
マフラーのおしゃれな巻き方。簡単にできる8種類を紹介【動画解説あり】
冬に欠かせないマフラーですが、いつも同じ巻き方になりがちではありませんか? 簡単にできて、おしゃれに見える巻き方をご紹介。動画と画像でわかりやすく解説します。
動画で解説! マフラーの巻き方【8種類】
定番から少し差がつくアレンジまで、マフラーの巻き方8種類を紹介。巻き方1つで印象が変わるので、コーディネートに合わせてマフラーのアレンジを楽しんでみてください。
もっとじっくり知りたい方は、記事をチェック!
動画で紹介した8種類の巻き方を記事でも解説します。着こなし例も合わせてご紹介。
▼使用するマフラー
幅は約70cm、長さは約195cm。本記事では、巻き方がわかりやすいよう大判のものを使用しています。マフラーの幅や長さによって、仕上がりのボリュームや長さが異なるので、自分好みの1本を選びましょう。
巻き方1: ベーシックな”1周巻き”
マフラーをぐるっと1周巻くだけの簡単アレンジ。シンプルな巻き方ですが、これだけでサマになります。マフラーの長さやボリュームによってさまざまな表情が楽しめますよ。
手順1
マフラーを首にかけます。どちらか一方を長めにしておくのがポイント。
手順2
長めに垂らしたほうを首に1周巻きます。最後に左右の長さを揃えてバランスを整えましょう。
着こなし例1
ブラウンをベースにやさしい色味でまとめた温もり溢れる着こなし。ゆるっとラフに1周巻きしたマフラーが、程良いボリューム感を演出し、こなれた装いへと昇華しています。
着こなし例2
こちらは明るめのベージュをメインにしたコーディネート。ダークなチャコールグレーのマフラーを無造作に取り入れ、適度に引き締めています。無地のアイテムばかりで品良く仕上げているのもポイントです。
巻き方2:ビジネススタイルによく似合う”アスコット巻き”
その名の通り、アスコットタイのように1回結んで垂らす巻き方。ジャケットスタイルと相性が良く、襟元を華やかかつ、エレガントな印象に仕上げてくれます。長めのマフラーならより縦のラインが強調され、すっきり見えます。
手順1
マフラーを首にかけ、左右の長さを均等にします。
手順2
マフラーを交差させ、胸元で1回結びます。
手順3
マフラーを広げて整えます。面で垂れるように仕上げるのがポイントです。
着こなし例1
ネイビー×グレーでまとめたジャケパンスタイルに、チェック柄のマフラーでアクセントを投入。エレガントな雰囲気を演出するアスコット巻きは、ビズコーデの格上げにうってつけです。マフラーの上からジャケットのボタンを留めても◎。
着こなし例2
きれいめなカジュアルスタイルのアクセントとしてマフラーを活用。スコットランドの名門『ジョンストンズ』らしいトラッドなタータンチェックを挿し柄として思い切り効かせています。アスコット巻きは、マフラーのデザインを主張しやすいのもメリット。柄や色をアピールしたいときにもおすすめです。
巻き方3:きれいめからカジュアルまで。万能な”ニューヨーク巻き”
どこかモダンな雰囲気を放つニューヨーク巻きは、きれいめからカジュアルスタイルまで活用可能。細身のマフラーできっちり巻けばきれいめな印象、大判マフラーで崩して仕上げればカジュアルな印象に仕上がります。
手順1
マフラーを1周巻きにします。
手順2
マフラーを胸元で1回結びます。
手順3
バランスを整えたら完成です。
着こなし例1
ニューヨーク巻きをすっきり大人っぽい表情で仕上げた好例。襟元の開いたチェスターコートと相性が良く、千鳥格子柄がエレガントなアクセントになっています。幅33cm×縦198cmの細長のマフラーを使用。
着こなし例2
ダークトーンがベースのコーディネートですが、少し明るめのマフラーが控えめなアクセントに。白いバッグとともに軽やかなイメージを加味しています。無地のシンプルなアイテムばかりを選んでいますが、立体的な首元がこなれたムードを醸成。ニューヨーク巻きは簡単に巻けるわりにはほどけにくいので、ちょっとした外出時でも頼りになります。
巻き方4:簡単で定番の”ワンループ巻き”
多くの男性が実践している定番のワンループ巻き。輪に通すだけの簡単テクですが、マフラーが首元をしっかり覆ってくれるため防寒性も抜群です。
手順1
マフラーが大判の場合、巻きやすいようにマフラーを縦に半分に折っておきましょう。
手順2
続いて、横に半分に折ります。
手順3
マフラーを首にかけ、端(フリンジ側)を輪に通します。
手順4
輪に通したら、バランスを整えて完成。端の部分をふわっと広げるときれいに仕上がります。
着こなし例1
シンプルなモノトーンコーデにチェック柄マフラーを効かせた着こなし。肌触りが良く上品なツヤ感を備えたカシミヤマフラーは大人の装いによく似合います。幅25cm×縦180cmのマフラーを使用。
着こなし例2
カラーリングが絶妙なコーディネート。モスグリーンのアウターと好相性なオレンジのマフラーをスパイスとして効かせているのがお見事です。ワンループ巻きでまとめたマフラーは長さもボリュームもちょうど良くまとまり、着こなし全体のバランスが整いやすいのも長所です。
巻き方5:上級テクが光る”ピッティ巻き”
巻き方の難易度がやや高めのピッティ巻き。別名ミラノ巻きとも呼ばれ、その名の通りイタリアで生まれた巻き方です。絶妙なボリュームと立体感がジャケットスタイルによく似合い、ダンディな雰囲気満点。大判マフラーを使用すると巻きやすいですよ。
手順1
まず1周巻きの状態を作ります。左右の長さは均等に。
手順2
垂らした一方を首に巻いた輪の内側から少し引き出し、小さな輪を作ります。
手順3
垂らしたもう片方を輪に通します。
手順4
全体を整えてふわっとボリュームを出したら完成です。
着こなし例1
スーツやジャケパンスタイルと相性抜群のピッティ巻き。ジャケットのすっきり開いた襟元に華やかなムードを演出してくれます。マンネリしがちなビズスタイルこそ、マフラーでおしゃれにアレンジしてみては?
