
ボーダーTシャツで大人らしい爽やかさを。おすすめ品&メンズコーデ実例集
夏になると頼りたくなるのが爽やかなイメージを振りまくボーダーTシャツ。好印象を呼び込んでくれるこの“使える”アイテムを味方に付け、一歩先行く装いを叶えましょう!
さりげないコーデのアクセントに、ボーダーTシャツを活用しよう
着こなしに清潔感が求められるサマーシーズンにおいて、欠かせない定番モノといえばやはりボーダーTシャツ。もともとは船乗りや漁師に愛されていた同アイテムは、涼しげかつ爽やかなルックスで夏の装いを好印象に近づけてくれます。また、“クセ者揃い”な柄モノの中でもボーダーは抜群に扱いやすく、さまざまなスタイリングにマッチ。旬度を高めるうえでも、コーデの振り幅を広げるうえでも大人に味方してくれます。
選び方次第で印象激変。押さえておきたいボーダーの種類4タイプ
上述の通りメリット満載なボーダーTシャツだけに、持っておかないのは損というもの。ただし、実は一口にボーダーといっても多数のタイプが存在します。自身の理想とするコーデを実現したいなら、それぞれの特性を知っておくべきでしょう。ここでは、代表的な4タイプについて解説します。
タイプ1
細ピッチのボーダー
基本的には柄のピッチが細いほど上品で、太くなるにつれカジュアル度が高まります。ということで、品良い雰囲気を狙うならば細ピッチのボーダーTシャツがおすすめ。体型をシャープに見せてくれるという、うれしい視覚作用も兼ね備えています。いろいろとウマミの詰まったタイプなので、最初の一枚としてもぴったりです!
タイプ2
太ピッチのボーダー
爽やかな印象と同時にカジュアルなムード感も色濃く放つのが太ピッチタイプ。控えめな細ボーダーと比較してインパクトが強いため、アメカジやワークといった男っぽいスタイルとも好相性を発揮してくれます。その他、ワイドパンツなどのボリュームあるボトムスともマッチング良好。ラフな着こなしが好きな人に向くタイプといえそうです。
タイプ3
パネルボーダー
肩や袖、裾などボディの一部が無地となったコンビネーションデザインが特徴的なパネルボーダー。余白の部分が設けられているぶん普通の総柄ボーダーTよりも軽やかなイメージで、着こなしに程良い抜け感を加味できます。トレンドのリラックステイストを狙うのならば、ぜひとも取り入れたいアイテムです。きれいめコーデのハズしとしても有効的!
タイプ4
マルチボーダー
単一色の横縞が等間隔に配されるのがボーダー柄の王道スタイル。一方のマルチボーダーは、着用モデルのようにピッチ&カラーが異なる複数のボーダー柄を組み合わせて構成します。それゆえに、デザインバリエーションは無限大! 基本的には存在感あるデザインのものが多く、装いのアクセントとして役立ってくれます。その主張を生かすなら、ボトムスはシンプルなデザインに徹するのがセオリーです。
この中からどうぞ。メンズにおすすめのボーダーTシャツ10選
不動の定番ワードローブだけに、さまざまなブランドからリリースされているボーダーTシャツ。その中から、大人の日常着としてふさわしい“ハズさない”逸品を厳選してご紹介します。どれも、夏の頼もしい盟友となってくれること請け合いですよ。
ブランド1
『セントジェームス』レヴェンドモダン
フランス北部のノルマンディー地方にて1889年に設立された『セントジェームス』。古くから漁師など海のオトコたちに作業着を提供してきた、同国を代表するマリンブランドです。こちらの「レヴェンドモダン」は、生地に滑らかな天竺を採用したボーダーTシャツ。ブランド定番のバスクシャツに比べ、薄手でサラリと軽い着心地です。
ブランド2
『ルミノア』×『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』 別注 ボーダーTシャツ
『セントジェームス』、『オーシバル』に並ぶフランスの三大マリンブランドに数えられる『ルミノア』。今なお変わることなくフランスメイドを貫き、高いクオリティを守り続けています。『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』の別注により生まれた今作はワイドな身幅&袖が特徴で、着るだけでリラクシングな雰囲気に。いわゆる半袖よりやや長めの5分丈袖を採用した、絶妙なバランスのシルエットもポイントです。
