こだわる男性にこそ知ってほしい!中川政七商店の魅力

今年創業300周年を迎え日本の工芸をベースにした雑貨を扱う中川政七商店。ムック本や著名人とのコラボなどと話題に事欠かない進化する老舗企業、その魅力にせまります。

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こだわる男性にこそ知ってほしい!中川政七商店の魅力

日々の暮らしにこだわる男性におすすめしたい、それが中川政七商店!

今、生活雑貨業界で勢いにのっているの中川政七商店(なかがわまさしちしょうてん)。
東京ではKITTEや表参道ヒルズ、東京ミッドタウンをはじめ、全国の主要な商業施設に直営店を構え、その店舗数を増やしています。

生活雑貨と聞くと、「女性が好きそうなやつでしょ?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません! 男性が手にとりやすくて、楽しめる商品も多数ラインアップされています。伝統的なデザインを今様にアレンジして取り入れた雑貨や、職人さんが丹精をこめてつくった暮らしの道具など、作り手の思いがつまったストーリー性のある商品が揃っています。

中川政七商店ってどんなお店なの?

商品を紹介する前にぜひ知っていただきたいのが、中川政七商店の成り立ちや形づくる思い。そこを知っているのと、知らないのとでは大違いです。知っておけばいっそう商品を見るのも楽しくなるはず!

▼中川政七商店の成り立ちと今

中川政七商店は、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、日本の伝統工芸やデザインを生かした生活雑貨を開発から生産、販売までを行っている会社です。歴史は古く、今から300年前の享保元年(1716年)に古都・奈良の地で高級麻織物である奈良晒の卸問屋として創業しました。

手績み手織りという、ていねいな手仕事による麻織物を扱い続けてきた同社。生活様式の変容による麻織物の需要の隆盛と衰退の波を乗り越えて、生き残り続けてきたのはベンチャースピリットがあったがゆえ。新規市場開拓として、高級麻織物から庶民が使用する汗取りや産着まで幅広い商品開発を行ったほか、生産拠点もそれまでの伝統技法は残しつつ、海外へ移行していくなど時代に合わせた舵取りがなされてきました。

近年では13代目中川淳氏の改革により、「ものづくりの思いを正しく伝えるためには自分たちで直接お客さまに商品を届けなくてはならない」という考えのもと、全国に直営店を出店することで工芸メーカーとしては珍しいSPA業態を確立。また、ブランドイメージをモダンにリブランディングさせ、売上を10倍以上にするなど成功を収めています。

▼中川政七商店のショップと展開するブランド

商品のことを正しくお客さまに伝えるために、直営店での販売を行う中川政七商店。ショップブランドとしては『中川政七商店』、『遊中川』、『日本市』これら3つのショップブランドを軸に数多くのブランドを展開しています。家・生活に根ざした機能的で美しい暮らしの道具を揃えた『中川政七商店』、日本のテキスタイル雑貨を扱う『遊中川』、お土産業界の地産地消の確立を目指す『日本市』があります。

同社が展開するブランドのなかでも、男性向けには『中川政七商店』がおすすめ。シンプルなデザインのものが多いので、手にとりやすいものが見つかるはずです。東京・丸の内のKITTEにある本店も外装がウッディで温かい雰囲気の空間になっており、シンプルな食器や服飾品、食品までもが揃うので、奥さまや彼女と店舗を見に行かれても楽しいのではないでしょうか。

またショップブランド以外にも、肩ひじはらないハンカチブランドの『motta(モッタ)』や、リピートしたくなる靴下ブランド『2&9(ニトキュウ)』などの自社ブランドを展開。そのほか、日本のものづくりを担うパートナー企業のブランドを仕入れて扱うなど商品ラインアップが多彩です。

▼ものづくりだけじゃない。中川政七商店の取り組み

中川政七商店を語るうえで外せないのが、全国の工芸メーカーに対するコンサルティング活動。協力企業の工芸メーカーが次々と廃業になることを憂いだ13代目が、自分たちだけが成功するのではなく、他社と一緒にいいものをつくり成長し「日本の工芸を元気にする!」というビジョンにたどり着き、取り組んでいるのが業界特化型のコンサルティング活動です。

自社で培ったノウハウ生かして、経営者としての根本的な考え方からブランドのつくり方までを地方の経営者に伝え、“産地の一番星”を目指しています。その結果、息を吹き返した企業が何社もあり、コンサルティング後もパートナー企業としてつながりを持つビジネスモデルを確立しています。

ぜひ手にとってほしい!中川政七商店の愛すべき品々

中川政七商店、どういう会社なのかおわかりいただけましたでしょうか? そこでオンラインショップから筆者が独断で厳選した男性の皆さまにおすすめしたい商品をご紹介させていただきます!