着こなし例2
チェスターコートがメインの上品なカジュアルスタイル。ブラック基調のコーディネートだからこそ、オレンジのマフラーが引き立っています。ピッティ巻きの立体感が際立ち、エレガントな印象や無造作感のあるコーディネートにクラスアップ!
巻き方6:防寒性とこなれ感を備えた”ポット巻き”
凝って見えますが意外と簡単なポット巻き。首周りをしっかりとカバーしてくれるので防寒性も抜群です。巻き方に差をつけたいなら、ぜひトライしてみてください。
手順1
1周巻きの状態を作ります。
手順2
首に巻いた輪の手前を引き出し、左右の端の長さを揃えます。
手順3
輪をねじり、8の字状にします。
手順4
輪の中に左右両方の端を上から通します。
手順5
長さやボリュームを整えたら完成です。
着こなし例1
ポット巻きは大判のマフラーを使用してボリュームを出すのがおすすめです。こちらは幅約70cm、長さ約195cmの大判マフラーを使用。着こなしのアクセントとして存在感を放ちます。武骨なモッズコートをブラックのマフラーで都会的に味付け。
着こなし例2
こちらもポット巻きでボリューム感たっぷりの首元を演出した好例。CPOシャツジャケットのフロントを全開にすることで、マフラーとのバランスを整えています。ミリタリー系アウターはラフな印象になりがちですが、トラッドなチェック柄のマフラーを主張することで品位を高めています。
巻き方7:テクいらずの”垂らし巻き”
首にかけて垂らすだけのシンプルな巻き方です。マフラーが縦のラインを強調し、スタイルを良く見せてくれる効果もアリ。アウターからさりげなく覗かせてコーデのアクセントにするのがおすすめです。
手順1
左右の長さを均等にし、マフラーを首にかけて垂らします。これで完成です。
着こなし例1
シンプルになりがちなコートスタイルも、マフラーを垂らしてさりげなく覗かせるだけで、着こなしにリズムが生まれこなれ感を演出できます。無地のマフラーでも良いですが、おすすめはチェックやストライプなどの柄モノ。
着こなし例2
垂らし巻きはスーツスタイルやジャケパンスタイルの定番技ですが、こちらはカジュアルスタイルで採用。ダウンジャケットを使ったコーディネートに白いマフラーを垂らすことで、品格・軽快さ・清潔感をプラスしています。パンツやアウターがチェック柄なのにマフラーもチェック柄だと乱雑な印象になりがちなので、無地のマフラーでバランスを調整。
巻き方8:後ろで結んだ”バック巻き”
後ろで結んでしっかりと首元をカバーできるバック巻き。大判マフラーならボリューム感満点で小顔効果も期待できます。
手順1
マフラーを首にかけて両端の長さを揃えたら、左右の端を交差させます。
手順2
マフラーを首に巻き付けて後ろで結びます。
着こなし例1
ボルドーのニットに合わせたブルーチェックのマフラーが好アクセント。程良いボリューム感が見た目にも暖かみを演出してくれます。後ろの結び目もワンポイントに。
着こなし例2
最近トレンドのビッグシルエットをトップスにもボトムスにも取り入れた着こなし。マフラーをバック巻きにすることで、全体のルーズ感に巻けないボリュームを創出したテクニックに脱帽です。マフラーとパンツをブラックで揃えるなど、全体の色数を抑えて落ち着かせ、大人っぽく仕上げているのもポイント。

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