それいいね! おしゃれと思われる腕時計20選

それいいね! おしゃれと思われる腕時計20選

おしゃれは、自己満足で終わることなく、他人に認められてこそ。“しゃれ者”として認められるには、大いに目立ち、「いいね」と言ってもらえる腕時計こそが必要なのです。

黒野 一刻

2018.08.03

腕時計

いつもと違う、おしゃれな雰囲気を醸し出せる腕時計3つのポイント

言うまでも無く、シンプルな3針時計だけが腕時計ではありません。もちろん高級腕時計の終着点として『パテックフィリップ』の「カラトラバ」のような腕時計を選ぶのは良いでしょうが、せっかく高価な買い物なのですから自分のこだわりを存分に主張できる1本も手に入れておきたいところです。思わず腕元に目が行くようなデザインを選んで、人に見て欲しい、ほめて欲しいと思うのは自然なことでしょう。かといって、奇抜すぎるものはご法度。ここでは、程良くこだわりを薫らせるデザインのポイントをお伝えしていきます。

要素1“形”からデザインセンスを主張

おしゃれとは、自分の個性を肯定的に他人に認めてもらうこと。時計の場合は、手首の小さな存在に勘づいてもらえなければお話になりません。そのためにはまず、形から入りましょう。その第1歩は、ケースの形状を変えること。オーソドックスなラウンドタイプから、写真のようなトノー(樽)型やレクタンギュラ(角)型に変えるだけでも、印象はがらりと変わります。

要素2色彩の豊かさもアピールポイントのひとつ

文字盤もケースも、色使いはどんどん豊かになっています。文字盤にはブルーやブラウンが新しい定番色となり、ケースもブラックやホワイトなど選び放題。最近ですと経年変化を楽しめるブロンズも選択肢として上がっています。カジュアルシーンなら、色にタブーはありません。金銀一辺倒にならず、今一度自分に似合う色を探してみましょう。

要素3素材と構造にも注目しましょう

カラーの多彩化は、メッキや塗装によるものばかりではありません。今やセラミック、カーボン、グラスファイバーなど多様な素材が採用されています。そして素材が変われば、それに合わせてデザインや中の機構までいじりたくなるのが世の常です。カーボンならよりスポーティでラギッドなルックスに、セラミックなら軽さを生かしたミニマルでエレガンスを感じさせるフェイスに……、とステンレススチールでは描き出せない空気感は、1度はめてみないとわかりません。

時計ライターが厳選。おしゃれなメンズ腕時計20選

異形、異色、異素材、異構造。定番から少しはみ出してみることが、腕時計における個性です。それがきちんと背景を持つ実力のあるブランドの逸品であれば、ただ奇抜なだけではなくその腕時計を選んだあなたのこだわりを映し出す鏡として腕元で輝いてくれることでしょう。ここに集めた20本は、そんな力のある腕時計ばかりです。

アイテム1『フランク・ミュラー』カサブランカ

手首に沿うように湾曲した樽型のトノウ・カーベックスという形状は、このブランドの象徴です。名前の通りモロッコの砂漠でも使えるようにとイメージした、同ブランドでも少ないスレンレススチールストラップのモデルになります。『フランク・ミュラー』の象徴ともいえるビザン数字のインデックスも手伝って、存在感は抜群です。

アイテム2『シャネル』J12 オートマティック

ケースは『シャネル』らしくセラミックにチタン粉末を添加して焼き上げ、ダイヤモンド研磨機で徹底的に磨き上げた独特のクロマティックカラーを採用。デザインはミニマルながら透明感のあるベゼルや、ボリュームのある大胆なリューズなど、細部で『シャネル』らしさを薫らせています。独特のカジュアル&ミリタリーなテイストを漂わせる、大人のオフのための1本です。

アイテム3『ウブロ』ビッグ・バン ブラック カーボン

ミドルケースを前後面のプレートでサンドイッチし、ベゼルから裏蓋まで貫通するボルトで固定する特異な構造は、異素材でケースを構成する発想から生まれた『ウブロ』の個性。このモデルはカーボンファイバーで強じんさを確保しつつ、モータースポーツをも思わせるスポーティな空気を漂わせています。

