
万能のカジュアル靴。スリッポンのコーデ実例集
スリッポンは老若男女を問わず愛されるカジュアル靴の一種。定番化した今だからこそ、選び方やコーディネートへの取り入れ方を再確認してみませんか?
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ご存じですか? スリッポンの名前の由来
スリッポンは、「足を滑り込ませる(スリップさせる)だけで履ける」という意味("SLIP-ON"『スリップオン』)から命名された靴です。甲部分に伸縮性のある素材が使われることが多く、ひもや金具などがない点が特徴。甲高の方や、より簡単に靴を履きたい方を中心に愛されています。また、装飾が少ないためあらゆるコーデにも合わせやすく、まさに万能なシューズといえるでしょう。
スリッポンの魅力といえば……?
スリッポンの魅力なら、「履きやすさ」にダントツで軍配が上がるでしょう。足を滑り入れるだけで履け、伸縮性もあるため脱ぐ際もすぐにスポッと脱げます。靴ひもや金具などがないため、靴の着脱時の手間が大幅に省けるんです。お座敷のある場所や友人の家に行くときもストレスフリーで着脱できるでしょう。
知ってるつもりにならないで。スリッポンを選ぶときの3つの視点
着脱がスムーズで、春夏のコーデに合わせやすいスリッポンですが、実際に選ぶ際はどのようなポイントに着目して選べば良いのでしょうか? 素材・色・サイズの観点でおすすめの選び方をご紹介します。
視点1:素材選び
ほかのシューズと同じく、スリッポンにもキャンバスやスエード、レザーなど、さまざまな素材が使用されています。素材が違うだけで質感や見た目、印象さえも変わるため、デザインだけではなく素材で選ぶという選択肢は重要といえるでしょう。そこで、スリッポンによく使われる3素材の特徴を紹介します。
キャンバス
キャンバスはマットな質感で、若々しい印象を与えるコーデに仕上がりますよ。乾燥もさせやすく、履くうちに柔らかくなり、経年変化も楽しめる素材として人気の生地です。
レザー
レザー(本革)は独特の光沢があり、大人っぽいコーデきれいめコーデに仕上がる素材です。使い込むほどに馴染みやすく、風合いの変化も楽しめます。
スエード
スエード素材は、マットながらベルベットのような上品な光沢がある生地です。カジュアル・きれいめコーデ両方に使いやすく、シーンを選ばず使いやすいのも特徴。
視点2:色選び
フォーマルなきれいめコーデに使う場合はブラックやブラウン、ホワイトなど無彩色のものを使うとコーデ全体が落ち着きます。カジュアルコーデやシンプルコーデの場合もベーシックなカラーはもちろん、アクセントカラーとしてレッドやブルーなどの明るいカラーを使うのもGOOD。
視点3:サイズ選び
サイズ調整ができる靴ひもやベルトなどがないスリッポンはサイズ選びが重要です。収縮性があるスリッポンとはいえ幅の調整は難しいため、購入の際は足の長さだけでなく足幅のサイズもチェックしましょう。
定番から通好みまで。大人のコーデにハマるスリッポン3選
選び方を押さえたところで、おすすめのスリッポンを10点ピックアップ。どれも使い勝手が良く、コーデを選ばずに使えるベーシックなものばかり。スリッポン初心者の方にも選びやすいはずです。
アイテム1
『ヴァンズ』スリッポン
「キングオブスリッポンブランド」といっても過言ではないであろう『ヴァンズ』の定番スリッポンです。キャンバス地の1足は、デニムやハーフパンツにとても合わせやすく、スリッポン入門モデルとしてもおすすめのアイテムですよ。
アイテム2
『コンバース』オールスター スリップ 3 OX
超定番モデルのロースニーカーだけあり、男女問わず人気のベーシックモデル。シンプルコーデやマリンコーデにも使いやすく、1足あれば重宝間違いなしのアイテムです。
アイテム3
『リビエラ』メッシュ スリッポン
スペインの人気シューズブランド『リビエラ』のスリッポン。甲部分がメッシュ素材で足をムレから解放してくれること間違いなしのアイテムです。また、インソールの取り外しが可能なためお手入れも簡単。風合いある素材使いは上品なリゾートスタイルにもぴったりです。
きれいめからカジュアルまで。スリッポンの着こなしを紹介
ここまでスリッポンについてお話してきましたが、スリッポンに合うコーデにはどのようなものがあるか気になる方も多いのでは? ここからは、スリッポンを使ったきれいめ・カジュアルコーデをそれぞれご紹介します。
▼スリッポンを取り入れたきれいめコーデ編
きれいめコーデでは、スリッポンと服は無地のものでまとめると全体がより大人っぽい仕上がりに。全体を無地で統一することでカジュアル感もなくなり、よりきれい見えしますよ!
