
デッキシューズ完全ガイド。大人向けおすすめブランドとコーデ集
春夏の軽装にマッチするデッキシューズについてご紹介。足元から“らしさ”を演出できる万能靴の特徴やおすすめブランド、メンズコーデを整理して解説します。
デッキシューズとは
デッキシューズとは、ヨットやボートのデッキの上で履くのに滑らないよう、底面のゴムに切り込みがあるタイプのシューズ。甲の部分は水にぬれても丈夫で、オイルレザーなどを用いたモカシンタイプのひも付き浅靴をさしています。
イメージとしては爽やかな表情と機能性から夏に履くイメージが強いアイテムですが、最近ではスエードを用いたデッキシューズデザインの1足が展開されるなどしており、季節に関係なく愛用することが可能。
また、アイテムイメージとしてもスムースレザーやスエード素材なら大人っぽく使えるため、オフの着こなしに取り入れてもラフになりすぎないのがうれしいところ。大人コーデの強い味方になってくれます。
レザーorキャンバス? 素材によってデッキシューズのイメージはガラッと変わる
元々はレザー素材が主だったデッキシューズですが、キャンバス地のカジュアルな素材で作られたデッキシューズも今では一般的となりました。基本的にはキャンバス地のほうが手頃な価格で手にしやすく、季節的にも軽快に見せることが可能です。
レザー素材の特徴は何といっても、素材の持つ高級感。モックトゥでソールとボディーの色が異なり、カジュアルなイメージの強いデッキシューズですが、レザー素材なら程良い高級感と大人っぽさを与えてくれます。ただし、キャンバス地と比べると高価なことが多く、予算やどのような足元を演出したいのかで素材を選ぶとよいでしょう。
靴下は履くべき? それとも素足が基本? デッキシューズには素足風ソックスが正解!
ほかのシューズと比べると足の甲の露出面積が多いデッキシューズ。ソックスが見えてしまうと軽快さが一気に失われてしまうため、色や柄を計算のうえで履く場合はありですが、基本的には避けたほうがベターです。
では、どのようなソックスを履けばいいかというと、フットカバーやカバーソックス、インビシブルソックスと呼ばれるタイプを選べば問題ありません。デッキシューズやスリッポンなどのシューズでも靴下が露出せず、靴との摩擦から足を守ってくれるスタイリッシュなソックスです。これなら悪臭防止も簡単に対応できます。
3つのカテゴリ別、大人が選びたいメンズデッキシューズブランド15選
30代以降の大人の男性に似合うデッキシューズを、3つのカテゴリごとにお届け。どのアイテムも人気も質も高いアイテムなので、あなたのワードローブや予算にマッチした1足を選びましょう。
▼カテゴリ1:デッキシューズのオリジンブランド
どのアイテムにもある、生みの親やそのアイテムといえばのブランド。デッキシューズにももちろんそれはあり、定番のブランドとしてトレンドに左右されない魅力を放ちます。オンリーワンであるド定番ブランドをまずはご紹介。
ブランド1
『スペリートップサイダー』
世界初のデッキシューズブランドとして、1935年にアメリカのマサチューセッツ州で誕生した『スペリートップサイダー』。デッキシューズの代表的なディテールともいえる、ソールに溝を入れることによって、滑りにくいソールを開発したのも『スペリートップサイダー』で、そのソールはスペリーソールと呼ばれてたちまちブランドの知名度は広がりました。
ブランドの展開するシューズの特徴としては、オーセンティックなデザインが多く、大人の着こなしにも馴染みやすいところです。また、レザー素材とコットンキャンバス地のどちらも展開されており、選択肢が多いのも特徴。初めてデッキシューズを買う人も安心して買える1足が揃います。
シーメイト
『スペリートップサイダー』の顔ともいえる不朽の名作モデルがこちらのシーメイト。デッキシューズの完成形であり原点ともいえるスタイルは、流行に左右されないブランドきっての人気アイテムです。ブランドの特徴である波型の切れ込みが入ったスペリーソールを採用しているので、高いグリップ力を期待できます。ネイビー×ホワイトのカラーリングが高い清涼感を演出し、爽やかな着こなしにひと役買ってくれるハズ。
CVO