アイテム4『ブルガリ』ブルガリブルガリ オートマティック カーボンゴールド ローマ

その特徴的なベゼルのデザインで一世を風靡した「ブルガリブルガリ」のオールブラックモデルです。ブランドの創業130周年の2014年のみに生産された希少なワンショットモデルで、ケースとベゼルはカーボンファイバー製を使用。マットな質感が、ただラグジュアリーなだけではない大人の落ち付きを感じさせます。インデックスと針のゴールドも挿し色として機能。

アイテム5『カルティエ』バロン ブルー ドゥ カルティエ オートマティック

『カルティエ』が作ると、ベーシックなラウンドモデルも格別の出来栄え。このモデルはサイドビューが流線型の円盤のように見えるのも特徴的です。3時位置のリューズはまるで球体をケースにはめ込んだようで、接触による誤作動を防ぐだけでなく唯一無二のデザインアクセントとしても利いています。『カルティエ』らしい、エレガンス漂う1本です。

アイテム6『ジャガー・ルクルト』レベルソ クラシック

1931年以来連綿と続く、ブランドを代表するレクタンギュラーモデルです。ポロ競技中に風防を守るために考案された反転ケースはあまりにも有名。反転させた裏蓋に彫金をオーダーしてパーソナライズすることも可能となっています。アールデコの様式美とスマートさが、最大の魅力です。また、自身の手で巻き上げる手巻き式というのも、時計好き同士での会話の糸口になってくれそうです。

アイテム7『カンパノラ』メカニカル コレクション

『カンパノラ』は『シチズン』のハイエンドブランドとして位置づけられているもの。ソーラーウォッチが主力である『シチズン』には珍しい、機械式モデルもラインアップしています。搭載するムーブメントはスイスの専門メーカー、ラ・ジュウ・ペレが製作。文字盤の立体的な構造や美しい装飾は『カンパノラ』らしく人目を引かずにはおきません。

アイテム8『ガガミラノ』マヌアーレ 48mm カモフラージュ

『ガガミラノ』らしいビビッドな色使いの発展版で、文字盤とストラップを迷彩柄に仕立てあげました。どこかポップで、遊び心を感じさせる独自のミリタリー風味を作り上げています。懐中時計を腕時計化するというデザインコンセプトはそのままに、コンテンポラリーアートのような雰囲気が漂います。アレルギーフローのシリコンストラップを採用しているので、夏場も汗を気にせず着用できます。

アイテム9『ブルガリ』オクト ソロテンポ

『ブルガリ』のメンズモデルの新しい顔として認知されつつあるモデルで、ラウンドベゼルにオクタゴン(8角形)ケースを組み合わせ立体的なデザインが目を引きます。大小併せ130もの面があるというケースの、複雑で立体的な構造はほかのブランドではなかなか見られません。精悍な深いブルーの文字盤も、腕元に目線を集めます。38mm径とやや小ぶりなので、ルックス以上に腕元に馴染みます。

アイテム10『タグ・ホイヤー』モナコ クロノグラフ キャリバー11スティーブ・マックィーン

F1のモナコGPをリスペクトした迫力あるスクエアモデル「モナコ」。1969年にクロノグラフに自動巻きの時代をもたらしたキャリバー11を搭載した、ファン垂涎の復刻版です。スティーブ・マックィーン氏が愛したブルー文字盤モデルは、今見てもなおモダンさを失っていません。

アイテム11『カルティエ』タンク アングレーズ XL

戦車を俯瞰したような形状がモデル名の由来となっている、角型時計です。この「アングレーズ」はとくに重厚感のあるケースデザインとなっており、3時位置のリューズガードの構造も独特。ケースとブレスは18Kホワイトゴールド製で、ずっしりとした重量感を感じられます。

アイテム12『フランク・ミュラー』ロングアイランド カラードリームス

全体に独特の丸みがあるレクタンギュラーケースと、文字盤のビサン数字と呼ばれるインデックスに特徴があるモデルです。インデックスを1つひとつ異なるカラーで着色した立体的な文字盤は、ビビッドで華やかさがあり、ラグジュアリー感を盛り上げます。

