大人流ボウリングシャツの攻略法。今季らしく着こなす3つのコーデ法と狙うべき10枚
春夏らしい軽快さとともに、男らしい雰囲気を得られるとあって人気を高めているボウリングシャツ。その今季らしいコーデの攻略法を伝授しつつ、注目の新作もご紹介します。
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季節感も男らしさも。春夏に味方する優秀アイテム、ボウリングシャツ
涼しげな雰囲気を振りまく開襟シャツは、春夏シーズンにおけるマストアイテム。そのなかでも昨今じわじわと支持率を伸ばしているのがボウリングシャツです。その名の通り、1950年代にボウリング用ユニフォームとして米国で誕生した同アイテム。スポーツ由来ならではの動きやすさに加えて、他の開襟シャツとは一線を画す男らしい雰囲気を持ち味としています。つまりは“いいとこ取り”なワードローブということですね。
ボウリングシャツのデザインの特徴というと、まず襟元は開放的なオープンカラー仕様が基本。裾は直線的なスクエアカットで、背面にアクションプリーツが入ったモデルも多く見られます。スポーツをルーツに持つアイテムらしく、その快適性は数あるシャツの中でも随一といえるでしょう。そして、大胆に取り入れられた刺繍も大きな特徴で、スポーティさの中に男らしさも内包。そのどこかルードな雰囲気がウケて、1950年代当時は多くのロックアーティストに愛用されていました。
開襟シャツといえば、アロハシャツ・キューバシャツなどリラックステイスト満開のものがシーンの主流ですが、軽快さの中にほんのりとワイルド感を宿したボウリングシャツなら、同じ開襟シャツながらも一味違った新鮮なムードを生み出せます。ぜひとも味方に付けて、春夏コーデをセンス良くアップデートしましょう。
大人はどう着る? ボウリングシャツを攻略する3つの方法
ではここからは、ボウリングシャツを洒脱に着こなすためのテクニックを見ていきましょう。とりわけ推奨したい攻略法は、以下で挙げている3つ。いずれも小難しいテクニックではないので、積極的に実践してみてください。
方法1
ワークパンツで男らしさをブースト
前述の通り、ボウリングシャツのストロングポイントは男らしさ。タフな面持ちのワークパンツと組み合わせれば、その魅力を効果的に増幅できます。その際、ボトムスは適度にワイドシルエットを選ぶのが◎。抜け感が生まれて、ハード過ぎない着こなしに仕上げられます。
コーデ1
黒を基調とすることでワイルドさと大人感を両立
トップスはボウリングシャツ、ボトムスはカーキチノパンという男前なコーディネート。ただし、シャツ&レザーシューズをブラックで統一しているため、ワイルドなだけでなく大人っぽさも感じさせてくれます。上はジャスト・下はゆるめという、旬なAラインシルエットも好印象!
コーデ2
デニムと共演させればアメカジ調コーデが完成!
ボウリングシャツもデニムパンツも生まれは米国。両者を共演させれば、クラシカルなアメカジスタイルを作り上げられます。ゆったりとしたリラクシングなシルエットや足元のスポサン使いなど、随所にモダンな要素を取り入れているのもハイセンス。カラーはシックなダークトーンに徹しています。
方法2
主張あるカラーシャツでシンプルコーデを遊ぶ
黒やネイビーなど定番色のボウリングシャツも良いですが、昨今は大胆な“派手色”のボウリングシャツも人気。身に着けるアイテム数が減り量産的になりがちな春夏コーデも、それ1枚でグッと華やぎます。シャツの主張を妨げないよう、ボトムスはベーシックなカラーを選びましょう。
コーデ1
色鮮やかなシャツでラフコーデに茶目っ気を加味
ベージュのミリタリーパンツにレタードT、ベースボールキャップなどカジュアルなアイテムを多用してコーディネート。そこにビビッドな配色のボウリングシャツをさらりと羽織って、ひとさじの茶目っ気をプラスしています。スリッポンによる抜け感出しもお見事!
コーデ2
ミニマルだからこそ際立つシャツの存在感
ごちゃごちゃと余計なものを着けないさっぱりしたスタイリングゆえに、シャツのポップなカラーリングが引き立っています。足元のサンダルも、美発色なシャツとともに季節感を後押し。ボトムスはカーキパンツを選んで、適度にテンションを落ち着かせています。
方法3
ボウリングシャツ×ショーツなら開放感MAX!
軽やかな開襟シャツには、やはりアクティブなショーツスタイルがマッチ! 男っぽさを纏ったボウリングシャツなら開襟とはいえリゾート風になり過ぎないので、大人でもすんなりと挑戦できます。シャツのフロントは閉じてもOKですが、オープンすることで開放感がさらにアップ!
