必見。白Tシャツの着こなしをおしゃれに見せる方法

必見。白Tシャツの着こなしをおしゃれに見せる方法

Tシャツは着回しやすい白が鉄板。ただし白Tシャツは王道なだけに、周りとのかぶりやマンネリが気にかかる。そんなときに思い出してほしい、おすすめコーデをピックアップ。

菊地 亮

2018.05.10

トップス
Tシャツ
夏の着こなし・コーデ

NOT部屋着。白Tシャツをおしゃれに着こなすには?

白Tシャツは、シーンを問わず活躍してくれるメンズアイテムの永世定番品。カジュアルな街着として1枚といわず数枚は確保しておきたいアイテムだが、シンプルゆえに下手をすると部屋着のように見えてしまうことも少なくない。その差別化を意識しながらコーディネートをしなければ、”センスある着こなし”からは遠ざかってしまう。部屋着と”おしゃれ着”の差別化として選ぶなら、ドレスコードに当てはまるアイテムなど全体が引き締まるようなモノとの合わせがベターだ。

センスよく着こなす前に知りたい。 白Tシャツ選びのポイント

時代を問わず、老若男女の誰もが手にしてきたスタンダード。その魅力は、ピュアな白が伝えるクリーンさや爽快さ、ガシガシ洗濯して着られる手軽さ、無彩色ゆえの合わせるアイテムを選ばない懐の深さなどさまざま。白Tシャツを新調するのであれば、ストロングポイントを最大限に生かすことを念頭に置いておこう。

ポイント1旬のコーデを実現したい方はビッグシルエットを

海兵が船上での作業時に着ていたモノが起源、といった説もあるTシャツ。このことからもわかるように、元々はラフな肌着として誕生したものだ。その用途であればぴっちりしたサイズ感でも問題ないが、あくまでファッションのトップスとして取り入れるなら、そのサイズ感は重要だ。

Tシャツをおしゃれ着として着こなすのであれば、ビッグシルエットのアイテムをセレクトすると近道だ。肩の落ちたゆったりとしたシルエットは、リラックス感たっぷりで旬もアピールできる。だらしなく見えないよう、オーバーサイズを試すなら丈が長すぎたり生地にハリのないモノは避けるようにしよう。

ポイント2襟元と裾部分のレイヤードで差をつける

夏コーデはTシャツ1枚でも完結する。ただ、それでは没個性にもなりかねず、その他合わせるアイテムによっては手抜き感が出る危険性もある。

シンプルななかに程良くセンスを演出するのであれば、Tシャツのレイヤードスタイルがおすすめ。インナーとして着用するTシャツは着丈が長めのモノを選び、外側に着用するTシャツは少しゆとりを持たせたサイジングにするとバランスが良い。色は、コーディネートのようにメリハリのある2色を選ぶと良いだろう。さりげなくのぞくTシャツが程良い抜け感を生み、コーディネートを爽やかに見せてくれる。

ポイント31着目には着るほどになじんでいくコットン100%を

前述したように、白Tシャツの魅力のひとつといえば気軽に袖を通せる点にある。となれば、ガシガシ身につけ、洗濯してもへこたれない丈夫さが何よりも必要だ。

そこで選ぶべきは、やはりコシが強く肉厚なコットン製。その優れた耐久性は頼もしくもあり、天然素材ゆえに生じるクタ感には愛着もわく。まずは綿100%の1枚を確保して、その後速乾性に優れたポリエステルやリネン混などの素材も比べてみるといいだろう。

シンプルななかにこだわりあり。大人のための厳選白Tシャツ

これまで挙げてきたセレクトのポイントを踏まえ、今手に入れておくべきアイテムを厳選。生地の丈夫さや上質感にはじまり、流麗なパターンや洗練されたデザインなど、単なる肌着では終わらせない1着を網羅。プレミアム感に満ちた、これぞというTシャツを見つけたい。

アイテム1『サンスペル』Q82

150年以上の歴史を誇る英国最古のアンダーウェアブランド『サンスペル』の定番素材であるQ82は、耐久性と肌触りにこだわって開発されたコットンジャージー。非常に軽くなめらかな肌触りでありながら、着用や洗濯でもよれにくい強度も兼ね備えているのが魅力。さらりと上品なルックスはきれいめスタイルとの相性も抜群だ。