ブランド3
『アニエスベー』J019 TS ボーダーTシャツ
存在感たっぷりな太ピッチのボーダーTは、フレンチカジュアルをけん引する老舗ブランドより。ボディはラガーシャツさながらのガシッとタフなコットン生地で、洗濯を重ねてもヘタりにくくなっています。それゆえ、ヘビーローテーションにはおあつらえ向き! 余計なもたつきを抑えたすっきりシルエットも『アニエスベー』ならではです。
ブランド4
『シップス』スタンダード スビン/ピマ ベーシック ボーダーTシャツ
しなやかな肌触りのスビンコットンにハリ・コシのあるピマコットンをブレンドした、『シップス』こだわりのオリジナルファブリック。仕上げにシルケット加工を施して、絹のような美しい光沢感を出しているのもカギです。これぞまさに、大人のための太ボーダーTシャツといったところ。豊富にカラーバリエーションが揃っているので、セット買いもアリです。
ブランド5
『オーシバル』別注 ナバル ボーダー Tシャツ
1939年に誕生した『オーシバル』は、1950~60年代にフランス海軍へマリンTシャツを納入していた名門。また、ピカソやシャルロット・ゲンズブールなどの著名人が愛用したことでも知られています。ご紹介のパネルボーダーTは『ビームス』とのコラボモデルで、今っぽいオーバーシルエットが持ち味。しっかりとしたラッセル編み生地で仕立てていますから、耐久性も申し分ありません。
ブランド6
『ジョンスメドレー』30ゲージ コットンボーダー クルーネック ニット
由緒正しき英国のニットブランドが手掛ける一枚。高級素材のシーアイランドコットンで編み上げられたニットTにつき、ボーダー柄ながらどことなくエレガンスな雰囲気が漂います。適度にゆるめのシルエットですから、カジュアルなコーデとも違和感なくマッチ。厚みを抑えた生地なのでインナーとしても活躍してくれそうです。
ブランド7
『オーベルジュ』ビッグシャーロット ボーダーカットソー
デザインモチーフとなっているのは、1980年代のフランス映画に登場するクラシカルなフレンチボーダーTシャツ。光沢感あるコットン生地やコンパクトな首周り、締め付けのないリラクシングなシルエットなどが特徴となっています。そして、質実剛健なMADE IN JAPANモデルである点も見逃せません!
ブランド8
『MHL.』コットンリネンストライプジャージー
ワイドなピッチながらもカジュアルになりすぎず、洗練された雰囲気を兼ね備えているボーダーTシャツがこちら。襟と袖口に施した太めのフライスバインダーもアクセントになっていて、ヨーロッパブランドらしい、さりげなくセンスの効いたデザインアプローチです。ボディには風通しの良いコットン×リネンの混紡生地をチョイス。
ブランド9
『ファクトタム』マルチボーダーTシャツ
高品質なアメリカンコットンを使用した逸品。糸はたっぷり空気を含むように紡績されており、風合いはシャリッと軽やかです。デザインはアメリカンヴィンテージを意識しており、デニムやチノといった定番ボトムスとも相性良好。ゆったりとしたリラックス感のあるシルエットで、気負わないコーディネートへと導けます。
ブランド10
『ビームスプラス』カラー ネップ ストライプ Tシャツ
落ち着いた配色にカラフルなネップを採用したボーダーTシャツ。20番手のカラーネップ糸と20番手のレギュラー糸でストライプに編み立てています。多色使いのネップと単色の組み合わせで、ブランドらしい遊び心があるストライプの仕上がりです。柄合わせで配置されたポケットは、全体の見た目をすっきりさせつつも、アイテムに機能性をプラスしてくれています。
ボーダーTシャツはこう着こなす。おしゃれな大人のコーデサンプル
即座に好印象を打ち出せるアイテムだけに、街の多くのファッショニスタたちもボーダーTシャツを偏愛中。彼らの正解コーデを参考にすれば、こなれたスタイリングをメイクできるはずです。ヒント満載なグッドサンプルは要CHECK!