上で紹介したシーメイトと並び、ブランドを代表するモデル。オーソドックスなフォルムの1足は、シンプルでクリーンな表情が特徴です。ブランドの特徴であるスペリーソールを採用しているので、水にぬれた場所でも高いグリップ力を発揮します。また、最近モデルはラスト(木型)をシャープなタイプに変更したこともあって、より大人顔に。トラッドなスタイルからマリンテイストのファッションまでハマる万能的なデッキシューズです。
バハマ2
2アイレットのアッパーに、ウォッシュドキャンバス素材を使用したバハマ。前のモデル2よりもカジュアルな表情が特徴で、ラフに履きこなしたい場合におすすめのモデルです。さらに、360°レーシングシステムが抜群のフィット感を生み出しています。
オーセンティック オリジナル ボートシューズ
上で紹介したモデルとは打って変わり、アッパーにレザー素材を採用したのが高級感のある定番モデル。マリンなどのサマースタイルはもちろん、カジュアルな着こなしにも十分対応できる大人なデザインが特徴です。
▼カテゴリ2:実用的なデッキシューズを展開する10つのブランド
ここでは高価すぎず、とはいえ安っぽさは皆無で履き心地も快適。さらに大人のファッションとも相性よくハマるブランドと選びたい1足だけを厳選してお届け。バランスに優れたデッキシューズはこちら。
ブランド2
『ティンバーランド』
イエローブーツで馴染みの『ティンバーランド』。完全防水のブランド名称のとおり、モカシン製法によるデッキシューズは、モカに使われているレースをろう引きしてあり、耐水性に優れた1足となっています。しかも切れにくく、非常にタフ。履き口のかかとは浅めに設定されていますが、シューレースが360度通っているので、しっかりとしたフィット感を得ることが可能です。
ブランド3
『ロックポート』
1971年にアメリカ・ボストンで創業した『ロックポート』。Powered by ROCKPORT(昼も夜も、週末も。自分らしく、思いのままに。)をブランドコンセプトに、スタイルも履き心地も妥協しない男女のための、美しく、機能的なシューズコレクションを展開しています。こちらは、爽やかな配色が魅力的な1足。スニーカーのようなソールが快適な歩き心地を実現しています。
ブランド4
『クラークス』
1825年から続くイギリスブランド『クラークス』。普遍的なクラフトマンシップはそのままに、モダンなエッセンスを加えてさりげないブリティッシュスタイルを提案します。デザートブーツやワラビーといったシューズが有名なブランドですが、デッキシューズも良品が揃っています。スエードをアッパーに採用した大人っぽいデザインに、厚みのあるソールを合わせて快適性も確保。
ブランド5
『リーガル』
日本を代表する革靴ブランド『リーガル』。日本の紳士靴の頂点に位置する『リーガル』は知名度だけでなく、確かな品質と伝統、そしてデザイン性を追求した1足を提案するブランドです。飽きのこないブランド定番のデッキシューズは、シンプルでトレンドに左右されない2アイレットのデザインを採用。カラー展開もネイビーやダークブラウンといった汎用性の高いタイプから着こなしの幅を広げるトリコロールまで展開。ソールはデッキシューズならではの切れ込みが入った滑りにくい仕様を採用しています。
ブランド6
『マドラス』
1946年に誕生したイタリアのシューズブランド『マドラス』。伝統的なクラフトマンシップを継承したイタリアらしい洗練されたデザインと、日本人の足にフィットする快適な履き心地が魅力です。アクティブ&カジュアルをコンセプトにした同ブランドセカンドライン『モデロ』からは、落ち着いた配色が魅力の1足。甲部分を編み込みにすることで軽快な趣が感じられます。
ブランド7
『リプロダクション オブ ファウンド』
往年のミリタリーアイテムを現代的に再現するのを得意とするブランド。この1足は、イタリア海軍のオフィサーシューズとして使われていたデッキシューズがモチーフです。衝撃吸収性に優れる2層構造の軍用ソールを採用。少しゴツい印象ですが、アッパーのイタリアンスエードは上品です。スコッチガードプロテクター加工を施しているため、水分や油分を弾き、ケアも簡単。その一方、スエードならではの通気性や柔軟性はキープしています。ブラウンのグラデーションでまとめた色使いもおしゃれ!