アイテム2『ルトロワ』THOMAS クルーネックTシャツ

洗練された生地感、品のあるカジュアル感を常に感じさせてくれるフランス産ブランド。このクルーネックTは昔ながらの丸編み機を使い、ゆっくりと時間をかけながら丸胴編みという手法で仕上げた生地を使用。非常に柔らかく伸縮性にあふれ、肌に引っかかるような継ぎ目もないボディは、最高級の着心地を提供する。

アイテム3『ザノーネ』アイスコットン クルーネック

アイスコットンによって作られた、最高レベルの心地良さを体感できるTシャツ。アイスコットンとは、コンフォートジャケットなどでも使用されている素材で、シャリッとした質感と冷感を感じさせる肌へのタッチが特徴。こちらはそれを存分に味わえて、シンプルな中にもイタリアメイドらしい美しさであふれている。

アイテム4『フィルメランジェ』ディジー

原料の糸や生地、縫製に至るまで全て自社で開発している日本のカットソーブランド。オーガニックコットンの綿糸をヴィンテージの吊り編み機で丹念に織り上げた生地は柔らかく、肌触りも格別。こちらのディジーは有機リサイクルコットンを使用したやや肉厚モデルで、ムラ感のある独特の風合いがヴィンテージライクな仕上がりを生んでいる。

アイテム5『スリードッツ』ジェームス

ハリウッドセレブにも愛される抜群のフィット感が魅力の『スリードッツ』は、ロサンゼルス生まれのカットソーブランド。なめらかな素材感で余計なしわが出にくいので、ジャストサイズを選んでタイトなシルエットを楽しむのがマスト。ピーチスキンのような肌触りも心地良い定番の1枚だ。

コスパ重視で選びたい人には!

上質なブランドが良いのはわかるが、かなりの頻度で着るモノだけにそこまでコストはかけられない……、それは多くの大人たちの本音だろう。ではプライスに重きを置いてクオリティは目をつむらなければならないかというと、決してそんなことはない。コスパに優れた白Tシャツが、各ブランドよりリリースされている。

アイテム1『ベルバシーン』2枚組パックT

1932年、アメリカのオハイオ州シンシナティで産声をあげた『ベルバシーン』。Tシャツやスウェットシャツなど、これまでカレッジや軍へ納入したアイテム実績をみれば、そのクオリティもおのずと理解できるはずだ。お得なパックTシャツでも知られ、生地は上質なカリフォルニア産のコットンを使用した18番天竺。その質と価格のギャップは驚愕。

アイテム2『フルーツオブザルーム』2枚組パックT

アメリカを代表するアンダーウェアメーカーで、高いコストパフォーマンスからスーパーなどにも並ぶアメリカ国民の必需品。ただ、その実力は折り紙付きで、どんなセレブリティたちもオフの日には袖を通す。厳選されたアメリカ産コットンによって仕上げられる生地は、厚手で丈夫。長年着続けられる質実剛健な作りも魅力だ。

アイテム3『グッドウェア』クルーネックポケットT

1983年の創業当時から、MADE IN USAにこだわってアンダーウェアを作り続けるブランド。Tシャツの両端に縫い目のない、米国産Tシャツ伝統のチューブ編みを採用しているため、生地の伸びや型崩れがしにくい。しかも、7.2オンスのヘビーウェイトコットン製のため持ち前のタフさも心強い。そして、着るほどに体へと自然になじんでいく。

アイテム4『ヘルスニット』×『アメリカンラグ シー』別注 半袖ポケT

タフなアンダーウェアを得意とする『ヘルスニット』定番の丸胴ポケットTシャツに、透け防止加工の顔料を入れた別注品。1枚で着ても透けないうえ、アメリカンコットンの肉厚生地はベタツキにくいので暑い季節でも気持ち良く素肌に着用できる。通常より大きめのサイズ感も、今のトレンドにぴったり。

アイテム5『ヘインズ』ビーフィー パックT

その名の通り牛のようにタフでたくましいビーフィーは、パックTで名高い『ヘインズ』で40年以上愛されるシリーズ。ヘビーウェイト生地の丈夫さは言うまでもないが、縫い目の凹凸が首回りに当たらない工夫やタグレス仕様など、細やかな配慮でストレスフリーな着心地を実現している点も見逃せない。

合わせて読みたい: ヘインズのパックTシャツ徹底解剖

こなれ感のある大人の白Tシャツの着こなし実例

昔からなじみのあるアイテムだけに、白Tシャツを本当におしゃれに取り入れるのは意外と難しい。ベーシックなアイテムだからこそ、今風に着こなすためにはテクニックが必要だ。その解決策を、ファッショニスタたちのスタイリングを見ながら探していきたい。

