高品質、快適、個性的。ジョンブルのジーンズの魅力を読み解く

高品質、快適、個性的。ジョンブルのジーンズの魅力を読み解く

岡山県倉敷市児島からジーンズを発信し続けているジョンブル。日本製の高品質な1本ははき心地に優れ、ワーク感を取り入れたオリジナリティあふれるデザインが魅力だ。

大中 志摩

2019.04.19

ジョンブル(Johnbull)
ボトムス
ジーンズ

実は老舗。小島で生まれた『ジョンブル』の歴史

実は老舗。小島で生まれた『ジョンブル』の歴史

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1952年に設立された、岡山県倉敷市児島に拠点を置くジーンズメーカー『ジョンブル』。元々はカネワ被服というブランド名で学生服や作業服、足袋の製造を行っており、1967年に現在の『ジョンブル』というブランド名に変更された。設立当初から現在にいたるまで、“現代(いま)を生きる”をコンセプトに丈夫で着心地が良いアイテムを展開している。

『ジョンブル』のジーンズ、その特徴とは

『ジョンブル』のジーンズ、その特徴とは

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『ジョンブル』のジーンズは、ベーシックな5ポケットタイプからコンテンポラリーなデザイン性に富んだモノまでさまざま。だがどれも、ブランドが軸として持つ”ワーク”を体現するように、卓越した機能性や耐久性を兼ね備えている。さらに、はくほどに味わい深さが増すようにと作られているので、古着としても人気が高い。日本製ならではのはき心地の良さや、そもそもの生地のクオリティの高さもうれしいポイントだ。児島産のジーンズに興味があるなら、まずチェックしておいて損はないだろう。

『ジョンブル』のジーンズが持つ3つの魅力

いまや児島を代表するブランドとして君臨する『ジョンブル』、そのジーンズ。時代を超えて愛される魅力とは何かを3つの視点で探ってみた。ほかのブランドにはない『ジョンブル』のジーンズを所有するメリットを、紹介していこう。

魅力1MADE IN KOJIMAならではの優れた耐久性と味わい深い経年変化

MADE IN KOJIMAならではの優れた耐久性と味わい深い経年変化

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『ジョンブル』で使用される素材は、糸からしっかりと厳選されている。そのため、丈夫で着心地の良いアイテムが完成するのだ。同ブランドのアイテムが長く愛用ができ、はくほどに味わい深い表情に仕上がっていくのも、そもそもの素材の良さに起因している。また、日本産の高品質なデニム地ならではの濃淡がはっきりと出る色落ちも魅力的。古着屋で「おっ」と目にとまったジーンズがたまたま『ジョンブル』だった……なんて経験がある方もいるのではないだろうか。

魅力2“定番”に縛られない。オリジナリティあふれるデザイン

“定番”に縛られない。オリジナリティあふれるデザイン

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老舗でありながら、“現代(いま)を生きる”のコンセプト通りトレンド性の高い意匠や個性的なデザインを次ぎ次ぎ世に送り出している『ジョンブル』。カッティングで変化を出したりユーズド加工などを施したアイテムの数々は、ブランドの高い技術力に裏打ちされたものである。しかし、オリジナリティはありながらも派手さを抑えたデザインなので大人のスタイルにも取り入れやすい。男らしいワークウェアをルーツには持つが、昨今ではトラッド的な要素を取り入れたり、2019年からは『ミーン』のデザイナーを起用するなど新しいアプローチを行い続ける姿勢は流石だ。

魅力3毎日でもはきたくなる。快適さにも考慮したモノ作り

毎日でもはきたくなる。快適さにも考慮したモノ作り

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老舗のジーンズブランドや、コアなデニムファンの中には「ジーンズは100%コットンでなければ」という強い信念を持っている方もいるはずだ。美しい色落ちや、ぼろぼろになるまではける耐久性をジーンズに求めるなら、それもわかる話だ。

だが、ワークウェアにとっては本来、耐久性に加えて動きを阻害しない快適さも重要なファクターとなる。「フレックスシリーズ」に代表されるように、『ジョンブル』にはストレッチが効かせたり立体裁断を採用するなど、コンフォートさにもアプローチしている商品が多い。

『ジョンブル』のジーンズ。大人がはくべきモデルを厳選ピックアップ

ここまで『ジョンブル』について知識を深めたなら、ジーンズの1本や2本もほしくなっているのではないだろうか。ジーンズは、メンズファッションにおける永遠の定番。どうせ買うなら大人が長く愛用できる、こんな5本はいかがだろう。

アイテム1フレックスアンクルジーンズ

フレックスアンクルジーンズ

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まずは、ブランドを代表する「フレックスシリーズ」の1本を。その名前の示すとおり、ポリウレタンを混紡することによるストレッチ性が最大の特徴だ。だが、そのポリウレタン糸も通常より太い210デニールのものを使用することで強いキックバック性を加味。ストレッチジーンズにありがちな、膝抜けも起きにくいというワケだ。シルエットは着こなしに合わせやすいスリムテーパード。ストレッチ素材とは思えない、迫力ある濃淡はブランドの高い技術力を思わせる。

