人気のスリッポン15選。カジュアルからビジカジ使いまでおすすめモデルやコーデ術を紹介
サッと脱着できる気楽さとミニマルなルックスが持ち味のスリッポン。なかでも特に人気のスニーカーソールモデルに絞って、おすすめのアイテム&コーデについて解説します。
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楽ちんさと合わせやすさの両取り。大人にはスリッポンが必要だ
足を滑り込ませるようにして着用するスリッポン(Slip-on)は、シューレースがなく脱着が楽ちんなのが最大のメリット。ひもを結んだり・解いたりといったわずらわしい作業から解放されるのは本当にありがたいですよね。そして、シューレースがないからこそのミニマルなデザインも魅力のひとつで、多彩なコーディネートとスムーズに調和。ヘビロテアイテムとしても実に頼もしい存在です。本記事では、スリッポンの中でも現在主流となっているスニーカーソールタイプのモデルにフォーカス。詳しくご紹介していきます。
購入前にチェック。着こなしに合わせて選びたいスリッポンの素材
一口にスリッポンといっても、アッパー素材は実にさまざま。当然、素材が変われば雰囲気も大きく変わってくるので、自身の着こなしと相談しつつ選びたいところです。以下では、定番的な3つの素材をご紹介。
素材1
オールラウンドに使える「キャンバス」は鉄板!
スリッポンでもっともポピュラーなアッパー素材といえるキャンバス。ザクッとした豊かな風合いが、気負わないカジュアルな雰囲気を足元に描き出してくれます。カジュアルとはいっても、白やネイビー、黒などの主張し過ぎない定番色ならば大人っぽいスタイリングとも違和感なくマッチ。とにかくオールラウンドに履きこなせるので、1足押さえておいて損はありません。
素材2
品良いイメージを狙うなら「スエード」
コーディネートをある程度品良く仕上げたい場合、あるいは足元で全体の印象を格上げしたい場合には、クラス感あるスエード素材のモデルを選ぶのが正解です。スニーカーソールのモデルであれば、変に堅苦しく見える心配はないのでその点はご安心を。リアルスエードが望ましいですが、最近は人工皮革でも風合いの良いものが多く出ているので、お財布と相談しながらチョイスしましょう。
素材3
とことん軽やかさを意識するなら「メッシュ」も選択肢に
着こなしに軽快さを簡単に呼び込めるメッシュ素材も注目株。キャンバス、スエードといった定番素材と肩を並べるほど、多くのブランドからリリースされています。見た目に軽やかというのはもとより、通気性にも秀でておりコンフォートさに関しても折り紙付き! 素足でそのまま履いた際にも心地良さを享受できますよ。
デイリー使いに調子良い。人気ブランドのおすすめスリッポン10選
ここからは、普段使いにぴったりなスリッポンを一挙見せ。シューズブランドを中心に、大人の着こなしと調和する秀作を幅広くお披露目していきます。気になったモデルは、早めにチェックしておくのが吉!
掲載アイテムを比較!
スリッポンの人気ランキング
これから紹介する商品を、ひと足お先に人気順で披露。アイテム名をクリックすると記事内の掲載箇所に移動します。
アイテム1
『ヴァンズ』スリッポン
1979年に登場した「スリッポン」は、『ヴァンズ』を代表するマスターピースのひとつです。アッパーには丈夫なキャンバス素材を用い、アウトソールにはグリップ性に長けたワッフルソールを採用。スケートシューズらしく、タフに履きこなせます。現在まで実に多種多様なバリエーションが登場していますが、その中でも王道のチェッカーフラッグ柄は頭ひとつ抜けた人気!
