクセントカラーが目立ちやすいというメリットもあります。このコーディネートでは、ビタミンカラーのTシャツを挿し色として活用。定番的なスタイリングに程良く個性をプラスしたお手本です。
コーデ6
トーンを揃えたコーディネートで爽やかさを打ち出した好例
加工デニムのライトなトーンに合わせたニュアンスカラーのスウェットパーカーをセット。軽快感や爽やかさの中に、ほんのりストリートのムードを感じさせるコーディネートに仕上げています。ノーカラージャケットをはじめ、ラフなアイテムばかりを選んでいますが、デザインがシンプルなので大人っぽくまとまっていますね。
▼ルール3:「白シャツ」を合わせてクリーンに見せるのも覚えておきたいテクニック
合わせるアイテムを選ばないデニム・オン・デニムスタイル。白いシャツをインナーに組み込んでクリーンなイメージを演出するのもおすすめです。味のあるデニムと清潔感溢れるシャツとの組み合わせが、お互いの魅力を引き立ててくれます。
コーデ7
加工デニム×ブロードシャツのコントラスが新鮮でおしゃれ
Gジャンにジーンズを合わせたオーセンティックなコーディネートですが、品のあるブロード生地のシャツを合わせることで大人なムードにアレンジ。ソックスも白で連携させることによって清潔感を一層高めています。
コーデ8
シャツとスニーカーの色使いをシンクロさせて清潔感を強調
リジッド系デニムを使ったカバーオールとデニムパンツのセットアップを使用。ストライプ柄のシャツを選びつつ、同じ色使いのスニーカーを合わせることでクリーンな雰囲気に仕上げています。
コーデ9
爽やかさが溢れるカラーリングのコーディネート
ワークジャケットとワイドパンツはどちらもデニム生地ですが、色のトーンを変えることで個性的にモディファイ。プレーンなシャツとスニーカーを合わせ、クリーンなニュアンスを加味しているのもポイントです。リラクシングなシルエットが今っぽさも醸成!
▼ルール4:「デニムシャツ」を合わせて上級者のセットアップスタイルに
デニム・オン・デニムの上半身をシャツにすると、アウター類より新鮮なイメージに仕上がります。ワークテイストが少し強まるので、それを払拭するようにまとめるのがポイント。おしゃれにまとめた実例をご紹介します!
コーデ10
リラックス感溢れる今っぽいデニム・オン・デニムスタイル
オーバーサイズのシャツとパンツを組み合わせたデニム・オン・デニムのコーディネートですが、シンプルにまとめることで大人なムードに。小ぶりなショルダーバッグでさりげなくシャツを固定し、ダラしなくなり過ぎないようにまとめているのが巧妙です。
コーデ11
タックインとジャストなサイズ感で大人っぽさを演出
デニムシャツだからこそ可能となる着こなしがタックイン。ベルトをウエストマークにすることで上下デニムの統一感はキープしながらさりげなく分断でき、初心者でもコーディネートしやすいという利点もあります。このお手本は、白いインナー、袖まくり、素足が覗くサンダルで軽快感もプラス。
コーデ12
シャツ使いのデニム・オン・デニムをインナーとして活用
シャツはインナーとしても使えるので、シャツを使ったデニム・オン・デニムスタイルにはアウター類を重ねることも可能です。このコーデ例では、ツイードジャケットを重ねることでクラシックなムードを演出。適度にスリムなシルエットであくまでスタイリッシュにまとめたバランスがお見事です。
セット買い推奨! そのままデニム・オン・デニムに使えるおすすめ12組
セットで使えるデニムアイテムを持っておけば、デニム・オン・デニムスタイルを作るのはいとも簡単。Gジャン&ジーンズをはじめ、さまざまなタイプのデニム製アイテムをセレクトしたので、デニム三昧のコーディネートに活用してください! なお、以下でご紹介するトップスとボトムスはいずれも別売りです。
セット1
『アドポーション』12.5オンス ビッグシルエットデニムジャケット&ワイドテーパードデニムパンツ
1年を通して使いやすい、12.5オンスの中厚デニムで仕立てたセットアップ。上下どちらも今季らしいゆとりあるシルエットに設定されており、今っぽいリラクシングな雰囲気を堪能できます。ヴィンテージモデルを思わせる、クラシカルなデザインもそそるポイント。なお、生地はワンウォッシュ仕上げで最初から柔らかな風合いです。
セット2
『エドウィン』デニム ジャケット&スリムテーパードデニム
『エドウィン』コンセプトショップの定番デニムシリーズ、14.6オンスのセルビッチデニムを使用。自然なムラと膨らみのあるヴィンテージライクな風合いが魅力です。Gジャンは着丈短めのボックスシルエット。ジーンズは、こちらでピックアップしたスリムテーパードとレギュラーストレートから選べます。Gジャンの前立てとジーンズのセルビッチには、同ブランドのアイコンであるレインボーセルビッチを採用。
セット3
『ナノ・ユニバース』LB.02/ヘンプデニムジャケット&チノ型パンツ
Gジャンは余計なディテールを省いたベーシックなデザインが印象的。一方のデニムパンツは、軍モノのチノパンがイメージソースとなっておりほんのりと武骨な雰囲気が漂います。ヘンプ×オーガニックコットンのサステナブルなデニム生地を用いて、環境に配慮しているのもこのセットアップの特徴。
セット4
『マインデニム』CF-GJKT USD&スタンダードストレート5ポケットUSD
ガシッとしたヘビーオンスのセルビッチデニムで仕立てており、男らしいムード感の演出にはうってつけ! ハードめのヴィンテージウォッシュによる薄青カラーも、タフな雰囲気を後押しします。オリジナルの鉄製タックボタン&銅製リベットなど細部への注力っぷりもお見事で、まさしくこだわり派に刺さる逸品といえるでしょう。
セット5
『アダム エ ロペ』コットンUSAビックシルエット デニムジャケット&デニム 3タック ワイド スラックス
労働環境と自然環境の両方に配慮して生産される、エシカルなコットンUSA素材を使用した人気シリーズ。カバロスという特殊加工によって、デニムのナチュラルな風合いはそのままに抗菌防臭性を持たせているのも魅力のひとつです。フォルムは上下とも適度なオーバーシルエットで、抜け感たっぷりなセットアップスタイルが叶います。
セット6
『リー』×『ザ ショップ ティーケー』別注 ビッグシルエットGジャン&パンツ
