
タトラスのダウンを知る。スタイリッシュで洗練顔の人気モデル16選
イタリアのブランドらしい洗練されたシルエットとデザインで人気の『タトラス』。大人にふさわしいハンサムなダウンジャケットの魅力と狙い目モデルを詳しくご紹介します。
品が良くてきれい顔。『タトラス』のダウンジャケット
『タトラス』は2006-07AWシーズンにスタートしたブランドで、イタリアのミラノを拠点にアウターウェアを展開しています。「機能的」「洗練された」「唯一無二」という3つのキーワードに沿って造形美を追求したコレクションが特徴です。アウターのラインアップの中でも特に定評のあるダウンジャケットに関しては、独自の素材開発に加えて高機能な素材を採用。新しい仕様を積極的に取り入れつつ、洗練されたイメージへと仕上げられたダウンジャケットは、目の肥えた大人たちを中心に高く評価されて人気を集めています。
『タトラス』の人気の秘密は、男が惚れ込む洗練されたデザイン
『タトラス』のダウンジャケットは“ドレッシーダウン”とも評される美麗なシルエットが特徴的。従来のダウンでは不可避だったボリューム感を解消し、スタイリッシュでファッション性の高い1着に仕上げられています。そんなデザイン性が評価され、セレクトショップによる別注も多数。周囲と差がつけられるのでおすすめです。
品質も保証済み。『タトラス』はハイクオリティな素材を採用
最上級のポーランド産ホワイトグースダウンを使用しているのも大きな特徴です。目が細かく、温かい空気を多く蓄えることができるため、軽くても高い保温性を確保できます。だからこそ、細身でスタイリッシュなシルエットなのに十分に暖かいダウンジャケットが実現できるというわけです。さらに、表地にも高機能な素材を用いるなど、品質の追求に余念がありません。
定番から注目作までをピックアップ。『タトラス』のメンズダウンジャケット16選
コレクションを見渡せば、どれもスタイリッシュで大人にぴったりなアイテムばかり。その中でも人気のダウンジャケットを厳選してご紹介します。デザインはもちろん、素材やシルエットなどのバリエーションも豊富なので、好きな1着がきっと見つかるはずです!
▼その1:迷ったらまずはここから。『タトラス』を代表する6つの定番モデル
まずは『タトラス』らしさが凝縮した定番のダウンジャケットを6タイプご紹介! 一見シンプルに見えても生地やディテールにこだわりが詰まっているので、細部までチェックすればするほど魅力的です!
モデル1
DOMIZIANO(ドミツィアーノ)
ブランドきっての人気を集める看板モデルです。イタリアの最高級テキスタイルメーカー、ロロ・ピアーナの生地を使用。スーパー150'sという極細のウール糸を使いつつ、さらにシルクを混紡しているので光沢感がラグジュアリーです。シルバーで統一したメタルパーツもリュクス感を上乗せしています。また、身頃にダーツを入れることでタイトなシルエットを立体的に構築しているのもポイント。少し長めの着丈で、スーツのジャケットにもギリギリ対応します。今季からサイズ感をアップデートし、袖丈・着丈はそのままに、身幅を約1サイズ分大きく設定。シャープなルックスはしっかりキープしながら、旬なリラックス感も演出できるようになりました。
モデル2
BORBORE(ボルボレ)
ナイロン100%素材の定番ダウンジャケット。特殊なサイレントコーティング加工で“シャカシャカ音”を低減し、ソフトで上品な触感に仕上げられています。シルエットはボックス型ですが、脇パーツを加えることで立体感を出しているのはさすが『タトラス』。左袖のタグなど、さりげないディテールで個性もプラスしています。カラバリが豊富で、ブラック、チャコールグレー、ネイビー、カーキ、マスタード、サンド(ベージュ)の6種類。