かっちりしがちなジャケットコーデも、タイトめデニムとパステルブルーのスリッポンを合わせることでうまくカジュアルダウンできていますね。全体が同系色でまとまっているだけでなく、ジャケット・ボトムスともにロールアップされており、長さバランスも均一です。
こちらは光沢感のあるセットアップに、マットな質感ながら光沢が美しいレザースリッポンが映えている大人コーデ。インナーシャツとスリッポンのカラーがブラックで統一されているため、セットアップは膨張色ながら全体が引き締まって見えますね。
こちらは全体の質感が統一されたきれいめコーデ。マットな質感のスリッポンを使うだけで、全体のきれいさが程良くカジュアルダウンされていますね。足元のすっきり感とチェスターコートのストンとしたデザインもきれいにマッチしています。
こちらも色数が限定されたコーデ。ジャケットのネイビーとスリッポンのネイビーが統一されており、清潔感だけでなく清涼感も感じられる仕上がりに。ネイビーを上下に使うことでインナーとパンツのペールカラーがより引き立つ効果が生まれています。
ジャケパンに合わせるのはレザーシューズ……ではなく、コンバースのスリッポン!こちらも飾りっ気がないベーシックなシューズのせいかジャケパンコーデに合わせてもまったく違和感がありません。裾のロールアップで足首を見せてより夏らしさの感じられるコーデに。
▼スリッポンを取り入れたカジュアルコーデ編
春夏シーズンらしく着こなすなら、淡いカラーや、ポイントカラーとして明るめカラーのスリッポンを合わせるのがおすすめ。服のカラーやコーデを選ばず、爽やかな仕上がりになりますよ。
全体をネイビーでまとめた夏らしい爽やかコーデですが、足元にペールブルーのスリッポンを合わせることで全体に抜け感が感じられるコーデに。ここをネイビーで合わせても良いのですが、あえてトーンの薄いペールブルーを合わせることで全体がより生き生きした印象に。
全体がグレーやアイボリーでまとまったコーデですが、足元にオフホワイトのスリッポンを合わせるだけで全体のトーンが明るくなった視覚効果が感じられるコーデです。ここで同トーンのベージュやグレーでなくホワイトを合わせることでより清涼感のある仕上がりに。
こちらのマリンテイストコーデにもホワイトのスリッポンが使われていますね。マリンボーダー×ホワイトは鉄板のコンビ。初心者の方でも簡単に取り入れやすい色・柄の組み合わせですよ。青みの強いデニムも、ボーダーとホワイトスリッポンの明るさをより引き立てています。
カーキなどで統一されがちなアウトドアコーデですが、足元にレッドのスリッポンを差し色にすることで全体がよりこなれた印象に。
ほかのアイテムではレッドの面積が広くなるためミスマッチが起こりがちですが、シューズにレッドを使うことで全体が引き締まって見えます。
ブルー×白の王道カラーで構成したメリハリの効いたカジュアルコーデ。鮮やかなブルーのスリッポンは差し色として取り入れるのも手ですが、こちらのようにTシャツとバッグにリンクさせればぐっと着こなしの統一感が高まります。ウエストからチラリと覗かせたウェビングベルトとグレーのインナーが、こなれ感を高める鍵。
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