ローテクスニーカーから選ぶ、今のコーデにハマる名作

ローテクスニーカーから選ぶ、今のコーデにハマる名作

スニーカー人気の中、とくに重宝されているのがローテクスニーカー。多くのモデルが存在しますが、今季おすすめのモデルと、はきこなした実例をできるかぎり紹介します!

平 格彦

2016.05.04

スニーカー
ローテクスニーカー

ローテクスニーカーってこういうこと

1990年代に台頭したハイテクスニーカーの反対語として浸透したのが “ローテクスニーカー”。先端技術や独創的機能は搭載していないものの、シンプルな面持ちで各ブランドを支えるロングセラーとなっています。ちなみに写真のスタンスミスは、テニスシューズとして誕生した『アディダス』が誇るローテクモデル。今シーズンも人気は継続中です。

改めて考える、ローテクスニーカーの魅力

スニーカー人気を追い風に、注目度が高まっているローテクスニーカー。その魅力を再検証してみましょう。書ききれないほどの魅力を備えていますが、主な3つの魅力を紹介!

魅力1シンプルなデザインなのでどんな着こなしにも使える

ローテクだからこそデザインはシンプル。それゆえに、ロングセラーの一足で、着回しやすさも抜群です。容易にはきこなせるので、トレンドのアイテムを合わせれば新鮮に仕上げられます。たとえば今季なら、旬なデニムに合わせるのがおすすめです。

魅力21モデルでバリエーション豊富なので、さり気なく差がつけられる

名作のローテクスニーカーは、従来のモデルのアレンジ版も多様。色や素材、仕様のバリエーションが豊富で、同じモデルでもちょっと違うという差を楽しむことができます。たとえば写真の一足は、後ほど登場する『アディダス』のスーパースターを白のワントーンにアレンジしたタイプ。

魅力3スパイスカラーを選んでも大人なコーディネートに馴染む

シンプルでレトロなデザインのローテクスニーカーなので、カラーで遊んでも子供っぽく見えたりラフになりすぎたりする危険性は低いです。定番なデザインだからこそ、カラバリも豊富で、差し色となる色もラインアップ。着こなしのスパイスになる色を選ぶのも1つの手です。

今シーズンの狙い目モデルと旬コーデ

多くのブランドからたくさんのローテクスニーカーが登場しているからこそ、どのモデルを選ぶかが悩みどころ。比較的シンプルなデザインはどれも選んでも正解ですが、今シーズンは3つのモデルに注目。それぞれのコーディネート例を紹介します!

モデル1『アディダス』スーパースター

スーパースターは、スタンスミスと双璧をなす『アディダス』の名作。元々はバスケットボールシューズとして作られたものですが、今ではストリートやファッション業界でも君臨しています。スリーストライプスが特徴的で、着こなしのアクセントとしてうってつけ。

着こなし1

スーパースターの配色をそのまま着こなし全体に使用。ブラックを軸にすることで、落ち着きのあるカジュアルスタイルに仕上げつつ、白いスニーカーをクリーンなポイントに。

着こなし2

足元のスリーストライプスを意識して、ニュアンスの近いボーダー柄のカットソーをセレクト。ダークトーンの無地のアイテムを合わせることで、さり気なく大人っぽく仕上げています。

着こなし3

インパクトのある旬なストライプ柄のシャツを着用。スーパースターのスリーストライプスとシンクロし、相乗的に存在感が高まっています。スリムなパンツでスマートな印象に。

モデル2『ナイキ』インターナショナリスト

ランニングシューズがベースとなっているアイコニックなモデル。スウッシュが強調されたカラーパレットのタイプもありますが、汎用性の高さで言えばアッパーがワントーンで統一されたタイプを選ぶべきです。この一足は、スエードとレザーのコンビ使いも特徴的。

着こなし1

ホワイトのスウェットシャツに、ダークでスリムなデニムを合わせた落ち着きのあるアメカジスタイル。シックなインターナショナリストを選んで、足元まで大人の仕様に。

着こなし2

デニムシャツとアーミーパンツのセットで男っぽいムードを醸出。全身を細身のシルエットにしつつ、インナー&スニーカーをライトグレーで統一してスタイリッシュな印象に。

着こなし3

ホワイトのアウターに、かなり明るい薄色デニムを組み合わせ、今春らしさをアピール。レトロなスニーカーが、爽やかなイメージを壊さずスポーティな印象を加味しています。

モデル3『コンバース』オールスター ハイ

1917年にバスケットボールシューズとして登場して以来、ほとんど変わらず今に続いているロングセラー。当時のスタープレイヤーであるチャック・テイラー氏の助言を生かしたデザインとなっています。元々はキャンバス地ですが、レザー素材のタイプも人気。

着こなし1

カーディガン、シャツ、チノパンを組み合わせたスタンダードな着こなし。靴は何でも似合いますが、白いオールスターにすることで、こなれ感や軽快感が加わっています。

着こなし2

スウェットシャツとウールパンツをブラックで統一しつつ、適度にホワイトを差して軽やかさも演出。スニーカーも、黒+白のバランスでシンクロさせてクールにまとめています。

着こなし3

真っ赤な一足を差し色として活用。シンプルなローテクスニーカーだからこそ、派手な色でもどこか落ち着いて見えます。ウェア類はモノトーンで揃え、赤いオールスターを強調。

出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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