カシオのデータバンク。大人に人気のモデルを厳選紹介

カシオのデータバンク。大人に人気のモデルを厳選紹介

かつて人気を博したデータバンクをご存じですか? いかにも多機能なレトロでハイテクなデザインが独創的で、今でもファッションウォッチとして人気。詳しく解説します!

平 格彦

2019.12.17

カシオ(CASIO)
腕時計

意外と知らない、『カシオ』の歴史

日本初のソレノイド式計算機を開発した樫尾兄弟が、リレー式計算機の製造を行う会社として1957年に設立したのがカシオ計算機です。1972年には世界初となるパーソナル電卓、カシオミニを発売。タフな腕時計のGショックや、コンパクトなデジタルカメラは今でも不動の人気を誇ります。

『カシオ』データバンクとは?

1980に発売した計算機能付き腕時計、C-80などのDNAを受け継いで1984年に登場したのがデータバンク テレメモ10(CD-40)。16桁のアルファベットと数字を10組記憶し、呼び出すことができるデータバンク機能を搭載しており、電話帳を不要にする画期的なアイテムでした。その独特なデザインは今でもファンが多く、根強い人気が続いています。

『カシオ』データバンクの魅力

機能性という意味では、もはやスマートウォッチには歯が立たないはずのデータバンクですが、今でも人気は続いています。ほかにはない魅力とは何なのか、くわしく検証します。

魅力1多機能であることをアピールするメカニカルなデザイン

よりシンプルに進化しているスマートフォンですが、データバンクはそれとは逆行するような複雑なデザイン。多数のボタンがアイデンティティーになっています。そのメカニカルな面持ちが独特でほかにはないため、かえって新鮮。懐かしく感じる大人をとりこにしています。

魅力2レトロなハイテク感がスニーカーに通じるムード

当時は先端の技術を搭載していた機能美が、今ではレトロ。その魅力はハイテク系スニーカーに通じるものがあります。1990年代ブームがスニーカー人気を後押ししているように、データバンクの人気も上向き。価格が抑えめなのもスニーカーとの共通項です。

魅力3さり気ないアクセントになるサイズ感や存在感が絶妙!

レトロフューチャーなデザインが単体で見て新鮮なのは当然ですが、身に着けても主張し過ぎないサイズ感で、大人の着こなしに馴染みます。ただし、独特なデザインで存在感もしっかり主張。そのバランスが絶妙で、アクセサリー感覚で使いたくなるのです。

『カシオ』データバンクの着こなし

データバンクを実際に装着したらどんな雰囲気になるのか。実例とともに再確認してみましょう。意外なほどコーディネートに馴染みつつ、新鮮なスパイスとして効いています。

ハイテク感のあるスニーカーなどでスポーツ要素をミックスしたスタイル。その手元のデータバンクが、ハイテク系スニーカーとともにアクセントとして効いています。シルバーカラーのメタル感が、大人なムードを高めるのにも貢献してくれます。

白いシャツに黒いパンツを合わせたシンプルな大人の装い。足元にトレンドのスポーツサンダルを選ぶことで個性を演出しているのがポイントです。そのサンダルから色を拾ってデータバンクも黒。適度なハイテク感もサンダルとリンクし、個性を強調しています。

ホワイトジーンズで爽快感を加味して大人のアメカジスタイル。腰に巻いたシャツにくわえ加え、手元のデータバンクもアクセントとして主張し、こなれたムードを高めています。ほかのカジュアルな時計でも馴染みますが、ハイテク顔のデータバンクだからこそ新鮮!

Tシャツ、ショートパンツ、スニーカーという暑い季節の定番コーディネート。水に強いラバーバンドの時計やダイバーズウォッチがハマるスタイルだからこそ、対極にあるレトロフューチャーなデータバンクが効いています。ラフな着こなしを格上げしている好例。

ポロシャツにベストを重ねた着こなしは、どこかラギッドなムード。チノパンやベストからワークな雰囲気が漂っていますが、だからこそ知的なデータバンクの違和感が新鮮です。ただし、ブラックなのでパンツと連動。黒で着こなしを巧妙に引き締めています。

『カシオ』データバンク。大人が欲しいモデルを厳選

データバンクの魅力を把握したなら、しっかり物欲が刺激されたはず。意外と使えてリーズナブルなので、買って損はありません。今でも買えるおすすめのアイテムを紹介!

アイテム1『カシオ』データバンク カリキュレーター(CA-56-1)

8桁の計算機能が付いたカリキュレーター。出っ張りのあるゴムボタンで押しやすいようになっています。日常生活防水やアラーム、ストップウォッチといった機能も搭載。

アイテム2『カシオ』データバンク(DBC-611-1)

13か国語対応のマルチリンガルタイプ。8桁の計算機能、通貨換算機能、電話番号を最大25件メモリーできるテレメモ25などの機能を搭載。フラットなボタンがクールです。

アイテム3『カシオ』データバンク(DB-36-1AJF)

ブラックのボディーがカジュアルな着こなしのクールなスパイスに。電話番号を30件記録できるテレメモ30や、LEDバックライト、13か国語対応といった機能を備えています。

アイテム4『カシオ』データバンク(DB-380-1)

大きな2つのボタンがアイキャッチ。電話番号が最大30件登録できるテレメモ機能や、ストップウォッチ、マルチアラームなどが使用できます。ステンレス製で日常生活防水も。

アイテム5『カシオ』データバンク(DBC-310-1)

いかにも多機能な面持ちが魅力。黒い筐体に300ページデータバンク、テレメモ25件、ストップウォッチ、アラーム、8桁電卓、ワールドタイム23都市などの機能を備えています。

出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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