着こなし1きれいめとカジュアルのバランスに留意

クリーンな白Tシャツの魅力を存分にアピールするには、ベージュのチノパンのような程良く品があるアイテムとの併用が効果的。双方ともにカジュアルなアイテムであっても、過度にラフなイメージを与えることはない。そこで足元にトップスの色を拾ったスニーカーをセット。また淡い色みでまとめた分、黒ハットの引き締めが有効打に。

着こなし2ビッグシルエットは1枚でも存在感大

ビッグシルエットTシャツのボリュームがハーフパンツの軽さを中和。だらしなくなりがちなシルエットの白Tシャツを程良く軽快な印象にまとめている。足元にはさりげなくトップスとパンツの色みを拾ったソックスを合わせ、キャプにはペールイエローをさして遊び心をプラスするなど小物使いの妙も見逃せない。

着こなし3ジャストサイズを着たいなら細身のパンツを

白Tシャツとジーンズのコンビは、いつの時代も大人たちのスタンダード。ただ、今風に着こなすならそれなりのワザが必要になる。そこであえてジャストフィットのトップスに、細身のダメージジーンズをプラス。シルエットで大人らしい要素をほんのり盛り込めば、全体もすっかりアカ抜けて見える。あとはブラック小物で引き締めればOK。

着こなし4メリハリのある色みで個性を創出

鮮やかなショーツとのコントラストにより、プレーンな白Tシャツの存在感を引き立てることに成功。シンプルなアイテム同士を組み合わせたことで、白Tシャツを中心とした大人のシンプルコーデに仕上がった。スニーカーとサングラスをブラックでリンクさせ、全体のバランスを取っているのも見事。

着こなし5タックインにはタックパンツを

無彩色な白Tシャツをきれいに、かつ個性的に着こなした好サンプル。いつものアイテムも、タックインするだけでもこんなにもシュッとした見栄えになる。ボトムスには、ウエスト部分をしめながらヒップ回りにゆとりを作ったタック入りのスラックスを選択。クラシックなタイプだが、テーパードシルエットと8分丈によってモダンな印象に。

着こなし6リラックス感あるTシャツには、ワイドパンツが好相性

五分袖の白Tシャツとワイドイージーパンツがリラックス感を演出。身幅の広いTシャツに同じくワイドなパンツを組み合わせて作られたIラインシルエットが、モードな雰囲気を醸し出している。チラ見せの足首とネイビーのスニーカーで足元に抜け感を作れば、モノトーンの重たい印象を回避ですることも可能だ。

着こなし7ワントーンを狙うなら、素材感に注目

トータルをホワイトのワントーンで仕上げた難易度の高いコーディネート。それをうまく攻略したカギがゆるめのシルエットとテクスチャー感だ。トップスにはコットンTシャツではなくニット編みのモノを採用。ルーズシルエットのボトムスを掛け合わせたことで、浮きがちな印象の白コーデを巧みに着こなしている。

着こなし8定番の組み合わせこそ、シルエットにこだわる

チノパンと白Tシャツの組み合わせはきれいめコーデの定番だが、チノパンに細身のテーパードシルエットをチョイスすればアクティブなムードもプラスできる。ヘビーウェイトの男らしいTシャツを組み合わせればその空気はさらに加速。要所をブラックの小物で引き締めつつ、ブルーのキャップで爽やかさをキープ。

着こなし9ストリートライクにキるなら、色数に注意

白Tシャツにジャージーのボトムス、そしてキャップと、とことんスポーティにスタイリング。使用するカラー数を抑え、極力シンプルかつスタイリッシュに合わせたことで都会感をプラスしている。その中にあって、グリーンのサコッシュがいいスパイスに。無理のないトレンドの取り入れ方はぜひとも参考にしたい。

着こなし10難度の高いAラインは、Tシャツの丈をルーズに設定

おなじみのアイテムによるコーディネートだが、違いを生んでいるのはシルエット。裾丈の長めなトップスにくわえ、ウィメンズでもおなじみのガウチョパンツを取り入れながらAラインシルエットを作り上げた点が実に絶妙。ハットやスニーカーには鮮やかな色みを取りいれ、着こなしにメリハリを利かせているのもGOOD。

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