ブランド8
『エコー』
デンマークで誕生したプレミアムコンフォートシューズブランドもデッキシューズをリリースしています。アッパーに使用しているのは自社工場が手掛けたフルグレインレザー。オイルレザーのなかでもたっぷりとオイルを染み込ませたプルアップレザーとして仕上げているため、耐久力が高く、傷がついても目立ちません。さらに、柔軟性とグリップ性能に優れる独自のアウトソール、人間工学をベースにした一体成型インソールなどを組み合わせ、快適な履き心地を実現しています。
ブランド9
『フェランテ』
イタリアのナポリで1875年に靴職人が創業したブランド『フェランテ』。伝統的な職人技を生かした高品質なデッキシューズを展開しています。ロングなノーズやスタイリッシュなフォルムが高級感やエレガンスを醸出。デッキシューズとは思えない上品な面持ちですが、色使いも履き心地も軽やか。クリーンなオールホワイトに加え、ネイビー×ホワイト、レッド×ホワイトも展開しています。
ブランド10
『ジーエイチバス』
『ジーエイチバス』はコインローファーで有名ですが、デッキシューズも定番品。代名詞とも言えるハンドステッチのモカシン縫いで仕上げています。簡単に着脱できるキッカーバックなど、デッキシューズを象徴するディテールを網羅。ソールはブランドのオリジナルで、ウェイブ状の細かい切り込みでグリップ性能を確保しています。このアイテムは別注品で、アッパーに発色が美しいガラスレザーを採用。ソールのアメ色もスペシャルです。
ブランド11
『トラディショナルウェザーウェア』
ゴム引きコート、トレンチコート、キルティングジャケットなどで名高い『マッキントッシュ』がプロデュースしているブランド。英国的なデザインをベースにしつつ、現代的な機能性も盛り込んでいます。人気アイテムのひとつがレインシューズで、このデッキシューズもレインシューズとしてアレンジ。PVC(ポリ塩化ビニル)を使った一体成型なので継ぎ目がなく、防水性は抜群です。ただし、見た目はモカシン縫いのステッチまで細かく再現。
▼カテゴリ3:高級感と大人っぽさを備えたデッキシューズを展開する4ブランド
より大人っぽく、より上質な1足を。ハイエンドなデッキシューズなら上で紹介した1足以上に品のよさのほか、ステータス感も演出が可能です。20,000円以上でややお値段ははるものの、質もそれにともなう人気ブランドをご紹介。
ブランド12
『パラブーツ』
足元にこだわるファッション上級者から支持を集める、フランスの老舗ラバーソールシューズブランド『パラブーツ』。ブランドを代表するモデルは「シャンボード」ですが、デッキシューズの定番「バース」も人気です。さらにこの1足は注目作の「マロ」。「バース」をベースにしつつ、内部にライニングを加え、ライトクライミング用のレイドソールも採用しています。ボリューム感が独特で、グリップ性能も圧巻です。
ブランド13
『セバゴ』
1946年にアメリカ・メイン州で誕生したシューズブランド『セバゴ』。創業以来、妥協のない製法と素材へのこだわりにより、今もなお高い支持を集める数少ないブランドです。写真のアイテムは『セバゴ』の中でも定番のデッキシューズ。シンプルかつ王道的なデザインを上質素材で仕立てているため、オールマイティーに合わせることができます。カジュアルになりすぎず、とはいえかしこまりすぎないバランス感が大人の着こなしになじみます。
ブランド14
『デュバリー』
世界で初めてゴアテックス素材をデッキシューズに採用した『デュバリー』。それにくわえてソールは特許も取得したオリジナルソールを開発して使用。ぬれてもスグに乾くうえに、船のデッキでも滑りにくい仕様のため、快適なアクティビティを提供する唯一無二の存在です。デッキシューズとして考えるとプライス的には高めですが、足馴染みもよく、機能にも優れた最上級のシューズは長く履くことができるので、長いスパンで考えるとコストパフォーマンスに優れた1足といえます。