アイテム1

『バッグワークス』デパートメントマン L

『バッグワークス』は、兵庫県豊岡市にある業務用バッグをオーダーメイドで製作するメーカーが、中川政七商店のコンサルティングを受けてブランディングしたブランドです。こちらはデパートで使用される紙袋のサイズをもとにデザインされたトートバッグ。厚手で丈夫なパラフィン加工された綿生地に、底にはテントやトラックの帆に使われるターポリンを使用することで、汚れがつきにくく長く使える丈夫さを兼ね備えたバッグです。また、綿生地部分の折れシワとターポリンの切り替えによって、トートバッグにありがちな平坦な表情にメリハリを生み、スタイリングにも奥行きを与えてくれています。

アイテム2

『バッグワークス』ポストマン S

アイテム1と同じブランド『バッグワークス』が手がけるしごとかばんのポストマン。その名のとおり、郵便配達員が配達に使うためのバッグという設定で作製されたものです。適度な強度と体に添うやわらかさをあわせもった8号帆布を使用し、中身が取り出しやすいオープン口なのでストレスなく使うことができます。ブラックの生地にはっきりとしたホワイトの革部分がアクセントになっています。かわいらしいデザインなので、彼女や奥さまと共有して使ってもいいですね。

アイテム3

『THE』オフTシャツ

『THE』は、中川政七商店の中川淳氏がプロジェクトマネージメントを務めるパートナーブランド。生活雑貨だけではなく、ウェアなど各ジャンルの製品をつくることを得意とするメーカーとともに、新しい時代のスタンダードを研究・開発しています。こちらの最高級超長綿スーピマコットンを使用したTシャツは、丈夫でコシのあるしっかりした生地感が特徴です。透けにくく型崩れしにくい素材でありながら、着るたびに風合いを増す点も男性にはたまらないはず。また、スタイリストの伊賀大介氏が監修し、ミリ単位でこだわったシルエットも魅力。全体的にややゆとりのあるシルエットがリラックス感を醸し出す、オフの日にぴったりな一枚なのです。

アイテム4

『中川政七商店』帆布スニーカー

広島県府中市にあるハンドメイドでスニーカーを製造するスピングルカンパニーでつくられた『中川政七商店』オリジナルスニーカーです。手作業のバルカナイズ製法でつくられているので、底とアッパーの結合が強く、はがれにくいため、型崩れしない丈夫さがあります。また、大きなポイントロゴなどがなくシンプルなデザインなので、合わせるスタイリングを選ばない汎用性の高さも魅力です。

アイテム5

『中川政七商店』手織り麻の名刺入れ

『中川政七商店』を代表する手織り麻でつくられた名刺入れです。一枚布仕立てのため表にステッチが出ず、シンプルなデザインに仕上がっています。手織り麻独特の風合いと、染色のコントラストが効いたモダンな印象を与えてくれる一品です。

アイテム6

『遊中川』名刺香 

テキスタイルブランド『遊中川』の紙に香りを染み込ませたお香、名刺香です。アメリカのフォントデザイン会社であるハウスインダストリーズが、日本にインスピレーションを受けてデザインしたもの。塔や瓦などのデザインがあり、デザインごとに桜や白檀など匂いも異なります。名刺入れに忍ばせて名刺に匂いをうつして使う以外にも、手紙や贈り物のメッセージカードとして使うこともできます。

アイテム7

『motta(モッタ)』motta015

「あれ(ハンカチ)もった?」の"もった"からブランドネームがついた『モッタ』の麻100%のハンカチ。『モッタ』のハンカチは吸水性に優れており、乾かす際はピンと引っ張るだけでOKと、アイロンがけが不要で乾きやすいのが特徴。こちらは麻100%のシャリ感が気持ちいい、これからの季節にもぴったりなタイプ。素材違いのものや柄違いもあり、種類がとても豊富です。専用のギフトボックスもデザインがおしゃれなので贈り物にもおすすめ。