アイテム2
『コンバース』オールスター スリップ3 OX
言わずと知れたキャンバススニーカーの名作「オールスター」を、ひもなしのスリッポンスタイルにアレンジ。定番スニーカーならではの安定感と、遊び心あるデザイン提案を両方楽しめるアイテムとなっています。あえてハトメをそのまま残すことで“らしさ”を色濃く残しているのが最大のポイント。内部には幅太なゴムを配し、高いフィット性を実現させています。
アイテム3
『ムーンスター』スクーラー カックス
ブランドの定番シューズを現代的にバージョンアップした「スクーラー」シリーズから登場の逸品。1984年に誕生した「ベンチャーカックス」というカジュアルシューズがデザインの基盤となっています。そのシュッとしたルックスは、どことなくデッキシューズのよう。白単色でまとめられたクリーンな1足なので、コーディネートのテイストを問わずマッチします。
アイテム4
『セダークレスト』キャンバス素材ecoスリッポンシューズ
1925年にアメリカのテネシー州で創業した『セダークレスト』はワークブーツからスタートしたブランドですが、今ではビジネスシューズやスニーカーもラインアップ。オーセンティックなデザインのスリッポンも人気です。クセのないシンプルなデザインで幅広いコーディネートやシーンに対応。エコな素材を起用しているのも特徴で、アッパーとシューレースにはペットボトルが原料の再生キャンバス、アウトソールには再生ゴムを使っています。
アイテム5
『ブラッチャーノ』総柄スリッポンシューズ
自由な発想のイタリア的なセンスが冴えているシューズブランド『ブラッチャーノ』。スリッポンも定番アイテムのひとつで、定番的なカラーだけでなくさまざまな柄を取り入れた個性的なタイプもリリースしています。この1足はヒール周りをボーダー柄で切り替えたデザインが独創的。個性がありながら全体としては爽やかで、大人なコーディネートにも馴染みます。
アイテム6
『ムッシュニコル』スエードレザー スリップオンスニーカー
キメの細かい上質なスエードを採用することでスニーカーソールのスリップンをクラスアップ。こなれたムードの大人っぽいアイテムに昇華しています。一見スタンダードなデザインですが、アウトソールの接合部分はステッチダウン製法にヴァルカナイズ風の切り替えデザインをプラス。細部まで凝った仕様が上質感に拍車をかけています。
アイテム7
『メレル』ジャングルモック アイス+
機能的なスリッポンを探すならアウトドア系ブランドをチェックするのが近道です。象徴的な『メレル』の「ジャングルモック」は高い人気をキープ。アッパーには撥水加工をプラスしたピッグスエードレザーを起用しています。実はこちらはウインター仕様で、保温性の高いフリースライニングを採用。アウトソールにはラグの深さが3ミリもあるビブラム アークティックグリップを用い、濡れた氷の上でもグリップ性能が抜群です!
アイテム8
『キーン』ジャスパー スリッポン
『キーン』の高機能なスリッポンもロングセラーで、クライミングシューズとコンフォートシューズをハイブリッドした作りが特徴的です。シンプルなデザインに見えますが、ヒール部分は立体的で複雑な構造。着脱がしやすいのにしっかりホールドするフィット感を実現しています。アウトドアでの着用にも対応するアウトソールは独自の凹凸パターンで優れた防滑性を発揮。
アイテム9
『コロンビア』スノーボールベント
こちらも人気のアウトドアブランド『コロンビア』のスリッポン。通気性の高いメッシュ生地をアッパーに採用し、清涼感たっぷりにアレンジしています。ミッドソールにも通気孔を設け、空気の流動性に配慮。アウトソールはグリップ性だけでなく軽量化も意識したタイプを採用しています。機能的ですが全体としてはシンプルにまとまっているのもポイント。カラーで遊んでもラフすぎず大人でも履きこなしやすいデザインです!
