
クールビズに最適なポロシャツの選び方と着こなしQ&A
サマーシーズンのクールビズを、おしゃれかつ快適にするアイテムとして活躍するポロシャツ。その選び方から着こなし方までを今一度おさらいしておきましょう。
クールビズに最適なポロシャツを選ぶ4つのポイント
クールビズでポロシャツを着用する人が増えていますが、どんなデザインがビジネスシーンに適しているのかご存じですか? あくまでも仕事着なので、カジュアルなポロシャツとは選ぶポイントが異なります。
ポイント1
きちんと感を演出できる台襟付きであることがマスト
ビジネス向きのポロシャツか否かを見極める際、一番のポイントとなるのが台襟です。台襟とは襟の土台となる帯状のパーツのことで、襟を美しく立体的に立たせるためには必須のディテールなんです。そのため、台襟付きならプルオーバータイプのポロシャツでもきちんと感を演出することが可能となります。一方、この台襟がないモノはスポーティでラフな印象に仕上がるので、ビジネスシーンでは避けたほうが無難。
ポイント2
ビジネスシャツ同様、色柄はベーシックなものを
ポロシャツの色は、ベーシックな白やサックスブルー、ネイビー、ブラックなどが好ましく、柄は無地もしくはストライプを選ぶのが定石。主張控えめなワンポイント装飾くらいならあっても構いませんが、過度な装飾があるモノは避けましょう。
ポイント3
タックインがスマートにキマるジャストサイズが鉄則
カジュアルではオーバーサイズがトレンドですが、クールビズではジャストサイズを選びましょう。台襟付きのきちんと感を生かすなら、タックインをしてすっきり着こなすのが正解です。また、裾をタックアウトしてもジャストサイズならカジュアルになりすぎることはありません。
ポイント4
コットンの鹿の子素材や涼感をもたらす機能素材でより快適に
気温も湿度も高い夏を快適に過ごすなら、素材にもこだわりたいところ。ポロシャツの代名詞であるコットン製の鹿の子はもちろん、最近はクールマックスなどの機能素材を使用したものも多く展開されています。清涼感のある着心地を手に入れられるので、それらを賢く取り入れましょう。
きちんと感と快適さの両得。クールビズにおすすめしたいポロシャツ9選
前述したポイントを踏まえて、おすすめしたいポロシャツを厳選。きちんと感と快適さを両立させたアイテムはクールビズに活躍必至です。
ブランド1
『ラコステ』
ポロシャツの生みの親といえば、ご存じ『ラコステ』。ビジネス対応のモデルも多くラインアップしています。こちらも、台襟付きのボタンダウンタイプでクールビズに最適の1枚です。ハイゲージの鹿の子を使用しているのでツルッとなめらかな肌触りが楽しめ、快適な着心地ながらもどこか高級感が漂います。ボディと同色のワニマークで主張控えめなのも◎。
ブランド2
『ブルックスブラザーズ』
上質なスーピマコットンを使用したポロシャツは、上品な光沢感があり、さらにはなめらかな肌触りも楽しめる1着。左の裾にはボディと同色のゴールデンフリースのマーク入り。悪目立ちすることなく、さりげなく存在感をアピールします。
ブランド3
『ソブリン』
クールビズ向けでは前立てボタンが3つ以上のポロシャツが多いですが、こちらはカジュアルなポロシャツに見られる2つボタン仕様。それでいてラフに見えないのは、ワイドカラー仕様と、ボディと共地になった襟のおかげ。コットンポリエステルを採用しているため、夏でも快適な着心地が得られるのも高ポイントです。
ブランド4
『マッキントッシュ フィロソフィー』
ビジネスマンが出張を快適に過ごすためのアイテムを展開する「トロッター」シリーズより、クールビズに最適なドレスポロをセレクト。台襟付きで襟先のロールに立体感があり、首周りをシャープに演出してくれます。素材には吸水速乾性に優れた鹿の子を使用。さらにはイージーケア性も備えているため、洗濯後にシワになりにくいという点も忙しい大人にはうれしいかぎりです。
ブランド5
『シップス』
イタリア・アルビニグループの紡績会社であるアイコットーニ社の糸を日本で先染めして編み立てた鹿の子を使用。非常に柔らかな肌触りを楽しむことができ、さらには光沢感も持ち合わせているので上品な雰囲気も演出します。襟型はカッタウェイで台襟付きなので、ジャケットとの合わせも好バランス。
ブランド6
『ビームスライト』
同ブランドがオリジナルで編み立てたシャリ感のあるカノコ地を使用した本作は、ドライな質感で汗ばむ季節にうってつけです。ジャストなサイジングですっきり着られる点もクールビズに最適。カラバリは全5色。白やネイビーが定番ですが、モダンな雰囲気を放つブラウンもおすすめです。
ブランド7
『アーバンリサーチ ドアーズ』
