
ヘインズのパックTシャツ6選。素材とサイズの違いを徹底解説
変わらぬ汎用性とコスパの高さから長年の愛用者も多いであろう『ヘインズ』のパックT。日常に寄り添う定番アイテムの、知っておきたいバリエーションを網羅します。
Tシャツの定番、『ヘインズ』のパックTシャツ
1901年にアメリカで誕生して以来、ブレることなく“コンフォート”をコンセプトに掲げて製品作りを行い、世界中で愛され続けている『ヘインズ』。もともとはアンダーウェアでしかなかったTシャツを、ファッションアイテムとして押し上げた立て役者としても知られていますね。そんなブランドを象徴するプロダクツとして君臨するのが、パックTシャツ。同アイテムは春夏に限らず、カジュアルシーンにおいてなくてはならない存在となっています。
“衣類をパッケージする”という、当時としては非常に珍しい手法で1947年に発表された『ヘインズ』のパックTシャツ。複数枚を手頃な価格で購入できるなど合理的で、なおかつ品質も良いことから瞬く間に米国内で広まっていきました。以降少しずつバリエーションを拡大しながら、今ではTシャツの定番として不動の地位を確立しています。
シャツやアウターのインナーとしてのみならず、単独でトップスとしても活用できる絶妙な肉感&シルエットが『ヘインズ』のパックTシャツの魅力。ライフスタイルにおける多彩なシチュエーションで活躍してくれる名品なのです。
『ヘインズ』のパックTのシリーズを紹介
現在では実に多種多様なバリエーションで展開されているパックTシャツ。かなり種類が多いがゆえに、一つひとつの違いがよくわからないという人も多いはず。ということで、ここではとくに人気の高い代表的なシリーズをいくつか紹介していきます。アイテムによって違った特徴があるので、自身のスタイルに合わせてチョイスしましょう。
アイテム1
もっとも定番なのが「赤ラベル」!
『ヘインズ』のパックTシャツで最も知られているのがこちらの赤ラベル。1947年に発売されたオリジナルのパックTシャツの雰囲気を忠実に受け継いでいます。コットン100%の天竺ボディは柔らかな肌触りで、快適な着心地を提供。素肌で触れれば、そのソフトさがよくわかるはずです。ワードローブの拡充にうれしい、3枚入り。
アイテム2
「青ラベル」はサラッとドライな肌触り
赤ラベルがコットン100%素材なのに対して、この青ラベルはコットン75%×ポリエステル25%のMIX素材に。化学繊維を織り込んでいるため、ドライなタッチで速乾性に秀でています。コットン100%のモノに比べて襟やボディがしっかりしており、型崩れしにくいのもポイント! こちらも3枚入り。
アイテム3
上質な素材を駆使した「ゴールドラベル」
ゴールドラベルのTシャツは厳選されたプレミアムコットン100%で仕立てられており、1枚でも品良く装える上質な雰囲気を漂わせています。加えて、太さの異なる2種類の糸で編み立てているのも特徴的で、生地には独特な凹凸感が。この凹凸は、肌に触れる面積を抑えて汗による不快なべたつきを防ぐ効果も。3枚入り。
アイテム4
日本人の体型に合わせた「ジャパンフィット」
良き時代のアメリカを感じさせるシルエットも捨てがたいですが、日本人好みのスリムなシェイプに昇華された2枚入りのジャパンフィットモデルもハズせない定番。ガーメントウォッシュ(製品洗い)加工が施されているため、はじめから洗濯による縮みを気にすることなくサイズを選べます。甘撚りの柔らかな綿糸で編み上げているため、肌触りも最高! 2019年のリリースモデルからは厚みが5.3オンスとなり、より透けにくくなりました。現代的なミニマルデザインのパッケージも好印象です。
アイテム5
ガシッと肉厚な「ビーフィー」はヘビロテも余裕
ビーフィーはヘビーウェイトコットンを使った、少々のことではヘタらない質実剛健な作りが持ち味。夏はTシャツ1枚が自分のスタイル、という人にはマストハブの逸品です。肉厚でありながらも風合いは非常にソフトで、洗うほど肌になじんでいきます。アメリカンクラシックなボックスシルエットも魅力のひとつ。2枚入り。
アイテム6
最高の白Tを追求した「Tシャツシロ」