柔らかなサンドベージュの色味とウールのような風合いを持つデニムセットアップにつき、ニットやシャツのような上品なインナーとも相性良好! 大人顔なカジュアルスタイルを狙う人におすすめです。Gジャンは脇に設けられた10号ファスナーがさりげないアクセント。対するデニムパンツはスラックス風のトレンド感あるデザインが見どころとなっています。
セット7
『サイラス』デニムシャツジャケット&タックシェフパンツ
厚すぎず・薄すぎずなバランスの良い12.8オンスデニムで仕立てたシリーズ。カラーは爽快感あるライトブルーで、重々しさはまったく感じさせません。シャツジャケットは胸もとに加えて両脇にはシームポケットも配置されており、収納力抜群。シェフパンツがモチーフのボトムスはウエストゴム仕様で、ストレスフリーな着用感です。
セット8
『シップス』ワンサイズフィット ビッグシルエット 7オンス デニム シャツ&パンツ
薄手の生地を用いてリラックス感たっぷりに仕上げられているのが特徴的。実はワンサイズのみの展開で、ワイドなシルエットだからこそ誰とでもシェアできるアイテムです。そのフォルムとシンプルなデザインを生かし、大人のストリート調を意識して着こなすのがおすすめ。リラックスできる着心地のワンマイルウェアとして着回しても便利です。
セット9
『ミスターオリーブ』8oz ライトヴィンテージ デニム / ユーティリティーデニムジャケット&カーゴパンツ
クリーンな装いが手に入るホワイトデニムもおすすめです。『ミスターオリーブ』が手掛けたセットアップは、8オンスのライトな肉感で春夏にちょうど良い仕上がり。生地のきれいめな表情もポイントで、デニムながら上品に着られます。さらに注目すべきはボトムス。2ポケットのカーゴパンツゆえに、鮮度の高いセットアップスタイルが叶います。
セット10
『ラトルトラップ』着脱ライナー付きワークデニムブルゾン&スケールポケットストレッチデニムパンツ
古き良きワークウェアを彷彿とさせるルックスが大人好み。コーデュロイ襟のジャケットは中に脱着式キルトライナーが付属しており、シーズンに応じてアレンジできます。ボトムスはウエストにドローコードが付き、ベルトレスで着用可。さらに、ヒップには収納性に長けた大型フラップポケットが配置されています。
セット11
『パブリックトウキョウ』エバークリースデニムオーバーブルゾン&タックスラックス
独特の光沢感と極限までシンプルに仕上げたモダンなデザインで、デニムセットアップながらも土臭さとは無縁。きれいめに着こなしたい人にぜひおすすめしたいアイテムです。ブルゾンは今っぽく着られるオーバーサイズ。ボトムスはセンタープレスが入っているためカジュアルになりすぎません。
セット12
『ラングラー』×『エフシーイー』別注 127MWデニムシャツ&77MWZブーツカットジーンズ
『ラングラー』を象徴するブロークンデニムをボディに使いつつ、『エフシーイー』が独自のテイストを加えたコラボモデル。シャツは胸もとに配されたビッグポケットが最大の見どころで、それ1枚で着てもインパクト満点です。対するブーツカットデニムは、裾のフリンジや背面のDカンなど細部のディテールで個性を主張。周囲と差のつくセットアップスタイルに仕上がること確実です!
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デニムジャケット・Gジャンの人気コーデランキング
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ジーンズの人気コーデランキング
この記事の掲載アイテム一覧(全12商品)
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『アドポーション』 12.5オンス ビッグシルエットデニムジャケット&ワイドテーパードデニムパンツ
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『エドウィン』 デニム ジャケット&スリムテーパードデニム
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『ナノ・ユニバース』 LB.02/ヘンプデニムジャケット&チノ型パンツ
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『マインデニム』 CF-GJKT USD&スタンダードストレート5ポケットUSD
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『アダム エ ロペ』 コットンUSAビックシルエット デニムジャケット&デニム 3タック ワイド スラックス
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『リー』×『ザ ショップ ティーケー』 別注 ビッグシルエットGジャン&パンツ
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『サイラス』 デニムシャツジャケット&タックシェフパンツ
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『シップス』 ワンサイズフィット ビッグシルエット 7オンス デニム シャツ&パンツ
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『ミスターオリーブ』 8oz ライトヴィンテージ デニム / ユーティリティーデニムジャケット&カーゴパンツ
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『ラトルトラップ』 着脱ライナー付きワークデニムブルゾン&スケールポケットストレッチデニムパンツ
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『パブリックトウキョウ』 エバークリースデニムオーバーブルゾン&タックスラックス
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『ラングラー』×『エフシーイー』 別注 127MWデニムシャツ&77MWZブーツカットジーンズ
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