アイテム10
『ジェリー』ダッドスニーカー タイプ スリッポン
こちらもアウトドアブランドの名門『ジェリー』のスリッポン。見るからにハイスペックですが、実際の履き心地も快適です。凹凸感のある編み柄のメッシュ調ニットをアッパーに採用し、優れた通気性とソフトな触感を確保。スエード素材のパーツを組み合わせることで上質感を加味しています。また、ボリュームソールも特徴的。見た目の印象そのままに、クッション性は抜群です。ヒール部分のドローコードでフィット感も調整が可能。
カジュアルシーンだけじゃない! ビジカジスタイルでもスリッポンは大いに活躍
ドレスコードの緩和が急激に進む昨今。仕事着にイージーなスリッポンを合わせるスタイルも、決して珍しいことではなくなりました。つまり、スリッポンのビジカジ使いは大いに“アリ”ということです。とはいえ、どんなスリッポンでもOKというわけではないので注意しましょう。基本的には、革靴ライクなきちんと感を併せ持ったスムースレザー素材が◎。安っぽいものでなければ、人工皮革でも構いません。その他の素材もなしではありませんが、黒や紺、茶など落ち着いた色が絶対条件となります。
▼ビジカジにもすんなりフィット。上品顔のおすすめスリッポン
オンのビジカジスタイルにハマってくれる上品なレザースリッポンをピックアップ。仕事使いのみならず、休日コーデのクラスアップに活用するのも有効な手段です。
アイテム11
『スペルナンツォーニ』スリッポン グレインレザー
スニーカーデザインのスリッポンとは思えないほど上質感が漂っているのは、シボ感のあるグレインレザーをふんだんに使っているから。手掛けたのは1965年に創業したイタリアの老舗『スペルナンツォーニ』です。伝統ある人気ブランドの生産も手掛けてきたファクトリーが母体なので品質はお墨付き。ブラックに加え、オールホワイトもラインアップしています。
アイテム12
『トス』ランス 栃木レザー ビブラムソール
MADE・IN・JAPANのハイクオリティなシューズを展開している『トス』は、上質なレザーを生かしたシンプルなスリッポンを多数ラインアップしています。このアイテムでは最高峰の品質と評されている栃木レザーをアッパーに起用。絶妙な発色で仕上げています。ライニングにホースレザー、履き口にクッション材を用い、ソフトな足当たりも実現しているのもポイント。靴底にはビブラムソールを採用し、グリップ性と耐久性を確保しています。
アイテム13
『ヨーク』リリー2
東京でデザインから生産まで行っているフットウェアブランド『ヨーク』。ブランド名の『YOAK』はイギリスの公爵位をベースにした造語で、ジャケットやシャツに合わせるシューズを提案しています。ということもあり、定番のスリッポンもビジカジスタイルにうってつけ。ミニマルなデザインに見えますが、レザー素材のアッパーに加えてレザー製のパイピングもクラス感を高めています。内装のつま先までピッグレザーを用いるなど、細部までリュクスな作り。
アイテム14
『グリーンレーベル リラクシング』スリッポン スニーカー V2
リアルレザーのような質感のアッパーですが、実はシンセティックレザー製。本革と違ってデリケートに扱う必要がないため、雨の日でも遠慮なく足を通せます。ドレスシューズを思わせるシャープなシルエットも利点で、スラックスとの相性は申し分なし。バリエーションで人工スエードアッパーのモデルもラインアップされています。
アイテム15
『ナノ・ユニバース』ベーシックスリッポン
こちらもリアルなフェイクレザーを使った高パフォーマンスなアイテム。あえて無駄な装飾を省いてオーセンティックな面持ちに仕上げ、ビジネスからプライベートまでオールマイティに対応する使い勝手の良さを追求しています。合成皮革なのでケアがしやすく、デイリーにヘビロテできるスリッポンです。
カジュアルからビジカジまで。参考にしたいスリッポンのコーデ例
最後は、ファッショニスタたちのお手本にしたいスリッポンコーデをチェック! カジュアルからビジカジまでそれぞれのナイスサンプルを見ていきましょう。彼らのテクニックを取り入れれば、ワンランク上の着こなしが叶うこと確実ですよ。
▼カジュアルスタイルにスリッポンを取り入れた好例
まずはカジュアル派のスタイリングから拝見! ゆるっとオーバーサイズな着こなしに気負いなくスリッポンを合わせ、リラクシングに装うスタイルが特に人気となっています。
コーデ1
旬なアウトドアMIXを足元で遊ぶ
程良くゆとりのあるマウンテンパーカーにワイドテーパードのスウェットパンツを組み合わせた、今季らしいアウトドアMIXコーデ。その足元には大胆なチェッカーフラッグ柄の1足を持ってきて、ほんのりと遊び心を加えています。トップスはブルー系カラーで統一し、清々しさにもアプローチ!