『ヘインズ』が最高の白Tを追求した1枚。生地や色合い、着心地をはじめ、さまざまな要素を徹底的にこだわり抜いた、2023年3月発売の白1色展開とする新パックTシャツです。ブランド独自製法で生みだされた、こだわりの“白”を実現。また生地は、2本の糸をより合わせた双糸で編立てることにより、しっかりとした厚みと柔らかさを兼ね備えています。ソフトな肌触りと100%コットンならではの風合いもポイントです。
それぞれのサイズ感の違いも併せてチェック
『ヘインズ』のパックTシャツは、シリーズによってシルエットが変わってくるので注意が必要。それぞれの違いをきちんと把握したうえで購入するのが正解です。シリーズ別にシルエット差を見ていきまましょう。
着こなし1
カラーラベル(赤・青・ゴールド)シリーズを着用
素材こそ違いがありますが、3種のカラーラベルシリーズはすべて同一のシルエット。程良くゆとりのある身幅と、最も長めに設定された着丈が特徴です。そのため、リラックス感あるコーディネートに合わせやすくなっています。
着こなし2
ジャパンフィットシリーズを着用
日本人向けにブラッシュアップされたアイテムということもあり、今回のシリーズ中で最も細身のフォルム。それに合わせて、着丈&袖丈もやや短めの設定となっています。ベルトが隠れるか隠れないかの絶妙な丈感のため、肌寒い日のインナーとしても最適です。
ちなみに、カラーラベルTとジャパンフィットモデルを平置きで比較するとここまでカタチに差があります。着こなした際の印象がかなり変わるので、頭に入れておきましょう。
着こなし3
ビーフィーシリーズを着用
赤ラベルをはじめとしたカラーラベルシリーズよりも、身幅&肩幅にさらなる余裕を持たせたビーフィー。男らしいスタイリングにはもってこいの1枚です。着丈はジャストなので、野暮ったく見えてしまう恐れはありません。生地にコシがある分袖やウエスト回りのたわみがなく、パリッとしたシルエットが楽しめます。
着こなし4
tシャツシロシリーズを着用
身幅と袖幅にゆとりのあるアメリカンスタイルのシルエットや脇に縫い目の無い丸胴仕様が特徴。ジーンズとの相性は抜群です。身幅はカラーラベルより少し長め。襟は『ヘインズ』のアーカイブをベースにアップデートした特徴的なラウンド形状で首周りやフェイスラインをきれいに見せてくれます。
最後に。白Tシャツの洗い方のコツ
シンプルで着回しが効く半面、黄ばみなど汚れが目立ちやすいのが白Tシャツの難点。パックTシャツはひと夏の消耗品と考える方も多いようですが、長く付き合っていくなら正しい手法で洗うことが重要です。お手軽なテクニックが、洗濯機に入れる前の「つけ置き」。40度程度のお湯(3L)に粉末洗剤(15g)を入れて、Tシャツを20分程度つけ置きましょう。このひと手間を加えることで、皮脂などの汚れを効果的に落とせますよ。
この記事の掲載アイテム一覧(全6商品)
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『ヘインズ』 赤ラベルクルーネックTシャツ3枚組
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『ヘインズ』 青ラベルクルーネックTシャツ3枚組
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『ヘインズ』 ゴールドラベルクルーネックTシャツ3枚組
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『ヘインズ』 ジャパンフィットクルーネック2枚組
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『ヘインズ』 ビーフィークルーネック2枚組
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『ヘインズ』 Tシャツシロ
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