モデル3
BELBO(ベルボ)
『タトラス』らしいシンプルなデザインにこだわりつつ、左袖のポケットなどでさりげなく個性を加えたダウンジャケット。ブランド設立当時から継続してリリースされている人気モデルです。もっとも特徴的なのはシャイニーなナイロン生地で、表面の機密性やソリッド感を高めるシレー加工によってエレガントなツヤを生み出しています。そんな生地感を生かしつつ、定番カラーからアクセントカラーまで全7色という豊富なカラーバリエーションをラインアップ。
モデル4
FONDO(フォンド)
N-3Bジャケットのディテールを落とし込んだダウンコート。フロント中央のパラシュートボタンや左袖のユーティリティポケットがミリタリーテイストを放っています。その一方、ロロ・ピアーナのシルク混ウール生地やすっきりしたシルエットで野暮ったい印象を払拭。エレガントに格上げしています。見た目よりも軽やかな着心地ですが、撥水素材で機能性もハイレベルです。
モデル5
AGORDO(アゴルド)
長く愛されてきたスタンダードモデル「ジャチント」の後継モデル。杢感あるウール素材の表地が特徴で、風合いの良さで名高いイタリアの専業メーカー、ボットジュゼッペ社の生地を起用しています。他のダウンジャケットにはないマイルドな印象や、こなれたムードも大きな魅力。撥水加工だけでなく止水ジップも採用し、防水性を高めているのもポイントです。シワ防止加工も施されているため、エレガントな生地感が持続!
モデル6
BOESIO(ボエシオ)
マットな表情のナイロン生地が、落ち着いたムードやレトロな雰囲気を感じさせる定番のダウンジャケット。フロント側の裾を直線的にしてスポーティな印象を高めつつ、バック側の裾はラウンドさせて腰周りをしっかりカバーしています。さらに、ブロック状のキルティングも特徴的。ダウンならではのボリュームをさりげなく抑え、スタイリッシュなフォルムに仕上げられています。
▼その2:まだある。個性豊かなラインアップから今季のおすすめモデルを厳選!
トレンドを取り入れたゆとりあるシルエットのタイプや、コートタイプ、リバーシブルで着用できるタイプなど、『タトラス』のダウンアウターはまだまだ種類が多彩! その中から、大人が着回しやすいモデルをピックアップしてご紹介します。
モデル7
HORN(ホーン)
今っぽいオーバーサイズのシルエットを採用したトレンド感のあるダウンジャケット。レングスは少し長めで、オールマイティに使えるバランスへと仕上げられています。また、ダウンの量も通常より多くしてボリュームアップ。「ドミツィアーノ」などにも使われているロロ・ピアーナのウール×シルク生地を使用していて、リュクスな表情へとクラスアップしています。
モデル8
GRAMI(グラミ)
ベースは「ホーン」と同じくオーバーサイズのシルエット。キルティングの幅を広くすることで、ボリューム感を生かしています。最大の特徴は、リサイクルのナイロン糸を用いたリモンタ社製のリップストップ生地。有名メゾンでも使われるほど高級感のあるマテリアルです。光沢あるファスナーがさらにリュクスなアクセントとして効果を発揮。高さのあるネック、ゴム入りの袖口、ドローコード入りの裾を採用しているので、防風性も優秀です。
モデル9
MELKO(メルコ)
「グラミ」の袖を取ってダウンジャケットにアレンジしたのが「メルコ」です。身幅や肩幅は広め。着丈も長くして今どきなビッグシルエットにしています。他のダウンジャケットと同じく、フードは着脱式で気分やコーディネートに合わせてアレンジが可能。レイヤードがしやすいダウンベストなので、他のアイテムとの組み合わせを楽しみながら個性を主張しましょう!