コーデ1
ミニマルな配色で、太ボーダーを都会的に料理
一歩間違えるとコーデが幼く見えてしまう懸念のある太ボーダーT。とはいえ、スタイル全体をミニマルな色使いで仕上げれば、このように都会的に着こなすことも難しくありません。さらに、ジャストなサイズバランスによって一段と洒脱なコーディネートへと導きました。
コーデ2
アピール度重視なら美発色な一枚で
こちらも同じく太ボーダーの1枚で勝負。清々しい青の横縞を纏っており、スタイリングに季節感をもたらしてくれます。ボトムス&スニーカーはライトグレーで連動させ、大人の装いに不可欠なクリーンさにも同時に訴求。その結果、“Tイチ”でありながらきちんと抑揚の効いた着こなしとなっています。
コーデ3
ショーツとのコンビで涼やかさを主張
夏らしい涼やかな装いを狙うのであれば、ショートパンツとのコンビネーションがイチ押し。端正な印象を振りまく細ボーダーTなら、大人っぽさもきちんと担保できます。シャツをラフに肩掛けして、着こなしのメリハリ感を高めるテクニックも◎!
コーデ4
パンチの効いたボーダーTで潔くスタイルメイク
それ1枚で着てもアピール度満点な、幅太マルチボーダーTをメインアイテムに起用。ごちゃごちゃとレイヤードはせずに、その主張を最大限に生かしています。ワイドパンツを合わせて、太めのピッチとのバランスを取っているのもさすがの一言。足もとには軽快なスニーカーがよく似合います。
コーデ5
淡色のスタイルにマルチボーダーでキャラ出し!
ベージュのバンドカラーシャツとホワイトパンツによるマッチアップ。どちらも簡潔な顔立ちのアイテムだからこそ、インナーのマルチボーダーTがアイキャッチとして効果的に引き立っています。これぞまさに、理想的な引き算コーデといえそうですね。
コーデ6
“真面目”なジャケットコーデを今っぽくドレスダウン
本来はかっちり感強めなテーラードジャケット。しかし、インナーにボーダーTを持ってくれば堅苦しさが緩和され、肩の力の抜けた着こなしに帰結します。ボトムスに持ってきたワイドパンツも、コーデのくつろぎ感をアシスト。全体を落ち着いた色味でまとめてあげれば、品もちゃんとキープ可能です。
コーデ7
ワントーンコーデにパネルボーダーで抑揚をプラス
上下をブルー系のアイテムで統一し、着こなしに涼感を演出。無地と柄が混在するパネルボーダーTは、単調になりがちなワントーンスタイルにリズムを生み出すうえでも一役買っています。手首&足首の巧妙な肌見せも、清涼感を増幅する一助に!
コーデ8
バッグとの“ボーダー合わせ”で遊ぶ!
ホワイト×ブルーの正統派ボーダーTを主役に抜擢したコーディネート。マルチボーダーで彩られたバッグを取り入れて、しゃれた“ボーダー合わせ”を実現している点が最大の見どころです。そのユニークなコーデ術が映えるように、ボトムスはベーシックなものをセレクト。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『セントジェームス』 レヴェンドモダン
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『ルミノア』×『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』 別注 ボーダーTシャツ
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『アニエスベー』 J019 TS ボーダーTシャツ
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『シップス』 スタンダード スビン/ピマ ベーシック ボーダーTシャツ
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『オーシバル』 別注 ナバル ボーダー Tシャツ
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『ジョンスメドレー』 30ゲージ コットンボーダー クルーネック ニット
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『オーベルジュ』 ビッグシャーロット ボーダーカットソー
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『MHL.』 コットンリネンストライプジャージー
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『ファクトタム』 マルチボーダーTシャツ
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『ビームスプラス』 カラー ネップ ストライプ Tシャツ
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