コーデ1
淡色×濃色のコントラストでこなれ感を演出
シャツ&カットソーはペールトーンでまとめる一方、ショーツには濃いめのパープルカラーをチョイス。上下にくっきりとカラーコントラストを付けることで、こなれたメリハリ感を打ち出しています。タッセルがあしらわれた個性派サンダルでの“キャラ出し”にも注目を。
コーデ2
ショーツを幼く見せない洗練のモノトーン
下手するとコーデ全体を子供っぽく見せてしまう懸念のある膝上ショーツ。しかし、この着こなしでは上下ともモノトーンにまとめることで、洗練された雰囲気を描出しています。大人っぽさを高めるため、ボウリングシャツはシンプルなデザインを選択。要所で清々しい白を挿し、無彩色スタイルにありがちな単調さを払拭しているのも着こなし巧者ならではです。
大人コーデに似合う、ボウリングシャツのおすすめ10選
今シーズンは例年以上に豊作となっているボウリングシャツ。その中から、大人好みのデザインに仕上げられた秀作を厳選してお見せしていきます。どのモデルも比較的シンプルなフロントデザインとなっていますから、普段着に取り入れやすいはずです。
アイテム1
『ローター』フラッピングバード ボウリングシャツ
1950年代を彷彿とさせるライン入りデザインのクラシカルな1枚。生地はコットン100%のタイプライタークロスで、さらりと心地良い肌触りです。背面の迫力あるグラフィックは、アーティストのハイジャンパー氏がデザインを担当。そして、国内の腕利き職人によって丁寧に刺繍されています。
アイテム2
『グラム』パイルボウリングシャツ
ふんわり柔らかなパイル生地が使われたルームウェア風のボウリングシャツは、吸水性が高く過酷な盛夏にもぴったり! 締め付けのないオーバーシルエットも、快適な着心地の一助となっています。背面に刺繍やワッペンなどの付かないプレーンなアイテムですから、ボウリングシャツの入門モデルとしてもおすすめ。
アイテム3
『エクストララージ』ボウリングクラブS/Sシャツ
言わずと知れた王道ストリートブランドもボウリングシャツをリリース。フロントはロゴ刺繍のみのプレーンなデザインですが、背面にはオリジナルのイーグル刺繍が堂々と鎮座します。なお、生地は速乾性の高いポリエステル100%で、汗をかいても不快なムレを感じさせません。
アイテム4
『サイラス』S/Sボウリングシャツ
テロンとした落ち感と独特な光沢を特徴とするレーヨン×ポリエステル素材。風合いが良いだけでなく吸湿性・速乾性にも秀でており、コンフォートさに関しても折り紙付きです。刺繍のカラーを襟やライン、ボタンと揃えることによって、一体感を生み出しているのもポイント。
アイテム5
『レイジブルー』バックデザイン/ボウリングシャツ
広めに設定された身幅にドロップしたショルダーなど、トレンドを捉えたルーズシルエットが魅力。ドレープ感のあるレーヨン×ポリエステル生地も、リラクシングなムードを盛り上げます。バックにはオールドスクールな刺繍が施され、絶妙なアイキャッチに。他色では都会顔なブラックと美発色なグリーンもスタンバイします。
アイテム6
『ラウンジウェアトウキョウ』オープンカラー ダブルポケット バック刺繍 ボウリング開襟シャツ半袖
生地も刺繍も淡いカラーなので、ボウリングシャツでありながらどこかクリーンな顔立ち。スラックスなどの品良いボトムスとも好相性を発揮してくれそうです。素材にはシワになりにくいポリエステルが使用されていますから、洗いざらしのままで着ても◎。また、両胸にはボタン付きのパッチポケットを使用し、ほんのりとワークテイストを注入しています。
アイテム7
『ヒューストン』S/Sボウリングシャツ
50年以上の歴史を持つ日本発の老舗ミリタリーブランドより。セルロース繊維100%のボディはまるでシルクのようにツヤやかなうえ、高い吸湿性も備えています。ボウリングをモチーフとした背面のグラフィックは立体的なチェーン刺繍で表現されており、インパクトも申し分ありません。ボウリングピンの形状をした、茶目っ気あるフロントボタンも男心をくすぐります。
アイテム8
『ヘイト』ジョーカー ボウリングシャツ
フロントにチェッカーフラッグライン、背面にはジョーカーのグラフィックをオン。前後どちらからでも個性をしっかりとアピールできる1着となっています。素材にはコットンライクなポリエステルが使われており、ツヤ感は控えめ。アートワークは札幌を拠点とするラット ホール スタジオが担当しています。
アイテム9
『スタイルアイズ』×『ジャーナル スタンダード』WITH RIBS SHIRT
1950年代のアメリカンスポーツウェアを中心に展開する『スタイルアイズ』と『ジャーナル スタンダード』のコラボ作。シンプルなデザインゆえに大人でも挑戦しやすい1枚です。袖の付け根にあしらわれたリブの切り替えがポイント。レーヨン100%のテロっとした生地を採用しており、程良い落ち感がありリラックスムード漂う仕上がりです。
アイテム10
『デルマースポーツウエアー』ボウリングシャツ
1950年代当時の『デルマースポーツウエアー』の素材&縫製を参考にしつつ、モダンにアップデートした逸品。刺繍を省いたさっぱり顔のボウリングシャツなので、使い勝手は群を抜いています。風通しの良いオーバーシルエット×さらさらとしたレーヨン素材の併せ技によって、涼やかな着心地を叶えているのも美点です。ドレスシャツを思わせる細やかな運針も流石の一言!
この記事の掲載アイテム一覧(全9商品)
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『ローター』 フラッピングバード ボウリングシャツ
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『グラム』 パイルボウリングシャツ
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『エクストララージ』 ボウリングクラブS/Sシャツ
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『サイラス』 S/Sボウリングシャツ
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『レイジブルー』 バックデザイン/ボウリングシャツ
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『ラウンジウェアトウキョウ』 オープンカラー ダブルポケット バック刺繍 ボウリング開襟シャツ半袖
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『ヒューストン』 S/Sボウリングシャツ
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『ヘイト』 ジョーカー ボウリングシャツ
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『デルマースポーツウエアー』 ボウリングシャツ
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