ブランド15
『バリー』
150年以上の歴史をもつ、スイスの老舗ブランド。高品質で上品かつ、洗練されたデザインが特徴で、多くのファンを魅了しています。こちらのデッキシューズは、カーフスキンを使用した高級感あふれる1足。シンプルですっきりした面持ちに、クラシカルなシューレースが引き立ち、まさに大人コーデにもってこい。
デッキシューズは春夏だけのモノ? そんな概念を打ち消す、季節別コーデ集
その爽やかなルックスから、どうしても春夏のイメージが強いデッキシューズ。しかし、今の時期の着こなし合わせて履くのもありなんです。そこでここからは、秋冬編と春夏編と分けてデッキシューズを取り入れたコーデをお届け。見て納得のおしゃれな着こなしのみを厳選してご紹介します。
▽春夏コーデ×デッキシューズの着こなしグッドサンプル
言うまでもなくデッキシューズが映える春夏シーズン。軽快かつファッショナブル、そして落ち着きある大人っぽさも加味した着こなしを10スタイルどうぞ。
コーデ1
マリンスタイルをベースにしてアレンジするのが基本
デッキシューズはやはり、その出自を生かしてマリンスタイルで取り入れるのが基本形。マリンボーダーのバスクシャツを合わせれば、そのベースはすぐに整います。このお手本では、あまりにも爽やかになりすぎないようブラックのデッキシューズをセレクト。足元を少し落ち着かせています。オールマイティーに使えるチノパンツも大人な印象作りに貢献。
コーデ2
ボーダー柄のトップスを取り入れつつクールに昇華
マリンスタイルを彷彿とさせるボーダー柄のカットソーを主役にしたコーディネート。スリムなパンツもデッキシューズもブラックで統一し、クールなイメージでまとめています。下半身をブラックで揃えているのにヘビーに見えないのは、足元がデッキシューズだからこそ。とくにソールのホワイトが軽快な印象を放っています。
コーデ3
靴の色使いを拡大した爽快なジャケットスタイル
デッキシューズらしいネイビー×ホワイトの爽やかなカラーリングを全身に拡張。ジャケットとパンツをネイビーで揃えつつ、ネイビー×ホワイトのボーダーTシャツを差し柄として効かせています。わかりやすいほど爽快ですが、落ち着きもあるネイビーが基調なので嫌味がなく、春夏らしいジャケットスタイルに仕上がっています。
コーデ4
クールすぎない好バランスなモノトーンスタイル
デッキシューズを含め、比較的カジュアルなアイテムばかりを選んでいますが、全体をホワイト×ブラックにすることでクールで大人っぽくまとめたお手本。逆に言えば、クールなモノトーンスタイルをデッキシューズなどで着崩したバランスが絶妙です。シャツを肩掛けすることで、こなれたアクセントも加味。日が落ちて気温が下がったりエアコンが効いている部屋に入ったりした際は、シャツをはおって温度調整もできます。
コーデ5
ダークトーンの着こなしにデッキシューズでヌケ感を
ダークネイビーのデッキシューズにダークグリーン基調のチェックシャツ、ブラックのショートパンツを合わせたコーディネートは全身ダークトーン。だたし、デッキシューズが爽快なのでヘビーすぎる印象にはなっていません。とりわけ白いソールが効いていて、爽快なアクセントとしてヌケ感を加味しています。
コーデ6
シンプルなTシャツスタイルとも好相性な足元
スニーカーほどカジュアルではなく、ローファーほど上品ではないのがデッキシューズ。そんなテイストだからこそ、Tシャツにも難なくなじみ、少し大人なムードに導いてくれます。このお手本もTシャツが主役ですが、足元がデッキシューズなので大人な印象。ショートパンツとデッキシューズの相性も抜群です。
