
水陸両用のボードショーツ15選。海でも街でも頼りきり!
マリンスポーツに、タウンユースにと、これからのシーズンに大活躍する水陸両用のボードショーツ 。その選び方とおすすめアイテムをお届けします。
レジャーにタウンユースに活躍するボードショーツ。水着との違いは?
ボードショーツって水着でしょ? という認識の方も多いかと思いますが、いわゆる泳ぐための水着とは似て非なるもの。ボードショーツは、水着+ショートパンツというイメージで水陸両用での着用が可能です。水着とは異なり、速乾性に優れ、見た目にもショートパンツのようなデザインで、ポケット付きなどのディテールもポイント。ここ数年でボードショーツをタウンユースするスタイルも浸透しています。
ボードショーツをはく際、なんとなく気になるのがインナーの存在。水中での使用が目的のスイムスーツは、透けやズレを防止するためのメッシュインナー付きが主流です。一方ボードショーツは、インナー付きもあれば、最近では付いていないものも増えています。街履きならそのままインナーなしで、海やプールではく際はボクサーショーツタイプの水着用インナーを下にはくのがおすすめ。
ボードショーツを選ぶとき、意識したい2つのポイント
今シーズンもさまざまなブランドから、バリエーション豊富なボードショーツが登場! 数ある中から自分にぴったりのものを選ぶポイントとなるのが、丈感と素材です。ライフスタイルや普段の着こなしへの合わせやすさを意識しながらチェックしてみてください。
ポイント1
自分のスタイルに合う丈をセレクト
ボートショーツを選ぶ際、迷うのが丈感。ここ数年流行りの短丈から、落ち着いた大人好みの長めまで、さまざまなタイプが揃っています。最近の主流は、こちらの3タイプ。
■16~17インチのショート(太もも丈):レイドバック感とトレンド感が演出できるとして人気上昇中。
■18~19インチの膝上丈:動きやすさ重視したいアクティブ派なら、膝上丈がベスト。スポーティで若々しいムードも漂います。
■20~21インチの膝丈:膝を出すのに抵抗があり、大人っぽさや落ち着いた雰囲気が欲しいなら、膝丈を選ぶのが正解です。
ポイント2
着用シーンを意識した素材選びも大切
機能性が問われるボードショーツだけに、その素材も多種多様。海でのマリンスポーツでガシガシはきたいアクティブ派には、水切れが良く軽量、さらにストレッチ性も備えたポリエステルやポリウレタンを使った素材が◎。ビーチサイドで過ごすときやレジャーシーンでの着用には、スポーティな表情とはき心地の良さが自慢のナイロン素材のものを。コットンやポリエステル混なら、さらに風合いやストレッチ性が増します。街履きメインなら、コットンをメインに使用した水着っぽさを感じさせないタイプがおすすめです。
3つのタイプ別に厳選。ボードショーツのおすすめ15ブランド
豊富に揃うラインアップの中から、大人におすすめしたいボードショーツをピックアップ! 人気のサーフブランドにアウトドアブランド、街履きにぴったりなアパレルブランドの3つのタイプ別に紹介します。
▼タイプ1:海男ならサーフブランドをチョイス!
サーフィンやSUP(スタンドアップパドルボード)を楽しむ海男には、やっぱりサーフブランドのボードショーツがお似合い。リラックス感のある西海岸テイストは、マリンスポーツをやらずともビーチサイドでの着こなしにしっくり馴染みます。
ブランド1
『ハーレー』
サーフボードシェイパーのボブ・ハーレー氏の手により、サーフボードブランドとして南カリフォルニアで誕生した『ハーレー』。現在ではサーフと音楽やアートなどの融合したライフスタイルブランドとして人気を集めています。こちらのシンプルなボードショーツは、渋めの色と15インチのショート丈でクラシックなサーフスタイルを演出するのに最適。サイドポケットと面ファスナー付きの背面ポケットもうれしいポイントです。
ブランド2
『クイックシルバー』
オーストラリア発の『クイックシルバー』は、パフォーマンス性とファッション性を両立させたボードショーツに定評あり。高品質かつ斬新なデザインは世界中で人気です。こちらのアイテムは、ワイルドな表情に加え、動きやすいショート丈、ウエストにはサイズ調整可能なドローコード付きでサーフィンのパフォーマンスを上げてくれる機能性の高さも自慢!