アイテム13『ジェイコブ』デジタル 5タイムゾーン ゴースト

『ジェイコブ』を代表する5タイムゾーンモデルウォッチ。アナログモデルが有名ですが、今作ではデジタル化することでまるで“お化け”のようにとらえどころのないデザインとなっています。こちらのモデルはブラック&ホワイトの2トーンカラーですが、ベゼルはブラックのタイプも付属しており、その日の気分でオールブラックに変えることも可能です。

アイテム14『ウブロ』クラシック フュージョン チタニウム オパリン

独特のツヤのあるホワイト オパリン文字盤がエレガントな1本です。元々『ウブロ』の主要モデルだった「クラシック」を、フュージョンというコンセプトで再解釈したモデルになります。「ビッグ・バン」のダイナミックさと対照的な、シックな空気を感じさせる落ち着いたデザインです。

アイテム15『モーリス ラクロア』マスターピース スケルトン

「マスターピース」は、『モーリス ラクロア』の最上位コレクション。この時計は本来、シンプルな3針モデルです。しかし、ムーブメントの地板と受け板に抜き加工を施し、すべての歯車、ゼンマイ、脱進機の動作を、裏表両面から堪能することができるようにアップデートしています。

手が届く傑作から、超絶技巧の名品まで。モーリス ラクロアの腕時計を語る

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『モーリス ラクロア』はスイスの腕時計ブランド。手頃な価格で“いいモノ感”あふれる傑作を送り出す新鋭にフォーカスし、その魅力や至極のラインアップをお届けします。

夏目 文寛

アイテム16『オッソイタリィ』ヴィゴローソ ES02

ベゼルはシンプルなラウンドですが、大型のラグがダイナミックで目線を集め、文字盤も立体的なインデックスがひと際目立ちます。1モデルにつき限定30本しか製作されない希少性と、イタリアンカジュアルなデザインが相まって、おしゃれ好きな時計ファンの注目の的です。

アイテム17『セブンフライデー』SFP1/03

力強い角型ケース、クルマのホイールのような分針、秒表示や日付表示のディスクを見せる文字盤など、工場の機械やエンジンをイメージしたインダストリアルな作りで注目を集めている時計ブランドです。ビビッドな色使いも面白く、週末のカジュアルシーンで大いに目立ちそうです。

アイテム18『フレデリック・コンスタント』インデックス ムーンタイマー

自社ムーブメント搭載機がバリエーションを広げる一方で、比較的廉価な時計にも妙味を見せ続ける『フレデリック・コンスタント』。このモデルはシンプルなバーインデックスですが、ムーンフェイズと脱進機を見せるオープン文字盤を搭載ししています。GMT針も程良く主張し、腕元で強い存在感を発揮します。

手の届く機械式時計。フレデリック・コンスタントで差を付ける

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大中 志摩

アイテム19『オリス』アートリエ ジャンピングアワー

ケースは普通ですが、8の字を逆にしたような分秒のトラックと12時位置の大型の窓が目立つ、非常にユニークな機構を持つ腕時計です。窓に回転ディスクで時刻を表示するジャンピングアワーを搭載しており、ただの3針には醸し出せないこなれ感を演出してくれます。

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高価な印象のスイス時計。だが、作りは一流にも関わらず手の出しやすい価格帯のブランドも存在する。『オリス』はその代表格。ビギナーにもおすすめしたい魅力を解説する。

ワダ ソウシ

アイテム20『シャウボーグ ウォッチ』ミスティック ブラック

ドイツらしい、職人肌な新興ブランド『シャウボーグ ウォッチ』。ムーンフェイズに文字通りリアルな月の画像を載せたムーンシリーズが有名ですが、同ブランドからはさまざまな趣向に富んだ個性的なモデルが発表されています。

こちらの「ミスティック」も、文字盤の大部分を風防で覆い隠してしまった斬新なデザイン。唯一1本だけ覗く赤針(時針)が、現在の時刻を示してくれるなんとも神秘的な時計です。

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小林 大甫

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