コーデ7
足元まで小粋で爽やかなジャケットスタイル
適度にカジュアルなデッキシューズは、カジュアルなジャケットスタイルともなじみやすいアイテム。このコーディネートのように、足元のヌケ感を生かすなら白いパンツを活用するのがおすすめです。ジャケットとシャツをブルー系のカラーで統一し、爽やかにまとめているのもポイント。
コーデ8
足元まで軽快なジャケット×ショーツの着こなし
こちらはジャケットスタイルのショートパンツバージョン。Tシャツ×ショートパンツという身体の中心部分でブルー×ホワイトのマリン調カラーを形成し、爽快なイメージを打ち出しています。足元をスニーカーやサンダルではなくデッキシューズにすることで、少し大人っぽくアレンジしている点にも注目。ジャケットをはおっていっそう落ち着いた印象に仕上げています。
コーデ9
トラッドテイストを強調したショートパンツの装い
デッキシューズはトラッドスタイルの定番アイテムでもあります。そんなスタイルを感じさせるコーディネートのポイントは、見た目も着心地も涼感たっぷりなシアサッカー地のジャケット。インナーにチェックシャツを合わせ、アメトラスタイルのひとつであるプレッピーなテイストで着こなしています。もちろん、ショートパンツ+デッキシューズの下半身も見るからに涼しげ。
コーデ10
シャツ、キャップ、ソックスでトラッド感を演出!
こちらもショートパンツを用いつつトラッド調にまとめた着こなし。ジャケットではなくシャツを用い、大人なコーディネートに仕上げています。ベースボールキャップで少しカジュアルダウンしつつ、鮮やかなグリーンのニットを差し色に。ソックスの2本ラインもアクセントとして効いています。カジュアルだけど大人っぽい雰囲気はデッキシューズともマッチ。
▽秋冬コーデ×デッキシューズの着こなしグッドサンプル
一見するとミスマッチに思える秋冬シーズンとデッキシューズのコンビ。しかしレザーやスエードなどの重みのある素材を選んだり、逆に重たいアウターを軽量に見せるライト素材を選んだりするなど、コーデのバランスを見て選べば違和感なくまとまることを証明するコーデを10スタイルお届けします。
コーデ11
マリンテイストの装いを秋冬にアレンジした好例
デッキシューズの起源であるマリンスタイルをベースにしつつ、秋冬でも着こなせるコーディネートにカスタムしています。ボーダー柄のカットソーを選びつつ、インナーにシャツをセットして保温性を高めているのがポイント。シャツによって上品な印象も高まっています。その一方、ブルー系のキャップ&ジーンズでマリンな雰囲気も補足。
コーデ12
マリン調のボーダー柄を効かせたジャケパンスタイル
こちらもマリンテイストのスタイルをアレンジしたお手本。バスクシャツの上にジャケットをはおることで、見た目も体感も暖かいコーディネートに仕上げています。また、ブラウンのデッキシューズを選んで温かみを加味しているのもポイント。同系色のチノパンツを合わせることで、爽やかすぎないバランスに整えているのも秋冬に対応可能な理由です。
コーデ13
色味で秋っぽく仕上げたラフなコーディネート
ボーダー柄のトップスを選んでいるのはこれまでお手本と一緒ですが、カラーリングが独特。グリーン&ブラウンを使ったボーダー柄のトップスとブラウン系統の下半身で、ウォーム感のあるコーディネートに仕上げています。すでに何度か説明していますが、カジュアル過ぎず上品でもないこんな着こなしこそ、デッキシューズと相性抜群!
コーデ14
秋色のなかでトラッド感を効かせたバランスが見事!