アイテム2BLUE LINE テーパードジーンズ

BLUE LINE テーパードジーンズ

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「ブルーライン」のジーンズには、インディゴではなく日本の伝統的な染色法“藍染め”を採用した生地を使用している。インディゴよりも深く染まり、はき込んでいくと青みが強く出る独特な色落ちがその魅力だ。こちらのシルエットは汎用性の高い微テーパード。ボタンフライのボタンにもブルーで染色したモノをあしらうなど、細かなところへのこだわりが光る。

アイテム3デニムイージーパンツ

デニムイージーパンツ

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何も5ポケットパンツだけがジーンズではない。昨今のイージーパンツ人気に則り、センターラインがスラックスライクなムードを高めるイージーパンツも『ジョンブル』からはリリースされている。コットン100%ながら、ゆとりあるはき心地でストレスとは無縁。また、共地であしらったベルテッド仕様のため、腰回りにアクセントを付けつつもあくまでクリーンに装うことが出来る。

アイテム4ラインジーンズ

ラインジーンズ

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スポーティなムード漂うラインパンツも、『ジョンブル』の手にかかればジーンズでリリースされる。気になるサイドラインは、生地の切り替えではなくペイントで表現。はきこむうちに自然と薄れてくるサマには、経年変化も計算にれたモノ作りを行う『ジョンブル』の遊び心が垣間見える。

アイテム5オールドジーンズ

オールドジーンズ

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何が“オールド”かと言うと、使用しているデニム生地。ジーンズは洗うと縮むモノ……、という常識も過去のモノとなるぐらい防縮加工やねじれ防止加工も進んでいる現代において、織りあがったばかりのプレーンな生地、すなわち“生機(キバタ)デニム”にこだわっているブランドは貴重な存在。『ジョンブル』ではキバタデニムの表面を毛焼きして光沢を出した後、白の顔料でコーティングを施した。キバタならではの味わい深い経年変化に加え、顔料がぽろぽろとはがれていく二重のエイジングを楽しめる斬新な加工はまさに『ジョンブル』の本領発揮といったところだ。

存在感満点。『ジョンブル』のジーンズの着こなし方

プレーンなだけではない、『ジョンブル』のジーンズたち。素材にもシルエットにも個性を打ち出している同ブランドのアイテムだが、実はその着こなしの幅は意外にも広い。5体のコーディネートを例に、取り入れ方をチェックしよう、

着こなし1高い技術力が生む色落ちが、着こなしに説得直を

高い技術力が生む色落ちが、着こなしに説得直を

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シャツとデニムのシンプルな着こなしだが、こなれて見えるのは『ジョンブル』の加工技術の高さゆえ。リアルな色落ちを施したスキニージーンズは、それだけで十分な存在感をコーデに与えてくれる。とはいえ、それだけでは無難なシルエットに陥りがちなので、適度なロールアップなどの小技も駆使しよう。

着こなし2リラックスしたパンツには、ひとさじのかっちり感を

リラックスしたパンツには、ひとさじのかっちり感を

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上に紹介したイージーパンツをはくと、このようなシルエット。短靴とも相性の良い8分丈のは、ワイドながらすとんと落ちるクリーンな空気を作り出してくれる。パンツのゆるさに合わせてトップスもオーバーサイズであつらえるのもユニークだが、ベストやジャケットなどで少しカッチリ感をプラスするのが肝要だ。

着こなし3春アウターを取り入れるなら、柔らかな色落ちのジーンズを

春アウターを取り入れるなら、柔らかな色落ちのジーンズを

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トレンド色の強い、ワイドテーパードタイプも用意がある『ジョンブル』。柔らかくフェードがかった色落ちは、春らしいライトカラーのアウターと合わせると爽やかさにも拍車がかかる。生地がライトなジーンズはフルレングスではくとシワがよりやすいので、このコーデのようにロールアップしてあげると裾周りの重みですとんと落ちる美しいシルエットに仕上がる。

着こなし4難しくない。「オールドジーンズ」は白パン的に使える

難しくない。「オールドジーンズ」は白パン的に使える

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白の顔料でコーティングした「オールドジーンズ」は、単純に白パンとして使用することも可能。キバタならではのハリと表面の顔料により迫力あるシワが楽しめるので、下半身がのっぺりと単調に見えることもない。顔料の奥に潜むインディゴにより、グレーがかった奥行きのある表情になっているのもユニークだ。もちろん、男らしいアメカジコーデとの相性は良好。

着こなし5藍染めジーンズはあえてシンプルに白を合わせる

藍染めジーンズはあえてシンプルに白を合わせる

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シンプルなリジッドの5ポケットジーンズだって負けていない。藍染めを施した「ブルーライン」の1本なら、ベーシックなシルエットでもその色味の深さで勝負が出来る。春夏に合わせるなら、やはり白トップスとのコントラストの深さを楽しむのが正解。オーセンティックにスニーカーをオンした出で立ちも、爽やかにキマる。

今、大人がはくべきデニムブランド20選。一生付き合える理想のジーンズに出会う

今、大人がはくべきデニムブランド20選。一生付き合える理想のジーンズに出会う

あらゆるボトムスのなかで、一度手に入れたらもっとも長い付き合いになるのがジーンズ。それゆえ、確かなモノ作りを行うブランドをしっかり押さえておくことが重要だ。

那珂川廣太

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