ブランド3
『ヴィスラ』
『ヴィスラ』は南アフリカの元プロサーファーが、サーファーの意見や考えをプロダクトに落とし込むというコンセプトのもと、展開しているサーフアパレルブランド。アロハシャツを思わせるボタニカル柄のボードショーツは、キャッチーなプリントだけでなく素材にこだわりが見られます。ココナッツ繊維で作られた4WAYストレッチ素材を使用。動きやすさとサラりとした清涼感ある着心地が楽しめます。丈は20インチ。
ブランド4
『バンクス』
アメリカ、オーストラリア、日本のサーファーやアーティストが、自分たちのクラフトマンシップと創造性を追求しようと生まれた『バンクス』。機能性とサステナビリティを両立させたウェアを信条とし、ボードショーツにもリサイクル素材を使うなど地球にやさしいアイテムを提供しています。モノトーンのリーフ柄は、爽やかさとクールな雰囲気を併せ持った大人好みの1着。すっきりとしたショート丈も夏らしく軽快な印象です。
ブランド5
『TCSS』
アートをベースにしてデザインされたサーフウェアを提案する『TCSS』。1950~60年代のカリフォルニアやオーストラリアのスタイルマスターたちからインスピレーションを受けた、モダンなカットワークとレトロなデザインが特徴です。ベーシックなネイビーカラーにグラフィカルな総柄をあしらったボードショーツは、短めの今っぽいフォルムでありながらどこかレイドバックした雰囲気が◎。バックのボタン付きフラップポケットが、さりげなく洒落感をUPさせています。
▼タイプ2:陸でのレジャーでも活用したいアクティブ派なら、アウトドアブランドがおすすめ
キャンプやフェスなど、アウトドアシーンでもボードショーツが活躍。アクティブに動くシーンには、やはり機能性に特化したアウトドアブランドがイチ押し。水辺や山、天候の変化にも対応しやすいものが多く揃います。
ブランド6
『グラミチ』
ロッククライミング界をけん引してきたロッククライマー、マイク・グラハム氏が独自の手法で機能性の高いウェア作りを始めたことにより誕生した『グラミチ』。その『グラミチ』に『シップス』が別注したボードショーツは、毎年完売必至の人気アイテム。アウトドアにもタウンユースにもOKな定番人気のショーツをベースに、サラリとした素材やメッシュインナー付きで水着としての機能性を盛り込んでいます。メリハリの効いた配色の迷彩柄は、アウトドアスタイルの男らしいアクセントとしても効果的。
ブランド7
『ワイルドシングス』
アメリカを代表する登山家2人によって設立された『ワイルドシングス』。彼らの経験から、プロダクトはタフで軽くなければならないというコンセプトのもとで作られるアイテムは、機能素材を使用した逸品揃いです。こちらのボードショーツは、日本のファブリックメーカーが開発した「Pliantex(プライアンテックス)」という素材を採用。防風性や伸縮性、耐水性などの機能性を誇りながら着心地の良さも楽しめます。軽くシワになりにくいので、旅のお供としても最適。
ブランド8
『パタゴニア』
クライミングギアを作る小さな会社からスタートしたアウトドアブランド『パタゴニア』。徹底的にこだわり抜かれた品質の高さと、環境に配慮したモノ作りで今やアウトドアシーンをリードする存在です。ブランドを代表するリサイクルナイロンを使用した水陸両用のボードショーツは、ミニマルなデザインと速乾性の良さでアウトドアからタウンユースまで大活躍! メッシュインナー付きなので水中でのはき心地も申し分なし。
ブランド9
『ザ・ノース・フェイス』
1968年、アメリカのバークレーでスタートした老舗アウトドアブランド。高品質のダウンやウインドブレーカーで知られ、機能性を追求したこだわりはもちろんボードショーツにも見られます。速乾性と通気性に優れたナイロン素材を使った高機能でありながらソフトなはき心地で、動きやすいゆったりシルエットの膝丈はまさに大人好みの1本。汗や水で濡れてもドライな質感をキープしてくれるので、川遊びやマリンスポーツにもおすすめです。
ブランド10
『ヘリーハンセン』
ノルウェーで防水着メーカーとして創業した『ヘリーハンセン』。現在では、セーリングやトレッキングなどさまざまなアクティブシーンをサポートする製品を作り出しています。こちらは、太ピッチのボーダーで爽やかなマリンテイスト溢れる1本。ハリと光沢のあるナイロンタッサー素材は、速乾性があり強度も高いのでアウトドアでタフにはくにはもってこい!
▼タイプ3:街履きメインで、コーデに馴染む1本が欲しいならアパレルブランドをチェック
ボードショーツにもトレンド感や、スタイリッシュな表情が欲しいという人には、アパレルブランドの旬なタイプがベスト。デザインのバリエーションも豊富です。
ブランド11
『ジェームス パース』
ハイクオリティなカジュアルウェアを展開する『ジェームス パース』。LA出身のデザイナーが発信する、新しいカリフォルニアカルチャーはトレンドに敏感なセレブの間でも注目されています。シンプルなグレーのボードショーツ1つ取っても、シックなグレーに鮮やかなイエローのドローコードを挿した配色や、すっきりと細身に見えるデザインなど、さりげなくこだわったディテールでスタイリッシュな印象。
ブランド12
『ダントン』
フランス生まれのワークウェアブランド『ダントン』らしい、シンプルでシックなボードショーツをピックアップ。ナイロンタフタを使用した本作は、マットな質感で落ち着きのある面持ちが他にはないポイントです。大きめのポケットやゆったりとしたシルエットなど、同ブランドらしいワーク感が残るデザインに仕上がっています。
ブランド13
『スコッチアンドソーダ』
オランダ・アムステルダムから上質で着心地の良いスタイルを提案しているカジュアルブランド。クラシックやヴィンテージといったスタイルをヒントにした、モダンでありながらどこか懐かしさを感じさせるデザインが特徴です。無地のベーシックなボードショーツも、日焼けした肌に映える褪せた色味や裾にあしらわれたラバー素材のロゴでブラッシュアップ! 潔く白Tと合わせ、ボードショーツのレトロモダンな雰囲気を引き立たせて着こなすのがおすすめです。
ブランド14
『ウィルラウンジ』
『ナノ・ユニバース』による大人の男性向けライフスタイルウェアブランド『ウィルラウンジ』が、サーフブランド『クイックシルバー』とのコラボによって生み出した1本。機能性を備えた生地やポケットを採用しつつ、すっきりとした細身のデザインや落ち着いたカラーリングで都会的なルックスに仕上げています。海辺やアウトドアシーンだけでなく、タウン使いにうってつけ。
ブランド15
『ギャップ』
言わずと知れた、世界中で愛用されているカジュアルブランド『ギャップ』には、普段使いしたいベーシックなボードショーツが多数揃っています。なかでも大人のカジュアルに欠かせないのが、ネイビーベースの無地タイプ。ダークカラーなので長めの丈だと重たい印象になりますが、ローウエストでショート丈ならアクティブで軽快に着こなせます。この夏のトレンドの柄シャツと合わせるのもいいですね。

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インテリアやアウトドア記事をメインに担当
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