こちらも秋を感じさせるボーダー柄を巧みに取り入れたコーディネート。チノパンツもデッキシューズも秋色で、全体的に温かみが感じられます。だからこそ、爽快なオックスフォードシャツとフレッシュなベースボールキャップが際立っているのもポイント。アメトラ調のアイテムがスパイスとして効いています。
コーデ15
アメトラスタイルのハズしにデッキシューズを活用
デッキシューズはトラッドなアイテムですが、アメトラスタイルの王道シューズと言えばローファーです。だからこそ、このコーディネートのようにデッキシューズを選ぶだけでちょっとしたハズしとして活用できます。ブレザーとニットを組み合わせた上半身をカーゴパンツで着くずしているテクニックも巧妙。上半身はポップなカラーでまとめ、下半身はオリーブとブラウンで落ち着かせたバランスも絶妙です!
コーデ16
カジュアルなジャケットスタイル秋冬バージョン
カジュアルなジャケットスタイルとデッキシューズの相性の良さはすでに解説していますが、ジャケットで季節感を出せばそのまま秋冬用のコーディネートにアレンジできます。この好例では、温かみのあるベージュのジャケットを着用。シャツやジーンズはブルー系カラーですが、デッキシューズをブラウンにすることで秋冬っぽいイメージを補足しています。
コーデ17
今どきなセットアップスタイルに合わせた好例
デッキシューズのカジュアルすぎずカタすぎないテイストは、今っぽいセットアップスタイルともマッチ。このお手本コーデでは、深い色味が秋冬らしいムードのセットアップを、プリント入りのスウェットと白ソールのデッキシューズで着崩しています。好バランスな大人らしいカジュアルスタイルの模範解答では?
コーデ18
靴を効かせたダークトーンのジャケットスタイル
カジュアルでシンプルなジャケットスタイルがベース。ジャケットもパンツもブラック、インナーはかなりダークなオリーブです。だからこそ少し明るいブラウンのデッキシューズが映え、さり気ないアクセントに。ヌケ感を感じさせながらラフすぎない足元がこなれた印象で、コーディネート全体をおしゃれなムードに導いています。
コーデ19
トラッドのコートにもデッキシューズがお似合い
トラッドテイストのデッキシューズは、同じくトラッド感のあるコートともよく合います。このコーディネートでは、トラッドなタータンチェック柄のトレンチコートと上品なブラウンレザー製のデッキシューズをセレクト。その両者に落ち着きがあるからこそ、インナーとパンツが少しワイドでも大人っぽい印象にまとまっています。
コーデ20
デッキシューズで遊び心のある足元を演出!
ステンカラーコートとスラックスというメインのアイテムを同じ色で揃え、ベージュを軸にして組み立てたコーディネート。明るいトーンがメインのスタイリッシュなコーディネートの引き締め役として黒いハット&靴を効かせています。スニーカーでもローファーでもブーツでもなくデッキシューズを選んだ足元が遊び心を演出。白いソールがインナーとリンクし、清潔感も醸しています。
この記事の掲載アイテム一覧(全19商品)
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『スペリートップサイダー』 サハラ
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『スペリートップサイダー』 シーメイト
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『スペリートップサイダー』×『ビームス プラス』 別注 CVO スエード
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『スペリートップサイダー』 バハマ2
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『スペリートップサイダー』 オーセンティック オリジナル ボートシューズ
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『ティンバーランド』 クラシックボートシューズ
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『ロックポート』 トータルモーションライトボートシューズ
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『クラークス』 ダーリー セイル ボートシューズ
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『リーガル』 デッキシューズ
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『マドラス モデロ』 メッシュデッキシューズ
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『リプロダクション オブ ファウンド』 イタリアンミリタリー デッキシューズ
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『エコー』 S ライト モック M
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『フェランテ』 デッキシューズ
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『ジーエイチバス』 LTR BOAT SHOES
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『トラディショナルウェザーウェア』 レインボートシューズ
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『パラブーツ』 MALO
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『セバゴ』 デッキシューズ
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『デュバリー』 クリッパー デッキシューズ
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『バリー』 デッキシューズ
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