モデル10
DIKRU(ディクル)
「グラミ」をダウンコートにしたような風貌の「ディクル」。素材は同じく、リサイクルナイロンのリップストップ生地を使用しています。ただし、腰のフラップ付きポケットや斜めの胸ポケット、取り外し可能なポーランドラクーン製のファーといったディテールがさりげなくミリタリー調。とはいえ、全体としてはシンプルな面持ちで、幅広く使えるデザインです。レングスがコート丈で、ビジネススタイルに合わせやすいのも長所です。
モデル11
ROMELO(ロメロ)
ブランド公式オンラインショップの「タトラス コンセプト ストア」のみで購入できる限定アイテムです。リバーシブル仕様になっていて、マットなブラックとシャイニーなブラック、どちらの面を表にしても着用できる優れモノ。ポケットとブランドタグは両面に付属しているので、収納力やデザイン性に差はありません。また、シンプルなデザインだからこそ生地感が際立っているのもポイント。コーディネートや気分に合わせて異なる質感を楽しむことができます。
モデル12
NESE(ネセ)
こちらもリバーシブル仕様。ブラックの無地×モノトーンのバンダナ柄、カーキの無地×モノトーンのバンダナ柄、チャコールグレーの無地×赤のバンダナ柄という3タイプで展開されています。無地の面をメインにしても、裏地の柄がアクセントになって個性を発揮。カジュアルに着こなすことを想定していて、インナーにスウェットパーカーを合わせたときに首周りがまとまるよう、低めのスタンドカラーを採用しています。販売は『タトラス』直営店のみの限定品です。
モデル13
AGARONI(アガロニ)
ダウンジャケットには見えないデザインが特徴的。ステッチが表に出ない作りにしつつ、ダウンを薄めに封入しています。フロントに4つ並んだフラップ付きのパッチポケットがアイキャッチ。M-65フィールドジャケットを思い起こさせるデザインで、同様のギミックが取り入れていて、襟を立ててチンストラップで固定することができます。3段階の加工で実現したナチュラルかつ繊細なシワ感が、こなれたムードや上質感を醸成。ミドル丈でさまざまなコーディネートに対応します。
モデル14
DURI(ズリ)
「アガロニ」と同じくダウンステッチを内側に隠した仕様で、ミリタリーアウターを連想させるデザイン。ナイロン100%の生地も共通していますが、ロング丈のコートタイプという点が大きく異なっています。「ディクル」よりもさらに着丈が長いので、ロングなレングスが好きな人に最適です。比較的ゆったりしたシルエットですが、背面側をラグランスリーブスにすることで可動域をさらに拡大。
モデル15
TORON(トロン)
MA-1フライトジャケットをモチーフにした1着も、ステッチが表に出ない仕様のダウンジャケット。左袖のユーティリティポケットや両脇のコードループといったディテールがミリタリー感を強調しています。割繊糸を使ったツイル生地を使っているため、着心地はエアリーで軽やか。微かな光沢が上質感を放っています。シルエットはややワイドで、今どきなリラックス感を意識して着こなすことができます。
モデル16
SANZION(サンジオン)
ボディは「アガロニ」や「ズリ」と同じワッシャー感のあるナイロンですが、スリーブをジャージー生地で切り替えているのがポイント。もちろん、身頃部分にダウンを内蔵しています。袖を動きやすくすることでアクティブなシーンに対応しているので、自転車やクルマを運転する際もノンストレス。シルエットは少しワイドですが、生地やカラーの切り替えがスリムに見える効果を発揮しています。カラバリは全4色。袖はすべてブラックで、ボディがブラック、ネイビー、カーキ、ライトグレーから選べます。

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この記事の掲載アイテム一覧(全16商品)
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『タトラス』 DOMIZIANO(ドミツィアーノ)
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『タトラス』 BORBORE(ボルボレ)
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『タトラス』 BELBO(ベルボ)
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『タトラス』 FONDO(フォンド)
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『タトラス』 AGORDO(アゴルド)
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『タトラス』 BOESIO(ボエシオ)
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『タトラス』 HORN(ホーン)
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『タトラス』 GRAMI(グラミ)
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『タトラス』 MELKO(メルコ)
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『タトラス』 DIKRU(ディクル)
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『タトラス』 ROMELO(ロメロ)
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『タトラス』 NESE(ネセ)
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『タトラス』 AGARONI(アガロニ)
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『タトラス』 DURI(ズリ)
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『タトラス』 TORON(トロン)
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『タトラス』 SANZION(サンジオン)
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