アイテム8

『HASAMI(ハサミ)』ブロックマグ

今やいたる雑貨店で見かけるようになった、長崎県の波佐見焼き卸問屋マルヒロのブランド『ハサミ』シリーズ。こちらも中川政七商店のコンサルティングによって生まれたブランドです。波佐見焼きの特性を生かして、今までの白くて薄い波佐見焼きのイメージを覆えすカラフルでカジュアルなたたずまい、アパレルショップに置いてあっても違和感のないテイストの『ハサミ』を誕生させました。このマグカップは容量が大きいうえに軽く、スタッキングできる優れもの。そしてなんといってもカラーリングが美しいのが一番の魅力です。釉薬の加減で同じ色でも表情が違うので、選ぶ時の迷う楽しみもありますね。

アイテム9

『中川政七商店』パン皿

岐阜県瑞浪市にあるみずなみ焼の主要メーカー株式会社深山と『中川政七商店』がつくった焼きたてパン専用のお皿。お皿の全体に施された立体的なデザインがパンを浮かせることにより、水蒸気によるべたつきを抑え、焼きたてのパンをサクサクのまま食べることができます。また、みずなみ焼きは堅く耐久性・磨耗性・耐熱性に優れ、水はけがよいので扱いやすい点も魅力的。ぜいたくな朝の時間の演出にもってこいの一枚です。

アイテム10

『遊中川』花ふきん

中川政七商店のベストセラー商品で、2008年にグッドデザイン賞金賞を受賞した花ふきん。奈良特産の蚊帳生地を使ったもので、生活様式の変化にともない需要が減った蚊帳生地を何とか生かせないかという思いから生まれた機能的なふきんです。蚊帳生地を2枚重ねて縫い合わせた薄手で大判サイズなので、たたんで洗った食器のふき取りや、広げて野菜の水切りなどにも幅広く使うことができます。贈り物にも最適なたとう紙を使った美しいパッケージは、引越しのごあいさつやお祝い返しにぴったりです。

アイテム11

『中川政七商店』道具ふきん

江戸時代から伝わる炊事や掃除、洗濯道具のモチーフが描かれた、見た目に明るく楽しいふきんです。アイテム10の花ふきんとは違い、蚊帳生地5枚重ねでサイズは少しコンパクトなつくり。そのため台ふきなどとしてガシガシ使ってもなかなかへたれない丈夫さがあります。普段使っている味気のないふきんも、こういったプリントされたものを使うだけで食事の準備や片付けが楽しくなるかも。このほかふきんはサイズ違い、柄違い、ご当地限定のものなど種類が多いのでぜひチェックしてみてください。

アイテム12

『中川政七商店』パイルガーゼ縞タオル

世界有数のタオル産地、愛媛県今治で製造された今治タオル認定商品です。肌触りがさらっと気持ちのいいガーゼ地と、甘撚り糸でやわらかいパイル地の組み合わせで、使いはじめから気持ちがいい一枚。片面が薄手のガーゼ地のため乾きやすく、毎日使うにはもってこいのタオルです。また、ナチュラルな色合いのボーダーとブランドロゴがアクセントになった外見は、外で使用する時にもサマになります。

アイテム13

『日本市』鹿のお父さんスリッパ

ツノが立派な鹿のお父さんが刺しゅうされた麻素材のスリッパです。甲裏はパイル地、底表には麻を使用しているので、素足で履いても気持ちのいい一足。麻は熱がこもらず、通気性がよく速乾性にも優れているため、1年を通して使うことができます。また、自宅で洗濯可能なので衛生面でも安心。婦人用、子ども用もあり、それぞれお母さん鹿、子どもの鹿が刺しゅうされているので、家族で揃えて使うのも楽しいですね。

アイテム14

『花園樹斎』吊り皿

中川政七商店と、話題のプラントハンター中畠清順氏が共同展開する観葉植物ブランド『花園樹斎』より、大阪の金物職人によるハンドメイドでつくられた吊り皿です。流行のエアプランツや小さな鉢植えを置いて壁面などに飾ることができます。真鋳製で、磨きのかかっていないくすんだゴールドの色合いがアンティークな雰囲気を醸し出してくれます。植物を吊るだけで、洗練されたインテリアになるという、観葉植物の新しい楽しみ方を教えてくれる一品です。

アイテム15

Casa BRUTAS特別編集 長く使いたい暮らしの道具。

今回の記事を読んで、とくに日本のものづくりに興味が出た人におすすめしたいのがこちら。Casa BRUTASと中川政七商店が考えた日本のものづくりの特集本。暮らしの道具や、ものづくりの産地をめぐる旅、そしてもちろん中川政七商店のものづくり情報に、中川政七商店に縁のあるクリエーターが語るMY BEST工芸などもりだくさんな一冊。

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