コーデ2
ラフなアメカジに清潔感をもたらす白スリッポン
ビッグサイズのロゴT×男っぽいカーキチノパンによるアメカジテイストな着こなし。ややラフなイメージの色濃いコーデですが、足元に白のスリッポンを持ってくることで清潔感を巧妙に落とし込んでいます。適度に存在感あるハトメ付きモデルですから、“Tイチ”スタイルのアイキャッチとしても奏功。
コーデ3
ゆるめコーデに色&素材で大人ムードを注入!
CPOジャケットもイージーパンツもルーズシルエットでありながら、子供っぽさとは無縁な仕上がり。ダークトーンを基調とした落ち着いた色使いや、コクのあるスエード調スリッポンが“大人見え”のカギとなっています。重々しくなり過ぎないよう、チラッと白を効かせているのもハイセンスですね。
▼ビジカジスタイルにスリッポンを取り入れた好例
続いてはビジカジシーンでのコーディネートにフォーカス。品良い素材感のスリッポンで装いを格上げしたり、反対に軽快な顔付きの1足でギャップを狙ったりと、真似したいテクニックが満載です。
コーデ1
白いスリッポンでセットアップをクリーンに昇華
ビジカジスタイルの定番アイテムとして支持を集めているのがセットアップ。その足元を軽快にアレンジしたい際に重宝するのがスリッポンです。インナーと同じカラーのシンプルなタイプを選べば、カジュアルになりすぎず好バランス。こちらの例のように、白のカットソー&スニーカーを合わせて清潔感や清涼感を打ち出すのが王道のテクニックです。
コーデ2
スエードスリッポンできれいめ感を後押し!
スエードスリッポンを活用したクールビズスタイルの好例です。プルオーバーシャツとクリースパンツを駆使して、品行方正なスタイリングをメイク。リアルスエード使いのリッチ感あるスリッポンも、着こなしの上質さをブーストしています。全体をブラウン系のワントーンカラーで連動させれば、よりスマートな佇まいに! 足元の素肌を覗かせることで、適度な抜け感も隙なく描き出しています。
コーデ3
かっちり顔なジャケットを軽やかにドレスダウン
フォーマル感ある襟付きジャケットが着こなしの主役。ただし、メッシュスリッポンやカットソー、イージーパンツなど、軽やかなアイテムと共演させることで巧みに着崩しています。あまりカジュアル色が濃くなり過ぎないよう、シルエットはすっきりとジャストサイズで。
この記事の掲載アイテム一覧(全15商品)
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『ヴァンズ』 スリッポン
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『コンバース』 オールスター スリップ3 OX
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『ムーンスター』 スクーラー カックス
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『セダークレスト』 キャンバス素材ecoスリッポンシューズ
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『ブラッチャーノ』 総柄スリッポンシューズ
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『ムッシュニコル』 スエードレザー スリップオンスニーカー
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『メレル』 ジャングルモック アイス+
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『キーン』 ジャスパー スリッポン
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『コロンビア』 スノーボールベント
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『ジェリー』 ダッドスニーカー タイプ スリッポン
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『スペルナンツォーニ』 スリッポン グレインレザー
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『トス』 ランス 栃木レザー ビブラムソール
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『ヨーク』 リリー2
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『グリーンレーベル リラクシング』 スリッポン スニーカー V2
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『ナノ・ユニバース』 ベーシックスリッポン
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