『アーバンリサーチ ドアーズ』のプライベートレーベル「ライフスタイルテイラー」のオリジナル。吸水速乾機能を持つ「セオアルファ」糸を使用することで、涼しくソフトな着心地を実現しています。カジュアルすぎないドレッシーな表情ゆえに、スラックスとの相性も抜群。こなれたカーキがクールビズスタイルをおしゃれに演出してくれます。
ブランド8
『グリーンレーベル リラクシング』
コットン×ポリエステルの鹿の子素材を採用した1枚は、吸水速乾機能に優れているため快適な着心地を提供してくれます。台襟付きのボタンダウンタイプはきちんと感があり、ジャケットを羽織ってもきれいに着こなせます。爽やかなライトブルーなら見た目にも涼しげで好印象を獲得できますよ。
ブランド9
『バナナリパブリック』
『バナナリパブリック』で人気のパフォーマンスピケニット素材を使った台襟付きポロシャツ。優れた吸湿発散性と抗菌・抗臭作用により、1日中着ていても爽やかで快適な着心地をキープしてくれます。
クールビズではどう着るのが正解? ポロシャツの着こなしQ&A
最近はビジネススタイルの自由度が高まっている影響で、「ポロシャツをどこまでカジュアルに着こなしていいかわからない」という人も多いはず。そこでクールビズでポロシャツを着こなすうえでの疑問にお答えします。
Q&A1
ポロシャツの裾はタックインすべき? タックアウトしてもOK?
シチュエーションやドレスコードが許すなら、ポロシャツの裾は出してもOK。ただ、それによってだらしなく見えては本末転倒。あくまでも仕事着なので、適度なきちんと感は必要です。筆者はポロシャツの裾はタックインを推奨。取引先などにも好印象を与えられるはず。
Q&A2
ポロシャツにジャケットを羽織るのはアリ?
クールビズでおすすめするポロシャツはビジネスシャツ同様に台襟付きなので、ジャケットとも難なくマッチします。襟はカッタウェイ(ホリゾンタル)カラーやボタンダウンカラーだと、襟元が立体的に仕上がってジャケットとも好相性。ちなみに台襟付きならタイドアップにも対応します。
Q&A3
ポロシャツと相性の良いパンツは?
ポロシャツに合わせるパンツでまずおすすめしたいのがチノパン。ポロシャツにチノパンはカジュアルすぎるのでは? と思うかもしれませんが、クリース入りの1本をチョイスすればきちんと感も演出できます。定番ボトムスゆえにさまざまな色が展開されていますが、濃色とも淡色とも相性の良いベージュが万能です。
台襟付きとはいえ、ビジネスシャツに比べるとポロシャツはカジュアルなイメージがありますよね。しかしスラックスと合わせればカジュアルさが中和され、きちんと感をプラスできます。色は普段のビジネススタイルに準じて、グレー系やネイビーがベター。
Q&A4
足元はスニーカーだとカジュアルすぎる?
オールレザー製ならビジネスにもスニーカーはアリですが、ポロシャツスタイルにおいてはカジュアルになりすぎることも。とはいえ、紐付きの革靴では見た目が暑苦しい……。というわけで、ここではローファーなどのスリップオンシューズを推奨します。上品さと軽快さを両得できるので、クールビズとの相性も抜群です。
この記事の掲載アイテム一覧(全9商品)
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『ラコステ』 プルオーバーボタンダウンポロ
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『ブルックスブラザーズ』 スーピマコットンピケ ソリッド ポロシャツ
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『ソブリン』 カノコ ポロシャツ
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『マッキントッシュ フィロソフィー』 トロッター BDポロシャツ メランジカノコ
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『シップス』 32ゲージ カノコ無地 ポロシャツ
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『ビームスライト』 トゥルーコットン カノコ ポロシャツ
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『アーバンリサーチ ドアーズ』 ライフスタイルテイラー ボタンダウン半袖プルオーバー
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『グリーンレーベル リラクシング』 バーズアイ ボタンダウン ポロシャツ
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『バナナリパブリック』 ポロシャツ
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